Moyuku

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Re:鑑定お願いします。
 アヤスケ  - 20/6/1(月) 20:42 -
こんばんは

新型コロナウィルスの流行も人落ち着きしましたが
自社では相変わらず直出勤オンリーなアヤスケと申します

まだまだ他の方が占断して下さらないようなのでまだまだ未熟ではございますが
自分なりに「読ませて」いただきます


ではでは

<ラーシチャート> 【前半生の運勢/肉体的特徴】

ラグナ(1室)…双子座 (ラグナロード/今生の自分自身は 水星 )
→月が在住

※月がアートマ・カーラカ(過去生の表示体)※

2室…蟹座
→火星・ラーフが在住

※火星が減衰※

3室…獅子座
→在住惑星なし

4室…乙女座
→太陽・木星・土星が在住

※太陽と木星のコンジャンクション
 「スーリヤ・グル・ヨーガ」※
 
※太陽と土星のコンジャンクション
 「スーリヤ・シャニ・ヨーガ」※

※土星が9室支配で4室在住(ラージャ・ヨーガ)※

※木星が10室魚座へアスペクトバック※

※月と木星がケンドラの位置関係
 「ガジャー・ケーサリ・ヨーガ」※

5室…天秤座
→水星・金星が在住

※金星が自室在住の定座※

※水星が4室支配の5室在住(ラージャ・ヨーガ)※

※水星・金星が太陽から2室目に在住
 「ヴェーシー・ヨーガ」※

6室…蠍座
→在住惑星なし

7室…射手座
→在住惑星なし

8室…山羊座
→ケートゥが在住

9室…水瓶座
→在住惑星なし

10室…魚座
→在住惑星なし

11室…牡羊座
→在住惑星なし

12室…牡牛座
→在住惑星なし

その他の備考…全惑星に逆行なし
       月およびラグナから見たケンドラは4室のみ惑星在住
       (弱いケマドルマ・ヨーガ≒カルパドルマ・ヨーガ)


それから


<ナヴァムシャチャート>  【後半生の運勢/過去生からの余禄】

ラグナ(1室)…魚座(後半生のラグナロードは 木星 )
→金星が在住

※金星が高揚※

2室…牡羊座
→在住惑星なし

3室…牡牛座
→在住惑星なし

4室…双子座
→月・土星が在住

※月がヴァルゴッタマ※

5室…蟹座
→木星が在住

※木星が高揚※

※木星が10室支配で5室在住(ラージャ・ヨーガ)※

6室…獅子座
→ラーフが在住

7室…乙女座
→在住惑星なし

8室…天秤座
→水星が在住

※水星がヴァルゴッタマ※

9室…蠍座
→在住惑星なし

10室…射手座
→火星が在住

※火星がディグバラ※

11室…山羊座
→在住惑星なし

12室…水瓶座
→太陽・ケートゥが在住

※太陽がアスペクトバック※


以上

さてさて


ご相談の内容がそっくり如実に出ているのがよくわかりますね

まずプレマさんの今現在の性格や特徴を示す星座ですが
水星が支配する双子座となります
コミュニケーションや自己表現を通じて自信を身につけていく傾向が強いです

また

プレマさんはご出生時に星座が持つ度数(星が住んでいる位置を数値化したその値)で
月が最も高いためこの月がプレマさんの過去生を表す惑星となります
月は吉星ですから柔和で素朴な印象が第一印象となります
(しかもこの月はプレマさんの容姿・性格に影響するラグナに住んでいるのでそれが顕著です)

なおかつその月は「ヴァルゴッタマ」と呼ぶ特別な条件に合致しています
「ヴァルゴッタマ」とはラーシチャートと全く同じ星座に全く同じ星が住む状態を指します
これにより月はとても強くなりその惑星本来の星座(蟹座)に住むかのような影響力をもたらします

インド占星術では個人の人生を大きく3つに区別して多角的にご本人を照らし出す仕組みです
若年期を「ラーシ」・中年期以降を「ナヴァムシャ」・直近の前世を「シャスティアムシャ」で表します

特に「ナヴァムシャ」はインド占星術で強く重要視し吉意がどれだけ出ているかにこだわります
人生の後半には今生の特徴以上に過去生の経験値(行いの良し悪し)が影響力を帯びるとするからです


まず詳しい分析に入っていく前に基礎知識を紹介させて下さい

インド占星術では西洋占星術で説明されているハウスの象意が微妙に異なっています
それは以下の通り


1室…自分自身・生まれつきの精神性・性格が作り出す大まかな印象
2室…家族・生まれ持った容姿・声・才能・肉体の姿形・私有財産・食べ物の好み
3室…言葉と身体で行う全ての自己表現・歌・ダンス・呼吸や食欲などの生理的欲求
4室…家庭環境・母親の性格・精神的な幸福・心の強さ
5室…学力・芸術・恋愛・生まれてくる子供・実際の才能と努力
6室…健康状態・労働・病気・敵となる存在・争い・借金
7室…全ての対人関係・理想とする異性・結婚相手の傾向
8室…理不尽な経験・災害・不自由な問題・性的な経験・寿命
9室…高貴な悟り・哲学・達成・遠い外国の文化や思想・父親
10室…職業・職場・実際の仕事ぶり・社会的地位
11室…周囲からの評価・信用・第一印象・実際の収入・物欲・自尊心
12室…肉体の死・失うこと・浪費・隠された問題・目に見えない世界・瞑想


なおかつ
上記の部屋の番号によりそれぞれの部屋の吉凶が以下のように分けられます


(吉意の部屋)
1室…自分自身・生まれつきの精神性・性格が作り出す大まかな印象
4室…家庭環境・母親の性格・精神的な幸福・心の強さ
5室…学力・芸術・恋愛・生まれてくる子供・実際の才能と努力
7室…全ての対人関係・理想とする異性・結婚相手の傾向
9室…高貴な悟り・哲学・達成・遠い外国の文化や思想・父親
10室…職業・職場・実際の仕事ぶり・社会的地位


(中立の部屋)
2室…家族・生まれ持った容姿・声・才能・肉体の姿形・私有財産・食べ物の好み
3室…言葉と身体で行う自己表現・歌・ダンス・呼吸や食欲などの生理的欲求
11室…周囲からの評価・信用・第一印象・実際の収入・物欲・自尊心


(凶意の部屋)
6室…健康状態・労働・病気・敵となる存在・争い・借金
8室…理不尽な経験・災害・不自由な問題・性的な経験・寿命
12室…肉体の死・失うこと・浪費・隠された問題・目に見えない世界・瞑想


ただし3室と11室は厳密には少しだけ凶意を帯びています
また2室と7室は「死」を表意する部屋としても働く場合があります
西洋占星術でも同じことですが感受点(惑星)は
太陽と月以外ならそれぞれ2つの星座(部屋)を支配します


なお吉意の部屋も2種類に分けられます
1室・4室・7室・10室は「ケンドラハウス」と呼び
5室・9室は「トリコーナハウス」と呼びます
(1室はトリコーナハウスにも含まれる二重の象意を持つ部屋となります)

またインド占星術においてはアスペクトの考え方が西洋占星術と全く異なります

西洋占星術では
惑星間の角度(60度90度や120度180度といったような)で吉凶を区別しますが
インド占星術は特定の位置に向かってボールが投げられるように影響力が作用します

基本的には惑星は7室目の部屋と惑星に影響を与えます
火星は4室目と8室目にもアスペクトし土星は3室目と10室目にもアスペクトします
木星は5室目と9室目にもアスペクトするという決まりがあります


はい


まず率直に申し上げてプレマさんは2室と4室に厳しい運気的支障を抱えていらっしゃいます

2室はやはり気力体力や健康にも通じる容姿や身体つきといった意味があります
そこに凶星の火星とラーフ(西洋占星術で扱う「ドラゴンヘッド」)が住んでおり
ラーフは特に吉星(水星・木星・金星)からアスペクトされないと凶意だけが働いて
その部屋とアスペクトした部屋や惑星を傷つけます
(ラーフは5室目と9室目にアスペクトします)

のみならず火星は本来の力を完全に失う相性の悪い星座に住んでいることになります
この状態を「減衰」と言います

双子座ラグナでは
火星は6室(労働・争い・健康)と11室(周囲からの評価・実際の収入)を
支配しています

その火星が減衰することは
即ち心身の成長不全や成人するまでの能力とその結果(評価)の不振などを
じわじわと自覚させる運勢をもたらします
(そしてラーフは住む部屋の意味を極端に強調するため
火星の凶意と共に2室の良い意味を損なっています)


2室には「食べる」という象意もありますから
どうやらプレマさんは食欲に関係した体調不良や既往症があると思われます


続いて4室

4室は家庭生活や家族との関係性が現れます
2室同様に凶星の土星と弱い凶星で4室との相性が悪い太陽が住んでおり
唯一の救いはとても強い吉星の木星がその2凶星を抑えてくれていることです

土星は基本的に抑圧や不条理をもたらす凶星ですが
支配する部屋が吉意の部屋となるラグナでは住む部屋によって
突然に良い影響力を生じます

双子座ラグナでは「困難・災難」の8室と「達成・悟り・哲学」の9室を同時に支配します
9室はインド占星術で最も尊い理想の部屋であり
それが4室に住むことで
特別な運気を生む条件(「ヨーガ」と呼びます)に当てはまります

トリコーナハウスの9室がケンドラハウスの4室に住むため
力強い吉意をもたらす「ラージャ・ヨーガ」が成立しています


ただし


土星にとって相性が最も悪い太陽がコンジャンクション(同居)してしまっています
太陽と土星の同居はその部屋の意味合いを矛盾させ常に不完全なものとします

一方で木星はインド占星術で最高の威力を持つ吉星であり
太陽とのコンジャンクションは指導者や学者のような賢さや行動力を与えます

とはいえ木星は7室(対人運)と10室(社会運・職業運)を支配して
自宅や家族といったプライベートな意味の4室に住んでいます

ご家族との間柄は筆舌に尽くせないような『重たさ・複雑さ』が想像されますね
親御さんは堅実で優しいようでいて変に手厳しいような印象…

(ちなみに4室はそのまま母親の性格も表しており
凶星が住むと単純に気難しく怒りっぽい母親を意味しています)
(このアヤスケのラーシ・チャートでも4室にはかなり強い火星が住んでいますから
幼い頃は母が怒る度に家の中がスプラッター映画のクライマックスのようでした)

なお4室に住む木星は
月から数えてケンドラハウス(4室目・7室目・10室目)にあたるので
ここでまた良いヨーガも並立しています

ズバリ「ガジャー・ケーサリ・ヨーガ」と呼ぶ理想的なヨーガの一つです
別名【学者のヨーガ】とも言われるような影響力を本人(プレマさん)に与えます

何かしら人より秀でた一芸や専門知識をお持ちではないでしょうか?


またそれを裏付けるのが5室の素晴らしい配置です


この5室天秤座には支配する金星がそのまま住んで「定座」と呼ぶ状態
ラグナロードの水星はこの部屋で金星と同居してなおかつラージャ・ヨーガになっています

早い話が
プレマさんは若い頃ほど「才色兼備の女性」というキャラクターを
個性として強く持っていたはずです

学力や持続的な能力や成長性といった吉意を担う5室で
その支配星が生来的吉星の金星であり
金星を傷つけない弱い吉星の水星が同居し
しかもそれがプレマさんの人間性を表すラグナロードであるため
一度でもモノにした学問や部活動などは
本当にプレマさんのキャラクターの一側面と言えるほど上達していったことでしょう

水星は理系寄りの学問の才能であり金星は音楽や芸術を意味します

この5室は他の部屋の凶星が全くアスペクトできない位置関係のため
とても順調に努力と成長が続いた時期を過ごしていたことが考えられます
(特に5歳から24歳の春頃までは学校生活等がそれなりに楽しかった様子ですね)

それでも月(心そのもの)や2室の状態が不完全なので実感は薄いかも知れません…


さてそれから『宗教的傾向』について


月と木星がガジャー・ケーサリ・ヨーガという吉意の結びつきになっていますが
水星は月と木星のディスポジター(住んでいる星座の支配星)になっています

つまり
このガジャー・ケーサリ・ヨーガはプレマさんの感じ方考え方と深いところで
より良くつながっているとも考えられるのです

ラグナロードと同等に重要な惑星はやはり月なので
ここでプレマさんの月のナクシャトラを確かめて一旦この占断を占めたいと思います

ナクシャトラとは
星座を13度20分ずつ区切り独自の性格と支配星を割り振った仕組みであり
本人(プレマさん)の生まれ持った性格や人生の傾向が客観的に説明されています

それは以下の通り


7.プナルヴァス

<性格>
ヴァラーミヒラによると、「良い性格、静か、忍耐力が強い、敬虔・信仰心が厚い、快適に暮らす、病気がち、酒好き(thirsty)、少量で満足する(欲が少ない)、正反対の考えを持つ」

アディティは自由と豊穣の神であり、自由、不滅、無限、絶対と関連する。
感じの良さ、適応力、理解力、筋道の通った性格、少量で満足できること、美徳・・・アディティのこれらの性質が、この星宿に思想・宗教、ヨガ、自己の理解などと結び付ける

もし、ラグナか月がプナルヴァスにあったら、その人は詩を好み、深遠で霊感を受けた想像力を受ける。また、月か木星が4つの内の最後のパダ(→蟹座)に入ると、精神的なものへの憧れや、典型的な女性の美徳や優雅さを得ることになる。

弓矢の居所としての矢筒は、安住の地・戻る場所を示している。したがって、プナルヴァスは、家(ホーム)と「繰り返し」に関連する。
プナルヴァスの人は、帰る場所と反復を求めることで安定を獲得し、この安定をよりどころとして大切にする。
プラナヴァスが際立ち、目立つ人は、家族や近しい友人などの輪の中に留まり世間との関わりを避ける事で、やや世離れした人生を送ろうと努める傾向がある。
大きな家族への執着があるが、矢筒の中の矢がそうであるように、いつでも旅立つ準備はできている。このことは、旅は好きだが、居住を変えることは嫌う性質につながる。
<職業>
何らかの繰り返しと、戻ってこられる場所が、あることがこの星宿には重要。これは必ずしもただのサラリーマンでなければならないということではない。また、繰り返しは、すべてがかわらないということを意味するものでもない。サイクル自体は、かわらなくとも、そのサイクルから得られるものは、変化する
創造的、斬新な考えを持つもの:哲学者・思想家、作家、職人、科学者
教師の特質と自己啓発:教会・聖職者、心理学者、貿易商、
家に関するもの:不動産屋、建築家、
<その他>
矢は使われ、また矢筒の中に戻ることから、「繰り返し」、「リサイクル」、「失ったものを再び得ること」を示唆している。
また、矢は、「飛行(フライト)」や、それが精神的・物理的にどんなに離れていても、「ターゲットを貫き通す能力」と関連する。


だいぶ長くなりましたので
後半生の運勢を示すナヴァムシャの占断はまた後程とさせていただきます


しばしお待ちください


<(__)>


引用なし

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鑑定お願いします。 プレマ 20/5/29(金) 13:18
Re:鑑定お願いします。 プレマ 20/5/29(金) 13:20
Re:鑑定お願いします。 アヤスケ 20/6/1(月) 20:42
Re:鑑定お願いします。 アヤスケ 20/6/1(月) 23:38
Re:鑑定お願いします。 プレマ 20/6/5(金) 10:03
Re:鑑定お願いします。 アヤスケ 20/6/7(日) 14:04

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