前回、“ 死の理由 ” について書きましたが、「サンカルパ」という本に私の好きな言葉があります。

恋人を亡くした青山さん(著者)に、サイババが語りかけるところです。

 

この言葉は、もう何百回も心の中で反芻しました。

 

誰かが亡くなったとき・・・自然を考える時・・・死を考える時・・・

いつもこの言葉を思い出します。

 


 

花は咲き

芳香を放って

散っていく

そうして また 種となり

別の地で さらに美しく 咲いていくのだ

 

その時 花は

以前のことなど 覚えていない

周りもまた、それに 気づかない

 

ただ咲き・・・

香り・・・

他の生命を 楽しませる

 

この自然の摂理を

お前たちだけが 嘆き悲しむ

 

『サンカルパ』 -青山圭秀

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