【プラシュナ】:仕事のプラシュナ-その3
【仕事のプラシュナ】
仕事のプラシュナの続きです。
今日は転任や転職について聞かれる場合です。
〔転勤・転任〕
転勤があるかどうか尋ねられた場合ですが・・・
ラグナが可動星座(=10Hも可動星座)の場合は、基本的に転勤を示唆します。しかしながら、これは、依頼者の希望と照らし合わせて考える必要があります。
本人が転勤を希望している場合において、ラグナが可動星座であり、ラグナが吉星と同居またはアスペクトを受けいる時、転勤はあるでしょう。
また、ラグナロードが3L・9Lと絡む時も転勤があるでしょう。3室は短い旅を、9室は長い旅を示します。9Lがラグナに位置したり、9室に在住する惑星がラグナやラグナロードをアスペクトしていると、転勤があります。しかしながら、これらの組み合わせに、遅い星である土星または木星が絡むと、転勤はありません(順行の場合)。また、これらが逆行していると、転勤の命令がキャンセルされるか、自分で選べる立場になります。
4室が傷ついていても、移動を示唆します。
ラグナロードと4室が凶星から傷つけられている時、現在いる場所で問題が起こり、移転をすることになります。
移動を示唆する相があり、同時に10Lが高揚しているか、もしくは非常に強い時、昇進による転勤を示唆します。
また、太陽は上司(ボス)を意味します。太陽が8室にあると、上司の転勤があるでしょう。
〔転職〕
次は職自体が変わる場合です。
ラグナロードが3Lまたは9Lと絡むとき、転勤か転任があります。
しかしながら、逆行しているラグナロードが、3Lや9Lと絡むときは、転職かポジションの変更があるでしょう。
ラグナロードまたは10Lが、8Lまたは凶星とイシュラーフ・ヨガを形成している時は、現在、不快な職に就いていますが、今後より良い職場に変わることを示唆しています。
転職後がどうなるか質問される場合があります。
転職した場合、そこが満足いく職場かどうか見るためには、
ラグナロードや10Lが吉星とイタサーラを組んでいるか、もしくは吉のハウスにいれば、転職する方がより良い状況となります。
逆に、凶星とイタサーラを組んでいたり、6、8、12室のような凶のハウスにいれば、転職した職場において、問題や障害を抱えることになるでしょう。
転職した方が良いか、もしくは今の職に留まった方が良いか、どちらか良いか悩んでいる場合もあります。
現在の仕事の状況はラグナ(1室)から見て、転職先の仕事の状況は7室から見ます。転職の是非は、比較してどちらが良いかを検討します。
7室が1室より状態が良かったり、7室をラグナとしてみた星回りの方が良ければ、転職した方が良いことになります。
逆に1室の方が良ければ、転職せずに、現状を維持していた方が良いことになります。
また、ラグナロードが10Lと月の両方とイタサーラを組んでいれば、カンブーラ・ヨガ(kamboola yoga)を形成し、現在の職を維持していた方が良い結果となります。
一方、7Lが10Lと月の両方とイタサーラを組んでいれば(カンブーラ・ヨガ)、転職した方が良い結果となります。
〔多数の収入源〕
一つ以上の星が11L/11Hと絡むとき、多くの異なった収入源からの収入を示唆します。
上記で、吉星と絡む場合、合法の収入であり、凶星と絡む場合、違法の収入であることを示唆します。
以上です。
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