お待たせしております
さて
>8室にケートゥがあることの意味についてもう少し教えていただけたら嬉しいです。
本掲示板を運営しているサイト(インド占星術.com)の別ページで紹介されている各種基礎知識を引用します
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ケートゥが次の室にあると
8室
否定的な性格。賢い。寿命が短い傾向がある。女性の場合には夫に対する悪影響。痔を患う。下腹部の不調。口論が多い。
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かなり厳しい不運が予言されています
ただし
ラーフとケートゥは水星・木星からアスペクトされると確実に吉星としての働きを持つようになるとの説が伝えられております
プレマさんのラーシチャート8室には4室在住の木星が5室目のアスペクトを起こしていますから
2室に住む火星の悪影響を中和する吉意の影響が見込めます
8室は「あらゆる偶然・理不尽な経験」を意味する不幸の部屋ですが
何かを無意識に授かるといった象意から『寿命』という問題にもつながる部屋であると言えます
プレマさんの8室には2室の火星と4室の木星が同時にアスペクトするので
吉凶半々のような配置ですが火星は減衰するため木星の吉意が優れるようです
それから
インド占星術では今現在の惑星の運動状態をチャートに置き換えて可視化し
それを全ての個人が持つラーシチャートに対する運気的影響とする【トランジット】なる時運判断の技法があります
特に
トランジットでは木星と土星が同じ部屋に位置(コンジャンクション)したり
ちょうど木星と土星のアスペクトが同時に起こった部屋に
かなり具体的な変化の経験が与えられるとする考え方があります
これを「ダブルトランジット」と言います
このダブルトランジットは今まさに6月末頃まで山羊座と蟹座の軸で起こっている状況下にあります
プレマさんの2室と8室の関係でそれは影響していることになりますね
厳密には木星と土星は山羊座でコンジャンクションしていますから
ご自身が問題として意識させられる経験は『健康・持病』に関する何かであると思われます
(トランジットの木星・土星は2室蟹座にもアスペクトするので
減衰する火星が受け持つ6室の「病気」の事象にも何かしら懸念が見込まれます)
(ただし減衰している火星なので困難は想像しにくく
8室はケートゥが住んで木星・土星からの影響もマイルドかも知れません)
実際はいかほどでしょうか?
ではもう一つのご質問である「運命改善法」について
これは日本のメジャーなインド占星術の師事者であっても
なかなか本格的に指導できる方が少ないようです
というのは
早い話がこの改善法は古来伝統のインド的文化に基づく一種の宗教生活の実践とも言えるからです
マントラ(仏教の経文にあたる「真言」)を座禅して数千回ほども唱えたり
日課として独房で瞑想をしたり
または『宝石療法』といって惑星毎に割り当てられた様々に異なる宝石を
占星術師から購入し身につけて過ごす
といった習慣が主なものです
色々な意味で優しくは(易しくは)ありませんね
日本では厳選すればこうした手ほどきをいただける在日インド人の雑貨店やカルチャースクールもあるようです
もちろん自己責任の範疇にはなりますが(;'∀')
前向きな回答にできず申し訳ありません
アヤスケからは以上です <(__)>