Moyuku

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みみさんご依頼占断結果2. アヤスケ 21/7/18(日) 19:46

Re:みみさんご依頼占断結果2. アヤスケ 21/7/28(水) 2:07
Re:みみさんご依頼占断結果2. みみ 21/7/30(金) 5:00
Re:みみさんご依頼占断結果2. アヤスケ 21/8/5(木) 23:05
Re:みみさんご依頼占断結果2. みみ 21/8/9(月) 5:19
Re:みみさんご依頼占断結果2. アヤスケ 21/8/9(月) 20:23

Re:みみさんご依頼占断結果2.
 アヤスケ  - 21/7/28(水) 2:07 -
お返事ありがとうございます

連休を挟んでの遅レスとなりすみません

お悩みに正しく応じられているようであればアヤスケも幸甚に存じます

さて
ご主人様の以降20年弱について再度の占断をご希望とのことでしたので
まずは数年ごとの規模でその運勢の強弱を簡単に確かめてみようと思います


では


2023年9月24日〜2024年11月1日【火星-土星期】

基本的には好調期です
時運の主体になる火星に対し土星が必ず関係する配置になっています
特に職業運を表すダシャムシャ・チャートでは
即席の時局運を担う土星が「凶意の二重否定」となる変転的幸運のコンディションです
直前までの「火星-木星期」に続いて運気の上昇気流に乗り続けている時期と言えます


2024年11月2日〜2025年10月29日【火星-水星期】

ややパワーダウンしますが平穏な中吉くらいの運気が続きます
後半生の運勢図であるナヴァムシャでは水星の配置がとても良く
アセンダントから見ても火星から見ても吉意の部屋に位置しており
なおかつ水星は双子座に住んで本来の自室に座する「定座」と呼ぶ強い状態です
その水星は月から数えて8室目で定座となるため
8室が意味する「直観力」や「学究心」に一層の恩恵がありそうです
お仕事に何か優れた成果があるかも知れません


2025年10月30日〜2026年3月27日【火星-ケートゥ期】

久々に忍耐を要する「停滞」の時運がやって来そうです
ナヴァムシャでもダシャムシャでもケートゥは火星と向き合いますが
それは即ちケートゥが火星に傷つけられる(アスペクトされる)という配置になります
一応はインド占星術で吉凶の判断とする「吉意の部屋にあるか否か」では
この火星とケートゥは互いに7室目となり関わり合う(向かい合う)ので
完全に悪いという時期にならないはずですが
凶星とされるケートゥに明確な凶星である火星が関わる配置は
ケートゥが意味する『諦め』に火星の意味する『怒り』が激情をもたらす状態です
業務上で不可欠な「アンガーマネジメント」が実際に有用な時期となりそうです


2026年3月28日〜2027年5月27日【火星-金星期】

かなり独特な運勢が展開される変動期のようです
ご主人様の専門分野にはあまり縁がなさそうな女性の層に向けて
何かボランティア的な活動をしているか
そういった方面に向けて持ち前の知識を施す等のお仕事を引き受けたり
著書を刊行し一分野を担う論説者の立ち位置を得ていそうです

* * * * * * * * * * * * * * ** * ** * *
(ご本人の運勢と直接には関係しないアヤスケの私見ですが)
この時期の前年である2025年4月頃には
おそらく日本の社会で大衆の耳目を激しく感化させる事象が起こっていて
震災のような劇的異変があるか政治的な人災を経た原発等への風評被害が
10年前のあの地震の時そっくりに再燃してしまう可能性があります
(けしてアヤスケがそのような未来を望んでいるのではありません)
* * * * * * * * * * * * * * ** * ** * *


2027年5月28日〜2027年10月2日【火星-太陽期】

職務として本来の実力が発揮できているか
逆に専門的過ぎて閉ざされた立場に納まっているようです
直前の時運のような大きく動的な変転はありませんが
然るべき場面において評論的な意見を述べるエキスパートとして登壇しそうです


2027年10月3日〜2028年5月2日【火星-月期】

大局運である火星の時節(ダシャー)が終わる最後の期間です
これまでに述べた他の時運に見られたような「吉意のある関わり合い」が
この時運でも生じることになる配置であり
月は火星から見て10室目に住む位相がナヴァムシャとダシャムシャで両立します
また前半生の運勢図(「ラーシ・チャート」と言います)でも
月と火星は蠍座でコンジャンクション(同室)し火星が強く働く配置です
火星の象意が現れる運勢上では自信を以て最良の仕事を成せる可能性があります

有終の美を遂げられるよう善戦を祈念いたします


はい


それから


2028年5月3日〜2031年1月13日【ラーフ-ラーフ期】

ここからはラーフ(ドラゴンヘッド)がアセンダントとなる大局運です

ラーフは実在しない幻影の星と考えられており
時運判断としてはラーフが住む星座の支配星(ディスポジター)を確かめます

ラーフはナヴァムシャとダシャムシャで火星と水瓶座でコンジャンクションします
水瓶座は土星が支配しますから土星の住むハウスと星座も運気に影響します

土星はナヴァムシャで魚座に住み
ダシャムシャでは牡羊座に住んでいます

ナヴァムシャにおいては魚座がアセンダントであり
ラーフ自体はアセンダントの背後に位置する12室に住んでいます

12室に大局運を担う星が住む配置は前年の火星期と同じですが
火星に比べるとラーフはディスポジターの土星が好位置にあるため
ナヴァムシャ的な基礎運は平穏な安定感がありそうです
(月を第二のアセンダントとすると土星は月から5室目となり二重に吉意を持ちます)

ダシャムシャでは土星が「凶意の二重否定」という特異な逆転の条件を満たしており
土星は完全に星としての威力を失う減衰の配置となりつつも
その位置が凶意を持つハウス(6室)に当たり凶意が打ち消し合うこととなります

また
その土星には金星がコンジャンクションし金星は自室の天秤座にアスペクトします

この配置は金星が威力を帯びるだけでなく
土星にとっては天秤座が最も相性の良い「高揚」の状態になる星座であり
天秤座を支配する金星と土星が同室することで土星は強く復調できる配置となります

それら「変転的幸運」がラーフ期では職業に好影響を与え続けます


では実際の運勢傾向のまとめに入ります


【ラーフ-ラーフ期】は吉凶が半々となる時運のようです
自重しつつこの時点で備えているキャリアに即した実務を心掛けた方が無難です
この2年と7ヶ月弱は火星期で得た信用と実績が再び試される時だと言えます
(日本全体のこの頃の世相としてはやはり個人主義的な感情論が強いようですから
エキスパートの立場としての時論公論には深謀遠慮が不可欠です)


2031年1月14日〜2033年6月8日【ラーフ-木星期】

これまでの功績が恩恵の実りへと変わっていく憩いのひと時かも知れません
前回の投稿で最後に述べた「来年10月18日からの約1年間…」という文言と
ほぼ同じ上昇基調の運勢が続くと判断できます
(ラーフは火星と同室して同じ星座をアセンダントと見なす時運となるからです)


2033年6月9日〜2036年4月14日【ラーフ-土星期】

ラーフがそのディスポジターの土星と関係する時節のため運気は良好です
土星がラーフから見た2室(備え持つポテンシャル・実際の資財)に位置しており
いよいよ熟年期に入り「その道の大家」に値する栄位へと達する頃でしょう
メディア上で発信源のような堅実な基盤に座している見込みも期待できます


はい


いかがでしょうか


ご主人様のこれら運勢判断は
アヤスケが自己流で運勢パターンの幅を絞り込んだ結果です
出生時刻が出来るだけ正確に判明していればより厳密な運勢予想が可能でした

なお再度ご依頼事項の2点目(ご主人様の実務に対する応援の成否)は
即ち相性判断という詳細分析となるので更に改めて時間を要するものです

その旨を何卒ご容赦いただきたく伏してお願い申し上げます

以上    <(_ _)>

引用なし

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Re:みみさんご依頼占断結果2.
 みみ  - 21/7/30(金) 5:00 -
アヤスケ様
この度も誠意有る詳細な鑑定をして頂きまして感謝致します。
夫の鑑定結果は今後必ず夫を支え、助けと成る事でしょう。 そして未来の道筋を照らして頂けました。
また、社会情勢についての言及も有難うございました。 その事柄についてですが
いま日本は歴史的に見ても、いつ甚大な地殻変動等が起きてもおかしくない状況下です。  正しい情報が有れば人は対策を講じ、難を逃れる事も出来るでしょう。
アヤスケ様、たびたびのお願いで申し訳ないのですが、もし宜しければ社会情勢等に
ついて、もう少しアヤスケ様の私見を忌憚なくご教示( または鑑定 )頂けないでしょうか?以下宜しくお願い申し上げます。

1) 2021年8月より2032年か2040年頃迄の日本列島の地殻変動等に伴う日本と世界の
 社会情勢( 関係性など含めて)と動向。
ご多用中、先の夫との相性判断と鑑定頂けましたら幸甚です。( 急ぎません )

ミミ

引用なし

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Re:みみさんご依頼占断結果2.
 アヤスケ  - 21/8/5(木) 23:05 -
大変お待たせしております

ミミさんとご主人様の相性診断を解説いたします
お互いの客観的な良し悪しは細工のない最も基本的な運勢図の傾向も重要です
従って西洋占星術と同様の出生時の瞬間の天体図(ラーシ・チャート)を示します


まずはミミさんの基礎運の確認から


<ラーシ・チャート>  【前半生の運勢/肉体的特徴】

ラグナ(1室)…山羊座(ラグナロードは 土星 )
→水星・木星・土星・ケートゥが在住    ★惑星集中の座相★

※ラグナにダブルトランジット※

※水星と木星がディグバラ※

※土星がケンドラを支配して自室定座
→『パンチャ・マハープルシャ・ヨーガ/シャシャ・ヨーガ』※

※ラグナロードと9室支配星がコンジャンクション(ラージャ・ヨーガ)※

※6室と12室の支配星がコンジャンクション
→(ヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガ)※

2室…水瓶座
→在住惑星なし

※3室に月(吉星)とラグナに水星・木星(吉星)が住み2室を挟み込む
→「シューバ・カルタリ・ヨーガ」(シューバ・サンキャ・ヨーガ)※

3室…魚座
→月が在住

4室…牡羊座
→在住惑星なし

5室…牡牛座
→在住惑星なし

6室…双子座
→在住惑星なし

7室…蟹座
→ラーフが在住

※木星とラーフの相互アスペクト
→→「グルチャンダラ・ヨーガ」※

8室…獅子座
→在住惑星なし

9室…乙女座
→在住惑星なし

10室…天秤座
→在住惑星なし

11室…蠍座
→在住惑星なし

12室…射手座
→太陽・火星・金星・が在住        ★惑星集中の座相★

※4室と5室の支配星がコンジャンクション(ラージャ・ヨーガ)※

※5室支配星と11室支配星がコンジャンクション(ダーナ・ヨーガ)

※火星と金星のコンジャンクション(「マンガル・シュクラ・ヨーガ」)※

※8室支配星が12室在住(ヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガ)※


その他備考として…全惑星に逆行なし

※月から見たケンドラで10室にのみ惑星在住
→「カルパドルマ・ヨーガ」※

※月から見た9室の支配星が10室在住(「ダルマ・カルマ・ラージャ・ヨーガ」)※


続いてご主人様の基礎運勢です


<ラーシ・チャート>  【前半生の運勢/肉体的特徴】

ラグナ(1室)…山羊座(ラグナロードは 土星 )
→太陽・金星が在住

※5室10室支配の金星がラグナ在住(ラージャ・ヨーガ)※

※金星が逆行※

2室…水瓶座
→在住惑星なし

3室…魚座
→在住惑星なし

4室…牡羊座
→ケートゥが在住

5室…牡牛座
→在住惑星なし

6室…双子座
→在住惑星なし

7室…蟹座
→在住惑星なし

8室…獅子座
→在住惑星なし

9室…乙女座
→在住惑星なし

10室…天秤座
→木星・ラーフが在住

※木星がラーフとコンジャンクション
→「グルチャンダラ・ヨーガ」※

11室…蠍座
→月・火星・土星が在住        ★惑星集中の座相★

※火星が自室にて定座※

※ラグナロードと7室支配星がコンジャンクション(ラージャ・ヨーガ)※

※月が減衰※

※ラグナロードと11室支配星がコンジャンクション
→(ダーナ・ヨーガ)※

※月と火星のコンジャンクション
→「チャンドラ・マンガラ・ヨーガ」※

※火星と土星のコンジャンクション(「マンガル・シャニ・ヨーガ」)※

※10室に木星(吉星)と12室に水星(吉星)が住み11室を挟み込む
→「シューバ・カルタリ・ヨーガ」(シューバ・サンキャ・ヨーガ)※

12室…射手座
→水星が在住

※水星が6室にアスペクトバック※

※6室支配星が12室に在住(ヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガ)※

※ラグナに太陽(凶星)11室に火星・土星(凶星)が住み12室を挟み込む
→「パーパ・カルタリ・ヨーガ」(パーパ・サンキャ・ヨーガ)※


その他備考として──

※月から見た1室で火星が定座
→『パンチャ・マハープルシャ・ヨーガ/ルチャカ・ヨーガ』※

※月から見た4室支配の土星がラグナ在住(ラージャ・ヨーガ)※


はい


アヤスケが自己流のラグナ(アセンダント)占断で読んだ限り
ご主人様は偶然にもミミさんと同じ山羊座ラグナのようです


大雑把に考えてラグナが同じなので生まれつきの性分がよく似ているとも言えますが
お二人に共通して優れているのはラグナロード(土星)が理想的な配置であることです
ミミさん自身は土星を含むラグナが強烈な威力を帯びており
山羊座らしい冷淡さと真面目さが性格のほぼ半分を占めています


インド占星術では一つのハウス(星座)に3つ以上の惑星が揃うと
その星座の特徴が強まるとする「惑星集中」なる概念があります


ミミさんは山羊座とは別に
「プライベート」や「隠れた側面」という意味合いの12室も惑星集中であり
高い理想や無頼の自負心というような射手座の持つ性格も実は顕著です


特にこの射手座の星々はアセンダントの山羊座と対照的なほど華やかで
明るく社交的で語らいを好む華美なイメージを備えています


インド占星術の原理原則として星そのものが持つ吉凶と
星が支配するハウスの違いによる吉凶が互いに混ざり合う仕組みを持ちますが
ミミさんは自分自身を意味する1室山羊座がとても複雑に働く状態です


山羊座では木星が吉星的な働きと凶星的な悪影響を同時に与えることになり
また知性を意味する素朴な星である水星も良いハウスと悪いハウスを同時に支配して
山羊座特有の神経質な頭の良さを本人に与えることになります


ミミさんはラグナでこの吉凶半々の水星木星に対し
「肉体や容姿」を形作るラグナロードの土星が自らの星座に住む格好で同室します


土星は象意として辛辣な熟達者や厳しい忍耐や抑圧という悪いイメージばかりですが
山羊座ラグナでは逆に吉意を帯びる不思議な働き方をします


そのため生来のミミさん自身は身持ちの堅いしっかり者で我慢強いだけでなく
持前の素養を懸命な努力で更に叩き上げる明朗さと信心深さのような態度があります


このラグナには西洋占星術で「ドラゴンテイル」に当たるケートゥが加わるので
上記に挙げた良い傾向が目に見えるほどの個性にはならず
内向的な自分らしさとなって静かに働くような温厚さを醸し出します


また
ミミさんの赤裸々な素顔を映す月は奥深く内的な繊細さを醸す魚座に住んでいます


魚座では外向きの知性を担う水星が減衰(力を完全に失う)する星座であり
生まれ持った精神性や品格品性が露わになりやすいゾーンです


ミミさんの月はその月自身から数えた時の10室目に3つの星があり
それ以外では11室目にしか星が住まない配置です

つまり
インド占星術の技法で重要な吉意の部屋(4室目・7室目・10室目)に
ほとんど他の惑星が住んでおらず
月から見た10室(職業・社会生活)で太陽・火星・金星が同室して
星同士が威力を強める「ヨーガ」(特別なコンディション)を帯びてはいますが
私的な人間関係そのものはやや希薄な傾向を示していると言えます


一方で
本来のラグナに当たる山羊座は月から見た11室に位置しており
物質的な現実生活で非常に有意な自己実現を意味する部屋のため
ミミさんは全くの孤独という訳ではなく
特定の場面において興味深い交友関係をかつては持っていたことになります


月から見るとミミさんはなかなか巧みな行動力と処世術に恵まれていて
コツコツと勉学や研鑽に励むビジネスマンといった側面があるようです


今になり占術家を志すというのも
月が「伝統文化」や「宗教・慈善・美徳」を表意する魚座に住むからで
その目的に向けた将来設計においても素朴で確かな自覚があると言えます


はい

ミミさん自身に対するおおよその基礎診断はここまでとします


続いてご主人様について


ご主人様はやはりミミさん同様にラグナが独特な強さを持っています

山羊座ラグナでは土星と同じくらいに金星がとても重要な惑星です
インド占星術で「能力・成長性」を意味する5室と「社会性」を担う10室を
生来的に強い吉星の金星が支配しているためです


5室と10室はインド占星術で両方とも吉意のハウスに当たり
月と太陽以外の惑星が必ず自らの部屋として支配する2種類の星座が
この金星の場合では厚い幸福を与える優良な働きを果たすとされます
これをインド占星術で「ラージャ・ヨーガ(王のヨーガ)」のカーラカ(象徴)と呼びます


その金星に同室する太陽は
逆に凶意のハウスである8室(逆らえない相手・外にある秩序)を支配し
インド占星術での吉凶の区別においても生来的凶星とされます


太陽は大まかな概念として「広範な社会の仕組み」(公共サービス)であったり
絶対的な規則(法律)やそれを生み出す行政(≒政治家・権力者)であったりと
個人ではなく社会とその組織を指し示す惑星という定義を備えます
(土星もやや似たような意味を持っています)


ご本人が生まれ持った高い素養と実際の能力や責任は
そのご本人そのものであるラグナに住んでおり
特別な才能を若くして発揮しうる稀有な個性をご本人に与えます


そこへ上記に示したような影響のある太陽が同室しているので
現におっしゃられた通りの奇特な地位と職能にご主人様は“到達した”訳です


ただし
生来的に凶星である太陽が凶意のハウスを支配してラグナに住む配置は
時にかなり厳しい不遇を本人にもたらすことにもなります
この5年6年ほどの公私の紆余曲折は
ラグナを一見しただけでもある程度は想像ができる状態だったのです


そして
男性にとっての金星は住んでいる星座でイメージされる女性を意味しています
つまりその金星はミミさんを指していることになります


ミミさんは既に確認したように山羊座的な性格と長所が色濃く出ています

しかしながらその金星はご主人様の出生時に逆行(肉眼で観て軌道を退行した状態)し
凶星の太陽と同室するコンディションのため
「社会的な場面において孤立気味であるが異彩も持ち合わせた女性」といったような
その個性が良くも悪くも開放的ではないユニークな人物像を意匠する配置となって
ミミさんの立体的な陰影を写実していると判読できます


ご主人様のラグナも山羊座だろうと見込んだ理由はこの金星がまず大きいところです


はい


では単純ながらお二人の月(本来の性格)をラグナとした時の相性を診てみます


ご主人様の月はミミさんの月から見た9室の蠍座に住んで火星・土星が同室します

ミミさんにとってご主人様の印象は
「情緒が薄く冷徹であってもその生き方と志は気高く尊い」といった孤高の姿です
第三者からすると気難しく近寄りがたい方のようです


逆に
ご主人様の月から見た2室(容姿・声・素行)はミミさんの射手座(12室)となり
その私生活においてミミさんの素顔に強く共感できる肌感覚の親しさがあります
まさにこの位置関係が夫婦たる由縁と言っていいでしょう


そのまま蠍座から見た3室(言葉と身振り手振りによる自己表現)は山羊座となり
ミミさんのありのままの個性が最も明快に「見えている」状態です

つまり
ご主人様からすると
ミミさんは「読み書きや対話の能力がとても優れている」といった評価になり
山羊座らしい実直さにご主人様自身も遠慮なく相談できる稀有な呼応の妙があります


この配置だけでもミミさんは事務的な自己管理がすこぶる有能という印象です


ただし
ご主人様の月から見た5室(能力・分別の度量)が魚座となって
そこに月が住んでいるという配置が
「曖昧でボンヤリとしていて何だか様子がわからない」ように感じられてしまい
場合によってはご主人様が手厳しい態度で問い詰めたくなるのかも知れません


程々なペースで互いに気配りしつつの二人三脚が不可欠のようです


はい


では最後にリアルタイムの天体運行が与える時運を確かめてこの占断を〆とします


今年の9月17日頃に山羊座に現在の木星と土星が重なります
これはインド占星術で「ダブルトランジット」と呼ぶ運勢判断の目安とされます

お二人の場合は山羊座がまさに自分自身を意味するラグナに当たりますから
「周囲との関係性が何かと変化し本来の自己目的を再び意識する」ことになるはずです


しかし注意すべき点はこの木星と土星が揃って逆行していることです

思い通りに事が成り立つまでには時間を要する可能性もあり得ます


ミミさんは生来の運勢カレンダーである「ダシャー」では
努力や意図的な行動といった意味合いの3室に住む月が主運になります


一方でご主人様はまさに独立独歩を表意する11室の土星が主運になっています
その11室にはご主人様の月も住んでいます

おそらくは今後の1ヶ月間で段々と状況が整うようになっていきそうですが
占断以前の大問題として今ある「コロナ禍」の凄まじさが当然に目的を妨げる次第です


むしろそれはウォーミングアップのための戦略会議の時間とも言えますね


どんな立場の方に対しても諸般の占い師が助言できる答えとしては
『よく落ち着いて失敗しない計画を練りましょう』という総評になります


焦るとあらゆる意味で本当に危険です


アヤスケごときでよろしければまたご相談下さい


<(_ _)>

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Re:みみさんご依頼占断結果2.
 みみ  - 21/8/9(月) 5:19 -
アヤスケ様
この度もまた、詳細で誠意ある鑑定をして頂きまして感謝致します。
まず相性診断ですが....合致しております。 全て御見通しですね。
改めて鑑定を通して、人に及ぼす星と惑星の神秘で偉大な影響力についても、考えさせられました....。 また、インド占星術の素晴らしさも実感出来ました。
頂いた助言を大切にして、今後を歩んで行きたいと思います。
そして、歴史の過渡期に生きる今、インド占星術の果たす役割は大きく、私達の一助となります。 有難うございました。 
アヤスケ様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。

ミミ

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Re:みみさんご依頼占断結果2.
 アヤスケ  - 21/8/9(月) 20:23 -
お役に立てたのであれば幸甚に存じます

占術の学習も今ではオンライン指導をプロ鑑定士から受講できるので
その点ではむしろ便利になってきています

コロナ禍が続く一方で進化を促してくる土星が支配する水瓶座の象意も実感できます

時代は水瓶座に向かう変動と不安の只中であり
おっしゃる通り社会の極端な光景に様々な思いが去来する日々であることは同感です

占星学を正しく学びその真なる知識を実践し人を救うことは
自分自身にとってもより良い未来に向けた歩みになるはずです

また後年にお互いプロとしてどこかで再会できることを期待しております

<(_ _)>

引用なし

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