▼ag2さん:
いつもお世話になっております、み、 です。
ag2さんのおかげで、ずいぶん逆行は読めるようになり、逆行してるかどうかで結構結果が違うようだし、なめてはいけないな、と理解が進みました。
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>鑑定板の方でのご質問について,こちらでお答えします。
>ただ,例によってナーディ占星術ですけども。
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> 普通のインド占星術で,少なくともわたしが持っている本の鑑定例や書籍において,星座交換は,「交換室同士のつながりが強くなる」という程度の記述しかありません。例えば2室と6室の交換なら口の病気になるとか,5室と10室の交換で,勉強したことが仕事につながるとか。
> わずかに 「light on life」が,ドシュタナとその他の部屋の交換は凶,ケンドラトリコーナの交換は吉,という原則を述べるのみです。以前,み さんから,「ダシャーも交換前を前提としてよむ」と教えていただきましたが,そこまではっきり説明している書物はわたしは持っていません。
本やネットをみても、あまりきちんと書いてないですよね。
「交換室どうしのつながりが強くなる」
って、そりゃそうだろうけど、肝心のことは何も書いてないというか(苦笑)。
ダシャーについてはISOPさんは、
「交換している部屋が、どちらかのダシャーのときに両方反応し、両方の部屋にかかわるイベントが発生する」
と仰っていました。
私のドゥビダシャーをD9と組み合わせると、あまりそういう感じはないのですが・・・(私のD1だと7室がすっからかんなので、D9の7室との組み合わせでみることになります)。
交換後の7室在住星(もともとの7室支配星の火星)の方で7室が反応してましたが、交換相手の水星は反応せず、水星期には7室は反応してる感じはしませんでした。
ヴィムショッタリはよくわからないです。
ヴィムショッタリでみると、前のアンタル水星期やアンタル火星期の頃は、まだD9が発動していなかったので。
あと4年近く後に、土星・火星期がきてはじめてわかります。どきどき。
私のD9の星座交換だと、「玉の輿!」とか、「相手を養う」とかありそう。
2室(収入)&7室(結婚・配偶者)だし。
> 清水俊介氏翻訳の「本場BVBのインド占星術家が実例で教えるホロスコープの読み方」では,ナクシャトラレベルの星座交換を適示するものが一件ありますが,もし星座交換の効果が「在住室同士のつながりが強くなる」というだけだと,ナクシャトラの星座交換の場合の解釈が手詰まりになりえます。
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「在住室どうしのつながりが強くなる」だけだと、確かに何の説明にもなってないような(苦笑)。
知りたいのはその続きなんですけど、ってなりますよね。
> これに対してナーディ占星術では,星座交換はかなり力点を置いて読むべきとされ,各書籍にも必ず星座交換の項目と解説があり,その効果にも異説は見当たりません。
> 星座及びナクシャトラにおいて星座交換が生じえ,具体的な星座交換の効果は,「交換前の状況から,人生の後半において交換後の状況に移行する」解釈となります。効果の吉凶の基本は交換星同士の友好によります。しかし,ナーディ占星術では,高揚減衰以上に周囲に友好惑星がいるかどうかが重視されるため,それも含めて判断されます。
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> 今回の事例では,太陽と土星の交換ですので原則凶ですが,パーパカルタリだった土星の周囲の状況は明らかに劇的に改善されます。トランジットも,3年後くらいに金星へのダブルトランジットを控えています。
> ヴィムショッタリーダシャーをみても,6室在住ながらRYを形成している金星期で,「凶的な要素はありつつ何かをなしとげる」ということで矛盾はありません。
> 以上より,後半戦において,「苦労して」成功すると判断しました。
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> もちろん,交換により逆に敵対星に囲まれる場合もありますし,高揚していたのに自室に引き戻される星座交換もあります。
> 今回,火星は交換によって孤立に追い込まれるため,例えば,妹さんなり弟さんがいれば,晩年,あきさんから離れて暮らすようになる,とも読めるでしょう。夫(火星)が他の女(月)と連携して自分(木星)から離れる,とも読めます。
> したがって,星座交換=常に吉,では当然なく,友好関係と周囲の状況によります。
ここ、いったいどこから他の女の存在を読んでたんだろうと思っていたのですが、そういうことだったんですね!
これはナーディの知識がないとわからないですね。
ちなみに、自分が男のときは、金星が妻になるのでしょうか?
あきさんのチャートでは、減衰惑星どうしの交換になっていましたが、パラーシャラ系だと減衰惑星どうしの交換は減衰キャンセルになるので、あきさんのチャートは、ag2さんがなさった、「状況はのちに改善するはず」という結果と、おおきくみれば一致しますね。
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>(ナーディ占星術ではそもそも相方の特徴は火星または金星でみますが,もし技法を混ぜてよいという前提なら)ご指摘の事例では,
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>・霊性に理解のある木星的な優等生だったのに,時の経過により頭でっかちになるとかビジネスに傾倒するとか
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>・離婚のサインがあれば,最初の夫が木星的で次の夫が水星的
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>とも解釈できるでしょう。(水星と木星は相性イマイチなので,木星が自室に,水星が高揚化するとしても,良くない意味も読み込むのが原則になります。もちろん,周囲に友好星がいるかどうかはかなり大きなファクターになります)み さんのD9なら,
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>・火星金星コンビが解消され後半には異性関係が落ち着くとか
>・水星金星コンビが新たに結成され後半には文学に興味がでてくるとか
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>そんな感じでしょうか。つまり,前後を比較し,時期をずらして読むということです。
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おお!勉強になります!
ナーディ式では、コンジャンクションなども、時間の経過とともに、ひっくり返しチャート型にかわっていくのですね。
のちに好みのタイプは火星男になり、火星男と結婚して異性関係が落ち着き(どっちが先だ?)、その分のエネルギーが文学に向かう、みたいな感じかしら。
ナーディ式の「時間と共に変わっていく」は一理あって、昔は水星男がいいと思ってた時期もあったのですが、今、どちらが好み(自分とあうか)といわれたら、火星男です。
年と共に水星男のことが嫌いになりました(笑)。
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>まあ,技法を混ぜるのは原則ダメと思いますので・・・・思考実験程度にとらえていただければ。
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> ナーディ占星術なら,星座交換について熱く10頁も20頁も語っている文献はあるのですが。それ以外だとホント,記述がなくて,学習には不便な環境ですよね・・・(´-`)
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混ぜるのはダメといわれても、やっぱりちゃんと読めるか(当てられるか)の方が結局大事というのは、チャート眺めててあります。
別に何かの流派の流れを死守しないと破門されるとか(笑)そういう立場にいるわけでもないので。
少なくとも交換のときの読み方については、ナーディではお作法として確立してるということはすなわち、その「ひっくり返して読む」というやり方に一定の予測力(妥当性)がある、ということだと思うのです。
それなら、星座交換については、それに詳しいナーディの人たちの知恵を借りながらチャートを読んで、当たる法則を探っていった方が、よっぽど依頼者さんに応えられるし、読みと実際の現象をはずさないんじゃないかなぁと思ったりもします。
私は今のところ、
「そのハウスの表す人物像をみるときはひっくり返し、コンジャンクションや○室支配星が○室在住というような、他の星やハウスとの絡みは、元通りの配置で」
というやり方をしつつ、これでどこまでいけるか検証中ですが。
またいろいろ教えてください!ありがとうございました!