▼ビッケさん:
こんばんは。初学の身ですが、少し見させていただきます。
>今までずっと会社勤めで転職を繰り返しておりましたが、今年33歳になり心身ともに雇われて働くことに限界を感じ、フリーランスとして働こうと覚悟を決め、今年一月末に会社を退職しました。
1.2020年1月21日にマハーダシャーがケートゥ期から金星期に移行。
2.2020年1月24日にトランジットの土星が射手座から山羊座に移行し、
2012年8月からおよそ7年半続いたサディサティを抜ける。
と、マハーダシャーの切り替わりとサディサティ終了という、二つの
大きな節目が今年1月にほぼ同時に訪れているので、ここが人生の転機
と見て良いかと思います。
サディサティの影響は個人差がありますが、ビッケさんの場合は、
D1の月が減衰し、逆行の土星とコンジャンクト。このチャートでの
サディサティは相当にきつそうです。
この7年半、思い煩うことが多かったのではないでしょうか?
>ヨガを独学で学んでいます(5年ほど前、少しだけヨガインストラクターをしていました)こちらはまだ収益化するまでのビジョンは見えておりませんが、将来的にはヨガを教える仕事もしたいと思っています。
1.月が蠍座で土星とコンジャンクト、牡牛座の火星からアスペクト。
これはサニヤシンヨガ(出家者のヨガ)と呼ばれる形です。
2.ナクシャトラで見ると1L水星がUバードラパーダ、10L木星が
レーバティでスピリチュアル系との相性は良し。
3.トレーニングの3室を支配する太陽はヴァルゴッタマで高揚。
ヨガを仕事にするのは悪くないと思います。
1.の月、土星、火星の絡みは月が2L、土星が9L、火星が11L
なので富を表すダーナヨガを幾重にも形成しています。
月が減衰、土星が逆行しているので大儲けとはいかないと思いますが、
食べていくくらいはなんとかなりそうです。
>最終的には、自分で起業して一人で生きていきたいのですが、適性はありますでしょうか。結婚と仕事を両立できる気がしないため、どちらに全振りしようかと考えた結果、仕事でした。
1.月が孤独を表すケマドルマヨガを形成。キャンセル要件は満たしているので
その影響は緩和されますが、月が減衰していること、サニヤシンヨガも
形成していることを併せて考えると、かなり厭世的というか、世間から離れて
生きることを望まれているのではありませんか?
2.仕事の10室で1Lと10Lがコンジャンクト。
3.D9では、労働の6室と仕事の10室が星座交換。
4.D1、D9両方で獲得の11室を支配する火星がヴァルゴッタマ。
5.社会的自我を現す太陽がヴァルゴッタマで高揚。
仕事に軸足を置くのは間違っていないと思います。
ただ、1.からは世間を離れたいという思い、
2.〜5.からは、仕事をしたい、社会で何かを成し遂げたいという1.と
相反する思いが伺え(しかもどちらも強い)、この矛盾が生き辛さの
元になっていそうなのが気になる所です。
社会との距離感を考えてみることをお勧めします。
以上簡単ですが、ご参考までに。