メルマガからの転載です


『ススバ・ヨガ Susubha “=very auspicious” Yoga 』

※発音は、シュシュバ・ヨガかもしれません。

〔成立条件〕

吉星のみが2室にあり、凶星からアスペクトを受けていないこと。

 

〔影響〕 

その人は裕福で、柔軟で、神や配偶者に献身し、活動的で、穏やかに話し、繁栄する。

第2室は、ラグナと同様、その人の裕福さ、性格、成功に重要な役割をします。第2室は第1室の反映となります。以前メルマガでやったとおり、2室は精神性、誠実性を見るのにも使われます。
2室に吉星の影響があり、凶星に犯されていない時、その人の人生を大きく改善します。

 

〔例〕

以下は、ジョン・F・ケネディ元大統領の娘であり、駐日大使(2013~現職)でもあるキャロライン・ケネディのチャートです。

アストロデータバンクのレーティングはAA(出生証明付き)です。
http://www.astro.com/astro-databank/Kennedy,_Caroline

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水星と金星は2室にあり、凶星の影響はありません(ラーシ・アスペクトを含む)。従って、ススバ・ヨガを形成しています。
このヨガは成功に対し、他のヨガに先立って大きく貢献します。

キャロライン・ケネディは有名な家の出であり、裕福に暮らしていました。
6才の時に父を亡くし、その後、叔父(ロバート・ケネディ)を亡くし、兄を亡くしたが、彼女は模範となる行動を持って、公務を果たしました。
彼女のススバ・ヨガは、2つの吉星の影響があり、木星のラーシアスペクトも受けており、かつ金星はヴァルゴッタマです。

さて、彼女は駐日アメリカ大使をしていますが、1L→12Hで、ラーフとコンジャクト・・・海外と縁がありそうなチャートですね。(また、1Hに10Lの太陽も政治家っぽい。月ラグナから見ても、10室・ラーフ、10L→12Hで海外のお仕事っぽい)
ただ、12室は傷が大きく、ラーフと1Lがコンジャクトなため、それが本人にとって、必ずしも吉とは限りませんが・・・(月ラグナからは、結構マシ)
もしかしたら、あまり日本が好きではないかも・・・(やや日本批判の発言も多いです^^;)

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