ルドラークシャの続きです。

非常に素晴らしいルドラークシャですが、その中でも特に14面いろいろな効果があります。

主に、土星の悪影響を避けると言われますので、土星の配置の悪い人にはつけてみるのもいいかもしれません。

それ以外にも、「未来を見通す力を授かる」、「霊的インスピレーションに優れるようになる」、「災いと不安を未然に避ける」、「安寧と富を授かる」、「すべての痛み、悲しみ、罪から解放され、あらゆる功徳を手にする」 などの効果があるされます。

 

以下、シーターラーマさんからの転載です。 (※転載許可済み)


至高のシヴァ神をあらわし、第三の目の覚醒をうながすとされるルドラークシャ・ビーズ

14面のルドラークシャ(金剛菩提樹)は、実をつけることが極めて希であり、もっとも貴重なデーヴァ・マニ(神の宝石)です。シヴァ神は、これを身につける人々を親友として喜び迎えるといわれます。

これを身につける人々は、第六のチャクラが覚醒され、未来を見通す力を授かるといわれます。霊的インスピレーションに優れ、災いと不安を未然に避けることにより、安寧と富を授かると信じられています。

土星に対応するビーズとしても知られ、土星の持つ占星術的な悪影響を避ける処方箋として活用されます。

ネックレスとして胸にかける、第三の目のあたりの額につける、あるいは右腕につける方法が望ましい身につけ方とされます。そうして、日常生活に必要不可欠な世俗からの解脱(モークシャ)に到達するといわれます。14面のルドラークシャを身につける人々は、シヴァ神の愛し子となると信じられています。

  • シヴァ・プラーナ
    「十四面のルドラークシャは、もっとも高貴な形でのシヴァである。偉大な帰依心とともに、頭に身につけなさい。…対応のマントラは「オーム」である」
  • パドマ・プラーナ第57章
    「十四面のルドラークシャを頭あるいは腕につねに身につける者は、シヴァの偉大な力を手にし、この上ない霊的功徳を得、神々により称賛されるのである。…十四面のルドラークシャを讃える神聖な歌は「オーム・ナモー・ナマハ」である」
  • シュリーマド・デーヴィー・バーガヴァタム十一篇第三章
    ナーラーヤナは言う。「額に十四面のルドラークシャを身につける者は、シヴァ神となる。それゆえ、その恩寵は計り知れない。ただひとつのビーズを額につける者でさえ、ブラーミンや神のように崇められ、モークシャに到達するであろう」
  • シュリーマド・デーヴィー・バーガヴァタム十一篇第五章
    神は言う。「何度も繰り返しルドラークシャの偉大さについて述べる必要はないだろう。どの者も、つねにこれを身につけるべきである。ルドラークシャの数珠を纏う者、ただひとつのビーズを頭につける者でさえ、すべての痛み、悲しみ、罪から解放され、あらゆる功徳を手にする。……シヴァ神の御名を唱え讃える者は、他のすべてに抜きんでたすぐれた者となろう。」

14面のルドラークシャは次のような特徴をもちます。

  • 対応する神 : シヴァ神
  • 支配する惑星 : 土星
  • 利益面 : 解脱への到達
  • 対応するマントラ : 「オーム・ナマハ」

 


 

ルドラークシャの14面は、こちら(シーターラーマさん)で取り扱っています。

多少お値段が張るのがきついですが・・・^^; (最低でも1万円)

 

また、ガネーシャギリさんも、14面は強く推奨しています。

シーターラーマさんのブログから転載します。


 14面ルドラークシャの素晴らしさ

7面ルドラークシャと14面ルドラークシャは、どちらも占星術的には土星に対応すビーズとして知られていますが、個人的な経験から言えば、14面の方は惑星を癒す力がかなり強いです。加えてシヴァのアイテムと言われているルドラークシャの中でも、シヴァそのものと言われているこのビーズは、ネガティブなエネルギーに対する除去の力も相当なものがあります。
そのため、占星術鑑定の処方として、土星の問題に対してお勧めする場合は、(鑑定を受けた方の事情や、その方の土星の性質の種類にもよりますが、)大抵の場合、14面をお勧めしています。
経験上、人を不幸をもたらす星は、土星かラーフか火星であることが圧倒的に多いと感じています。
中でも土星は、その配置が悪い場合、大変厳しい試練をもたらします。そしてたとえ土星の配置の良い方でも、わずかですが何らかの試練をもたらすのです。
非常に強力で一筋縄ではいかない星なのです。
そのため、土星を癒す14面の役割は大きいと思います。ルドラークシャは採れる実の9割くらいが5面と言われています。ですからその他の面数は、ある意味突然変異のようなものと捉えることもできます。
そう考えると、14面はかなりレアということになりますので、どうしても絶対数が少なくなり、値段もそれ相応に上がります。しかし、たとえば土星の処方として有名なブルーサファイアは、おそらく14面より高価なものが多いでしょうし、占星術的な効果がある期間も数年と言われています。
それに対してルドラークシャは、きちんと手入れをしてマントラでエネルギーを与えれば最低300年!はもつとも言われています。
もちろん、その効果がある年数には諸説があるのですが、ルドラークシャは身に着ける人を一生保護するということは、ほぼ間違いないようです。また、14面ルドラークシャには第三の目(アージュニャーチャクラ)を開いて、未来を見通す目を得られると言われますが、これも本当だと思います。
感性の鋭い方は、このビーズを身に着けると、みけんのあたりがぴくぴく動くのに気付くかもしれません。もちろん実際に能力としてそのような力が使えるようになるには、身に着けるだけではなく、併せてヨーガや瞑想などをそれ相応のレベルになるまで修練する必要はあると思います。
しかし、逆に言えばある程度修練を積んだ人には、そのような能力が得られる可能性があるということでもあります。そして、そのような能力に執着することなく、かつ、利他のために使うなら、霊的進化の大きな助けになると思います。ルドラークシャは宝石と違い、手に入るならどの面数でも身に着けることができます。
もし14面ルドラークシャとのご縁を感じるようでであれば、将来的に1つ所有することをお勧めします。
(文章:ガネーシャ・ギリ)

 

土星は冷酷な教師?

インド占星術をやっておりますと、かならず土星のまつわる悲惨な話を耳にします。
ラーシクンダリー(ホロスコープ・出生図)上で土星の配置が悪い方は、その影響期には必ず悪いことに遭遇すると言われ、しかもその「悪いこと」はとんでもなく厳しい試練であるという話です。そしてそれはある意味事実といえます。

逆に世の中にはもちろん土星の配置のいい方もいます。かくいう私も土星の配置がとてもいいのです。
私の場合幼少期が土星の影響期だったのですが、物質的には恵まれた環境にいたものの、人間関係で非常に苦労した記憶があります。
そう、土星はその配置が悪い人ばかりか、配置のいい人に対してさえも何らかの試練を与える、厳しい星なのです。

そのような性質の星は他にありません(ラーフは似ていますが少し違います)。

そのため、インドではカール・サルプ・ドーシャ(ラーフ・ケートゥという星が影響する悪い時期)のなどの処方にならんで、サディサティ(土星と月の動きに関する悪い時期)や土星悪影響に対する処方が盛んに行われているのです。

土星が冷酷な教師であり、過去世のカルマを解消するため人間にある種の試練を与え成長を促すのは間違いないのですが、やはりその厳しい試練をなるべく軽く抑えたいというのは、人情でしょう。

その試練を軽くする処方として、個人的な体験からみれば、経典にありますように14面のルドラークシャは、土星の悪影響に対して、卓効があります。
また14面は高価で手が出ないという他の場合でも7面のルドラークシャに土星に対する効果が期待できます。

そして前々回書かせていただいた「パラド」にも大いにその効果が期待できます。

実はインドでは、その他様々な土星のためのアイテムが存在しますが、ブルーサファイアは、インドでもっとも知られた処方です。
しかし・・ブルーサファイアは経験上使用には相当の注意と専門知識が必要になります。処方を誤ると悪影響があるのです。

私自身、昔、知識不足の状態でブルーサファイアを見に着けていて、後に酷いしっぺ返しに遭った経験があります。
ですからブルーサファイアを身に着ける場合には、経験豊富な占星術師のアドヴァイスを良く聞くべきだと思います。

その点ルドラークシャには副作用は、ほぼありません(身に着け始めた時、ごく軽く風邪をひく、あるいはちょっと躓いて擦り剥く位のことはあります。これは将来起こる大きな病気や怪我を先取りして最小の形で解消していると考えられます。)

土星は冷酷な教師でありますが、その教師を優しく変える処方としてルドラークシャそしてパラドはとてもお勧めできます。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

http://blog.sitarama.jp/?search=%A3%B1%A3%B4%CC%CC

 


以上です。

う~ん・・・こんだけすごいと言われると欲しくなっちゃいますね(^^;

インド占星術師としては、「未来を見通す力を授かる」、「霊的インスピレーションに優れるようになる」なんて言われると、ちょっと弱いですなぁ^^;

まぁ、お安いものではないですので、余裕のある方はどうぞ・・・

購入された方は、つけた場合の感想なんかも投稿してくれると参考になりますm(__)m

 

また、ルドラークシャの種とかも売ってるので、一度、買って植えて育ててみたいですな!^^ (ネパールでも育つのだから日本でも可能かも・・・)

http://sitarama.jp/?pid=2612922

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