初めての人は、まず、ルールをお読みください。
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アヤスケ - 21/8/28(土) 0:41 - |
こんばんは
ご指名をいただきまして恐縮至極に存じます
ご期待に違わぬ満額回答を心掛け善処いたします
頑張らせていただきます
では
<ラーシ・チャート> 【若年期の運勢/肉体的特徴】
1室(ラグナ)…牡牛座(ラグナロード/今生の自分自身は 金 星 )
→火星が在住
※火星が7室にアスペクトバック※
2室…双子座
→在住惑星なし
※ラグナに火星(凶星)と３室にケートゥ(凶星)が住んで２室を挟み込む
→｢パーパ・カルタリ・ヨーガ｣(パーパ・サンキャ・ヨーガ)※
3室…蟹座
→木星・ケートゥが在住
※木星が高揚※
※木星が逆行※
※木星が11室にアスペクトバック※
4室…獅子座
→在住惑星なし
5室…乙女座
→在住惑星なし
6室…天秤座
→在住惑星なし
7室…蠍座
→在住惑星なし
8室…射手座
→在住惑星なし
9室…山羊座
→水星・土星・ラーフが在住
※土星が自室在住で定座※
※5室支配星と10室支配星のコンジャンクション(ラージャ・ヨーガ)※
※ラーフがケンドラ･トリコーナの支配星とコンジャンクション(ラージャ･ヨーガ)※
※9室支配星と11室支配星の相互アスペクト(ダーナ・ヨーガ)※
10室…水瓶座 ★惑星集中の座相★
→太陽・月・金星が在住
※太陽が4室にアスペクトバック※
※ラグナロードと4室支配星がコンジャンクション(ラージャ・ヨーガ)※
※金星が『アートマ・カーラカ(過去生の表示体)』※
11室…魚座
→在住惑星なし
12室…牡羊座
→在住惑星なし
その他備考として
月の両隣(2室目/12室目)に在住惑星なし
月から見た４室目にのみ惑星在住
≒｢ケーマドルマ・ヨーガ(カルパドルマ・ヨーガ)｣
木星がケンドラに住まず月と木星が6室対8室の位置関係
≒｢シャカタ・ヨーガ｣
それから
<ナヴァムシャ・チャート> 【後半生の運勢/恋愛と結婚の傾向】
ラグナ(1室)…水瓶座(後半生のラグナロードは 土星 )
→ラーフが在住
2室…魚座
→土星が在住
3室…牡羊座
→在住惑星なし
※２室に土星(凶星)と4室に火星(凶星)が住んで3室を挟み込む
→｢パーパ・カルタリ・ヨーガ｣(パーパ・サンキャ・ヨーガ)※
4室…牡牛座
→火星が在住
※火星がヴァルゴッタマ※
※火星が7室にアスペクトバック※
5室…双子座
→金星が在住
※4室支配星が5室在住(ラージャ・ヨーガ)※
6室…蟹座
→水星が在住
7室…獅子座
→ケートゥが在住
8室…乙女座
→在住惑星なし
※７室にケートゥ(凶星)と９室に太陽(凶星)が住んで８室を挟み込む
→｢パーパ・カルタリ・ヨーガ｣(パーパ・サンキャ・ヨーガ)※
9室…天秤座
→太陽・木星が在住
※7室支配星が9室在住(ラージャ・ヨーガ)※
※太陽が減衰※
※太陽と木星のコンジャンクション
→｢スーリヤ・グル・ヨーガ｣※
10室…蠍座
→月が在住
11室…射手座
→土星が在住
12室…山羊座
→在住惑星なし
その他備考として
月から見た4室支配の土星が5室在住(ラージャ・ヨーガ)
月から見た5室支配星と10室支配星がコンジャンクション(ラージャ・ヨーガ)
月から見た12室支配の金星が8室在住(ヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガ)
はい
では最初のご相談事項から
さよさんの今現在のご職業運ですが
ご自身の実感のほどがよく伝わってくる｢厳しい配置｣ですね(;’∀’)
まずインド占星術の簡単な仕組みについて触れておきます
インド占星術では星が持つ吉凶と部屋の持つ吉凶という大まかな違いがあります
星が持つそもそもの良いイメージと悪いイメージとしては──
太陽・火星・土星は そもそも悪い星です
月・水星・木星・金星は そもそも良い星です
こうして区別されている星々が
チャート上で実際に支配する部屋というものがあり
部屋は部屋で星とは無関係にまた異なるイメージの良し悪しを持ちます
良い部屋は
1室(自分自身・体の健康)・4室(家と母親)・7室(関わる相手・異性)・10室(社会生活)
それと 5室(成長と発展)・9室(到達・達観・父親)
悪い部屋は
3室(努力と訓練)・6室(苦手な相手・争い・病気)・8室(避けられない経験・強い本能)
12室(失うこと・隠されること・死)
意味が曖昧(ポジティブにもネガティブにもとれる)な部屋は
2室(生まれ持った全ての自由・家族)・11室(欲望と自尊心)
となります
さよさんの場合
吉星である木星と月が支配する部屋自体は悪い経験をもたらすため
そのどちらかの星が強調される時運の状況下はなかなかにツラいものがあります
ｳｰﾝ(;´∀｀)
個々人に生まれつきのその<時運>というのは中国占術の易のカレンダーのように
運気の流れ方が大筋で決まった順番となって巡ってきます
実際のところ
さよさんの大局的な時運は今まさに 木 星 で示される頃合いです
木星のコンディションを観察しますと
3室(日常的な習慣・コミュニケーション・知識や技術の実践)で
西洋占星術の｢ドラゴンテイル｣に当たるケートゥと同室し
木星自体は住む星座との相性が最高に良いことで『高揚』と呼ぶ状態です
この3室を単独でザックリと見ると
さよさんはとにかく明朗で風通しが良くメリハリのある気遣い屋さんと言えるような
ひたすら素晴らしい人柄を映しています
高揚する木星は相当な気前の良さを本人の性格に与え
人付き合いを流暢にこなす大らかさが長所になりますが
そこに抑制をもたらすケートゥが同居しているので
相手方との距離を程々に保とうとする品性も備えています
色々な場面で人に指導したり助言を与えるのが得意という印象です
しかし
その気風の良い木星は
月の住む星座をもう一つのアセンダントと見なすインド占星術の技法では
凶意の部屋に住む配置に改まってしまいます
月は水瓶座に在ってそこから数えた木星は6室です
6室は｢望まない苦労や強い緊張感｣といったハードな象意の部屋であり
そこで木星が最大限に働いているというコンディションは
『ついつい場当たり的に面倒事を買って出る』ような行動パターンを意味します
水瓶座をアセンダントにすると木星は2室と11室を支配します
2室という部屋は｢生来の素養｣を担い
11室は｢他者からの評価(実際の収入)・自己実現｣を実現する部屋のため
人生設計上で極めて重要な役どころの星になるのです
その木星が月から見た凶意の部屋に住んだ位相となって働く時運はまだまだ続きます
実はこの木星が影響する時運は
さよさんが18歳になった12年前の6月頃から始まっています
木星が住む蟹座をアセンダントと見なしチャートを改めますと
8室目の水瓶座に惑星集中が起こってその部屋の象意が強調されています
8室もやはりキツい凶意の部屋であり
｢全く逆らうことができない格上の相手や理不尽な境遇｣という経験をもたらします
水瓶座は合理的な秩序とチームワークの実践を得意とする星座ですから
良くも悪くも杓子定規な暗黙の了解を作り出す人々やその組織を指します
蟹座の支配星である月はまさに木星から見た8室の水瓶座に住むことになり
さよさんはやっと成人するかどうかという頃から
そういった『変に律儀で融通の利かない人たち』に引きずられてばかりの日々を
我慢強く受け流して煮え切らない年月が積み重なったと言えるご様子です
(一方で前向きな成長につながる役得のような恩恵もあったことでしょう)
また
木星は本来の吉星的な働きを失う｢逆行｣という状態であり
日常にはもどかしさが伴います
仕方ないとはいえ
知らず知らずのうちに余所行きな大人の自分を作り上げていらしたんですねぇ
(ノ＿｀。）
その木星が時運の基本になる大局は実に長く2025年の5月28日まで続いてしまいます
ｶﾞ━━Σ(ﾟДﾟ|||)━━ﾝ!!
il||li(つд-｡)il||li
う〜ん！どうにかしたい！！
もう少し時運を細かくクローズアップして運気好転の頃を確認してみますと
来月9月15日に運勢の小さな節目がやって来ます
さよさんご自身にとってはけして｢幸運｣ではない経験のようですが
そのタイミングで確実に今の職場を『辞 め た る ぞ !!』と思い立ちそうです
即席な体感運のイメージとして
何だか急に情熱的になりご自身から動き出したくなる強い決意が沸いてくる感じです
(あるいはそれまで受け流していた負の感情に火がついてしまうことも考えられます)
改めてさよさんの基礎運の配置を伺いますと
インド占星術でも重要な9室(高度な学問・教養)と10室(実際の職業)が強いですね
さよさんは人当りの良さから男性(それも年上か目上の相手)の興味を引きやすく
そうした人間関係にイライラさせられながら
一個人としても正しい高尚な克己心を秘めており
悩み過ぎて窒息してしまうような不器用さが特徴でもあります
お体裁ばかりで結局は無責任なだけの大人が多い世の中でこれは大いに良い傾向です
さよさんの主たる時運の木星は｢読み書き・自己表現｣という意味の3室ですから
さよさんは学芸によって身を起こす知識人の素質が顕著に示される所見を持ち
なおかつ木星と対向する土星が9室と10室を支配して9室に定座する配置が
文教活動への適正をかなり色濃く表意していると読める状態です
月をラグナ(アセンダント)と見なした場合の配置でも
職業を意味する10室支配の火星が｢自宅・自室｣という象意の4室に住んで
火星自身の部屋(10室)へとアスペクトを返す強い配置です
更に本来のラグナである牡牛座から読み直してみると
3室支配の月がラグナロードの金星と10室に同室し
そこに｢広範な社会的実務｣という象意がある太陽も住んでいるため
さよさんの運勢図を概況的に拝見した際のイメージは
『ハキハキとプレゼンを実演する何かの講師や熱心な教員』というハツラツ感でした
単なるホワイトカラー系の職業とも異なっている印象です
以前にアヤスケが過去に別の占断ご希望者様にも申し上げたことですが
人間関係の悩みというのは終わりがなく本当に底なしです
ですからそれが職業上の深刻な問題である場合は
思い切って高等な技能資格の取得を目指すことが最も合理的です
さよさんは造詣の深いニッチな向学心をお持ちでしょうから
収益性の有無は別であってもそうした｢おハイソ｣な分野が好適だと言えます
(社会学か法律に絡んだ諸学問かあるいは歴史文化などが得意科目かと思われます)
さよさんはとても強くなった木星と土星の相互アスペクトに恵まれており
それが｢学問｣の9室と｢実践力・技芸｣の3室という相対の配置となり
これまでの生涯を通して勉強熱心な性格が根強く息づいているようです
あるいはそれ以外であれば
10室に太陽の住む配置が｢社会インフラ・公共サービス｣という意味合いを強めるので
公務員としてビジネスライクにルーティンすることもお勧めです
なお
さよさんは本質的な運勢図のナヴァムシャで月(ありのままの心・素顔の自分)が
あらゆる社会的な生活と人間関係を担う10室で減衰しています
これは
早い話が『本当に正直な自分を見せるのが億劫で後ろめたい』という内情を示します
その一方で基礎的な運勢図のラーシ・チャートでは
10室に月を含む惑星集中があるために人付き合いを大切にしつつ目立ちたい傾向もあります
(しかし10室で新月になる配置であり精神的な起伏も生じやすいコンディションです)
こうした｢人とのつながり｣を経て解放感と憂鬱が反復する傾向を
ご自身でもどうにかしたいと度々に悩み迷う月日を重ねて来られたことでしょうから
かなり手前勝手な意見を述べさせていただくとすれば
さよさんは
政 治 家
に向いていらっしゃるとも思えます
というのは
さよさんのナヴァムシャは4室に10室支配の火星が住んでいて
自室へとアスペクトを返していますが
火星の住む星座はラーシ･チャートと同じため高揚するように最強の威力を帯びます
(これをインド占星術で｢ヴァルゴッタマ｣と呼びます)
なおかつその配置は
ラーシ・チャートで月をラグナとした場合と同じ位相になっています
(つまりラーシの月は水瓶座でナヴァムシャのラグナも水瓶座ということです)
政治家は屋外ではなく屋内の執務室での面談や議場での質疑を職務としますから
10室の支配星が4室に住む配置は即ち政治家としての働き方を意味しています
さよさんのより大きな輪郭というべき終極的な志向性は水瓶座とお見受けします
水瓶座は新しい秩序を目指す新進気鋭の現実主義者を現す星座です
今はまだそうした水瓶座的な人々の輪の中で不自由さを強いられる最中にあり
残る4年弱の年月の中でむしろさよさんは水瓶座の個性を包摂していくと思われます
朝な夕なに自分の思想と対話しながら体当たりで職務に身を投じるそのご様子からは
おそらく『出版業界』(それもジャーナル系)が向いているような印象です
根拠としては｢ダブルトランジット｣がその証左です
インド占星術では
ご出生時の木星と土星の両方がアスペクトを与える部屋に特別な影響が生じることを
｢ダブルトランジット｣と言います
さよさんは3室(言論)と9室(功徳)と11室(自主自営)がダブルトランジットです
水瓶座は相互に多様な立場の違いを補完し調和へと向かわせる才能を持っています
これからの数年間がさよさんを主体的な理想主義者へと変えていくかも知れません
よろしければご希望の職務分野をお教え下さい
はい
続いてよりプライベートな恋愛事情のご相談について
指摘するのは心苦しいことですが
概してさよさんは公私を区別しづらいタイプの異性と出会いやすい傾向です
恋愛運の即席占断は金星から見た7室(対向の部屋)を診ます
さよさんのラーシ・チャートでは獅子座が7室目となり
支配星の太陽はちょうど金星とそのまま同室しています
金星からの7室目をパートナーのラグナとすると
獅子座から見た7室水瓶座で｢女性｣の表示体である月・金星と同室します
水瓶座は一つの目的を共有するチームやグループを意味しますから
カジュアルな交友を好むフリーランスの豪奢な風貌の男性というイメージです
水瓶座はもう一つのラグナロードというべき月が住んでいますから
さよさんにとってのラグナでもあり
上記に述べたような【意 識 の 高 い】ベテラン勢と関わりやすいと言えます
一方で
本来のラグナから見た7室は蠍座でその支配星は火星です
火星はラグナに住んで7室へとアスペクトバックしています
これもまた月の住む水瓶座と同じ条件を持っています
牡牛座ラグナは7室支配の火星が同時に12室(損失・浪費)を支配する凶星であり
ラグナに住む配置は不愉快な気苦労と対人関係への忌避感が日常的になりがちです
特にさよさんの月から数えた火星は
隠された私生活を意味する4室(品性・情緒)に位置してしまっていますから
プライベートな時間そのものにも不和を感じることが少なくないご様子です
もう一つの重要な占断対象も確かめておきます
実はナヴァムシャ・チャートは後半生の運勢図である以上に
人生で極めて重要な結婚の運勢を占うためのものでもあるのです
さよさんの出生時刻が厳正であれば
ナヴァムシャの7室(対人関係・異性運)には
その部屋の象意を否定してしまうケートゥが住んでいます
その7室を支配する太陽自体は吉意の部屋の9室に住んでいますが
星座の相性が最も悪いため減衰しています
この配置からは｢素朴過ぎて無欲な大人しい男性｣という人物像が描写されます
太陽には大吉星の木星が同室していますので
柔和でのんびりとした平和的な男性がさよさんとの関係を望んでくると言えます
まさにご相談の内容がそのままチャート上で再現されていますね
はい
まず
占いというのはご自身の判断を後押しする補足的な手段とすべきです
どのようなステータスの男性との関係をご希望か
差支えのない程度にお答え下さればアヤスケもアシストしやすいです
(実益を見込んだ生活設計としてご結婚を考えているのかどうかということですね)
以上
再度のご相談をお待ちしております
よろしくどうぞ <(_ _)>
ご指名をいただきまして恐縮至極に存じます
ご期待に違わぬ満額回答を心掛け善処いたします
頑張らせていただきます
では
<ラーシ・チャート> 【若年期の運勢/肉体的特徴】
1室(ラグナ)…牡牛座(ラグナロード/今生の自分自身は 金 星 )
→火星が在住
※火星が7室にアスペクトバック※
2室…双子座
→在住惑星なし
※ラグナに火星(凶星)と３室にケートゥ(凶星)が住んで２室を挟み込む
→｢パーパ・カルタリ・ヨーガ｣(パーパ・サンキャ・ヨーガ)※
3室…蟹座
→木星・ケートゥが在住
※木星が高揚※
※木星が逆行※
※木星が11室にアスペクトバック※
4室…獅子座
→在住惑星なし
5室…乙女座
→在住惑星なし
6室…天秤座
→在住惑星なし
7室…蠍座
→在住惑星なし
8室…射手座
→在住惑星なし
9室…山羊座
→水星・土星・ラーフが在住
※土星が自室在住で定座※
※5室支配星と10室支配星のコンジャンクション(ラージャ・ヨーガ)※
※ラーフがケンドラ･トリコーナの支配星とコンジャンクション(ラージャ･ヨーガ)※
※9室支配星と11室支配星の相互アスペクト(ダーナ・ヨーガ)※
10室…水瓶座 ★惑星集中の座相★
→太陽・月・金星が在住
※太陽が4室にアスペクトバック※
※ラグナロードと4室支配星がコンジャンクション(ラージャ・ヨーガ)※
※金星が『アートマ・カーラカ(過去生の表示体)』※
11室…魚座
→在住惑星なし
12室…牡羊座
→在住惑星なし
その他備考として
月の両隣(2室目/12室目)に在住惑星なし
月から見た４室目にのみ惑星在住
≒｢ケーマドルマ・ヨーガ(カルパドルマ・ヨーガ)｣
木星がケンドラに住まず月と木星が6室対8室の位置関係
≒｢シャカタ・ヨーガ｣
それから
<ナヴァムシャ・チャート> 【後半生の運勢/恋愛と結婚の傾向】
ラグナ(1室)…水瓶座(後半生のラグナロードは 土星 )
→ラーフが在住
2室…魚座
→土星が在住
3室…牡羊座
→在住惑星なし
※２室に土星(凶星)と4室に火星(凶星)が住んで3室を挟み込む
→｢パーパ・カルタリ・ヨーガ｣(パーパ・サンキャ・ヨーガ)※
4室…牡牛座
→火星が在住
※火星がヴァルゴッタマ※
※火星が7室にアスペクトバック※
5室…双子座
→金星が在住
※4室支配星が5室在住(ラージャ・ヨーガ)※
6室…蟹座
→水星が在住
7室…獅子座
→ケートゥが在住
8室…乙女座
→在住惑星なし
※７室にケートゥ(凶星)と９室に太陽(凶星)が住んで８室を挟み込む
→｢パーパ・カルタリ・ヨーガ｣(パーパ・サンキャ・ヨーガ)※
9室…天秤座
→太陽・木星が在住
※7室支配星が9室在住(ラージャ・ヨーガ)※
※太陽が減衰※
※太陽と木星のコンジャンクション
→｢スーリヤ・グル・ヨーガ｣※
10室…蠍座
→月が在住
11室…射手座
→土星が在住
12室…山羊座
→在住惑星なし
その他備考として
月から見た4室支配の土星が5室在住(ラージャ・ヨーガ)
月から見た5室支配星と10室支配星がコンジャンクション(ラージャ・ヨーガ)
月から見た12室支配の金星が8室在住(ヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガ)
はい
では最初のご相談事項から
さよさんの今現在のご職業運ですが
ご自身の実感のほどがよく伝わってくる｢厳しい配置｣ですね(;’∀’)
まずインド占星術の簡単な仕組みについて触れておきます
インド占星術では星が持つ吉凶と部屋の持つ吉凶という大まかな違いがあります
星が持つそもそもの良いイメージと悪いイメージとしては──
太陽・火星・土星は そもそも悪い星です
月・水星・木星・金星は そもそも良い星です
こうして区別されている星々が
チャート上で実際に支配する部屋というものがあり
部屋は部屋で星とは無関係にまた異なるイメージの良し悪しを持ちます
良い部屋は
1室(自分自身・体の健康)・4室(家と母親)・7室(関わる相手・異性)・10室(社会生活)
それと 5室(成長と発展)・9室(到達・達観・父親)
悪い部屋は
3室(努力と訓練)・6室(苦手な相手・争い・病気)・8室(避けられない経験・強い本能)
12室(失うこと・隠されること・死)
意味が曖昧(ポジティブにもネガティブにもとれる)な部屋は
2室(生まれ持った全ての自由・家族)・11室(欲望と自尊心)
となります
さよさんの場合
吉星である木星と月が支配する部屋自体は悪い経験をもたらすため
そのどちらかの星が強調される時運の状況下はなかなかにツラいものがあります
ｳｰﾝ(;´∀｀)
個々人に生まれつきのその<時運>というのは中国占術の易のカレンダーのように
運気の流れ方が大筋で決まった順番となって巡ってきます
実際のところ
さよさんの大局的な時運は今まさに 木 星 で示される頃合いです
木星のコンディションを観察しますと
3室(日常的な習慣・コミュニケーション・知識や技術の実践)で
西洋占星術の｢ドラゴンテイル｣に当たるケートゥと同室し
木星自体は住む星座との相性が最高に良いことで『高揚』と呼ぶ状態です
この3室を単独でザックリと見ると
さよさんはとにかく明朗で風通しが良くメリハリのある気遣い屋さんと言えるような
ひたすら素晴らしい人柄を映しています
高揚する木星は相当な気前の良さを本人の性格に与え
人付き合いを流暢にこなす大らかさが長所になりますが
そこに抑制をもたらすケートゥが同居しているので
相手方との距離を程々に保とうとする品性も備えています
色々な場面で人に指導したり助言を与えるのが得意という印象です
しかし
その気風の良い木星は
月の住む星座をもう一つのアセンダントと見なすインド占星術の技法では
凶意の部屋に住む配置に改まってしまいます
月は水瓶座に在ってそこから数えた木星は6室です
6室は｢望まない苦労や強い緊張感｣といったハードな象意の部屋であり
そこで木星が最大限に働いているというコンディションは
『ついつい場当たり的に面倒事を買って出る』ような行動パターンを意味します
水瓶座をアセンダントにすると木星は2室と11室を支配します
2室という部屋は｢生来の素養｣を担い
11室は｢他者からの評価(実際の収入)・自己実現｣を実現する部屋のため
人生設計上で極めて重要な役どころの星になるのです
その木星が月から見た凶意の部屋に住んだ位相となって働く時運はまだまだ続きます
実はこの木星が影響する時運は
さよさんが18歳になった12年前の6月頃から始まっています
木星が住む蟹座をアセンダントと見なしチャートを改めますと
8室目の水瓶座に惑星集中が起こってその部屋の象意が強調されています
8室もやはりキツい凶意の部屋であり
｢全く逆らうことができない格上の相手や理不尽な境遇｣という経験をもたらします
水瓶座は合理的な秩序とチームワークの実践を得意とする星座ですから
良くも悪くも杓子定規な暗黙の了解を作り出す人々やその組織を指します
蟹座の支配星である月はまさに木星から見た8室の水瓶座に住むことになり
さよさんはやっと成人するかどうかという頃から
そういった『変に律儀で融通の利かない人たち』に引きずられてばかりの日々を
我慢強く受け流して煮え切らない年月が積み重なったと言えるご様子です
(一方で前向きな成長につながる役得のような恩恵もあったことでしょう)
また
木星は本来の吉星的な働きを失う｢逆行｣という状態であり
日常にはもどかしさが伴います
仕方ないとはいえ
知らず知らずのうちに余所行きな大人の自分を作り上げていらしたんですねぇ
(ノ＿｀。）
その木星が時運の基本になる大局は実に長く2025年の5月28日まで続いてしまいます
ｶﾞ━━Σ(ﾟДﾟ|||)━━ﾝ!!
il||li(つд-｡)il||li
う〜ん！どうにかしたい！！
もう少し時運を細かくクローズアップして運気好転の頃を確認してみますと
来月9月15日に運勢の小さな節目がやって来ます
さよさんご自身にとってはけして｢幸運｣ではない経験のようですが
そのタイミングで確実に今の職場を『辞 め た る ぞ !!』と思い立ちそうです
即席な体感運のイメージとして
何だか急に情熱的になりご自身から動き出したくなる強い決意が沸いてくる感じです
(あるいはそれまで受け流していた負の感情に火がついてしまうことも考えられます)
改めてさよさんの基礎運の配置を伺いますと
インド占星術でも重要な9室(高度な学問・教養)と10室(実際の職業)が強いですね
さよさんは人当りの良さから男性(それも年上か目上の相手)の興味を引きやすく
そうした人間関係にイライラさせられながら
一個人としても正しい高尚な克己心を秘めており
悩み過ぎて窒息してしまうような不器用さが特徴でもあります
お体裁ばかりで結局は無責任なだけの大人が多い世の中でこれは大いに良い傾向です
さよさんの主たる時運の木星は｢読み書き・自己表現｣という意味の3室ですから
さよさんは学芸によって身を起こす知識人の素質が顕著に示される所見を持ち
なおかつ木星と対向する土星が9室と10室を支配して9室に定座する配置が
文教活動への適正をかなり色濃く表意していると読める状態です
月をラグナ(アセンダント)と見なした場合の配置でも
職業を意味する10室支配の火星が｢自宅・自室｣という象意の4室に住んで
火星自身の部屋(10室)へとアスペクトを返す強い配置です
更に本来のラグナである牡牛座から読み直してみると
3室支配の月がラグナロードの金星と10室に同室し
そこに｢広範な社会的実務｣という象意がある太陽も住んでいるため
さよさんの運勢図を概況的に拝見した際のイメージは
『ハキハキとプレゼンを実演する何かの講師や熱心な教員』というハツラツ感でした
単なるホワイトカラー系の職業とも異なっている印象です
以前にアヤスケが過去に別の占断ご希望者様にも申し上げたことですが
人間関係の悩みというのは終わりがなく本当に底なしです
ですからそれが職業上の深刻な問題である場合は
思い切って高等な技能資格の取得を目指すことが最も合理的です
さよさんは造詣の深いニッチな向学心をお持ちでしょうから
収益性の有無は別であってもそうした｢おハイソ｣な分野が好適だと言えます
(社会学か法律に絡んだ諸学問かあるいは歴史文化などが得意科目かと思われます)
さよさんはとても強くなった木星と土星の相互アスペクトに恵まれており
それが｢学問｣の9室と｢実践力・技芸｣の3室という相対の配置となり
これまでの生涯を通して勉強熱心な性格が根強く息づいているようです
あるいはそれ以外であれば
10室に太陽の住む配置が｢社会インフラ・公共サービス｣という意味合いを強めるので
公務員としてビジネスライクにルーティンすることもお勧めです
なお
さよさんは本質的な運勢図のナヴァムシャで月(ありのままの心・素顔の自分)が
あらゆる社会的な生活と人間関係を担う10室で減衰しています
これは
早い話が『本当に正直な自分を見せるのが億劫で後ろめたい』という内情を示します
その一方で基礎的な運勢図のラーシ・チャートでは
10室に月を含む惑星集中があるために人付き合いを大切にしつつ目立ちたい傾向もあります
(しかし10室で新月になる配置であり精神的な起伏も生じやすいコンディションです)
こうした｢人とのつながり｣を経て解放感と憂鬱が反復する傾向を
ご自身でもどうにかしたいと度々に悩み迷う月日を重ねて来られたことでしょうから
かなり手前勝手な意見を述べさせていただくとすれば
さよさんは
政 治 家
に向いていらっしゃるとも思えます
というのは
さよさんのナヴァムシャは4室に10室支配の火星が住んでいて
自室へとアスペクトを返していますが
火星の住む星座はラーシ･チャートと同じため高揚するように最強の威力を帯びます
(これをインド占星術で｢ヴァルゴッタマ｣と呼びます)
なおかつその配置は
ラーシ・チャートで月をラグナとした場合と同じ位相になっています
(つまりラーシの月は水瓶座でナヴァムシャのラグナも水瓶座ということです)
政治家は屋外ではなく屋内の執務室での面談や議場での質疑を職務としますから
10室の支配星が4室に住む配置は即ち政治家としての働き方を意味しています
さよさんのより大きな輪郭というべき終極的な志向性は水瓶座とお見受けします
水瓶座は新しい秩序を目指す新進気鋭の現実主義者を現す星座です
今はまだそうした水瓶座的な人々の輪の中で不自由さを強いられる最中にあり
残る4年弱の年月の中でむしろさよさんは水瓶座の個性を包摂していくと思われます
朝な夕なに自分の思想と対話しながら体当たりで職務に身を投じるそのご様子からは
おそらく『出版業界』(それもジャーナル系)が向いているような印象です
根拠としては｢ダブルトランジット｣がその証左です
インド占星術では
ご出生時の木星と土星の両方がアスペクトを与える部屋に特別な影響が生じることを
｢ダブルトランジット｣と言います
さよさんは3室(言論)と9室(功徳)と11室(自主自営)がダブルトランジットです
水瓶座は相互に多様な立場の違いを補完し調和へと向かわせる才能を持っています
これからの数年間がさよさんを主体的な理想主義者へと変えていくかも知れません
よろしければご希望の職務分野をお教え下さい
はい
続いてよりプライベートな恋愛事情のご相談について
指摘するのは心苦しいことですが
概してさよさんは公私を区別しづらいタイプの異性と出会いやすい傾向です
恋愛運の即席占断は金星から見た7室(対向の部屋)を診ます
さよさんのラーシ・チャートでは獅子座が7室目となり
支配星の太陽はちょうど金星とそのまま同室しています
金星からの7室目をパートナーのラグナとすると
獅子座から見た7室水瓶座で｢女性｣の表示体である月・金星と同室します
水瓶座は一つの目的を共有するチームやグループを意味しますから
カジュアルな交友を好むフリーランスの豪奢な風貌の男性というイメージです
水瓶座はもう一つのラグナロードというべき月が住んでいますから
さよさんにとってのラグナでもあり
上記に述べたような【意 識 の 高 い】ベテラン勢と関わりやすいと言えます
一方で
本来のラグナから見た7室は蠍座でその支配星は火星です
火星はラグナに住んで7室へとアスペクトバックしています
これもまた月の住む水瓶座と同じ条件を持っています
牡牛座ラグナは7室支配の火星が同時に12室(損失・浪費)を支配する凶星であり
ラグナに住む配置は不愉快な気苦労と対人関係への忌避感が日常的になりがちです
特にさよさんの月から数えた火星は
隠された私生活を意味する4室(品性・情緒)に位置してしまっていますから
プライベートな時間そのものにも不和を感じることが少なくないご様子です
もう一つの重要な占断対象も確かめておきます
実はナヴァムシャ・チャートは後半生の運勢図である以上に
人生で極めて重要な結婚の運勢を占うためのものでもあるのです
さよさんの出生時刻が厳正であれば
ナヴァムシャの7室(対人関係・異性運)には
その部屋の象意を否定してしまうケートゥが住んでいます
その7室を支配する太陽自体は吉意の部屋の9室に住んでいますが
星座の相性が最も悪いため減衰しています
この配置からは｢素朴過ぎて無欲な大人しい男性｣という人物像が描写されます
太陽には大吉星の木星が同室していますので
柔和でのんびりとした平和的な男性がさよさんとの関係を望んでくると言えます
まさにご相談の内容がそのままチャート上で再現されていますね
はい
まず
占いというのはご自身の判断を後押しする補足的な手段とすべきです
どのようなステータスの男性との関係をご希望か
差支えのない程度にお答え下さればアヤスケもアシストしやすいです
(実益を見込んだ生活設計としてご結婚を考えているのかどうかということですね)
以上
再度のご相談をお待ちしております
よろしくどうぞ <(_ _)>
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アヤスケ様占いお願いします さよ 21/8/25(水) 23:43 |
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Re:アヤスケ様占いお願いします アヤスケ 21/8/28(土) 0:41 | ≪ |
