さとさん
はじめまして、ISOPと申します。
私がみます。よろしくお願いします。
たしかに苦しそうなチャートですね。
これまで、お辛かったことでしょう。
少し、私のチャートに似ています。(3吉星がドシュタナ在住とその絡み。8室木星。月とラグナが同居など)
>理由や原因を探って解決方法を探したいので
>自分の出生図において「傷がある部分」「注意しなくてはいけない部分」を教えていただきたいです。
かなり分かりやすいチャートであるとともに、非常に珍しく、興味深いチャートです。
さとさんの悩みや困難の原因は多数あります。
まず、家庭環境が悪かったのは、4室の傷が大きいからです。(また10室も)
4室は母親や家庭、心の平安を示します。
さとさんの4室は火星(かつ6L)・土星(かつ8L)・ラーフの三凶星の影響があり、ほぼ最大限に傷ついています。また4室の支配星も悩みの8室に入っています。
また、父親を示す10室にも火星・土星・ケートゥの三凶星があります。
同様に父親を示す9室にも、太陽があります。一般に9室・太陽はダブル象意となり、父親と関係性に問題、または疎遠であることを示唆しています。
また、両親を示すチャートのD12では、月と太陽が両親を示しますが、どちらもMaSaCoを受けて傷ついています。
母親・父親はどんな方だったでしょうか?
また、対人系で悩みが多いのは、自分の星(LL)と対人関係を示す星(7L)が、悩み・困難の8室にあるからです。
しかも、対人関係の星(7Lの木星)は減衰しています(←※8室減衰なんで、例外則のはずですが、なぜか悪いです。木星期が幼少の頃にあたりますが、文中から察するにかなり悪い時期&対人関係が悪いので、例外則になってないようです。ナヴァムシャでMaSaCoを受けていること&相性の悪い3室が原因かもしれません)
また、対人関係のハウスの7室には6L・火星が4室からアスペクトしています。4Lも8室に入っています。
これらは、家庭環境を原因として、対人関係にトラブルや困難があることを示唆しています。
7Lのディスポジターである土星は、これまた6L・火星が4室からアスペクトしており、かつケートゥとコンジャクトしてます。
また、ラグナと月がアールドラーに入っています。
ハードなナクシャトラで、これもちょっと辛そうです。
以上が、さとさんの星回りにおける、「傷がある部分」「注意しなくてはいけない部分」です。
>もし可能であれば
>その逆の、出生図を見た上での「強み」も教えていただきたいです。
>また
>今後(成人後の人生)でも、どのような局面で難問がつきまといやすいかどうか
>も教えていただきたいです。
吉星がすべて、最凶のハウスである8室在住ですが・・・
ある意味、8室としてはすごく美しい8室をしています。
この8室は、さとさんの弱みであり強み、凶の部分であり吉の部分でもあります。
8室は、苦悩をばねに、生きる意味を教える部屋です。
そこに三吉星がそろっており、ラージャヨガも形成している。
さとさんは、その苦しさから、きっと何かを得るでしょう。
そして、そのことを仕事や使命として、人生に生かすことができるでしょう。
10室と8室の星座交換はそのことを示しています。
(また、8室に3吉星、8-10星座交換、10室にKe・・・占い師の才能もとてもあると思います。または尼僧^^)
また、アールドラーは涙(=苦しみ)の後に浄化されることを示すナクシャトラです。
そのことは、上記と同様に、多くの苦しみから価値あるものを見出すことを示していると思います。
また、裏チャート(結果や晩年を示す)ナヴァンシャはかなり良いチャートをしています。
水星は定座、7Lの太陽は10室で方位を得て強い、火星も定座、土星も高揚しています。
1-7軸にはRa-Ke軸がありますが、7室には水瓶座最大吉星の金星もあります。
人間関係はやや不安が残りますが、年がたつにつれ、比較的改善するでしょう。
さとさんは幼少のころから苦しんできました。
でも、これからは良くなっていくと思います。
きっと、あなたの苦しみが報われる時が来るでしょう。
さとさんが幸せになりますように・・・