【書評】：インド占星術関連書籍-②

辛口の書評、その②です。

「ヴェーダ星学教本」春日秀護　著

今見たら、amazonで21万もする！買っといて良かった！！（私の購入は1年ぐらい前だけど、5000円ぐらいだったような・・・^^;）

良い本です。ただ、「インド占星学」とかぶる部分も多いです。

一般的な基本情報に加えて、ナディ・占星術の説明とか、宝石、ヤントラ、ヴァーストゥなど、開運関係も多数載ってます。

また、「インド占星学」には鑑定例は少なかったのですが、こちらは春日氏の鑑定例も載ってます。チャゲアスのアスカ、サイババ、待ち合わせのプラシュナ、日航ジャンボ事故のチャートなど、結構面白いです。

こちらも買った方が良いとは思いますが、21万は高いので、安くなったら買いましょう。

「Light on Life　 An Introduction to the Astrology of India」　Hart Defouw, Robert Svoboda 著

海外サイト、また海外amazonでの評価が非常に高いです（47中42が五つ星）。

http://www.amazon.com/Light-Life-Introduction-Astrology-India/product-reviews/0940985691/ref=dpx_acr_txt?showViewpoints=1

私はKindle版で購入しました。

ペーパーバックだと464ページの大ボリュウムです。まだ全部読んでいませんが、基本情報が非常に詳しいです。このホームページで解説しているナクシャトラなんかも、この本から訳した部分がほとんどです。

まぁ、問題は英語だということですね・・・読むのに時間がかかるし、正確じゃないです。

どこかの出版会社が翻訳して出してくれないかな～（インド占星術やってる人が訳さないと変な訳になるから、その辺の知識のある人に出してもらいたい。）

「奇蹟の宝石光線療法　―今、よみがえる古代インドの宝石療法!」　　ベノイトシュバッタチャリヤ著

この本が、他のパワーストーン系の本と一線を画すのは、臨床での結果が多数載っていることです。なんの根拠もなく、ただ宝石の効果を載せているだけの本よりは、信用できると思います。そして、その効果は目を見張るものがあります。末期の患者や動物を完治するまで治療しています。未だに私は半信半疑です。どこまで本当なのか疑ってかかった方がいいと思われますが、個人的には検証のためにも再現実験をしてみたくなります。本の中に書いてあるプリズムを買って、いろんなものを見てみましたが、色は分かりませんでした。何かが足りないのかな・・・

また、インド占星術における宝石処方にはいろんな流派があり、100人いれば100通りの処方があると言われますが、私はこの本を読んで、こちらの法則を採用するようになりました。

まぁ、真偽は分かりかねますが、宝石療法の可能性を示してくれた有用な一冊です。