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『ケーマドルマ・ヨガ(Kemadruma yoga)』

2つの成立条件があります。

【成立条件】

古典的には、月から第2室・第12室に惑星がない場合、すなわち月の両脇の室に惑星ないと、ケーマドルマ・ヨガが形成されます。
この時、太陽が2、12室に存在しても、このヨガは形成されます。

また、別の定義があり、Srutakirtiによると、月から4室目と10室目に惑星が存在しない場合ケーマドルマ・ヨガが発生するとのこと。

 

【影響】

このヨガを持って生まれた人は、不潔、孤独、惨め、悲しみが多い、不義の行為をする、貧しい 、依存的、不正を行ったり詐欺師になる。

また、このヨガがあるとラージャヨガ・バンガになり、月が絡むラージャ・ヨガがキャンセルされる。

 

〔Kemadrumaヨガの悪影響がキャンセルされるケース〕

  • 高揚(牡牛座)の星座に位置する月や、ナヴァムシャで友好星座に位置し、木星や金星によってアスペクトされる場合
  • ケンドラを占める金星が木星のアスペクトを受ける場合
  • 月(好ましくは満月)が吉星とコンジャクトする場合
  • 月がアセンダント以外のケンドラに位置し、木星やによってアスペクトされている場合
  • アセンダントや月から見て、ケンドラを占める惑星が存在する場合。

 

上記の場合、ケーマドルマ・ヨガキャンセルされ、その人は貧民にならない。

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