Moyuku

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Re:適職について
 アヤスケ  - 20/6/13(土) 1:06 -
ご無沙汰しております

さて

改めてモンブランさんのナヴァムシャ(後半生の運勢/結婚運)を診てみることとします


では


<ナヴァムシャ・チャート>  【後半生の運勢/過去生からの余禄】

1室/ラグナ…蠍座(後半生のラグナロードは 火星 )
→在住惑星なし

※ラグナがヴァルゴッタマ※

2室…射手座
→在住惑星なし

3室…山羊座
→在住惑星なし

4室…水瓶座
→月が在住

※月が9室を支配して4室在住(ラージャ・ヨーガ)※

※月がディグバラ※

5室…魚座
→太陽・ラーフが在住

※太陽が10室を支配して5室在住(ラージャ・ヨーガ)※

※ラーフがヴァルゴッタマ※

6室…牡羊座(ラグナロードのもう一つの支配室)
→在住惑星なし

7室…牡牛座
→金星が在住

※金星がケンドラを支配して自室定座
 「パンチャ・マハープルシャ・ヨーガ/マーラヴャ・ヨーガ」

※月から見た金星がディグバラ※

8室…双子座
→木星が在住

※木星が自室へアスペクトバック※

9室…蟹座
→在住惑星なし

10室…獅子座
→在住惑星なし

11室…乙女座
→火星・土星・ケートゥが在住

※ケートゥがヴァルゴッタマ※

12室…天秤座
→水星が在住

※8室支配星が12室に在住
 (ヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガ)※

その他備考…月から見たケンドラは4室のみ惑星在住
      (≒カルパドルマ・ヨーガ)


はい


まずは前回の誤読を重ねてお詫び申し上げます
初歩的なミスをしましてすみませんでした
(木星は最も強い吉星であり減衰は極めて重い凶意をもたらします)
(ちなみにその減衰が実際に起きたのは前年の1985年です)

それでは本題のチャート分析に入ります


念のため一応この「ナヴァムシャ」なるチャートの仕組みについて
少しばかりの専門知識を交えて説明いたします
(煩わしいようでしたら読み飛ばして下さい)

───────────────────────────────────


「ナヴァムシャ」という言葉はインドの言葉(ヒンディー語)で
数字の『9』を指す「ナヴァ」と『割く・分割すること』を意味する「アムシャ」を
合わせて熟語のようにした表現です


一つ一つの星座と部屋(ハウス)は30度の幅を持って総合で360度となります

その部屋は正方形の形をしており
さらに全12室を四角く大きな箱型の枠組に見えるように並べて
一つのチャートとして表示する方式を
メジャーなインド占星術(南インド式)では用います

その一つの部屋(星座)を9等分に切り分けて
短冊にように細い断片状に割いた様子を「ナヴァムシャ」と呼んでいるのです
(9×12ですからまさに仏教が現代に伝える「煩悩の数/108」そのままですね)

そしてラグナを含んだ全ての部屋を9等分し
一つ一つの断片に
インド占星術の原則に従った順番で星座を分配していきます


その割り振りに惑星が該当した時
その断片に与えられた星座がその惑星の住むナヴァムシャになります


(知識がないとこの説明でも理解しきれないかと思います)

───────────────────────────────────

はい

こうした独特な技法において
ほとんどのラーシ・チャートはラグナからすでに違う星座になることが普通です


しかし


モンブランさんのナヴァムシャは
何とも珍しい偶然により
ナヴァムシャの細分化でもラグナがラーシと同じ蠍座になっています


惑星がナヴァムシャでも同じ星座に住むことを
「ヴァルゴッタマ」と呼び
その惑星は住む星座との相性が悪くとも
まるで最も強い星座(高揚の星座)に居るかのように強くなります
(厳密にはその星座の性格を惑星がとても強く帯びるようになる)


モンブランさんの場合
ラグナとラーフ・ケートゥがヴァルゴッタマとなり
生まれ持った蠍座らしい性格と
魚座のラーフと乙女座のケートゥが最高位のように強くなるのです

まずは蠍座ラグナの大まかな性格について
私が師事を受けている鑑定士のUPした説明文を引用します

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

蠍座は水の星座ですが、水とは感情・情緒を表わします。 情念の世界です。
一般に水の星座である魚座、蟹座、蠍座の人は、思いやり深く親切ですが、
魚座、蟹 座の支配星が木星や月で吉星なのに対して、蠍座は火星であり、
凶星であるため、過激でしばしば人に 害をもたらすような執念深い行動へと発展します。
蠍座において情念が肯定的に出るか否定的に出るかは、非常に大きな問題です。
もし否定的に出た場合にはストーカー行為などに発展します。
脅迫、恐喝などの行為も、おそらくこれ に該当します。
火星が蠍座に在住、あるいはアスペクトバックするような場合は要注意です。
然し、もし蠍座に木星が在住するような場合は、
とても人に気を使う献身の人となるのであり、蠍座の 情念の強さは、諸刃の剣と言えます。
実は日本の伝統社会を形づくっているのが、この蠍座なのであり、
日本のエスタブリッシュメントは、 この蠍座で形成されています。
日本は暴力団、やくざ、右翼、民族主義者、宗教家グループなどが相互 に関わりながら、
日本の重要ポジションを占めて来たのであり、
自民党が岸信介、児玉誉士夫、笹川良一などの政治家、財界人によって作られて、
児玉誉士夫が共産主義運動をやくざ、
暴力団を動員して妨害したという事実にも表れています。
話が脱線しましたが、蠍座ラグナは木星が魚座5室を支配する為、感情的な判断をします。
義理・人情 とか仁義というのが該当します。
一つの情緒的な道徳原理で判断しています。
5室魚座では水星が減衰するので、
論理的な判断能力が損なわれており、
その代わりに直感的、情緒的 な判断が優れています。
然し、義理・人情、仁義などの情緒的な道徳原理によって思考停止して、
論理的な判断能力が働かない為、
しばしば最も騙されやすい人でもあります。
例えば、
蠍座の暴力団と揉め事が起こった時に、双子座の人が法律理論を振りかざして、
うんちくを述べるだけで、相手は降参するかもしれません。
蠍座ラグナは、水星が8室と11室を支配して、かなり強く凶星化します。
この8室支配の水星とは、かなり狡猾で頭のよい人物を表わしており、
そうした人物に騙されやすいことを表わしています。
蠍座ラグナの人は、論理的判断能力を表わす水星が8室を支配する為、
騙されやすい、信じやすい人になり、
言葉巧みに理論的に説得する相手に簡単にころりと騙されてしまいます。
朝三暮四という四字熟語がありますが、
語源は中国の「列子」や「荘子」などの故事に由来しています。
話としては、春秋戦国時代に宋の国に狙公という猿好きの老人がいて、
猿が増えて家計が苦しくなったため、
飼っている猿に与える餌を減らそうと考え、
狙公は「これからはトチの実(どんぐり)を朝に三 つ、暮れに四つやる」
と言ったところ、
猿が「少ない」と怒ったため、
「朝に四つ、暮に三つやる」と 言い直したところ、
猿は喜んで承知したという話です。
蠍座ラグナの人は、この話の中に出てくる猿のように騙されやすい人と言えます。

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑


ラグナの持つ性格をより的確にまとめ上げるためではありますが
なかなか厳しいことを書き連ねています

しかしこうしたラグナの持つ「キャラクター」は
当然ながらチャート全体を見通して
吉意(善意)が勝るのか凶意(悪意)が勝るのかを
正しく見破らなくては
まだまだ現実的とは言えません


次はモンブランさんのラグナが持つ性格を確かめてみましょう


実は
星座が持つ30度ずつの度数においては
13度20分という区切り方で住み分けが行われ
それぞれの位置ごとに全く異なる性格が与えられています

それをインド占星術では ナ ク シ ャ ト ラ と呼びます

特にチャート中で最も意識すべきナクシャトラは
月とラグナになります

モンブランさんのラグナが持つ性格は以下の通り


17.アヌラーダ
蠍座03°20〜蠍座16°40

シンボル:ヴィシャーカと同じく、「葉で覆われた勝利への道」
支配神:ミトラ(アディティヤスの一つ)
キーワード:調和と達成
体:胸部、乳房、胃、子宮、腸
支配星:土星
使命:ダルマ

ヴァラーミヒラ曰く、「月がアヌラーダにある人は、リッチで海外に住み、渇望には耐えられなく、ある所から、ある所へと、移り住む傾向がある」 とのこと

〔性格〕
シンボルからアヌラーダの示唆するものは、ヴィシャーカと同じである。目標を重視し、それに向かって突き進む性質がある。
しかし、それだけではなく、支配神のミトラは、重要なことを指し示す。支配神のミトラは友情・盟友を司り、また契約を批准し、常に光を当てて明るみにさらす神と言われる。
ヴィシャーカと異なり、アヌラーダは目的に専念しなければならない時でさえ、周囲との調和を考え、友情を優先する傾向がある。基本的に、社交的で情熱的、優しい性格。ミトラは、また、目的の達成のために協力的に指導し、また組織化し、協定を結ぶ能力を示唆する。アヌラーダの人々は、しばしば、組織を管理し、リードしているのが見受けられる。
ラグナか月がここにあると、肉体的、心情的な健康は非常に強く、様々なタイプの人の世話をする(もてなす)能力がある。
また、アヌラーダの人々は、人生において、非常に多くの機会がある。例えば、何度も旅行に行ったり、出生地を離れて暮らしたりする。なぜなら、アヌラーダは、その土地や住居に満足することはめったにないから。
しばしば、強い食欲を持ち、推測やギャンブルの能力に欠ける。また、数字に強い尊敬を持つ。これは、神秘的な数秘術から、会計や統計など、科学的な理論まで広い範囲を持つ。これは、ホロスコープが指し示すものに依存する。

〔職業〕
お金を稼ぐのに長ける。また、交渉事については、その能力が発揮されることになる。協同経営、協同での作業、企画においても、能力がある。
愛と忠誠を掻き立てる大衆のリーダーとなる。
管理職、団体の理事、コーディネーター、秘書、イベント事業
縁者びいきで、時に不適切な後援をする(賄賂など?)
貿易、旅行代理店、旅人、遠い土地で暮らす人。


それから
ラーシ・チャート(前回のチャート)の月が持つナクシャトラ


18.ジェースタ
蠍座16度40分〜射手座00度00分

シンボル:丸い形のお守り(魔除け)
キーワード:経験・最年長
支配神:神々の王・インドラ
体:首、体幹の右側
ヨニ:鹿
グナ:ラジャス

ヴァラーミヒラ「月がジェースタにある人は、とても友人が少ないが、明るく、高潔で、怒りっぽい」

〔性格〕
お守りは神秘的、または隠された力の象徴的な表れである。それは、不運や逆境から守られることを提供、また、受けることを示唆しており、同様に巧妙で創意に富んだ創造力のある能力を示す。インドラについての勇気ある行動、力、名声、栄光、称賛、ヴェーダーにおける賛美はこのナクシャトラに関連する。

ラグナか月がジェースタにある時、偽善的か、隠し立てをするなど、2面性のあることを示唆している。また、この2面性は、物質的・現世的な欲求の他にも、内面や精神的なものも獲得しようとする傾向を示している。
また、ジェースタは「最年長(eldest)」を意味し、とりわけ社会的な文脈では、「最も重要な人」、「創始者・設立者」を意味している。彼らは、他との交流以上に、自分白身に対する関心を深くもち、内への探求に向かうが、外に対する未練を断ち切れたわけではない。また、最も古き者にあらわされるように、その直前の段階、つまり、世俗的な物事をあまりに多く溜め込んできている者である場合もあり、普通以上に世慣れしている場合や普通以上に世俗的の場合もある。「経験」が基本的な意味になる。
また、インドラは雷撃の神でもあり、少々神経質で怒りっぽいところがある。

〔職業〕
仕事は、勇敢でエネルギッシュに取り組みます。二重性により、仕事や対人関係も器用にこなす。
自営業、鉱山、エンジニアの会社、治療家、一般事務職、守ることに関する職:警察、UN職員、兵器、軍人、難民、亡命者


〔その他〕
ジェースタの「取得」に関する暗示は、超自然的、神秘的、異常な手段を用いることを示唆し、そしてそれは一方で「苦しい時」、「つらい時間」を暗示する。
例えば、土星がジェースタで、2室にある時、他の要素が等しいならば、お金の欠乏を示しているかもしれない。

ジェースタの「年長」や「高位」は、ここでは「守護・守ること」と同義語である。なぜなら、インドの家族の中で最年長は、「家を守る者」として認知されているからである。
ジェースタは、家族の中の長、兄弟の最年長、もしくは最愛の人かもしれない。
例えば、結婚の7室支配星がジェースタを占めると、年上の人と結婚するか、もしくは、その家族の中で最年長の人と結婚する傾向がある。
この原理は、他の室にも拡大して解釈できる。


はい


少しでも多くの可能性を捉えるためとはいえ
だいぶ情報量が多くて目まぐるしいかと思います


より具体的には


冒頭のご相談の文面で
「保険業の営業を始めたばかり」とも書かれていましたが
その性格は
まさにヴァルゴッタマのラグナがもたらした結果と言えるでしょう


また


『芸術的な面ではどうか』  というご質問


それを意識していることはラーシと今回チェックするナヴァムシャの両方で
とても顕著に見てとれます


先ずはヴァルゴッタマのラーフとケートゥについての説明


通常ラーフというのは凶星の部類に属します

ラーフは西洋占星術のドラゴンヘッドにあたり
地球の周囲を巡る月の軌道と
地球から見た太陽の軌道が
それぞれ2か所で交わった位置を指します

チャートの持ち主(モンブランさん)の
生まれた場所と日時でその2つの交点のどちらかが
ラーフになりケートゥとなる訳です

このラーフはドラゴンヘッド同様に
「実在しない惑星」と説明されますが
インド占星術では
住んだ部屋の意味を極限まで強めるように働きます

インド占星術では
部屋の意味も吉凶が明確に区別されています

良い部屋は
1室(ラグナ)・4室・7室・10室

5室・9室
とされます

逆に悪い部屋は
3室・6室・8室・12室
となります

2室と11室は
ハッキリと区別するのがやや難しい意味を持った部屋です
(これら部屋の象意はまた後述します)


すみません


ここで再度の占断を一旦中断し前半の部とします


→【後半へ続く】

引用なし

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適職について モンブラン 20/6/4(木) 15:43
Re:適職について アヤスケ 20/6/7(日) 23:53
Re:適職について アヤスケ 20/6/8(月) 0:01
Re:適職について モンブラン 20/6/10(水) 8:08
Re:適職について アヤスケ 20/6/13(土) 1:06
Re:適職について アヤスケ 20/6/13(土) 1:10
Re:適職について モンブラン 20/6/16(火) 20:38

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