以前、モーダカのところでも言いましたが・・・

明日、9月17日はガネーシャ降誕祭(ガネーシャ・チャトゥルティー)です。

インドの太陰暦バードラパダ月のチャトゥルティーの日(4日目)に祝われます。西洋の太陽暦では通常9月中にあたります。10日間ほど続きます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%90%E3%83%AB

ガネーシャ好きな人は、お祝いしてみましょう!・・・ガネーシャ・プージャガネーシャ・マントラモーダックがあれば、完璧です。

私は山伏の修行があるので、簡単にしかお祝いできませんが、この機にモーダカだけは作りたいと思います。

 

少しだけ、ガネーシャの神話を・・・

ガネーシャの牙は片方ありません。
これについていろいろな神話があります。

①:ガネーシャが大好物であるモーダカを沢山食べてネズミの背に乗って帰宅していると、一匹の蛇がガネーシャの前を横切り、乗り物のネズミが驚きガネーシャが転んだ。
その際にお腹が裂けて、沢山食べたお菓子がこぼれた。(←大丈夫か?^^;)
こぼれたお菓子を集めて、またお腹に戻し、お菓子がこぼれないよう包帯代わりにヘビでお腹を巻きつけた。
月がこの一部始終を見て笑いだし、怒ったガネーシャは自分の牙を折り投げつけた。
(月が満ち欠けするのは、このお話しによるとも言われています。また、月とガネーシャの相性は悪いといわれています。)

 

②:シヴァ神が寝ている時に、パラシュラーマという客人が来たが、ガネーシャは寝ているのを理由に面会を断った。
この客人と喧嘩になり、客人はガネーシャにシヴァ神の斧を投げつけた。
シヴァ神の斧だと知っていたガネーシャは、避けたら不敬に当たると思い、あえて牙で受けて折れてしまった。

 

③:ヴィヤーサ仙がガネーシャにマハーバラタの口述筆記をお願いし、ガネーシャはキバを折ってそれを書いた。
(よって、ガネーシャは学問の神様。)

 

なかなか興味深い話ですね^^

 

画像:http://happyvinayakachaturthi.blogspot.jp/2014/08/ganesh-chaturthi-wallpapers-for-mobile.html

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