ミロさん
普通は、兄弟姉妹の構成、専攻、結婚や就職のタイミングなど、客観的な過去の事項を聴取し、整合性のある出生時刻に絞り込んでいくことになります。
基本的な事項は出生図から読むのですが、10分くらいで内容が変わる補助図面(D9)があり、何を言うかはそれをみて調整します。
さきほどのラーフであれば、出生時刻が33分より前の場合、D1、D9、ともに9室に在住していれば、海外×海外×2となるので、ラーフ期はとにかく海外だろう、とかなり自信をもって言えます。しかし、33分より後の場合は、D9ではラーフが8室にずれますので、
ラーフ×9室×8室
とは何だろう、という話になり・・・・8室は「研究」という意味があるので、海外に文化について研究するのかもしれませんし、8室もラーフも病気をあらわすので、尻、腿(9室)の病になるかもしれない・・・という感じになります。
33分より前になると、空室だった7室結婚の部屋に幸運の星だが中性的な水星がきて、やる気のない太陽の影響をうける配置にもなるので、「鑑定依頼文からすると独身のようだが、「結婚経験なし」というより、婚約破棄か成田離婚みたいなことがあったんじゃなかろうか」・・・・といったことも考え始めます。
・・・・・というように、新しい事項が分かるというよりかは、「その可能性がある」と言っていた事項が、「非常に高い確率でこうだろう」というふうに変わったり、別の可能性を検討し始める感じですかね、、、、わたしの読み方であれば、ですが。
生まれたその瞬間の時刻を1分単位で母子手帳に書いてくれている看護師さんはいないような気がするので、本来であれば、全件、鑑定前にまず出生時刻の特定(レクティファイといいます)をすべきですが、、、、ネットで公開されている掲示板に個人情報をさらに書き連ねるのは嫌がるひともいるでしょうから・・・・・かといって、間違ったことは言いたくありませんし・・・・悩ましいところです。