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『シュリ・チャトラ・ヨガ Sri Chatra Yoga』

(※「チャトラ・ヨガ Chatra Yoga」という別のヨガもありますので、注意しましょう)

〔成立条件〕
7惑星がすべて、1室、2室、7室、12室にある。

〔影響〕 
前世の慈善行為により、このチャトラ・ヨガが形成される。いわゆる聖人を示す。

このヨガは、そのハウスや惑星から12、1、2、7番目はそのハウス・惑星をサポートするというブリグの概念から来ています。すべての惑星がこの4つのハウスに入る時、ラグナやその人自身がサポートされます。

(※ラグナを挟む2と12室、対極にありアスペクトを放つことになる7室は、1室に影響をおよぼすことになるということでしょう・・・ちなみに私は8室の木星が7室に入っていれば、このヨガが成立していました^^;)

〔例〕
ローマ法王のヨハネ・パウロⅠ世です。

ヨハネ・パウロⅠ

聖職者のヨガなので、法王というのは納得ですが、彼のチャート的には12室集中なので結構困難が多そうです。

木星・5L→1H、また5Lの5Hへのアスペクトバックは、精神性の高さを示します。
彼は、宗教的表現の平易化、豪華な式典や催しの拒否、避妊擁護、バチカン銀行の汚職の摘発・・・いろいろ改革を押しすすめますが、
法王の就任33日目にして不振の死を遂げています。
捜査の手が入る前に、防腐処理や、書類が消えるなど、陰謀説の疑いが強いです。

この1L→12H(ちなみに月ラグナでも1L→12H)ですが・・・この12室は、いわゆる僧侶としての出家を示すとともに、陰謀や策略を示しているかも知れません。12室において、10Lの太陽が減衰して、1Lの火星をコンバーストしているのも、陰謀・社会的に抹殺されたことを示していそうです。

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