〔アヤ・ヴィヤーヤ(Aya-vyaya)〕

アヤ・ヴィヤーヤは結婚後の収支を示します。

【原理】

女性のナクシャトラから男性のナクシャトラまで数えてください。この数に5を掛け、それを7で割ってください。余りは、Vyayaすなわち「支出」を示唆します。

次に、男性のナクシャトラから、女性のナクシャトラを数え、再び同じ計算を繰り返してください。余りは「aya」すなわち、「増加または収入」を示します。

ayaがvyayaより大きいならば、結婚は繁栄をもたらします。

これが逆でayaの方vyayaより小さいならば、そのカップルは貧困を経験します。

 

〔ルナダーナ(Rna-Dhana)〕 

全般的な結婚の幸せを示します。条件により、いろいろなことを示唆します。

【原理1】

アシュヴィニーから男性ならびに女性のナクシャトラまで数えて、その2つを総計してください。この合計に13を足してください。この数字から、32を引いてください。この数字をさらに5で割り、その余りをチェックしてください:

式で示すと以下のようになります。

X=[(男性ナクシャトラ+女性ナクシャトラ+15-32)/5]の余り

それが0~4の時、それぞれ、以下のような結果となります。

  • 1の場合:子供たちの取得
  • 2の場合:1人のカップルの死亡
  • 3の場合:長い病気
  • 4の場合:繁栄
  • 0の場合:不明 

※13を加えた後の総額が32以上にならないならば、ジャンマ・ナクシャトラからアシュヴィニーまでカウントしてて、同様におこなってください。

 

【原理2】

カップルのジャンマ・ナクシャトラからアシュヴィニーまで数えてください(※2人ともおこなう)。この2つの数字を加えて、5で割り、その余りをチェックしてください。

それが0~4の時、それぞれ、以下のような結果となります。

  • 1の場合:繁栄
  • 2の場合:全般的な進歩
  • 3の場合:災難
  • 4の場合:富の取得
  • 0の場合:災害 

 

【原理3】

ジャンマ・ナクシャトラは3つのカテゴリーに分けられます。

以下の原則では、男性と女性の両方のナクシャトラが、このカテゴリーうち、同じものに入っているときに適応されます。もしそれらが、違うカテゴリーに入っているならば、この規則は適用されません。結果は、どこのカテゴリーに属するかによります。

  • 男性と女性のジャンマ・ナクシャトラが第1のグループ(アールドラー、ハスタ、P.アシャーダ、U.アシャーダ)にあるならば、大きな進展があります。
  • 彼らが第2のグループ(クリティッカー、ローヒニ、ムリガシラ、マガー、P.パラグニー、U.パラグニー、アヌラーダ、ジェースタ、ムーラ、ダニシュター、シャタビシャー、P.バードラパダ)にあるならば、結婚後に繁栄します。
  • しかし、彼らが第3のグループ( アシュビニー、バラニー、チトラー、スワティ、ヴィシャーカ、U.アシャーダ、シュラヴァナ、レーヴァティ)にあるならば、結婚に後に支出と負債があります。

1グループ

2グループ

3グループ

大きな進歩

繁栄

支出・負債

アールドラー

クリティッカー

アシュヴィニー

ハスタ

ローヒ二

バラニー

P.アシャーダ

ムリガシラ

プラルヴァス

U.アシャーダ

マガー

プシュヤ

 

P.パラグニー

アーシュレーシャ

 

U.パラグニー

チトラー

 

アヌラーダ

スヴァティ

 

ジェースタ

ヴィシャーカ

 

ムーラ

シュラヴァナ

 

ダニシュター

U.アシャーダ

 

シャタビシャ

レーヴァティ

 

P.バードラパダ

 

※U.アシャーダが2つあります。おそらき記述ミスで、どちらかがU.バードラパダになると思いますが、調べても分かりません(マッチングの本、また2つのサイトで同じく2つがU.アシャーダになってました)。分かりましたら、また報告します。

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