【ナクシャトラ】 15.スヴァーティ
15.スヴァ―ティ
天秤座06°40~天秤座20°00
シンボル:風に揺れる若い芽
支配神:風の神・ヴァーユ
支配星:ラーフ
体:腸・胸
グナ:サットヴァ
ヨニ:水牛
ヴァラーミヒラによると「月がスヴァ―ティにある人は、温厚で物静かで、情熱や欲望をコントロールでき、商業の才能があり、慈悲深く、渇望(thirst)に耐えることができる」とのこと
〔性格〕
スヴァ―ティは新しい始まりと、それに続く成長を示している。そして、順応性、すなわち生き残っていく能力を示唆している。
スヴァ―ティは、いつも偉大な成長を求めており、植物の若い芽が傷つきやすく、壊れやすいのにもかかわらず、成熟を求めて自己を伸ばすように、独立を切望している。
ラグナや月がここにあると、哲学的で思慮深く、精神的かつ宗教的であり、(深遠で)理解がし難い人であることを示唆している。
スヴァ―ティは、文学と音楽の神であるサラスヴァティと関連している。月がスヴァティを占めている時は、サラスヴァティを崇拝すると縁起が良い。
スヴァティは浄化と不休(restlessness)、前後に揺れること、不安定、変わりやすい経験を象徴している。
これらの傾向は、スヴァティが占めているハウス、また、スヴァティに入っている星を強く(keyed)するかもしれない。
また、スヴァティの神がヴァーユであることは、休みの無いこと(restlessmess)や、ふらふら徘徊することの傾向を強めたりします。風は気ままにどこへでも流れ、自由で独立していたい心の傾向を表します。また風は、雲や雨や香りを運びます。これは交流や情報の交換をも意味しています。他と順応し、人付き合いはうまいですが、自己の自由と独立は守ろうとする(そのため秘密主義にもなりやすい)。この押したり引いたりといった意味で、対人関係、対物関係を調整することができる。
体における風の性質(ヴァータ)を乱す傾向がある。ヴァータの乱れは、あらゆる種類の病気を引き起こすが、とりわけ鼓腸(=ガスで腸が張ること)やガスによる胃痛などに注意が必要である。
もし、スヴァティが病気で苦しむならば、ラーフが6室に入っている可能性が示唆される。しかしながら、ラーフがスヴァティのラグナを占める時、それらは偉大な強さと耐久力をもたらす。なぜなら、ラーフ・金星・土星はスヴァティでとりわけ強くなるからである。
〔職業〕
哲学的で、独立心と心の強さを持つ。また交流を求めるため、対人関係が重視される仕事に向いている。また商業の才能がある。
商業や売買に携わる職業:小売業、店員、貿易、営業、独立したビジネス。
神に仕える職業:修道士、僧侶、。
交流に関する仕事:外交員、記者、ジャーナリスト、レポーター、
shiiさんのコメントより、ブッダのチャートを追加です。
引用HP: http://www.skjainastro.com/EminentHoroscopes.aspx
Jaganathaではチャートが出せませんでしたが、shiiさんのお話によると、仏陀はスヴァティのようです。
なかなか凄い10室をお持ちです・・・^^;
またちょっと追加です。
知り合いの女性の僧侶(阿闍梨)の方のチャートです。
ナヴァムシャがブッダと似ています。
イメージ的には、ラグナが180度移動して山羊座に入って、ブッダと点対称になった感じです。
まぁ、彼女はあくまでナヴァムシャなんで、単純には比較できないですが・・・
- ブッダと同じ10室惑星集中
- ブッダと逆で、太陽が減衰し、土星が高揚。
- 太陽は多重ニーチャバンガ (ブッダは土星が多重ニーチャバンガ)
- ブッダは10Lの火星定座で、彼女は10Lの金星定座
- ブッダと同じ、10室に10室支配星が伴い惑星集中で、サニヤーシ・ヨガ
- こちらも10室に多重ラージャ・ヨガあり(1-2-5-7-8-10Lがコンジャクトのラージャヨガ。ちなみにブッダは1-2-4-5-6-7-8-9-10-11)
- 月はブッダと真反対の新月(ブッダ・プールニマーならぬ、女ブッダ・アマーヴァースヤですな)
- そして、彼女のD9のナクシャトラもスヴァティ・第4パダ
shii様より、ブッダのチャートを頂きました。
shii様、ありがとうございましたm(__)m
分割図もかなり美しいです・・・さすがブッダ!^^
またちょっと追加ですm(__)m
ちなみに、こちらは上記の女性阿闍梨さんのお姉さんです。
このお姉さんも真言密教の阿闍梨さんです。(妹さんは今鑑定中ですが、この方は結構前に鑑定しています)
ラーシにおいて、木星・1L→8Hで高揚!、かつ月・8L→6Hでムーラトリコーナ!2室惑星集中から、8室のアスペクト、ラージャヨガ多数。
ナヴァムシャでは1-8で星座交換、しかもどちらも友好星座!
というわけで、8室はバカ強いです!^^
今、このご姉妹に私が占星術を教えています。
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ISOPさん、こんばんは。
またまた遊びにきてみました。
最近少しホロスコープをみていたこともあって、せっかくなのでちょっとコメントです。
研究用掲示板に行ってくれという話もありますが・・・
さて、ゴータマ・ブッダのホロスコープではジャンマ・ナクシャトラがスワティに入ると思います。
紀元前なので天体の位置計算の精度が怪しいところですけど。
Morinusで計算すると全然違うホロスコープが出てきますし、ソフトによってはそもそも算出してくれません。
Sri Gautama Buddha:
4/14/-623
正午頃
Bhairawa, Nepal (83E5, 27N8)
もちろん蟹座ラグナになるべきで、更にナヴァムシャラグナを水の星座にということで私はとりあえず11:15頃に設定しています。
最も強いホロスコープの一つと思います。
出生情報はおおまかにはB.V. Raman博士のNotable Horoscopesに従っていますが、南伝の出生年と、ブッダ・プルニマ(ヴァイシャーカ月の満月)に生誕、成道、涅槃が生じたという伝承と、ホロスコープから明らかに蟹座ラグナということからもそれなりに信頼できますね。
南伝の出生年とは一年ずれますが、占星術的には-624よりも-623の可能性が高いことは明らかでしょう。
ぜひ検討してみてください。
shiiさん、いらっしゃいませm(__)m
こちらでも研究掲示板でもどちらでもよろしいですよ!^^
>さて、ゴータマ・ブッダのホロスコープではジャンマ・ナクシャトラがスワティに入ると思います。
仏陀のイメージと、このナクシャトラの説明と良く合いますね!
ムフルタ的にも、スヴァティはかなり吉祥の日になりますね。
http://indian-vedic-astrology.com/muhuruta-2.html
ちなみに・・・
私、スヴァティが好きだったもんで、このHPの立ち上げの時、ムフルタ選定でもスヴァティのナクシャトラにしようと思ったんですが、月が土星・ラーフで傷つくのと、ダシャーがラーフから始まるのを恐れて、一個手前のチトラーになりました。
http://indian-vedic-astrology.com/brog-1/2014/09/ホームページの開設について (ムフルタ)/
>紀元前なので天体の位置計算の精度が怪しいところですけど。
>Morinusで計算すると全然違うホロスコープが出てきますし、ソフトによってはそもそも算出してくれません。
私の愛用のソフトのJagannathaではダメでした(T_T)
まったく違うチャートが出てきます。
紀元前が問題かと思い、西暦0年を徐々にまたぐようにトランジットして調べましたが、ここはスムーズに移行したので、単に精度の問題なのかもしれません。
Junior Jyotishにいたっては、1700年より前は表示すらできません。
ただ、以前に、ラーマやクリシュナのチャートを探している時に、下記のHPでブッダのチャートも見ましたので、こちらを参考にして見てみます。
http://www.skjainastro.com/EminentHoroscopes.aspx
(↑ちなみに、ここのHPはいろんな聖者・有名人のチャートがあって面白いです)
彼らも-623年でやっているようですね・・・時間は12時ですが。
おお~これはすごい!火星が2つある!さすがブッダ!・・・・って単なるミスですな。どっちが本当なんだろ?
10室が凄いですね・・・仏陀の社会的使命を物語ってるのかな。
太陽・ディグバラ・高揚・・・これは強そうだ!
木星は友好星座在住かつケンドラなんで、これも結構強いでしょう。吉祥な満月とアスペクトして、良好な多重ラージャヨガとガジャケーサリーを形成。これは有徳だ!
また、この強い太陽と木星同居で、スーリヤ・グル・ヨガ・・・これは高貴だ!
土星は減衰だけど、これでもかって言うぐらい多重のニーチャバンガ・・・Asから見てケンドラ、月から見てケンドラ、高揚の太陽同居、ディスポジターの火星高揚、その火星からアスペクトバック・・・パッと見でもニーチャバンガ5つ。これだけあれば、この土星も相当良好でしょう!(天敵の太陽とのコンジャクトが気になるが)
ただ、一つ心配なのは・・・惑星集中してますが、太陽のせいでみんなコンバーストしてないかってことですね(^^;
度数が出ていないので、ちょっと判断できませんが・・・
また、ラージャ・ヨガ・カラカの火星は高揚(または定座)ですね・・・これも良いですね!
ただ、7H・・・ブッダは結婚して、子供(ラーフラ)も生まれましたが、必ずしも幸福ではなく、家を飛び出て出家しちゃったところは、このクジャドーシャのせいかな?
もし火星が定座の方なら、ダルマ・カルマ・ラージャヨガ、グル・マンガル・ヨガ、チャンドラ・マンガラ・ヨガと、かなり良いヨガを形成しますね。
月はケマドってますが、バンガは多数。 また、火星(←定座なら)と土星のアスペクトがあり、不完全ながらサニヤーシ・ヨガがありますな!
さすがブッダ!!パッと見でもなかなか素晴らしいチャートです!
またあとで、しっかり見てみますm(__)m
ISOPさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
火星は牡羊座で正しいです。
書くことの興味を失う前に、私もいくつか思い付くことを箇条書き風にコメントしてみます。
と思ったら相変わらず長くなってしまいました(人様のブログを自分のブログのように。。 笑)
(1) 土星の(ナヴァムシャ・)プログレッションと、出家の時期との関係だけに基づいて、11:25生まれ、ラグナの度数としては蟹座の29度40分頃に更にずらしてみました。
きちんと検証したわけではありませんので、あくまでも一つの候補として。
ISOPさんのラグナの位置にとても近いと思います。
(2) 偉大な王になるか、出家してブッダとなるであろうと予言されたと伝えられています。
ラージャヨーガは明らかですので、出家のヨーガ(プラヴラージャ・ヨーガ)について。いろいろなテキストに様々な形成条件が説明されていますが、パラディーピカの第27章を以前に別のところに書いたものがありました。
せっかくなので転載します。
(英語からなので日本語がうまくないです。)
ブッダのホロスコープに非常によくあてはまると思います。
下記の7.にありますが、ラージャヨーガとプラヴラージャヨーガを兼ね備えた最上級のホロスコープですね。
[パラディーピカ 第27章 出家のヨーガ]
1. 4つの他の惑星とコンジャンクトした10室支配星がケンドラまたはトリコーナに在住していれば、その人は解放(emancipation; 悟りのことと思います)を得る。ラグナが星座の終わりにあり、吉星が在住し、かつ木星がケンドラまたはトリコーナにある場合も同様である。
2. 4つ以上の惑星が1つのハウスに在住している場合、その中で最も強い惑星によって表わされるタイプの出家者になる。10室支配星がその中に含まれていれば、10室支配星により表されるタイプの出家者になるとする見解もある。
3. 月が土星のドレッカナに在住して火星と土星からアスペクトされていれば、その人は出家者になる。月が火星のナヴァムシャに在住して土星からアスペクトされていれば、その人は火星によって示される出家者のクラスに入る。
4. 月が在住する星座の支配星が土星のみからアスペクトされていて他の惑星からはアスペクトされていない場合、その人は生誕星によって表わされるタイプの出家者になる。
5.
太陽 - 瞑想的な聖人たちの長、またはイニシエーションを受けた者
月 - 聖地巡礼者
火星 – 仏教の行者、黒魔術師
水星 - 哲学学派の思想について何も知らない乞食
木星 - ヴェーダンタ哲学、または高位の修行者
金星 - 宗教的な偽善者、アウトカースト、または大衆的なダンサー
土星 - アウトカースト、または異端者(異教徒)
6. 月はbright halfにおいてきわめてパワフルになる。ラグナ支配星が欠けていく月にアスペクトしている場合、厳しい苦行に励む惨めな行者になり、惨めな生活を送る。富も友人もなく、食事や飲み物を得るのも非常に困難である。
7. 上述の出家者のヨーガにおいてラージャヨーガがある場合、全ての悪い影響がなくなり、修行のイニシエーションを受け徳分を有する、地上の主となり、他の王は彼を崇拝し礼拝する。
8. 10室支配星とコンジャンクトした4つの惑星がケンドラまたはトリコーナに在住しているか、または強さを持った3つの惑星が良いハウスに在住している場合、聖職への入門を求め、有名なサンニャーシとなる。群を形成している惑星において吉星の方が多く、かつよいハウスに在住している場合、聖職は全ての人により認識され、栄誉のあるものである。そうでない場合は尊敬されていないものである。
(3) 月は天秤座の18度24分。スヴァティの第4パダ。土星のドレッカナですね。
ヴィムショッタリ・ダシャーは満年齢だとおおまかに、
0歳から2歳がラーフ期、
2歳~18歳が木星期、
18歳~37歳が土星期、
37歳~54歳が水星期、
54歳~61歳がケートゥ期、
61歳~81歳が金星期
となります。
結婚は木星期の終盤、出家は土星期の太陽または月のブクティ(きちんと計算していませんが、セオリー通り土星-月期ではないでしょうか?)、悟りは土星期のラーフまたは木星のブクティ、涅槃は金星期の水星またはケートゥのブクティ、となるでしょうか?
(4) 悟りについても土星が非常に重要な役割を果たしていると思います。
ラマン博士は、土星をモクシャ・カラカとして説明されていたように記憶しています。
なお、ケートゥと土星はほぼ正確なトライン(120°)です。ケートゥの土星へのプログレッションから、36度目のブッダ・プルニマに悟りを得た可能性を少し思っていますが、伝承とは1年ずれるかもしれません。
(インドのことなので伝承の年数も正確かどうか分かりません。また、もちろんダシャーの方が重要でしょうし、トランジットも見る必要があると思います。)
(5) ジャイミニ・スートラによれば、カラカムシャから12室のケートゥはカイヴァリヤ(違う言葉だったかも)をもたらす(それが魚座、蟹座、射手座、牡羊座の場合はなおさら)とされていたと思います。
カラカムシャから12室蠍座にケートゥと火星と土星ありです。
土星が在住してしまってよいのだろうか、という気もしますが良く分かりません。
ラマナ・マハルシのホロスコープも確認されると興味深いと思います。
(6) 非常に強いホロスコープであることはラーシチャートからも一見して明らかですが、各天体の分割も見事なので、実際は更にクオリティが高いです。
D9の配置を一応書きますと、
AsとMo:魚座
VeとRa:牡牛座
JpとMe:蟹座
MaとSaとKe:蠍座
Su:射手座
(太陽と月はプシュカラ・ナヴァムシャです。)
ついでに、興味深い点として、昼生まれかつラーシでほとんどの惑星が男性星座在住であるのに対し(ラグナが女性星座なのでマハー・バッギャヨーガは成立しませんが)、ナヴァムシャでは太陽以外が女性星座に在住します。
(7) 母親はシッダールタ王子を出産後すぐに亡くなられたそうですが、それもわりとよく表れていると思います。
(8) Shri Jyoti Starによれば、木星のシャドバラのパーセンテージは351でした。 笑
shiiさん、おはようございます。
返信ありがとうございますm(__)m
>と思ったら相変わらず長くなってしまいました(人様のブログを自分のブログのように。。 笑)
お気になさらずに、どれだけでも書いてください^^
むしろ長文大歓迎!^^
こちらは、大変勉強になってますm(__)m
>(1) 土星の(ナヴァムシャ・)プログレッションと、出家の時期との関係だけに基づいて、>11:25生まれ、ラグナの度数としては蟹座の29度40分頃に更にずらしてみました。
>きちんと検証したわけではありませんので、あくまでも一つの候補として。
プログレッションですか?!
shiiさん、西洋占星術もお使いになるんですか?!
う~ん・・・すごいなぁ!^^;
西洋占星術の方はあまり詳しくないのですが、
セカンダリー・プログレッション(1日1年法)という方法ですか?
ターシャリー・プログレッションと呼ばれる方法ですか?
わたしも勉強してみますm(__)m
>ISOPさんのラグナの位置にとても近いと思います。
ブッダのラグナもガンダーンタとは・・・^^;
でも、ブッダと同じで光栄ですm(__)m
>いろいろなテキストに様々な形成条件が説明されていますが、パラディーピカの第27章を以前に別のところに書いたものがありました。
>せっかくなので転載します。
>(英語からなので日本語がうまくないです。)
>ブッダのホロスコープに非常によくあてはまると思います。
>下記の7.にありますが、ラージャヨーガとプラヴラージャヨーガを兼ね備えた最上級のホロスコープですね。
shiiさん、ありがとうございますm(__)m
プラヴラージャヨーガとも言うんですか?
私はサニヤーシ・ヨガ(サンヤーシ・ヨガ)で覚えていました・・・
下記に説明があります。
http://indian-vedic-astrology.com/www.asc-21.com/Coaching/Bigineers/Unit_2/Unit2-8.htm
でも、shiiさんの解説方が断然詳しいです!
特に4~8は、全く知りませんでした。
成立要件が煩雑なので、私がいつも注意してみるのは、3だけでした。
しかも、土星ドレッカナまでは調べず、単に、土星と火星のアスペクトがないかということと、月が火星の星座で、土星のアスペクトがないかということだけでした(←解説ではナヴァムシャで火星の星座なんで、間違って覚えてました)。^^;
ブッダは凄いですね!いくつも成立していますね!!
ある意味、無ければおかしいですが・・・^^
ちなみに、昨日、お寺で節分のお祭りがあったので行って来たんですが、その時、鑑定依頼を受けた女性の僧侶(=阿闍梨)のホロスコープなんですが、彼女のナヴァムシャのチャートがブッダと非常に似てました。
ラグナが180度移動して魚座に入って、ブッダと対称形になった感じです。(上に貼っておきます)
まぁ、彼女はあくまでナヴァムシャなんで、単純には比較できないですが・・・
・ブッダと同じ10室惑星集中
・ブッダと逆で、太陽が減衰し、土星が高揚。
・太陽は多重ニーチャバンガ
・ブッダの火星定座(10L)の代わりに、彼女は金星定座(10L)
・こちらも10室に10室支配星が伴い惑星集中で、サニヤーシ・ヨガ
・こちらも多重ラージャ・ヨガ(1-2-5-7-8-10Lがコンジャクトのラージャヨガ。ちなみにブッダは1-2-4-5-6-7-8-9-10-11)
・月はブッダと真反対の新月(ブッダ・プールニマーならぬ、ブッダ・アマーヴァースヤですな)
・木星はコンジャクトしてないけど、高揚でブッダと同じく強い!
・そして、D9のナクシャトラもスヴァティ・第4パダ。
(上にチャートを追加で載せておきます)
と、ある意味、かなり似通ってます。
彼女は未婚ですんで、このナヴァムシャが晩年を示すとすると、人生後半にはすごい僧侶になってそうです(女ブッダ?)
>1. 4つの他の惑星とコンジャンクトした10室支配星がケンドラまたはトリコーナに在住していれば、その人は解放(emancipation; 悟りのことと思います)を得る。ラグナが星座の終わりにあり、吉星が在住し、かつ木星がケンドラまたはトリコーナにある場合も同様である。
ブッダはもちろんですが、彼女のナヴァムシャも成立してますね!
やっぱり晩年は解脱しそうですな!^^
ちなみに、私については、ラグナが星座の終わり(ガンダーンタ)ですが、木星は8室・・・(T_T)
この木星逆行してるんで、一個手前にも入って、ケンドラちゅうことにしてくれんかなぁ・・・
>2. 4つ以上の惑星が1つのハウスに在住している場合、その中で最も強い惑星によって表わされるタイプの出家者になる。10室支配星がその中に含まれていれば、10室支配星により表されるタイプの出家者になるとする見解もある。
ブッダは火星ですか・・・「仏教の行者、黒魔術師」で合ってますな!
ちなみに彼女は、10Lの金星とすると・・・
「宗教的な偽善者、アウトカースト、または大衆的なダンサー」・・・う~む(^^;
>(3) 月は天秤座の18度24分。スヴァティの第4パダ。土星のドレッカナですね。
ほうほう!これも成立してますね!さすがブッダ!
ちなみに彼女のD9の角度を確認すると、月は天秤座の18度13分で、スヴァティの第4パダ・土星のドレッカナ!!ほぼブッダと同じ度数!
でも、火星のアスペクトは無し・・・残念。^^;
そもそもナヴァムシャのドレッカナっていうのは、分割図の分割図ってことになるんで、これはドレッカナじゃないな・・・いや、あくまでD9をラーシ扱いにした鑑定なんで、これはこれでいいのかな?
>涅槃は金星期の水星またはケートゥのブクティ、となるでしょうか?
涅槃は、80歳で亡くなったとされるから、そのあたりですね!
水星は12Lのモクシャで、ケートゥもなんとなく涅槃ぽいですね!
どちらもありそうですな!^^
>(4) 悟りについても土星が非常に重要な役割を果たしていると思います。
>ラマン博士は、土星をモクシャ・カラカとして説明されていたように記憶しています。
ふむふむ・・・
たしか、ラオ先生本には、悟りをもたらす星は、土星かケートゥかで占星術師の間でも議論が尽きないみたいな書き方がされていたと思いました。
どっちなんでしょうね~
>なお、ケートゥと土星はほぼ正確なトライン(120°)です。ケートゥの土星へのプログレッションから、36度目のブッダ・プルニマに悟りを得た可能性を少し思っていますが、伝承とは1年ずれるかもしれません。
すみません、西洋占星術に疎いのでちょっとわからなかったんですが、ケートゥの土星へのプログレッションってどういう意味でしょうか?
また、36度目ということは、太陽が1年1度だから、太陽が、出生図の度数から36度進んだチャート図が、悟りを示唆していたということでしょうか?(具体的にはどういう配置になるのでしょう)
しかし1年なら、なかなかの良い精度ではないでしょうか?^^
>(5) ジャイミニ・スートラによれば、カラカムシャから12室のケートゥはカイヴァリヤ(違う言葉だったかも)をもたらす(それが魚座、蟹座、射手座、牡羊座の場合はなおさら)とされていたと思います。
そうなんですか!勉強になりますm(__)m
でも、これだと結構な確率で神と合一してしまいますね!(12人に一人)^^;
しかし、shiiさん、聖典を良くご存知ですね・・・敬服いたしますm(__)m
>(6) 非常に強いホロスコープであることはラーシチャートからも一見して明らかですが、各天体の分割も見事なので、実際は更にクオリティが高いです。
>D9の配置を一応書きますと、
>AsとMo:魚座
>VeとRa:牡牛座
>JpとMe:蟹座
>MaとSaとKe:蠍座
>Su:射手座
>(太陽と月はプシュカラ・ナヴァムシャです。)
おおー!ナヴァムシャもすごくいいチャートですな!高揚や定座やディグバラが多く、強そうです!また、在住の室もとても良いですな!
ちなみに、プシュカラ・ナヴァムシャは初めて聞きました。
調べてもエレキさんの所にしかないとすると、かなり高度な技法の部類に入りそうですね!
shiiさん、なんでそんな物知ってんですか?!
知らない人が多いと思うので、今度、記事にしてみますねm(__)m
>(7) 母親はシッダールタ王子を出産後すぐに亡くなられたそうですが、それもわりとよく表れていると思います。
4室・月在住は、苦労人の母かな。^^;
4Lの金星はいろいろコンジャクトして良いやら悪いやら。
また、4室、または月から4室目をラグナとしてみると・・・う~ん、よく分からんです。
>(8) Shri Jyoti Starによれば、木星のシャドバラのパーセンテージは351でした。 笑
これ、笑いました!300台は見たことねえっす!^^
ブッダ、恐るべし!
ちなみにshiiさん、ご愛用のソフトはShri Jyoti Starなんですね・・・・
紀元前のブッダのチャートが出るんですか・・・すごいっすね!
私もShri Jyoti Starに変えようかしら・・・たしか、うちゃさんが検索能力が良いって言ってたような・・・
使い勝手はいかがですか?
こんばんは。
お返事ありがとうございます。
ナヴァムシャプログレッションはナヴァムシャですのでもちろんインド占星術の技法です。
あまり飛び道具的なことを書くのも良くないかもしれませんが、話の流れで少し。
1年に1ナヴァムシャ(3度20分)だけプログレスさせます。
プラシュナ・マルガとかに記述されていたと思います。
惑星をラグナにプログレスさせたり、あるいは逆にラグナを惑星にプログレスさせたり、といった感じです。
先回のケートゥを土星にプログレスさせるというのは少しイレギュラーかもしれませんが、研究テーマとして興味深いと思います。
度数まで考慮して年だけでなく月日も扱うこともできるようですが、ナヴァムシャを1ブロックとして扱う方が普通かもしれませんね。
例えば、(とかまた言い出す。。 笑)
ブッダは80歳まで長生きされたと伝えられていますが、
(10室惑星集中の影響で8室のアシュタカヴァルガが非常に高いですよね)
ラグナを蟹座の9番目として、そこから1年に1ナヴァムシャ、従って80ナヴァムシャだけ
移動すると土星が在住する牡羊座の8番目のナヴァムシャになります。
土星はもちろん8L (&7L)です。
先回の出家の時期は正確性が怪しいので、80年後のブッダ・プルニマ(B.C. 543 3/31)に入滅として、度数まで考慮すると蟹座の27°52’になるようです。
私はラーシとナヴァムシャしか普段使わないし、微細なパラメータを使うわけでもないので、ナヴァムシャラグナさえずれなければどうでもよいのですが・・
あるいは、アシュヴィニからカウントするというのもあるようです。
8Lがアシュヴィニから何番目のナヴァムシャにいるかに基づいてfatalな年を予測したりとかが一般的な使い方かと思いますが、少し応用した使い方を試してみますと、80個目のナヴァムシャはケートゥが在住する射手座の8番目のナヴァムシャになります。
仏陀、ケートゥと共に去りぬ。
土星もケートゥもカラカムシャから12室でしたよね。
ただ、いずれにしても、先回も書いた通りダシャーやトランジットを優先するべきと思います。
ついでにISOPさんのホロスコープですと、木星が8室に63番目のナヴァムシャとして在住します。
62-63歳の年に該当すると思います。
22ndドレッカナ(水瓶座の第3ドレッカナってどういうものでしたっけ?)でもあるので、普段より少し注意をされると良いかもしれません。
こういった感じで、ナヴァムシャには他を必要としないくらい多くの使い方があるようです。
あと、先回出たプシュカラ・ナヴァムシャとかも。
ラーシとナヴァムシャをあわせてnatal chartsという、という意見もありますし。
それと意外かもしれませんが、ラーシと同様に分割図でハウス支配やアスペクトを考慮することは古典の著者は基本的にしていません。
私が聞いた限り、(唯一かどうかは分かりませんが、)例外はVidya Madhaviyamというナディ文献で、その著者であるリシはナヴァムシャをラーシと同様に扱っているそうですので、私もそれに従って少なくともナヴァムシャはチャートとしても普通に使っています。
次にサンニャーシ・ヨーガですが、
先回のは私の解説ではなくて、パラディーピカの第27章全体の翻訳です。
著者のマントレシュワラはまるでブッダのホロスコープを想定して書いたかのようですよね。
同様に10室支配星を含む4つの惑星がケンドラに在住している近年のインドの聖者を3名存じ上げています。
2名だけ挙げますと、
出生情報の正確性が分からないけれどシュリ・サティア・サイババ。
そして、シュリ・サティア・サイババと肉体は別で人格は同一といわれるシュリ・バーラサイ・ババです。
日本語の公式サイトに出生情報があります。
ほぼ完全な満月の真夜中にお生まれで、10室の月と4室の太陽はいずれもヴァルゴッタマ。
4室から4つの惑星が月にアスペクトしています。
ヴァラハミヒラによれば、ヴァルゴッタマの月に4つ以上の惑星がアスペクトするとラージャヨーガです。
(ブッダのホロスコープでも月は強いので同様に考えてよいと思います。)
ブッダもそうですが、他の3名の聖者についてもコンバストがあります。
性質は変化を受けるけれどコンバストがあってもヨーガは発現する、と教わったことがあります。いずれにしても十分な検証を繰り返すのが重要ですね。
なお、サンニャーシ・ヨーガそれ自体はスピリチュアルとかそういうわけでもないように思います。
端的には、「この世界にフィットしない」という感覚が近いように思います。
従って、どう出るかはチャート全体が何を示しているかが重要ですね。
どこに安住の境地を見つけるかもそうです。
叡智や宗教性や熱意などの要素がないと、クローズアップ現代の日本社会みたいになってしまいます。
例えば、ラオ先生の赤本にもホロスコープが掲載されていますが、20世紀の有名な独裁者も7室に惑星集中を持っていました。
10室支配星の月は木星、ケートゥと共に3室射手座在住。
一見、スピリチュアルな人物と解釈を間違えそうですよね。
射手座は木星の支配する男性星座ですので、状態次第では肥大した理想主義にもつながります。
ラオ先生のおっしゃるガージャ・ケーサリの否定的な事例ということになるかもしれません。
7室ルチャカヨーガやラーフ9室というのもありますし。
特にケートゥとの惑星のコンジャンクトはchronic dissatisfaction, dissapointmentを生じやすいのでちょっと厄介ですね。
比較的よく出ればdetachmentとなりますが。
その点で凄いと思うのはヨハネ・パウロ2世のチャートです。
http://www.astro.com/astro-databank/Pope_John_Paul_II
そういえばゴッホも同じく射手座にケートゥと木星でした。
で、Astro-Databankのバイオグラフィーによれば、宗教(木星)と交際(7室)に失望みたいなことが書いてあったような気がします。そのまんまですね。
ブッダのダシャーですが、出生時はラーフ-月のようです。
母親の件、確かに当てはまりますね。
Shri Jyoti Star、使い勝手はよいと思います。
各種の分割図やダシャー、グラフ等をアイコンとして、自分でレイアウトを(確か24ページ分)自由に設定できます。
しかも2名のチャートを並べたりも自由です。
検索はあまり使わないので分かりませんが、機能は十分に備えているようなので良いのではないのでしょうか?
ただ、計算が特に正確とも思いませんし、設定や計算対象自体はジャガンナータ・ホラの方が豊富かもしれません。
パラーシャラの光とどちらが良いかも検討事項かもしれません。
インド占星術の標準的な技法を標準的な設定でいろいろと使う分には使い勝手の点で有用と思いますが、ジャガンナータ・ホラで十分と思われているようでしたらあえて購入しなくても、という感じはします。
紀元前のホロスコープを作る機会もそんなにないですよね? 笑
shiiさん、こんにちは。
お返事ありがとうございますm(__)m
いろいろ検証したり、ヒトラーやサイババのホロスコープ見てましたら、返信遅くなりましたm(__)m(また、長くもなりましたm(__)m)
大変詳しく書いていただいて、本当にありがとうございますm(__)m
非常にためになりますm(__)mm(__)m
>ナヴァムシャプログレッションはナヴァムシャですのでもちろんインド占星術の技法です。
プログレスと聞いただけで、西洋占星術かと思ってました。
インド占星術にも、プログレスってあるんですね!
まだまだ勉強が足りませんねm(__)m
>あまり飛び道具的なことを書くのも良くないかもしれませんが、話の流れで少し。
>1年に1ナヴァムシャ(3度20分)だけプログレスさせます。
>プラシュナ・マルガとかに記述されていたと思います。
いや~!飛び道具大好きです!m(__)m
プラシュナ・マールガですか!?
shiiさん、どんだけ古典読んでらっしゃるんですか!?
う~ん・・・恐ろしい知識だ。^^;
ところで、shiiさん、セミナーとか開いてないんですか!
絶対に人が集まりますぜ!(私も聞きに行きます!^^)
>惑星をラグナにプログレスさせたり、あるいは逆にラグナを惑星にプログレスさせたり、>といった感じです。
>・・・
>8Lがアシュヴィニから何番目のナヴァムシャにいるかに基づいてfatalな年を予測したりとかが一般的な使い方かと思いますが、少し応用した使い方を試してみますと、80個目のナヴァムシャはケートゥが在住する射手座の8番目のナヴァムシャになります。
ふーむ!なるほど!!詳しい説明、ありがとうございましたm(__)m
大変分かりやすいですm(__)m
未来予測って、ダシャーとトランジットとアシュタカヴァルガぐらいだと思ってましたが、(ムフルタもかな)、この技法もかなり使えそうですね!使い方によっては、かなり細かい月日の運勢も占えそうですね!
自分でためしてみて、どれぐらい当たるか検証して見たいと思います。
素晴らしい技法を紹介していただいて、ありがとうございました。
いや~、お金を払いたいぐらいですm(__)mm(__)mm(__)m
>ついでにISOPさんのホロスコープですと、木星が8室に63番目のナヴァムシャとして在住します。
>62-63歳の年に該当すると思います。
>22ndドレッカナ(水瓶座の第3ドレッカナってどういうものでしたっけ?)でもあるので、普段より少し注意をされると良いかもしれません。
ふむふむ・・・62~63ですか。気をつけますm(__)m
普段、ほとんど使わないのでドレッカナを少し復習してみました。
22番目は「カラ(残酷)」で、良くないドレッカナですか・・・はじめて知りました。
ちなみに、水瓶座の第3ドレッカナの種類は「サウミャ(吉相)」らしいです・・・(それが何を示すのかは不明ですが^^;)。主星は金星(天秤座)ですね。
水瓶座の第3ドレッカナが「カラ」だと、死因は「夫婦・四足獣・顔や口の病気で死亡」と載っています・・・へぇ~嫁かペットに殺されるのかな?
>それと意外かもしれませんが、ラーシと同様に分割図でハウス支配やアスペクトを考慮することは古典の著者は基本的にしていません。
へぇ~~!!ちょっとビックリしました!
じゃあ、考慮されるのは星の在住だけですか・・・ヨガも無しですかね。
>私が聞いた限り、(唯一かどうかは分かりませんが、)例外はVidya Madhaviyamというナディ文献で、その著者であるリシはナヴァムシャをラーシと同様に扱っているそうですので、私もそれに従って少なくともナヴァムシャはチャートとしても普通に使っています。
ふ~む・・・いろいろな説がありますね。
まだナヴァムシャの使い方も人それぞれでコンセンサスが得られてないようですね。
そういえば、ラオ先生の本に、「ナヴァムシャのラグナは、ラーシのラグナをそのまま持ってきてあてはめる」みたいに書かれていたところがあって、一時混乱したのを覚えています。
>先回のは私の解説ではなくて、パラディーピカの第27章全体の翻訳です。
>著者のマントレシュワラはまるでブッダのホロスコープを想定して書いたかのようですよね。
そうですね!
もしかしたら、ブッダのチャートを見て、逆算して書いてるのかもしれませんね!^^
>同様に10室支配星を含む4つの惑星がケンドラに在住している近年のインドの聖者を3名存じ上げています。
>2名だけ挙げますと、
>出生情報の正確性が分からないけれどシュリ・サティア・サイババ。
サイババ好きです!^^2回ほど会いに行きました。
最初に行ったのは大学4年で、粉もらって帰ってきました。(私のことは、サルだと言われました^^;)
おっしゃられるように、出生時刻は間違っているとの情報もありますね・・・
1929年10月4日という説もあるようです。
1926.11.23.AM5:06 プッタパルティ(GMT+5:30,77E48,14N10)生まれで出すと、天秤座ラグナで、2室惑星集中ですが・・・10Lがケンドラと記述されているということはshiiさんは蠍座ラグナでやってますか?
本多先生は蠍座ラグナでやってますが、天秤座ラグナが通説らしいです。
http://chardash21.astro459.com/?month=201104
http://astrowebworld.blogspot.jp/p/sri-sathya-sai-baba.html
春日氏も本の中で天秤座ラグナでやってました。
>そして、シュリ・サティア・サイババと肉体は別で人格は同一といわれるシュリ・バーラサイ・ババです。
バーラサイババも好きです!あの微笑みはなんとも言えません!^^
会ったことはありませんが、なぜか1ヶ月位前に急に会いたくなって、よく調べていました。次にインドに行ったときは、一度会いに行きたいと思っています。
>日本語の公式サイトに出生情報があります。
1960年1月14日0時ちょうどですね。
出生地の情報がないけど、ハイデラバードあたりでいいのかな・・・
>ほぼ完全な満月の真夜中にお生まれで、10室の月と4室の太陽はいずれもヴァルゴッタマ。
>4室から4つの惑星が月にアスペクトしています。
私もホロスコープを作ってみました。
う~ん、なかなか難解なチャートですね・・・^^;
>ヴァラハミヒラによれば、ヴァルゴッタマの月に4つ以上の惑星がアスペクトするとラージャヨーガです。
ほうほう!これも初耳です!!
そんなラージャヨガがあったとは・・・
情報、ありがとうございますm(__)m
しかし、私も、shiiさんのように、一度古典を通読しないとダメですね。
誰か、日本語訳出してくれないかな~・・・^^
>ブッダもそうですが、他の3名の聖者についてもコンバストがあります。
>性質は変化を受けるけれどコンバストがあってもヨーガは発現する、と教わったことがあります。いずれにしても十分な検証を繰り返すのが重要ですね。
ふむふむ・・・じゃあ、私の月はコンバーストしてますが、アダマ(最悪)・ヨガは健在ですね!^^;
コンバースト一つとっても、人により扱いが異なりますね。
外的象意のみが傷つき、内的象意はむしろ良くなるという人もいれば、両方傷つくとしている人もいますね。
自分で検証していくしか仕方ないのかな・・・
>なお、サンニャーシ・ヨーガそれ自体はスピリチュアルとかそういうわけでもないように思います。
>端的には、「この世界にフィットしない」という感覚が近いように思います。
私も経験的に、その意見に賛成です。
成立要件で月が傷つく場合が多いので、厭世感やメンタル的なダメージを受けるということなのでしょうね・・・・
そこから派生して、宗教的な希求や菩提心を得れれば良いですが、単に引きこもり、ニート、自殺に行ってしまう場合もあるのでしょう。
>例えば、ラオ先生の赤本にもホロスコープが掲載されていますが、20世紀の有名な独裁者も7室に惑星集中を持っていました。
例のちょび髭の彼ですな!^^
>射手座は木星の支配する男性星座ですので、状態次第では肥大した理想主義にもつながります。
>ラオ先生のおっしゃるガージャ・ケーサリの否定的な事例ということになるかもしれません。
>7室ルチャカヨーガやラーフ9室というのもありますし。
う~む、ヒトラーはあまりしっかり見てませんでしたが、良くみると興味深いですね!
ケンドラ・太陽高揚+火星定座で、カリスマ性と暴君。
3室は10L→3H、KeにJu+Moのガジャケーサリか・・・3室良好ですね。たしか美術を目指してましたね(また、5Lも10H)・・・受験には失敗しますが。また、変な宗教的思想や宗教的な物ものの収集(聖杯など)をしていました。そのあたりが3室・Ju+Mo+Keかな・・・
また、良かれ、悪かれ、ある種の哲学的思想に取り付かれるのが射手座っぽいですね・・・(←浮き沈みが激しいというのも)
この哲学的思想に、妙な行動力・カリスマ・残酷性(太陽高揚・火星定座)なんかがあるから、手に負えなくなったんですかね?
4-5Lラージャヨガカラカの土星が10室・・う~む、有能そうです!
7室アスペクトで、7室はMaSaCoに水星・金星・太陽か・・・ごった煮過ぎて分かりませんが・・・対人の7室に、大衆(土星)とカリスマ性(太陽)、暴君(太陽+火星)、熱意・情熱・魅力(金星・ラグナロード)、情報操作・スピーチのうまさ(水星)ですか・・・
なるほどね~!
>特にケートゥとの惑星のコンジャンクトはchronic dissatisfaction, dissapointmentを生じやすいのでちょっと厄介ですね。
>比較的よく出ればdetachmentとなりますが。
>その点で凄いと思うのはヨハネ・パウロ2世のチャートです。
ヨハネ・パウロⅡは牡羊座でKe+Ve+Meですか・・・
おっしゃるように、Keは良く出るときと、悪く出るときの差が大きくて難しいですね。
暗さ・鬱になるか、宗教的になるか、はたまた霊感や超能力みたいなものを得るか・・・
何かはっきり指標となるものがあればいいですが・・・
室と星座、アスペクト/コンジャクトを考慮して導き出すしかしょうがないですかね・・・(何も知らなければ、私ならヒトラーでは良い方に出ると判断しそうです。^^;)
>Shri Jyoti Star、使い勝手はよいと思います。
>各種の分割図やダシャー、グラフ等をアイコンとして、自分でレイアウトを(確か24ページ分)自由に設定できます。
>しかも2名のチャートを並べたりも自由です。
ほうほう!いいですな!^^
私は相性とか見る時は、ジャガンナータ2つ立ち上げて、並べてみてます。^^
>パラーシャラの光とどちらが良いかも検討事項かもしれません。
う~ん、どちらか欲しいなぁ~!物欲が出てきました!^^
うちゃさんのところで紹介されてました。
http://ucha.blog19.fc2.com/blog-entry-461.html
>紀元前のホロスコープを作る機会もそんなにないですよね? 笑
いや~、そんなことないですよ~。ラーマやクリシュナ、アガスティア、ヴィヤーサ、パラシャラなどの聖者、それに紀元後だけどシャンカラやラーマヌージャ、チャイタニヤなんかのかなり昔の人も見てみたいですな!^^
一番みたいのはshiiさんですけどね!^^
ISOPさん、こんばんは。
お返事ありがとうございます。
また、ホロスコープの貼り付けもありがとうございます。
いつものことながら、満月を過ぎてからブッダのホロスコープへの関心を既に失っていますが(笑)、最後に力を振り絞ってみました。。
どなたかに研究を継続して頂きたいものです。
検討したイベントが少なすぎますが、一応D1とD9とヴィムショッタリ・ダシャーで、下記の事項はよく説明できることを確認しました。
インドは通常数え年だと思いますが、仏伝での年齢の数え方について調べていません。
また、伝わっている情報も正確性はあまり期待できません。
よって、大まかにこの頃という程度で扱っています。
・出生後すぐに母親の死去(Ra-Mo)
・16歳で結婚(Ju-Ra)
・第1子誕生、それと同時に出家(Sa-Mo)
・悟り(Sa-Jp)
・入滅(Ve-Ke)
D9ラグナをとりあえず魚座でフィックスして、あと決定したいのはD12とD7ですね。実用的に。
ラグナが27°30’以降ですと、貼り付けて頂いたD12において双子座ラグナ、それ以前だと牡牛座です。
D12は典型的に家系、特に両親について用いられるようですが、父親が王様、母親の死去、母親の妹に養育される、といったくらいしか検討項目が思いつきませんでした。
双子座の可能性の方が高いですね。
→蟹座の27°30′-30°00’ととりあえず仮定して先に進んでみましょう。
D20はパラーシャラによればバクティをみるために使われますが、惑星配置は以下の通りです。
牡羊座:月
双子座:金星
獅子座:土星
乙女座:火星
天秤座:木星
蠍座:太陽
射手座:ラーフ、ケートゥ
水瓶座:水星
ラグナは、28°30’より前なら天秤座、後なら蠍座となります。
D20を普段使わないのであまり自信はありませんが、トリコーナが重要ですので、天秤座の可能性の方が高いと思います。
それにしてもまたしても美しいD20ですね。
というわけで、ひとまずの候補として、
ラグナ:蟹座27°30′-28°30′
を提案してみます。
もちろん、年月日から全然間違えていたら話にならないのですが。
そういえば、今更なことを書きますが、聖者は惑星の影響に縛られないので占星術は適用できないとシュリ・チンモイは語っていますね。
http://www.yogaofsrichinmoy.com/sri-chinmoy-speaks/astrology/
サティア・サイババの出生情報ですが、信ぴょう性が怪しいホロスコープだと全然検証する気にならないのであまりしっかりと扱ったことはありませんでした。
5分くらいホロスコープをいじってみて、1926/11/19-20を提案してみちゃったりします。
きっと新説でしょうか?
ナヴァムシャの獅子座に6個の惑星集中。 笑
聖者のホロスコープはこれくらいインパクトがあってほしいという期待も込めて。
ちなみにShri Jyoti Starはこういうときも便利ですよ。
出生時間を1分、10分、1 Nav、1 Ras, 1 hr, 1 day, 1 week, 1 month, 1 yearで増減できるアイコンを表示させて、クリックするだけでホロスコープをみながら時間をいじることができます。
使い勝手がよいので、日常使いにはベターと思います。
色々と長くなりましたが、このたびはお付き合い頂きありがとうございました。
それではまたきっと!
ISOPさん、
こんばんは。
サティア・サイババのホロスコープをさくっと決定してしまおうと意気込んでいじり出したのですが、悩み始めてしまったので、やめました。。
私はしばらくインターネットを控えて静かに生活するので、せっかくなので提案だけさせて頂こうかと。
まず月は牡牛座に入ると思います。
ラグナは牡牛座が第1候補でしたが、11月19~21日の間でナヴァムシャでの惑星配置が若干変動するのでどうしようか、、というところです。
いずれにしても、蠍座がケンドラハウスになるラグナ以外は却下してよいと思います。
ババについて調べることなく、ホロスコープの強さだけで決定しようとしているという。 笑
ちょっと保留ですが、休みに入る前にひとまず、
11/19/1926 19:15
Puttaparthy, INDIA
を提案してみます。
関心がありましたら是非検討してみて下さいね。
ちなみに、Sri Balasai Babaの出生地はKurnool, INDIAでよいと思います。
Good luck!!
shiiさん
お返事、ありがとうございますm(__)m
また、気力を振り絞っていただき、感謝いたします^^
短期間のうちに非常に多くのこと書いて頂いたので、大変お疲れになったかと思います。
(私も短期間にいろんな検討をして、ちょっと頭が飽和気味です^^;)
ゆっくり休んでくださいm(__)㎡
>よって、大まかにこの頃という程度で扱っています。
>出生後すぐに母親の死去(Ra-Mo)
>16歳で結婚(Ju-Ra)
>第1子誕生、それと同時に出家(Sa-Mo)
>悟り(Sa-Jp)
>入滅(Ve-Ke)
おおー!なかなか典型的というか、絵に描いたような分かりやすいダシャーですね!
でもピッタリ合うということは、かなり信憑性は高いのではないでしょうか?
>D9ラグナをとりあえず魚座でフィックスして、あと決定したいのはD12とD7ですね。実用的に。
>・・・・
>というわけで、ひとまずの候補として、
>ラグナ:蟹座27°30′-28°30′
>を提案してみます。
う~ん、すごいですね!分割図も合わせた素晴らしいレクティファイです!^^
なかなかここまで駆使して合わせられる人はいないと思います!
シュリジョーティスター買ったら、私もチャート出して検討してみたいと思います。
>そういえば、今更なことを書きますが、聖者は惑星の影響に縛られないので占星術は適用できないとシュリ・チンモイは語っていますね。
なるほど!
たしかラオ先生の本にも、「聖者を見る時は気をつけなければいけない」みたいなことが書かれていたと思います。
でも、まぁ、聖者も余程のことがない限りは物理法則やカルマ則にのっとって生活してますから、メチャメチャずれるということも無いような気はしますが・・・
>まず月は牡牛座に入ると思います。
>・・・
>11/19/1926 19:15
>Puttaparthy, INDIA
>を提案してみます。
>関心がありましたら是非検討してみて下さいね。
ふむふむ!
まず、月牡牛座で、満月+高揚(orムーラトリコーナ)に持ってきましたか!
最初にサイババのチャート見たとき、月がラーフとコンジャクトしてたんで以外でした。
また、ナクシャトラが、あまり好ましくないとされるアールドラーであることに違和感がありました。
ただ、アールドラーの支配神はルドラー(=シヴァ神)です。サイババはシヴァ神の化身とされているので、これもありだなと勝手に解釈してました。涙・浄化の星宿と言われるようにこの世の浄化を目的とされているのかなと・・・また、シヴァ神のように首に蛇を巻くがごとくラーフを巻きつけているのも、これもありかなと・・・そんな解釈でした。
shiiさんご提案の方が美しいですね!
牡牛座だと例の、満月・高揚の強い月に4つのアスペクトのラージャヨガですか!サニヤーシに一般のラージャヨガ、サラスワティヨガ。定座の火星。また木星は9室、Keは8室で非常に精神的ですね・・・なるほど!
また、ナヴァムシャは獅子座1室惑星集中ですか!スーリヤグルにグルマンガル、ラージャヨガに、12室の金星(チャリティ)ですか!不完全ながら、例のヴィパリタもあるかな・・・(12L→6H、6L・8L→1H。コンジャクトはめちゃ多いが)
凄くいいチャートですね!
たしかにこれはありそうですね!^^
ブッダにサイババ・・・論文投稿できそうなぐらい詳細な検討、ありがとうございましたm(__)m
では、shiiさん、また月がシュクラパクシャに入って元気になられたら、また、いつでも来てくださいね^^
ISOPさん、コメントありがとうございます。
サティア・サイババのホロスコープについて簡潔に追記させてください。
(人様のブログをメモ帖のように・・ )
第2案として、
11/21/1926 12:30
Puttaparthy, INDIA (77E45′, 14N15′)
を提案してみます。
今回は、シュクラ・パクシャという縛りをなくして、
ラージャ・スターナ(10室)とアシュラム〈4室)を強調してみました。
従って水瓶座ラグナです。
先回の牡牛座ラグナでは、ちょっとどうかなと思う点もいくつかありました。
というわけで別の案でした。
今回の方がそれっぽいかな・・
このラインで探っていくといろいろと候補が挙がりそうですね。
最終的にはもちろん、信頼のできるソースからの情報を集めて、検証と修正を繰り返していく必要があります。
ただ、記憶が正しければ、ラオ先生でもきちんとレクティファイしようと思ったら3日かかるとおっしゃっていたような気がしますし、単純に大変ですよね。
日がよくなりましたらきっとまた!
shiiさん、こんばんは
返信、遅くなりましたm(__)m
まだクリシュナパクシャですが、がんばりますね!!^^
ちなみに、17日はマハー・シヴァラトリーですね!
>今回は、シュクラ・パクシャという縛りをなくして、
>ラージャ・スターナ(10室)とアシュラム〈4室〉を強調してみました。
>従って水瓶座ラグナです。
ほうほう!10室惑星集中で、ブッダに似てますね!^^
社会的な使命という面からは、10室集中の方が合ってそうですね・・・ラージャヨガ多数。(ただ、Su、Ve、Saがほぼ同度数で惑星戦争!?)
3室(ウパチャヤ)Ma定座も力強いです!
聖者の4室はアシュラム示すそうですね!たしかにアシュラムは大きいです!(プッタパルティとコダイカナルとバンガロールにあります)
この4室は、月がムーラトリコーナ・満月(←ちょっと超えたが)で、かつ4つ以上のアスペクトのラージャヨガですか・・・
また、木星は12室でチャリティですか?・・・サイババは無料の病院と学校を運営してますね。
ただ、この年の木星は減衰してますんで、バンガするようなラグナの配置の方がいいかもしれませんが・・・(この水瓶座の配置でも土星のアスペクトバックがあるので、バンガはありますが・・・ただ、月やラグナをケンドラにするなど、もうちょっとバンガがほしいかな。でもそうすると、全体のバランスが難しそうですが・・・)
ナヴァムシャも10室・獅子座集中ですか!
これもインパクトがありますね!!^^
う~ん、なるほど!この出生時刻も十分候補になるかと思います!
アガスティアナディに、サティア・サイババの膨大な葉っぱが存在しているそうですから、一度見てみて、回答を知りたいですね!(一般人は見れないと思いますが・・・)
ちなみに、本多先生の追記の説明に、サイババが亡くなったときのチャートが、出生時のチャートに似ているとかかれていました。そのため、この出生日時を採用したのだとか・・・
http://chardash21.astro459.com/?month=201104
サイババが亡くなった時のチャートを作って見ましたが、あまりピンと来ませんでした。(←あまりしっかり見ませんが)
月とラーフのコンジャクトのことかな・・・^^;
ISOPさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
ババのホロスコープにも関心を失いつつありますが(笑)、やりっぱなしはいけないというわけではしょりつつ・・・
ウィキペディアとAstro-Databankをみたところ、11/23の天秤座ラグナと蠍座ラグナに対応する出生データがありました。
正誤に関する意見は控えますが、いずれにしても、
まずは
①ホロスコープの基本的な強さ
を評価し、そして今回の場合は特に、
②ラージャヨーガと
③プラブラージャヨーガ
を評価してみるとよいと思います。
ホロスコープの基本的な強さの評価は、まずはラグナと月、次いで太陽をみるのが一般的でしょう。
もちろん、それ以外にも検討事項はいろいろあります。
という感じでぜひ評価してみましょう。(はしょりすぎ・・)
なお、先回の第2案、水瓶座ラグナのホロスコープですが、ご指摘の通り、土星と金星がグラハ・ユッダ(惑星戦争)で金星が勝利者です(太陽は参加しません)。
グラハ・ユッダ自体は多分よいことでも悪いことでもないと思いますが、ホロスコープが特異になるというのはあると思います。
例えば、パラーシャラによれば、両者のシャドバラの差を敗者から差っ引いて勝者に与えるとされています。
ただ、そういった数学的なこと以外に、もっと実体的なdelegationが生じるかもしれないと個人的には思っています。
(どこかのテキストに記述があるのですかね?)
例えば、(また新たな事例ですか・・)
サッカーのクリスティアーノ・ロナルドのホロスコープでは(出生時刻は分からないけれど)、火星と金星がグラハ・ユッダと思います。もちろん金星が勝者です。
サッカー選手としてのキャリアと、ヴィムショッタリ・ダシャーの金星期が大まかに対応していそうです。
という感じで、なかなか興味深いテーマかと思います。
ISOPさん、こんばんは。
ちょっと追記・修正です。
グラハ・ユッダについて調べていてアーティクルなども読んだところ、必ずしも金星が必勝という古典の記述に縛られない方が良さそうでした。
ババのチャートの第2案では、むしろ土星が勝者の可能性が高いと思います。
その方が確かにしっくりきます。
金星をどう評価するかが難しくなりますが・・
ところで今更ですが、お知り合いの阿闍梨様のチャートを拝見しました。
魚座に土星と月のコンビネーションありで、いかにもです。
同系統のサンニャーシ・ヨーガとしては、ジャガンナータ・ホラにもサンプルで入っているSwami VivekanandaやSwami Jayendra Saraswati(カンチのシャンカラチャリア)が挙げられます。
土星はそもそもタマス・グナなので、吉祥化させないとなかなか難しいコンビネーションですよね。
収集がつかなくなりそうなのでそれ以上踏み込みませんけど・
今回、いろいろ検討するきっかけになりました。ありがとうございます。
それではきっとまた~!
shiiさん、こんばんはm(__)m
お返事遅くなりましたm(__)m
昨日は、弟子ができて、初めての講義でした。
なかなか準備とかで大変ですね・・・(講義資料もそうですが、特に部屋の掃除!^^;)
しかし、いろんな意味で(?)、才能のありそうなお二人でした。(←恐ろしいほどの霊媒体質です。目から真珠とか出ます。^^;)
.
>③プラブラージャヨーガ
>を評価してみるとよいと思います。
一つご質問なのですが・・・(←毎度すみませんm(__)m)
プラブラージャヨガってなんでしょうか?
調べても出てきませんでしたので、教えていただけましたら幸いですm(__)m
>ホロスコープの基本的な強さの評価は、まずはラグナと月、次いで太陽をみるのが一般的でしょう。
>もちろん、それ以外にも検討事項はいろいろあります。
>という感じでぜひ評価してみましょう。(はしょりすぎ・・)
実際に公表されているものだとそれほど良いとは感じませんね。
最初に見たときも違和感ありましたが・・・ちょっと海外サイトをのぞいて、サイババについてどんな鑑定をしているのか勉強中ですm(__)m
まとまったら、また投稿してみますm(__)m
.
>なお、先回の第2案、水瓶座ラグナのホロスコープですが、ご指摘の通り、土星と金星が>グラハ・ユッダ(惑星戦争)で金星が勝利者です(太陽は参加しません)。
ええっ?太陽って、惑星戦争しないのですか?
あっ! この前、南さんの鑑定で、土星と太陽の惑星戦争で、太陽が勝ってるって言っちゃった・・・
やべ~!訂正しておかなくては・・・^^;
>グラハ・ユッダ自体は多分よいことでも悪いことでもないと思いますが、ホロスコープが特異になるというのはあると思います。
>例えば、パラーシャラによれば、両者のシャドバラの差を敗者から差っ引いて勝者に与えるとされています。
>ただ、そういった数学的なこと以外に、もっと実体的なdelegationが生じるかもしれないと個人的には思っています。
>(どこかのテキストに記述があるのですかね?)
惑星戦争は難しいですね。
なんか、いろんなテキストに記述があるようですが、コンセンサスは得られていないようですね。
勝者や争いの結果がどうなるかについても、統一見解はなさそうです。
ちょっと、清水先生のブログにて調べて見ました。
http://astrodiary.blog114.fc2.com/blog-entry-72.html
http://astrodiary.blog114.fc2.com/blog-entry-73.html
http://astrodiary.blog114.fc2.com/blog-entry-74.html
http://astrodiary.blog114.fc2.com/blog-entry-75.html
う~む、清水先生のところにも、太陽と月とラーフとケートゥは参加しないって書いてありました・・・
南さん・あべさんへは、先に良く調べてから返信すればよかった・・・(T_T)
.
>例えば、(また新たな事例ですか・・)
>サッカーのクリスティアーノ・ロナルドのホロスコープでは(出生時刻は分からないけれど)、火星と金星がグラハ・ユッダと思います。もちろん金星が勝者です。
出生時刻はここにありました↓
http://www.astro.com/astro-databank/Ronaldo,_Christiano
ラグナは蠍座
魚座で金星・火星が惑星戦争ですね!
>サッカー選手としてのキャリアと、ヴィムショッタリ・ダシャーの金星期が大まかに対応していそうです。
う~ん・・・ダシャーの観点ではそうかもしれませんが、
サッカー選手として、闘争心・活動性・熱意の象徴である火星が敗者ってどうなんでしょ?
しかも、この火星はラグナロードで、かつスポーツ選手として重要な競争・争いの6室支配星です。
勝者は1-6L・火星によりスポーツがが適職となり、金星はトリコーナ在住でかつ高揚しているから、多少負けてても良い時期になったとは考えられませんかね?
続きですm(__)m
>ところで今更ですが、お知り合いの阿闍梨様のチャートを拝見しました。
>魚座に土星と月のコンビネーションありで、いかにもです。
>同系統のサンニャーシ・ヨーガとしては、ジャガンナータ・ホラにもサンプルで入っているSwami VivekanandaやSwami Jayendra Saraswati(カンチのシャンカラチャリア)が挙げられます。
>土星はそもそもタマス・グナなので、吉祥化させないとなかなか難しいコンビネーションですよね。
魚座の月と土星・・・ちょっと神秘的、かつ心理的にはちょっと苦しそう・・・俗世からの厭離がありそうですね。
しかも6室・・・あまり良くなさそうです(土星が機能的吉星化してるだけまだマシでしたが・・・)
お姉さんもさらにひどいのですが、霊媒体質が半端ないご姉妹です。(お姉さんのチャートも上に載せておきます)
すぐに何かが取り憑きます・・・そのため、このご姉妹は非常に心身を痛めております。
真言密教に入られたのも、このすぐに憑依する問題をどうにかするためだったそうです。
魚座や蠍座で月とKeのコンジャクトがあったりすると霊媒体質、
月とRaのコンジャクトも何かが憑依しやすいと聞いたことありますが・・・
このご姉妹はどちらにもありません。(妹さんはナヴァムシャにありますが・・・)
秘密・神秘の8室が強いと、霊感が強くなって、霊媒体質になるんですかね・・・
私にはそれぐらいしか分かりませんでした。
もっと高分割図を見ないとダメですかね・・・
shiiさん、何かお気づきになりましたか?
また、お姉さんは神秘的な体験も多々しています。
目から真珠が出てきたり、予知夢を見たり、仏様が現れたり・・・
ついでなんで、ちょっと記事にしてみますm(__)m