▼takuさん:
> ところで人生の改善法、開運法について調べると、徳分を積むこと、利他の実践について説明されているものを見つけました。
>またバクティ・ヨーガでは「社会や人々への善行こそが、神への真のバクティ、親愛であって、バクティの実践者には恩寵がある」といった説明もあるようです。
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>インド占星学では、利他の実践による開運や恩寵については、どこまで有効とされているのでしょうか?
占星術の大家K.N.RAO氏は、マントラと奉仕のみが身を助ける、と言っているそうです。利他や奉仕は最大の吉星である木星を強めるので、誰にとっても勧めることができます。
> ところでこの宗教的なこととの関わりなのですが、解脱や厭世、隠遁、オカルト、神秘、偏った禁欲行や世俗否定、霊能力、マニアックな瞑想実践......などではなくて、他者や社会への善行や慈悲慈愛、利他、社会貢献などを説く大乗仏教の「菩薩行」や「バクティ・ヨーガ」の思想や実践ではどうでしょうか?
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>利他や社会的な善行、大乗仏教の菩薩行、「他者への親愛や利他の実践をとおしての神への礼拝」といったバクティ・ヨーガの心がけや実践には、金星や木星の要素があって、それが「八室、ケートゥ、月、土星」のネガティブ面を緩和して、ポジティブ面を引き出すということは無いのでしょうか?
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>それとも何であれ、宗教的なものから離れた方が良いのでしょうか?
いいえ、と思います。
takuさんが暗示されているとおり、宗教的な行為にも、ケートゥ的なもの・・・・人里離れたところに独居したり断食したり、場合によっては占星術とか呪術とかを利用して密教的に修行するなど個人的なものと、木星的なもの・・・・ボランティアをしたり誰かを助けたり寺院に礼拝しにいくなど、他人とのつながりを絶たない社会的なもの、の2種類があると思われ、後者についてはオススメいたします。
とくに、takuさんは、木星と金星の度数が同じであり、つながりが強い(西洋占星術であれば、セキスタイルといって吉祥な組み合わせがあると判断するところです)ので、宗教的行為をするにしても、おっしゃられるとおりの利他行であるとか、金星の要素を絡めた信仰・・・・神棚や祭壇を花で埋め尽くすとか、賛美歌やバジャンを歌う、神様の誕生日をおいしいものを食べて踊って歌って祝うなどを、特にすすめたいですね。