【宝石療法:①】 ライフ博士の医療と宝石光線療法
インド占星術では、宝石や貴金属が処方されます。
まじないのようなもの、プラシーボ効果、ほとんど効果がないと思っている人がほとんどではないでしょうか?
ラオ先生も宝石に否定的だそうですが、アーユルヴェーダ-では実際に宝石や金属の灰が使用され、その処方には占星術も判断材料の一つとして利用されることもあります。
主に灰(バスマ・ムクタ)にして利用しており、有名なのは、真珠の灰や、金の灰です。
アーユルヴェーダ-は迷信などではなく、実際に効果が確認でき、一般にも認知されている医療法です。
インド占星術の宝石処方も、あながち迷信などではないかもしれません。
このことに関して、宝石処方の可能性を感じさせてくれた本があります。「宝石光線療法の奇跡」という本です。
この本を読むと、かなりの病気の治癒例が載っています。(末期患者も治療している)
この本がガセでないとすれば、かなり有用な治療法ということが言えます。
その再検証は必要ですが、とりあえずこの本が真実だと仮定すると、まじないや、迷信ではなく、科学的な何かがあるはずです。
では、なぜ宝石が効くのでしょうか?それはどういった原理でしょうか?
少し、それを解く鍵となるのではないかと思われる技術・治療法が過去にあります。
それはライフ博士の光の治療法です。
http://www.thinker-japan.com/life.html
読めば分かりますが、この技術は抹殺されてしまいました。
ただ、末期がんの治癒率100%ということで、効果は非常に高いものであることが予想されます。
本当なら、すごい技術です。
この治療法は、光を使うということで、宝石光線療法と非常に似ています。
インド占星術の宝石処方、または宝石光線療法を、科学的に追求して現代の形に研ぎ澄まされたのが、ライフ博士の光の治療法だったのではないかと個人的には推察しています。
また、色や光が生み出す効果も、科学的に調べられています。
例えば、ビタミンD、松果体、色と心理生理学、黄疸と青の光、リュウマチと青い光、頭痛と赤い光、紫外線の効果(発ガン・殺菌・有用性)、などなど。(「光の医学」日本教文社に詳しく載ってます)
しかしながら、まだ研究が進んでいるとは言えない領域です。もっと系統立てて調べる必要があると思います。
光というのは電磁波です。ある周波数(波長)を持った、電界と磁界の波です。
この周波数(=C/波長)により、色が決定します。
太陽光などは、いろんな周波数の光が混ざって降り注いでいます。
物に色があるように見えるのは、この中のある周波数(波長)の光を吸収するから、その補色となる色がついているように見えるのです。
(例えば、葉っぱは赤い光を吸収するから、緑色に見える)
研究する際には、その特定の周波数と、それに対する効果を調べなければいけませんので、単色光(=周波数のそろった光)が必要になってきます。
宝石というのは、その石に含まれる微量元素が、ある周波数の光を吸収し、色(=光)を生み出しています。
宝石と言えども、光を通すだけでは単色光は生み出せません。
周波数のそろった単色光を利用すれば、宝石以上の効果が期待できるかもしれません。
太陽光などの幅広いスペクトル分布を持つ光も、プリズムで分光して、スリットを通せば、単色光に近い光が得られます。
また発光ダイオードを使えば、バンドギャップに比例した単色光が生み出せます。
これらを利用すれば、光の周波数と病気の関係・効果を科学的に分析できると思われます。
研究としてやることも、それほど複雑ではありません。
個人的には、かなり興味があります。
私の専門は磁性・材料なので、分野がそれほど離れているわけでもありません。
もし、時間とお金があれば研究したいと思っていますが・・・
うまくいけば、世界を救えるかもしれません。
関連記事:
- 【宝石療法:②】 インド占星術における宝石処方
- 【宝石療法:③】 アーユルヴェーダーにおける鉱物薬
- 【医療・処方】:光の医療について
- 【宝石処方④】:古典における宝石処方について
- 【書評】:インド占星術関連書籍-②
コメントを残す