長い間レスを怠ってしまいました
この時期は私事で時間の余裕が残せず仕舞いでした<(__)>
さて
ご実子様のチャート(サプタムシャ)が実際とは異なる点が多かったという結果に対しあれからアヤスケも随時に見直しとラーシチャートの再読を行いました
実子運の特徴と様態は親御様(Amyさん)の木星をラグナと見なすことで各惑星の配置とアスペクトで占断ができるようです
Amyさんの木星は牡牛座に在りますからそのディスポジター(ラグナロード)は金星となります
金星はラグナ以外に6室を支配しています
牡牛座ラグナは「労働・スポーツ」という象意の6室を同時に受け持つため自分の目的意識に忠実な努力家といった性格になりやすい傾向
そしてその金星は6室で定座になっています
この配置だけを見れば生まれつき元気でかなり明るいお子様という印象です
土星は9室(尊い理想や哲学)と10室(職業と実際の地位や職務意識)という重要な部屋を同時に支配しラージャ・ヨーガ・カラカ(単独でヨーガを生み出す惑星)になります
土星は牡牛座ラグナではとても良い吉星として働きます
しかし土星はAmyさんにとって「困難の表示体」であるグナティ・カラカにあたる惑星です
それがAmyさんの5室(実子)に住んでおりまたお子様のラグナから見た8室(不本意で理不尽な経験)に置かれています
出生後のご実子様の傾向はおそらくこの配置に見出せると思われます
また6室に住む定座の金星にはご実子様の10室からとても強いラーフがアスペクトしています
なおかつご実子様の12室(損失)を支配する火星がご実子様の5室(実際の能力)へ11室からアスペクトします
ラーフは吉星からアスペクトを受けるか吉星とコンジャンクションしていればかなり強い吉意を生み出します
しかしこのチャートではラーフが土星からアスペクトを受けるのみで凶意を与える働きしか残らない状況です
そしてこのラーフはヴァルゴッタマ(ナヴァムシャでも同じ星座に住むこと)で占星術の理論上で最高に強くなる「高揚」と同等の威力を帯びています
それがご実子様のラグナロードを傷つけるために6室の悪い意味(興奮・直情・不用意な行動)をラグナロードがそのまま具体化してしまうような結果が現れます
また10室は4室と象意が相反する位置なので「家の外」という意味合いが出てきます
従ってご実子様の平常時からの多動や声を出し続けるといった「安静に過ごせない」特徴はこの6室と10室から読めるようです
ここまでは私にとってもかなり心苦しい指摘をさせていただきました
ご安心下さい
ご実子様の4室はちょうどAmyさんのラグナ(獅子座)に当たります
お子様の4室は「母親」という象意を持ちます
そしてその支配星(太陽)はご実子様の7室(対人関係)に水星と共に住んでいます
これはご実子様へ歩み寄る人物が実母(Amyさん)を含めみな善良であるという兆しを示すものです
また水星はご実子様の2室(知能)と5室(努力や成長性)を担う惑星です
それを実母が守っているという配置であり大局的には太陽と水星の象意を併せ持った高名で信用しうる人物がご実子様を見守るという運勢にもなるのです
(太陽と水星のコンジャンクションは「スーリヤ・ブッダ・ヨーガ」という吉意の組み合わせです)
なおこの7室自体は他の惑星からアスペクトを受けずに済んでいます
このアヤスケもまだまだ勉強不足がある未熟者につき一方的な占断をそのままにしてしまいました
自らの不肖を正す良い経験となりましたことを末筆ながら感謝いたします
<(__)>