初めまして、初心者のクンと申します。
カピパラ様の出生時間は、おそらく6時半ちょうどではなく、前後15分ずつくらいの誤差があると思います。
そのため、分割図が使えません。
ラーシとトランジットだけでどこまで読めるかわかりませんが、精一杯鑑定させていただきますので、よろしくお願いいたします。
なお、出生時間によってはダシャーの時期が約2か月前後するという前提でお読みください。
カピパラ様は火星が高揚、月もほぼ高揚、金星がほぼムーラトリコーナ、ケンドラ最強の10室には蠍座ラグナにとって最大吉星の木星が在住しシャドバラ値も非常に高い、
と、大変パワフルなチャートの持ち主でいらっしゃいます。
月は7室に在住しダラカーラカでウパパダの支配星ですので、パートナーの象意を強く持ちます。
火星は3室在住でブラトリカーラカで3室の生来的表示体ですので、弟妹や友人などの3室の象意を強く持ちます。
よって、カピパラ様は、仕事、夫婦関係、弟妹や友人関係においてカルマを消化するのが今生の課題であり、そのために必要な力を持って生まれてきた、と読めます。
前のご主人様とご結婚されたのは、ヨーギニーダシャーの土星−ラーフ期の2002年1月〜2003年5月、ヴィムショッタリーダシャーのラーフ−月期の2002年4月〜2003年11月頃だったのではないでしょうか。
この時期、土星が結婚の7室にトランジットし、インド占星術では使わないものの冥王星が土星の真正面にありラグナにトランジットします。
チャラダシャーも2002年6月〜2003年3月はアンタル蠍座期でダラカーラカと1-7ラインに重なります。
ラーフ期は女性が結婚しやすい時期です。
ただし、ラーフのディスポジターは火星で、結婚を見るウパパダにアスペクトします。結婚生活に不貞と争いの象意が持ち込まれやすくなります。
2006年11月に土星がしし座に入り、これが始まりでした。
ラーシの10室木星に土星がトランジット、金星のいる12室と月のいる7室にアスペクトします。
10室は仕事、12室は損失や隠し事、7室はパートナーの部屋です。
木星は月からみて8室目で3室火星から8番目のアスペクトを受けます。
ヨーギニーダシャーは金星−金星期、ヴィムショッタリーダシャーは木星−木星期と、ダシャーの変わり目で大きな変化がある時期です。
金星から見て月は不道徳の8室で高揚します。
最初はご主人様が仕事で知り合った女性と関係ができたかもしれません。
月は妻であり自分自身でもありますので、申し上げにくいのですが、後にカピパラ様の方にも原因となる事象があったかもしれません。
また、木星は財産を表す2室の支配星でもありますので、夫が家のお金を使い込んだ、と読むこともできます。
その後、2007年11月に木星が射手座に入り、しし座にダブルトランジットを形成します。
ヨーギニーダシャーは金星−ラーフ期、ヴィムショッタリーダシャーは木星−土星期です。
金星−ラーフは6-12ラインに重なり、土星は木星からみて8室目で、離婚の時期となります。
離婚に際してはご夫婦間でかなりの争いがあったであろうことと、やはりお金の問題が根底にあったように思われます。
現在のヴィムショッタリーダシャー木星期は2020年11月まで続きます。
ヨーギニーダシャーは2012年11月〜2020年11月までラーフ期です。
ラーフ期や10室が絡む時期は、カルマの清算を迫られる時期なので、とても大変なのだと思います。
特にヨーギニーダシャーラーフ期は、カピパラ様の人生で最も辛い時期であり、火星のファイトをこれでもかと要求される時期だと思います。
しかし、2020年11月でダシャーは切り替わりますので、それまでの辛抱です。
新しいパートナーは2021年11月〜2023年11月にできると思います。
正式な婚姻関係ではないかもしれませんが、事実上の二人目の夫になる可能性が高いです。
かなり高い確率で孤独な老後にはならないと思います。
ご親友のことは、ラーシに現れるかどうかわからないのですが、もし出ているならカピバラ様にとって運命的にとても重要な方でいらっしゃったと思います。
2017年7月〜2018年6月のヴィムショッタリーダシャーのアンタル火星期か、2015年12月〜2016年11月のヨーギニーダシャーのアンタル火星期が要注意の時期でしたが、このうち2016年8月〜2017年1月と2017年6月〜2017年9月に山羊座にダブルトランジットができていましたので、この時期であったかもしれません。
カピパラ様の場合は、10室の木星がホロスコープ全体を保護しており、特に10室や6室の仕事に関わる部屋にアスペクトしています。
元々お仕事運の良い方でいらっしゃいますし、お仕事を頑張ることでカルマが消化されます。
また、6室は勝てる敵の部屋でもあります。
6室支配星が高揚しているので、敵は相当手ごわいですが、しかし勝てる相手です。
木星は月から見ると8室支配です。木星は父、師、上司、夫を表示しますので、木星のダシャーにはこれらの人々から精神的にストレスを受けがちになります。
お父様とはあまりよいご関係ではなかったかもしれません。
また、11室も支配するので、これらの人々とお金のことでトラブルになりやすいとも読めます。
これらのカルマが2020年11月までは噴出するのをじっと耐えてやり過ごせば、次の約10年間は、カピパラ様の人生で最も充実した時期になりそうです。
なぜなら、2021年12月〜2030年12月はチャラダシャーが牡羊座期になり、牡羊座にはアトマカーラカ、アマティアカーラカ、ピトリカーラカ兼5室支配星がジャイミニアスペクトして素晴らしいジャイミニヨーガを形成するからです。
あと2年の辛抱ですので、どうかがんばってください。
▼カピパラさん:
>これからの生き方、方向性(仕事、人間関係)について鑑定をお願いします。
>10年前離婚し、心身共に疲れつらい時期を過ごしましたが少しづつ元気になり、非正規から正社員へ転職しました。しかし上司のパワハラで精神的にとてもつらい状況です。また親友を病で亡くしました。せっかく転職できたのだからどんなことがあっても辞めずにがんばろうと思っていましたが人間いつ死ぬかわからないと思うようにもなりました。一番おそれているのは孤独な老後です。人生のパートナーも得たいと思っています。どのようにこれから生きていけばよいでしょうか?長くなってしまいすみません。よくない結果でもしっかり受け止めますので宜しくお願いいたします。
>
>1967年12月15日生まれ 午前6時半生まれ
>出生場所:埼玉県入間市 女性