初めての人は、まず、ルールをお読みください。
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アヤスケ - 20/7/27(月) 23:15 - |
こんばんは
新型コロナと時節柄の台風で何かとお日柄通りにならないこの頃ですね
インド占星術のプロ鑑定士を目指すアヤスケと申します
誠に勝手ではございますがうたさんの運勢を占断させていただきます
不躾ではございますがよろしくお願い申し上げます
では
<ラーシ・チャート> 【若年期の運勢/肉体的特徴】
1室(ラグナ)…射手座(ラグナロード/今生の自分自身は 木 星 )
→火星・水星・ラーフが在住
※火星が5室を支配して1室在住(ラージャ・ヨーガ)※
※水星が10室を支配して1室在住(ラージャ・ヨーガ)※
→5室支配星と10室支配星のコンジャンクション
＆
5室支配星と７室支配星のコンジャンクション(フル・ラージャ・ヨーガ)
※水星がディグバラ※
※水星がアスペクトバック※
2室…山羊座
→太陽・土星が在住
※土星が定座※
※太陽と土星のコンジャンクション
→｢スーリヤ・シャニ・ヨーガ｣※
3室…水瓶座
→在住惑星なし
4室…魚座
→在住惑星なし
5室…牡羊座
→在住惑星なし
6室…牡牛座
→在住惑星なし
7室…双子座
→月・ケートゥが在住
※月と火星のフルアスペクト
→｢チャンドラ・マンガラ・ヨーガ｣※
8室…蟹座
→在住惑星なし
9室…獅子座
→木星が在住
※木星が逆行※
※木星がアスペクトバック※
※ラグナロードが4室も支配して9室在住(ラージャ・ヨーガ)※
10室…乙女座
→在住惑星なし
11室…天秤座
→在住惑星なし
12室…蠍座
→金星が在住 『金星がアートマ・カーラカ(過去生の表示体)』
※6室支配星が12室在住(ヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガ)※
※金星がアスペクトバック※
その他備考…月の両隣(2室目/12室目)に在住惑星なし
ラグナからの7室目と月からの7室目に惑星在住
≒｢ケーマドルマ・ヨーガ(カルパドルマ・ヨーガ)｣
それから
<ナヴァムシャ・チャート> 【後半生の運勢/過去生からの余禄】
ラグナ(1室)…蟹座(後半生のラグナロードは 月 )
→火星が在住
※火星が減衰※
※火星が5室10室支配でラージャ・ヨーガ・カーラカ※
※5室10室支配星がラグナに在住(ラージャ・ヨーガ)※
2室…獅子座
→ラーフが在住
3室…乙女座
→水星が在住
※水星が自室にて定座※
※水星が高揚※
4室…天秤座
→木星が在住
※9室支配星が４室在住(ラージャ・ヨーガ)※
5室…蠍座
→月が在住
※月が減衰※
☆火星と月が星座交換☆
(｢1室―5室/1室―10室｣のラージャ・ヨーガ)
6室…射手座
→在住惑星なし
7室…山羊座
→太陽が在住
※太陽がヴァルゴッタマ※
※2室支配星と5室支配星のフルアスペクト
→｢ダーナ・ヨーガ｣※
8室…水瓶座
→ケートゥが在住
9室…魚座
→金星が在住
※金星が高揚※
※4室支配星が9室在住(ラージャ・ヨーガ)※
☆木星と金星が星座交換☆
→（｢4室―9室｣のラージャ・ヨーガ）
→（｢9室―11室｣のダーナ・ヨーガ）
10室…牡羊座
→在住惑星なし
11室…牡牛座
→土星が在住
※土星がアスペクトバック※
12室…双子座
→在住惑星なし
はい
まずはうたさんのおおよその性格と運勢の傾向を以下に指摘いたします
・心根が芯から真面目で人と関わるたびに悩み考えてしまう
・コミュニケーションではなるべく言葉を選んで慎重に振舞おうとする
・それでもその発言と態度は極めて賢いキャラクターとして映る
・精神性が豊かで底深いが実年齢とは不釣り合いなため｢浮いて｣しまいやすい
・内向的な念慮や自己との対話を通じて広大な哲学を密かに育んでいる
といったところ
さて
インド占星術は
部屋の数字が持つ吉凶と惑星そのものが帯びている吉凶とが
二重に重なって複雑に働く仕組みとなっています
例えば
太陽・火星・土星は そもそも悪い星です
月・水星・木星・金星は そもそも良い星です
これら大まかに区別した星々には
実際に支配する部屋というものがあり
部屋は部屋で星とは無関係にまた別にイメージの良し悪しを持ちます
良い部屋は
1室(自分自身・体の健康)・4室(家と母親)・7室(関わる相手・異性)・10室(社会生活)
それと 5室(成長と発展)・9室(到達・達観)
悪い部屋は
3室(努力と訓練)・6室(苦手な相手・争い・病気)・8室(本能・避けられない経験)
12室(失うこと・隠されること・死)
意味が曖昧(ポジティブにもネガティブにもとれる)な部屋は
2室(生まれ持った全ての自由・家族)・11室(欲望と自尊心)
となります
それから
星々は大体が1つの星につき2つの星座を支配する決まりがあります
(ただし太陽と月だけは１つの星座しか支配しません)
なお
水星以外はどの星も自分が受け持つ２つの星座以外に
最も相性の良い星座を持っています
くわしい説明は省きますが
生まれた時の1室の星座をどの星が支配するかで
その本人の性格はほぼ決まってきます
(同じ星に支配される星座でもまるで性格が違ったりしますが)
例えば
太陽(獅子座)ならいつも自分のことが好きなナルシスト
月(蟹座)ならいつも何かに影響されてばかりいるお人よし
火星(牡羊座・蠍座)なら自分の理想と誇りを守って生きる一匹狼
水星(双子座・乙女座)なら自分の好き嫌いを巧みに言い訳する理屈屋
木星(射手座・魚座)なら自分にも他人にも優しい完璧主義者
金星(牡牛座・天秤座)ならいつも素直でマイペースなお坊ちゃんお嬢さん
土星(山羊座・水瓶座)なら自分にも他人にも興味がない現実主義者
といったイメージ
これら最も単純な特徴が
12室ある部屋と12種類ある星座の組み合わせで
とても複雑に影響し合って変化と矛盾をもたらし
最も影響の強かった星がその本人の性格となるのです
また
独特なルールとして
インド占星術は人生の全く異なる物事を
独立させて一つのチャート(西洋占星術で言う｢ホロスコープ｣)に出来たりします
自分自身の大まかな人生傾向でさえ
ザックリと2つに分けて分析し評価します
一応は｢ラーシ｣と呼ぶチャートが人生の大体半分かそれ以上を表し
｢ナヴァムシャ｣は人生が経験と知恵で熟した頃に働き出す本質的な運勢になります
はい
うたさんは
｢対人運・異性運｣の7室に8室を支配する月がケートゥと同居(コンジャンクション)しています
8室は単純には凶意の部屋であり
『思い通りにできないあらゆる経験』といった意味を担っています
そしてケートゥは
西洋占星術で｢ドラゴンテイル｣といわれる実在しない星です
住んだ部屋の意味を極限まで弱めてしまう働きを持ちます
(また対になるラーフは｢ドラゴンヘッド｣に当たりますが
このラーフ・ケートゥはどちらも凶星扱いされており
木星・金星からアスペクトされると強い吉星に変わり
火星・土星がアスペクトすると強い凶星に変わってしまうとする原則があります)
※｢アスペクト｣とは星々が特定の位置にむけて運気のパワーを注ぐことを指します※
このケートゥと同居する月は
星そのものが持つ意味として｢ありのままの心｣という
人生でもかなり重要な問題点を含んだ星です
月は住む部屋の対向位置の1室(ラグナ)から
2つの星からアスペクトされます
そのうちの一方は弱い吉星の水星で良い影響があります
もう一方の火星は強い凶星でやはり悪影響があります
また1室にはケートゥ以上に不安定で繊細なラーフも住んでいます
常日頃にぼんやりと自覚している自分の心と体もこの1室で表意されたりします
うたさんの場合は
水星が星座の相性と無関係に東西南北の位置に応じた影響で最も強くなる状態であり
火星も本来的には悪い星ですが
吉意の部屋である5室を支配して1室に住んで吉星の働きを持つようになっています
星同士の相性自体においても
火星は水星を強く傷つけますが
水星は自分の星座(乙女座)に住むかのように強くなり十分に正しく働きます
このように
なかなか複雑で難しい星々の機能や支配する部屋の象意が
特に向かい合った位置関係の時に
互いに影響し合って独特な運気を生み出します
月は傷つきやすく影響されやすいのですが
うたさんのラグナでは水星が更に吉意の部屋(7室・10室)を支配して
最高に強くなるため
月が受ける運気の影響は良い意味合いの方が大きいでしょう
一方で火星は5室(学問・芸術・恋愛・客観的な自我)と共に
12室という最も複雑で難しい象意の部屋も支配します
この12室はそもそも｢言葉にできない感情・精神世界｣といった象意がある一方で
単純に形あるものが『失われたり・隠されたり』というように
現実的には損失を被る経験を表していて大分ネガティブな意味も含みます
12室は特に同時に支配される片方の部屋の吉凶に強く影響されます
射手座が1室となる【射手座ラグナ】において
火星は凶意の薄まった機能的吉星とされており
5室の創意や情熱に呼応してこの12室は｢夢想・憧れ｣といった
ポジティブな象意に転じると考えることができます
こうした吉意の火星・水星に
ラーフも吉意の方向へ影響を受けている状態となって
うたさん自身の心そのもの(月)へアスペクトを起こしています
月が住む7室は1室が担う｢自分自身｣と真逆の意味の部屋ですから
その7室で月の支配する8室の象意がまた現れてくる配置というのは
早い話が｢周囲の環境と人々が与えてくるあらゆる経験とその手応えや感情｣と言える状態です
これはまさに冒頭で指摘しました通りの『経験し悩み考える』ことの反復と言えます
また
もう一つうたさんのチャートにおける特徴というべきは
太陽と木星の働きがとても強いことです
ラグナと7室の位置関係が生み出す運気の傾向はすでに上述しましたが
チャートにおいて基本的に重要なのは
1室支配星(ラグナロード)と月の配置であり
うたさんの今生のラグナロードは木星に当たります
その木星は
インド占星術で最高に吉意があるとされる至高の9室に住んでいます
9室はその数字の｢9｣が一桁の位で最後(最高)の値であるため
一つの物事の極まった最上最大の状態(達成・真実)という象意を持ちます
(ただしこれは精神的な人間性を意味するだけであって非現実な状態でもあります)
木星というのも実はインド占星術で星として9室的な極大の吉意を持つ惑星とされます
その木星が似た象意のある9室に住んでおり
しかもそれが本来のうたさんが生まれ待った自分らしさを示す星でもあるのです
木星は遠い過去から受け継がれる先人たちの歴史や知恵(の表象)であり
法律や哲学や宗教のように深く広い教養を孕んだ文化文明そのものといったイメージです
木星が住む9室は太陽が支配する獅子座に当たり
その太陽は
うたさんの大まかな個性やあらゆる未知の可能性を担う2室に住んでいます
木星に対する獅子座の相性は木星に悪影響を与えないため
うたさんの無意識下の自我では
絶えず活発に思想・倫理・美学などの様々な感知や自問の念が生まれているようです
一方で9室支配星の太陽は
相性的には良くない山羊座でその支配星の土星と同居している状態です
太陽と土星のコンジャンクションは
インド占星術でできれば避けておきたい組み合わせに当たってしまいます
太陽と土星の同居は
その部屋の象意を曖昧にさせて働きにくくします
(これは太陽が｢社会的な能動的自我｣であるのに対し
土星が｢警察や刑法｣といった外的な秩序とその中での束縛・制約を意味するからです)
こうした配置により
うたさんの第一印象は『無口でムッツリと重たい人』というキャラクターでしょう
まるで本人が何も感じず何も考えていないかのような誤解を周囲が覚えるとしても
うたさん自身は常々に縦横無尽な感受と言説を心の内奥に留めていて
最も丁度良くその時その場に合った発語というのを難しく感じているようです
それは太陽が【客我】と言うべき自律した無意識である9室を支配するからです
しかしその太陽は
やはりインド占星術で特別な条件の｢ヴァルゴッタマ｣という配置を起こしており
今後に到来する後半生の運気を示す<ナヴァムシャ・チャート>において
同じ山羊座に住んで星としての威力を強めています
なおかつその太陽はナヴァムシャの7室に位置します
ナヴァムシャで太陽が支配するのは｢容姿・個性・素養｣の2室なので
これからうたさんは対人関係のなかで自分らしさをより実感させられるはずです
また
そのナヴァムシャの5室と11室(実績への評価・信用・地位・所得)の軸においては
後半生のラグナロードの月と7室支配星の土星が対向し合い
なかなか活気と創意の行き交う賑やかで明るい相思の輪といった関係が伺えます
この相対反復は月と土星であるため
またもや吉意は薄れ気味ですが
うたさんの渋く実直な取り組み(5室)に厚意を差し向けてくる年長者(土星)の存在が
想像されます
※土星には星の象意として｢熟年者・先輩・高齢者｣といった意味があります※
さて
ここで直近すぐの時運について指摘し一旦この占断を〆とします
今は2021年8月23日まで続く木星と金星の位置関係がもたらす運気の途中です
古典芸能や伝統文化やあるいは明確な宗教活動への傾倒と
それを通じた内的な充実感と変容変質が起こる様子
何やら只ならぬ超現実な才気煥発の気運が感じられます
(特に今年11月19日からの約5ヶ月間でそれは実現しうるでしょう)
くれぐれも人心地の付く暮らしを大事にされますよう祈念いたします
よろしければお返事願います <(_ _)>
新型コロナと時節柄の台風で何かとお日柄通りにならないこの頃ですね
インド占星術のプロ鑑定士を目指すアヤスケと申します
誠に勝手ではございますがうたさんの運勢を占断させていただきます
不躾ではございますがよろしくお願い申し上げます
では
<ラーシ・チャート> 【若年期の運勢/肉体的特徴】
1室(ラグナ)…射手座(ラグナロード/今生の自分自身は 木 星 )
→火星・水星・ラーフが在住
※火星が5室を支配して1室在住(ラージャ・ヨーガ)※
※水星が10室を支配して1室在住(ラージャ・ヨーガ)※
→5室支配星と10室支配星のコンジャンクション
＆
5室支配星と７室支配星のコンジャンクション(フル・ラージャ・ヨーガ)
※水星がディグバラ※
※水星がアスペクトバック※
2室…山羊座
→太陽・土星が在住
※土星が定座※
※太陽と土星のコンジャンクション
→｢スーリヤ・シャニ・ヨーガ｣※
3室…水瓶座
→在住惑星なし
4室…魚座
→在住惑星なし
5室…牡羊座
→在住惑星なし
6室…牡牛座
→在住惑星なし
7室…双子座
→月・ケートゥが在住
※月と火星のフルアスペクト
→｢チャンドラ・マンガラ・ヨーガ｣※
8室…蟹座
→在住惑星なし
9室…獅子座
→木星が在住
※木星が逆行※
※木星がアスペクトバック※
※ラグナロードが4室も支配して9室在住(ラージャ・ヨーガ)※
10室…乙女座
→在住惑星なし
11室…天秤座
→在住惑星なし
12室…蠍座
→金星が在住 『金星がアートマ・カーラカ(過去生の表示体)』
※6室支配星が12室在住(ヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガ)※
※金星がアスペクトバック※
その他備考…月の両隣(2室目/12室目)に在住惑星なし
ラグナからの7室目と月からの7室目に惑星在住
≒｢ケーマドルマ・ヨーガ(カルパドルマ・ヨーガ)｣
それから
<ナヴァムシャ・チャート> 【後半生の運勢/過去生からの余禄】
ラグナ(1室)…蟹座(後半生のラグナロードは 月 )
→火星が在住
※火星が減衰※
※火星が5室10室支配でラージャ・ヨーガ・カーラカ※
※5室10室支配星がラグナに在住(ラージャ・ヨーガ)※
2室…獅子座
→ラーフが在住
3室…乙女座
→水星が在住
※水星が自室にて定座※
※水星が高揚※
4室…天秤座
→木星が在住
※9室支配星が４室在住(ラージャ・ヨーガ)※
5室…蠍座
→月が在住
※月が減衰※
☆火星と月が星座交換☆
(｢1室―5室/1室―10室｣のラージャ・ヨーガ)
6室…射手座
→在住惑星なし
7室…山羊座
→太陽が在住
※太陽がヴァルゴッタマ※
※2室支配星と5室支配星のフルアスペクト
→｢ダーナ・ヨーガ｣※
8室…水瓶座
→ケートゥが在住
9室…魚座
→金星が在住
※金星が高揚※
※4室支配星が9室在住(ラージャ・ヨーガ)※
☆木星と金星が星座交換☆
→（｢4室―9室｣のラージャ・ヨーガ）
→（｢9室―11室｣のダーナ・ヨーガ）
10室…牡羊座
→在住惑星なし
11室…牡牛座
→土星が在住
※土星がアスペクトバック※
12室…双子座
→在住惑星なし
はい
まずはうたさんのおおよその性格と運勢の傾向を以下に指摘いたします
・心根が芯から真面目で人と関わるたびに悩み考えてしまう
・コミュニケーションではなるべく言葉を選んで慎重に振舞おうとする
・それでもその発言と態度は極めて賢いキャラクターとして映る
・精神性が豊かで底深いが実年齢とは不釣り合いなため｢浮いて｣しまいやすい
・内向的な念慮や自己との対話を通じて広大な哲学を密かに育んでいる
といったところ
さて
インド占星術は
部屋の数字が持つ吉凶と惑星そのものが帯びている吉凶とが
二重に重なって複雑に働く仕組みとなっています
例えば
太陽・火星・土星は そもそも悪い星です
月・水星・木星・金星は そもそも良い星です
これら大まかに区別した星々には
実際に支配する部屋というものがあり
部屋は部屋で星とは無関係にまた別にイメージの良し悪しを持ちます
良い部屋は
1室(自分自身・体の健康)・4室(家と母親)・7室(関わる相手・異性)・10室(社会生活)
それと 5室(成長と発展)・9室(到達・達観)
悪い部屋は
3室(努力と訓練)・6室(苦手な相手・争い・病気)・8室(本能・避けられない経験)
12室(失うこと・隠されること・死)
意味が曖昧(ポジティブにもネガティブにもとれる)な部屋は
2室(生まれ持った全ての自由・家族)・11室(欲望と自尊心)
となります
それから
星々は大体が1つの星につき2つの星座を支配する決まりがあります
(ただし太陽と月だけは１つの星座しか支配しません)
なお
水星以外はどの星も自分が受け持つ２つの星座以外に
最も相性の良い星座を持っています
くわしい説明は省きますが
生まれた時の1室の星座をどの星が支配するかで
その本人の性格はほぼ決まってきます
(同じ星に支配される星座でもまるで性格が違ったりしますが)
例えば
太陽(獅子座)ならいつも自分のことが好きなナルシスト
月(蟹座)ならいつも何かに影響されてばかりいるお人よし
火星(牡羊座・蠍座)なら自分の理想と誇りを守って生きる一匹狼
水星(双子座・乙女座)なら自分の好き嫌いを巧みに言い訳する理屈屋
木星(射手座・魚座)なら自分にも他人にも優しい完璧主義者
金星(牡牛座・天秤座)ならいつも素直でマイペースなお坊ちゃんお嬢さん
土星(山羊座・水瓶座)なら自分にも他人にも興味がない現実主義者
といったイメージ
これら最も単純な特徴が
12室ある部屋と12種類ある星座の組み合わせで
とても複雑に影響し合って変化と矛盾をもたらし
最も影響の強かった星がその本人の性格となるのです
また
独特なルールとして
インド占星術は人生の全く異なる物事を
独立させて一つのチャート(西洋占星術で言う｢ホロスコープ｣)に出来たりします
自分自身の大まかな人生傾向でさえ
ザックリと2つに分けて分析し評価します
一応は｢ラーシ｣と呼ぶチャートが人生の大体半分かそれ以上を表し
｢ナヴァムシャ｣は人生が経験と知恵で熟した頃に働き出す本質的な運勢になります
はい
うたさんは
｢対人運・異性運｣の7室に8室を支配する月がケートゥと同居(コンジャンクション)しています
8室は単純には凶意の部屋であり
『思い通りにできないあらゆる経験』といった意味を担っています
そしてケートゥは
西洋占星術で｢ドラゴンテイル｣といわれる実在しない星です
住んだ部屋の意味を極限まで弱めてしまう働きを持ちます
(また対になるラーフは｢ドラゴンヘッド｣に当たりますが
このラーフ・ケートゥはどちらも凶星扱いされており
木星・金星からアスペクトされると強い吉星に変わり
火星・土星がアスペクトすると強い凶星に変わってしまうとする原則があります)
※｢アスペクト｣とは星々が特定の位置にむけて運気のパワーを注ぐことを指します※
このケートゥと同居する月は
星そのものが持つ意味として｢ありのままの心｣という
人生でもかなり重要な問題点を含んだ星です
月は住む部屋の対向位置の1室(ラグナ)から
2つの星からアスペクトされます
そのうちの一方は弱い吉星の水星で良い影響があります
もう一方の火星は強い凶星でやはり悪影響があります
また1室にはケートゥ以上に不安定で繊細なラーフも住んでいます
常日頃にぼんやりと自覚している自分の心と体もこの1室で表意されたりします
うたさんの場合は
水星が星座の相性と無関係に東西南北の位置に応じた影響で最も強くなる状態であり
火星も本来的には悪い星ですが
吉意の部屋である5室を支配して1室に住んで吉星の働きを持つようになっています
星同士の相性自体においても
火星は水星を強く傷つけますが
水星は自分の星座(乙女座)に住むかのように強くなり十分に正しく働きます
このように
なかなか複雑で難しい星々の機能や支配する部屋の象意が
特に向かい合った位置関係の時に
互いに影響し合って独特な運気を生み出します
月は傷つきやすく影響されやすいのですが
うたさんのラグナでは水星が更に吉意の部屋(7室・10室)を支配して
最高に強くなるため
月が受ける運気の影響は良い意味合いの方が大きいでしょう
一方で火星は5室(学問・芸術・恋愛・客観的な自我)と共に
12室という最も複雑で難しい象意の部屋も支配します
この12室はそもそも｢言葉にできない感情・精神世界｣といった象意がある一方で
単純に形あるものが『失われたり・隠されたり』というように
現実的には損失を被る経験を表していて大分ネガティブな意味も含みます
12室は特に同時に支配される片方の部屋の吉凶に強く影響されます
射手座が1室となる【射手座ラグナ】において
火星は凶意の薄まった機能的吉星とされており
5室の創意や情熱に呼応してこの12室は｢夢想・憧れ｣といった
ポジティブな象意に転じると考えることができます
こうした吉意の火星・水星に
ラーフも吉意の方向へ影響を受けている状態となって
うたさん自身の心そのもの(月)へアスペクトを起こしています
月が住む7室は1室が担う｢自分自身｣と真逆の意味の部屋ですから
その7室で月の支配する8室の象意がまた現れてくる配置というのは
早い話が｢周囲の環境と人々が与えてくるあらゆる経験とその手応えや感情｣と言える状態です
これはまさに冒頭で指摘しました通りの『経験し悩み考える』ことの反復と言えます
また
もう一つうたさんのチャートにおける特徴というべきは
太陽と木星の働きがとても強いことです
ラグナと7室の位置関係が生み出す運気の傾向はすでに上述しましたが
チャートにおいて基本的に重要なのは
1室支配星(ラグナロード)と月の配置であり
うたさんの今生のラグナロードは木星に当たります
その木星は
インド占星術で最高に吉意があるとされる至高の9室に住んでいます
9室はその数字の｢9｣が一桁の位で最後(最高)の値であるため
一つの物事の極まった最上最大の状態(達成・真実)という象意を持ちます
(ただしこれは精神的な人間性を意味するだけであって非現実な状態でもあります)
木星というのも実はインド占星術で星として9室的な極大の吉意を持つ惑星とされます
その木星が似た象意のある9室に住んでおり
しかもそれが本来のうたさんが生まれ待った自分らしさを示す星でもあるのです
木星は遠い過去から受け継がれる先人たちの歴史や知恵(の表象)であり
法律や哲学や宗教のように深く広い教養を孕んだ文化文明そのものといったイメージです
木星が住む9室は太陽が支配する獅子座に当たり
その太陽は
うたさんの大まかな個性やあらゆる未知の可能性を担う2室に住んでいます
木星に対する獅子座の相性は木星に悪影響を与えないため
うたさんの無意識下の自我では
絶えず活発に思想・倫理・美学などの様々な感知や自問の念が生まれているようです
一方で9室支配星の太陽は
相性的には良くない山羊座でその支配星の土星と同居している状態です
太陽と土星のコンジャンクションは
インド占星術でできれば避けておきたい組み合わせに当たってしまいます
太陽と土星の同居は
その部屋の象意を曖昧にさせて働きにくくします
(これは太陽が｢社会的な能動的自我｣であるのに対し
土星が｢警察や刑法｣といった外的な秩序とその中での束縛・制約を意味するからです)
こうした配置により
うたさんの第一印象は『無口でムッツリと重たい人』というキャラクターでしょう
まるで本人が何も感じず何も考えていないかのような誤解を周囲が覚えるとしても
うたさん自身は常々に縦横無尽な感受と言説を心の内奥に留めていて
最も丁度良くその時その場に合った発語というのを難しく感じているようです
それは太陽が【客我】と言うべき自律した無意識である9室を支配するからです
しかしその太陽は
やはりインド占星術で特別な条件の｢ヴァルゴッタマ｣という配置を起こしており
今後に到来する後半生の運気を示す<ナヴァムシャ・チャート>において
同じ山羊座に住んで星としての威力を強めています
なおかつその太陽はナヴァムシャの7室に位置します
ナヴァムシャで太陽が支配するのは｢容姿・個性・素養｣の2室なので
これからうたさんは対人関係のなかで自分らしさをより実感させられるはずです
また
そのナヴァムシャの5室と11室(実績への評価・信用・地位・所得)の軸においては
後半生のラグナロードの月と7室支配星の土星が対向し合い
なかなか活気と創意の行き交う賑やかで明るい相思の輪といった関係が伺えます
この相対反復は月と土星であるため
またもや吉意は薄れ気味ですが
うたさんの渋く実直な取り組み(5室)に厚意を差し向けてくる年長者(土星)の存在が
想像されます
※土星には星の象意として｢熟年者・先輩・高齢者｣といった意味があります※
さて
ここで直近すぐの時運について指摘し一旦この占断を〆とします
今は2021年8月23日まで続く木星と金星の位置関係がもたらす運気の途中です
古典芸能や伝統文化やあるいは明確な宗教活動への傾倒と
それを通じた内的な充実感と変容変質が起こる様子
何やら只ならぬ超現実な才気煥発の気運が感じられます
(特に今年11月19日からの約5ヶ月間でそれは実現しうるでしょう)
くれぐれも人心地の付く暮らしを大事にされますよう祈念いたします
よろしければお返事願います <(_ _)>
147 hits
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/84.0.4147.89 Safari/537.36 Edg...
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/84.0.4147.89 Safari/537.36 Edg...
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鑑定よろしくお願いいたします。 うた 20/7/19(日) 13:07 |
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Re:鑑定よろしくお願いいたします。 アヤスケ 20/7/27(月) 23:15 | ≪ |
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Re:鑑定よろしくお願いいたします。 うた 20/7/28(火) 21:33 |
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Re:鑑定よろしくお願いいたします。 アヤスケ 20/7/28(火) 22:56 |
