【日記】金星-土星期の最後の苦しみ
皆さま、あけましておめでとうございます。
って、もう二月半ばですね!^^;
コメント欄で少し書きましたが、年末年始に猫が三匹、ナラヤン→メゴ→シャンティが、約1週間おきに亡くなりました。
苦しい年末年始でした。
でも、ようやく少し立ち直ってきました。
今日は、ちょっと亡くなった猫について書きます。
〔メゴ〕
メゴはボケてしまって、どこでも排便するので、1年半ぐらいケージ飼いでした。(3階構造。1階全面トイレ・2階ホッカペの家・3階食事場)
甲状腺機能亢進症でめちゃくちゃ食べ、毎日、猫用ミルク100cc×2回、猫の缶詰×1~2缶、ドライフード少量という、毎日豪華な食事でした。
それでも代謝が良すぎてガリガリという、訳分からん病気でした。
ある日、珍しく大好きなミルクも飲まず、缶詰も残し、おかしいなと思い、ケージから出しました。
チャオチュールをシリンジで押し込んでも吐き出してしまい、温かいところで寝かしていましたが、次の日、ふらふらしていたと思ったら、急に動かなくなり、「え?メゴ?あれ?どした?」と思ったら、呼吸しておらず、糸が切れるように亡くなりました(ほとんど苦しまなかったことが不幸中の幸いでした)
メゴはグルの次に古株で、保健所からもらってきて、13年ぐらいの長いお付き合いでした(貰ってきたときに成猫だったので、おそらく年齢はたぶん14~16歳ぐらい)。
他の猫には大変厳しいですが、人には絶対逆らったり、傷つけたりしない良い子でした。
(火葬前のメゴ↓・・・ガリガリです。)
〔シャンティ〕
シャンティは猫エイズで、ここ3年ぐらいずっと口内炎で、痛み止め+抗生剤の投与をしていました。
良くなったり、また悪化したりを繰り返していましたが、食べない日はシリンジでエナジーチュールか高栄養介護食を無理やり食べさせてました。でも、いつかはシリンジでも食べられなくなる日が来るだろうとは思っていました。
毎日祈るような気持ちで餌をやり、元気よく食べてくれる日は、それだけで幸せでした。
しかし、1月に入り、元気がなくなり、食べられず、シリンジ押し込んでも吐いてしまい、病院で輸液・・・
でも、ほとんど効かず、2日後に亡くなりました・・・おそらく、何かエイズからくる合併症だったのだろうと思います。
ほとんど鳴くことが無く、動きは緩慢。大変おとなしい猫で、争いも嫌い。足が弱く、ベッドにもジャンプできなくて、よじ登る・・・平和主義のいい子でした。
〔ナラヤン〕
メゴとシャンティは、ずっと病気でしたが、ナラヤンはあまり懐いておらず、普段近寄ってこないため、発見が遅れたことが悔やまれます。
12月のある日、ふだん近寄ってこないナラヤンが、珍しく懐いてきて、見ると何となく元気がない、餌も食べない、それで病院連れて行きましたが、ヘモグロビン値が異常に低く、レントゲンから肺に水が溜まっているとのことでした。
医者はFIPを疑っていましたが、よく分からないとのこと。おそらく、猫エイズで免疫が下がったことによる病気ではないかと思います。
連れて帰り、そこから、数日で亡くなりました。
ミーナが大変ナラヤンの慕っていて、常にナラヤンの後をつけて、頭をこすりつけていました。(ナラヤンの方は少し迷惑そう)
三匹の中では、亡くなる時に一番苦しんだので、精神的なショックという面では一番大きいです。
亡くなる前日の、か細い苦しそうな鳴き声が耳を離れません。
以上が亡くなった猫たちについてです。
私は別れは悲しくありません。
私が悲しいのは、猫たちが苦しむことです。
猫たちに執着しているのではなく、猫たちの幸せに執着しているのです。
私は、「なぜこの世は苦しみに満ちているのか?」ということをずっと考えてきたように思います。
私は毎朝、亡くなった猫や動物たちについて、その冥福を祈ります。
毎朝、記憶の中で、もう何万回猫たちが亡くなってきたでしょう。
私はこの世が好きではありません・・・生き物たちは苦しみあえいでいます。
私は、この空(くう)に溶けて、皆の幸せになって、私は消えてなくなりたい・・・
昔から、そんなことをずっと思ってきたような気がします。
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