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【1.パラシャラの例外則】

ラオ先生の「運命と時輪」のいたるところに載っている例外則のまとめ・ダシャー編です。

 

〔ダシャーの例外則〕

以下に例外則、または解釈が難しい法則を示します。は私のコメントです。

  • マハーダシャーの惑星は、それと同じ惑星のアンタルダシャーの時期には、それが、吉星であれ凶星であれ、吉凶の結果をもたらしません。結果が現われるのは、そのマハーダシャーの惑星とからんでいる別の惑星のアンタルダシャーの時期、あるいは、吉星と吉星や、凶星と凶星のように、マハーダシャーの惑星と似た性質をもつ惑星のアンタルダシャーの時期です。(※例外則というか原則かもしれません^^;)
  • ラーフとケートゥがトリコーナに在住する場合(特に5室と9室)、これらはヨーガカーラカのダシャー期のような良い結果を生じさせます。(※例外則としては有名ですが、一応載せておきます)
  • 凶星のマハーダシャーの時期に、それとからんでいないヨーガ・カーラカのアンタルダシャーがくることは、非常に悪いことです。(※本には「不可解な例外」と書かれています)
  • マーラカのマハーダシャーにおいて、吉星のアンタルダシャーはキラーとなりません。マーラカの支配星と互いにからんでいない凶星のアンタルダシャーのとき(詳しい計算に基づいてその時期が生じている場合)、間違いなく死が訪れます。
  • 土星と金星の時期(金星のマハーダシャーと土星のアンタルダシャー、あるいは、その逆の時期)には、それらの総合的な配置に基づいて吉凶の結果が生じますが、その生じ方が通常とはまったく異なります

①:土星-金星期は、土星-土星期のように作用します。
②:金星-土星期は、金星-金星期のように作用します。

  • 2室の支配星と7室の支配星が同じ場合、つまり牡羊座ラグナにおける金星、あるいは、天秤座ラグナにおける火星の場合、それが4室に在住していれば、その時期は、大変すばらしい時期となります。具体的には以下のようになります。

①:牡羊座ラグナで、金星が4室(蟹座)に在住している。
②:天秤座ラグナで、火星が4室(山洋座)に在住している。この場合、火星は最高位星にもなります。

  • 6室と7室室の支配星が、もし10室室の支配星とコンジャンクトしているか、あるいは、10室に在住しているなら、その時期も良い時期となります。
  • 6室、8室、あるいは、12室の支配星が、5室の支配星とからんでいる揚合、これらの惑星の時期も良い時期になります。

注)悪い時期を良い時期に変えることができる支配星が3つあります。
順番に、5室の支配星、10室の支配星、そしてラグナの支配星です。
しかし、いわずもがな、良い時期に変えられるかどうかは、その惑星の強弱によります。

  • ラーフ-金星期や金星-ラーフ期は慎重に検討する必要があります。運気が大きく上昇することもあれば、どん底に低迷することもあります。(※ちなみに、私は今、金星-ラーフ期です^^;)

 


下記コメントに関するチャート(※5-7の結びつき)

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