追記いたします
>(クリエイター関係の仕事に携わっていますが、あまりうまくはいっていません。また幼少期から、目に見えない事や霊的な事への関心が強いので、そういう方面で何か役立てるような適性を持っているかどうか、霊的でなくてもいいですので何か自分を役立てられそうな分野や、自分が改めるべき部分等も教えていただければありがたいです。)
この点については
また後日に職業運としての別チャートを分析し占断させていただきます
それから
>また幼少期から、目に見えない事や霊的な事への関心が強いので、そういう方面で何か役立てるような適性を持っているかどうか
この特徴についてはインド占星術の古典から答えられそうです
まず先に記載忘れから追加します
GILさんの土星は特別な条件である「ヴァルゴッタマ」と呼ぶ状態に当たります
「ヴァルゴッタマ」は前半生の運勢チャートと後半生の運勢チャートで
その惑星が同じ星座に住んでいることを指します
これにより土星は蠍座の影響をとても強く受けて
星としての威力が最高最大と言えるコンディションとなります
ラーシ・チャート(前半生)では潜在的な内奥の自分自身である1室に住み
ナヴァムシャ・チャート(後半生)では他者からの評価を意味する11室に住んでいます
11室は最も現実的な利害が形になる部屋であり
社会人としての客観的な評価や自己肯定感とも言うべき無意識なプライドを表します
その土星は
西洋占星術で「ドラゴンヘッド/ドラゴンテイル」に当たる『ラーフ・ケートゥ』の
片一方であるケートゥと同居(コンジャンクション)しています
ヴァルゴッタマに続いて記述を忘れてしまいましたが
ナヴァムシャ・チャートのラーフ・ケートゥは
両方とも高揚(星座の相性が最も良い状態)しています
この最高に強いケートゥは住む部屋の象意を極限まで弱めて無力化します
そしてそこに同居する土星もヴァルゴッタマにより
11室の象意を肯定しないような態度として「前向きな諦め」を秘めています
また
ラーフはドラゴンヘッドのように住んだ部屋の意味を極端に強調しますが
ドラゴンヘッドと違って向かい合った部屋に住む惑星の影響に左右されます
とても繊細で不安定であり生来的な吉星(木星・金星)と対向するか
生来的な凶星(太陽・火星・土星)と対向するかで全くその働きが異なります
5室は「創意を以て努力し成果を生み出す」という部屋です
そこでラーフが高揚する配置自体はかなり理想的ですが
そこへ11室から強くなった土星がアスペクト(パワーを注ぐこと)しています
これにより
5室の動的な創発力が傷つけられて健全な運気が損なわれている状況です
今ある生活の中で職務に対する意欲と充実が得られないといった傾向は
このナヴァムシャにおける配置の影響が働き始めているとも考えられます
さてやっと本題
>また幼少期から、目に見えない事や霊的な事への関心が強いので、そういう方面で何か役立てるような適性を持っているかどうか
この生来的な感受性は
インド占星術で「サルパドレッカナ」と呼ばれる惑星の特別な配置による影響かと思われます
即ち
蟹座の10〜30°
蠍座の0〜20°
魚座の10〜30°
はサルパドレッカナ(Sarpa Dreshkon) と呼ばれ
惑星がそこに在住すると傷つき
その惑星に絡むダシャーのときによくないことが起きやすくなるといわれています
サルパ(Sarpa)は「蛇(ヘビ)」を意味します。サルパドレッカナは、様々な予言に使用されますが、逮捕・拘留の可能性を占うのにも使用されます
またサルパドレッカナは繊細な悟性の働きを与えて
チャート全体の惑星の吉意が強く健全さが十分に保たれる場合に
とても特異な感能力(霊的感性)を発揮する可能性も備えています
GILさんの太陽は魚座の29度に位置し
GILさんの土星は蠍座の15度に位置しています
太陽は全惑星で最も度数が大きいため
「隠れた真我(過去生の自我)」である『アートマ・カーラカ』に当たります
土星は
後半生の運勢を示しより深い運気の完成度を具現化したナヴァムシャ・チャートでも蠍座に住んでいます
こうした太陽と土星の根深く因果なカルマ的影響力が
GILさんに自然で無自覚な感応と神秘への念慮を呼び起こしていると思われます
はい
職業運そのものについてはまた改めさせていただきます
むしろこのご質問事項の方がGILさんの本意に当たりますね
肝心なご回答にならずすみませんでした
<(_ _)>