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8室の金星と火星、7室の土星の影響が気になります。 ゆはな 16/10/23(日) 1:35
Re:8室の金星と火星、7室の土星の影響が気になります... ag2 16/10/25(火) 11:32
Re:ご回答ありがとうございます ゆはな 16/10/25(火) 20:57
Re:ご回答ありがとうございます ag2 16/10/26(水) 12:49
Re:ag2さんご回答ありがとうございます ゆはな 16/10/27(木) 9:31

8室の金星と火星、7室の土星の影響が気に...
 ゆはな  - 16/10/23(日) 1:35 -
こんばんは、インド占星術に関心があり最近自分のホロスコープを観るようになりました。

ただ、大の付く初学者ですし、なかなかのネガティブ傾向で自分のホロスコープを客観的、肯定的に読めず、第三者の方の意見を伺うしかない!と思い投稿を決意致しました。

全体としては、結婚・子供運、幸福運(犯罪に遇いやすいか、病気に懸かりやすいか、仕事ではどうかなど)をお聞きしたく思います。

題名にもお書きしましたが特に8室の金星、火星、7室の土星の影響力がとても気になっています。

以下に私の出生情報を掲載致します。
1992年3月24日 13:36 生
徳島県徳島市
女性

それではどなたかアドバイスの方どうぞよろしくお願い致します。

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Re:8室の金星と火星、7室の土星の影響が気...
 ag2  - 16/10/25(火) 11:32 -
▼ゆはなさん:


ゆはなさん,こんにちは。私もまだまだ修行中の身ですが,私の勉強の意味合いもこめてコメントさせていただきます。そういう解釈もあるのかな,というあたりで受けとめていただければ幸いです。

1 8室の火星と金星
(1)火星は5室と10室を同時に支配するラージャヨーガカーラカであり,11室を支配する金星との絡みは同時にダーナヨーガとなり,木星の保護もあります。その意味では8室,及びそのアスペクトを受ける2室に良い影響をもたらすと解釈すると思います。具体的には,良い収入や家庭(2室),遺産や不労所得,研究や霊的能力の獲得や発達(8室)など。

(2)また,ラーシ(出生図)のうち,仕事を司る10室支配星が8室にいるという意味では,例えば法律事務所や保険会社,リサーチ会社(8室は訴訟や保険金,研究も象徴)への就職を意味するかもしれません。理工系や技術職専門職を象徴する火星と金星がコンジャクトしていますので,金星=芸術ではなく乗り物あたりと理解し,交通事故を扱う法律事務所や自動車保険会社もアリと思います。
   D9上では,10室に木星・ラーフ・土星,10室支配星月は3室在住です。旅行会社勤務やツアコン(3室は短い旅行を象徴),外国語の先生あたりを想定しますが,ダシャー的には今は金星期なので,ラーシの方の解釈を本命にしたいと思います。

(3)配偶者を象徴する金星が8室(事故,病気)にいるという意味では,D9でも金星は6室(病気)在住ですから,未来の旦那さまは持病等に悩まされている可能性は高いと思います。ただし,いずれも木星のアスペクトがありますので,重度ではないでしょう。
   ものの本では,8室の金星は長寿を約束するが結婚に凶であり,8室の火星は事故を暗示するとありますが,以上のとおり,D9の状況や火星の支配室も併せて考慮する必要があろうかと思います。


2 7室の土星
(1)7室の土星ですが,教科書的にはやはり凶,結婚の遅れを示すものと思います。D9でも7室に土星がアスペクトしており,結婚に土星の影響があることは確度が高いと思われます。ただし,ラーシでは土星は自室在住,D9ではラージャヨーガカーラカですので,「凶的な意味合いで遅れる」というより,「慎重に交際をすすめ,勤勉で色黒な人(土星)と最終的には遅めの結婚をして幸せな結婚生活(2室)を送る」と解釈したいと思います。

(2)8室の支配星が7室にいるという点では,結婚の不和や離婚を暗示すると思いますし,D9でも弱い凶星の太陽のアスペクトがありますが,D9では金星が高揚し7室には火星のアスペクトバックがあるため,乗り切れない不和ではないと解釈したいと思います。


3 病気
(1)自分の身体を司る1室支配星,及び月は,ラーシ,D9いずれも無傷で,ムリチュバーギャ(致命的な度数)に該当する惑星もありませんので,全体としてざっくり言えば幸運な人生に分類され,基本的には健康でもあると思います。
(2)病気を司る6室の在住星であるラーフのダシャーは,今から40年後ですので,晩年には体調を崩しやすいでしょう。6室の支配星はラーシ,D9ともに木星であり,いずれも土星やラーフ,火星によって傷ついていますので,肝臓と糖尿病(木星)に注意するべきと思います。
   特に64歳の10月以降,近年では金星/木星期の2023年12月からの3年間は,お酒を飲むなら飲み過ぎや,健康診断での肝臓の異常値に警戒してください。

以上,簡単ではありますが,ご参考になれば幸いです。

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Re:ご回答ありがとうございます
 ゆはな  - 16/10/25(火) 20:57 -
ag2さん、丁寧なご回答ありがとうございました。

少し質問があるのですが大丈夫でしょうか。

私の木星は8室の火星からアスペクトを受け傷ついていると思っていましたが同時に8室にアスペクトして加護をもたらしていたのですね。木星は火星と相互アスペクトしていますが、この場合木星(幸運)の強さはどれくらいなのでしょうか。火星(凶星)とどちらが強いのでしょうか。

また、私の木星は逆行しているため第一室の在住でもあります。この場合、土星からも相互アスペクトを受けていますが、これは傷ついているのでしょうか、それとも7室に加護を与えているのでしょうか。

また、上記の土星相互アスペクトも加算すると木星に凶星からの相互アスペクトが多い気がしますがこのケースの吉凶はag2さんならどうお考えになりますか。

それから、土星が第一室、つまりラグナに相互アスペクトを投げていますが、KNラオ先生の本ではこの場合、健康は保証されないと書かれてあり不安だったのですがag2さんはどうお考えになりますか。

また、水星も逆行しているため8室在住でもあります。この場合、解釈はどう考えればよいのでしょうか。

また、D9では7室に火星がアスペクトバックで良いとのことでしたがこれは牡羊座(自室)にアスペクトしているからでしょうか、本来は火星は争いを表していたと思いますから…。

また、▼D9ではラージャヨーガカーラカですので,「凶的な意味合いで遅れる」というより,「慎重に交際をすすめ,勤勉で色黒な人(土星)と最終的には遅めの結婚をして幸せな結婚生活(2室)を送る」の2室はどの2室でどういう意味なのでしょうか。また、未来の旦那さまの持病の内容とかはお分かりになりますか。

質問が多くてすみませんがご回答頂ければ幸いです。

また、インド占星術を勉強するのにag2さんはどんな本やサイト、講座を利用されていらっしゃるのですか?
本当にしっかりと学ばれていらっしゃる雰囲気でしたので…差し支えなければそちらもお伺いできれば幸いです。

それでは、どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m
▼ag2さん:
>▼ゆはなさん:

>ゆはなさん,こんにちは。私もまだまだ修行中の身ですが,私の勉強の意味合いもこめてコメントさせていただきます。そういう解釈もあるのかな,というあたりで受けとめていただければ幸いです。
>
>1 8室の火星と金星
>(1)火星は5室と10室を同時に支配するラージャヨーガカーラカであり,11室を支配する金星との絡みは同時にダーナヨーガとなり,木星の保護もあります。その意味では8室,及びそのアスペクトを受ける2室に良い影響をもたらすと解釈すると思います。具体的には,良い収入や家庭(2室),遺産や不労所得,研究や霊的能力の獲得や発達(8室)など。
>
>(2)また,ラーシ(出生図)のうち,仕事を司る10室支配星が8室にいるという意味では,例えば法律事務所や保険会社,リサーチ会社(8室は訴訟や保険金,研究も象徴)への就職を意味するかもしれません。理工系や技術職専門職を象徴する火星と金星がコンジャクトしていますので,金星=芸術ではなく乗り物あたりと理解し,交通事故を扱う法律事務所や自動車保険会社もアリと思います。
>   D9上では,10室に木星・ラーフ・土星,10室支配星月は3室在住です。旅行会社勤務やツアコン(3室は短い旅行を象徴),外国語の先生あたりを想定しますが,ダシャー的には今は金星期なので,ラーシの方の解釈を本命にしたいと思います。
>
>(3)配偶者を象徴する金星が8室(事故,病気)にいるという意味では,D9でも金星は6室(病気)在住ですから,未来の旦那さまは持病等に悩まされている可能性は高いと思います。ただし,いずれも木星のアスペクトがありますので,重度ではないでしょう。
>   ものの本では,8室の金星は長寿を約束するが結婚に凶であり,8室の火星は事故を暗示するとありますが,以上のとおり,D9の状況や火星の支配室も併せて考慮する必要があろうかと思います。
>
>
>2 7室の土星
>(1)7室の土星ですが,教科書的にはやはり凶,結婚の遅れを示すものと思います。D9でも7室に土星がアスペクトしており,結婚に土星の影響があることは確度が高いと思われます。ただし,ラーシでは土星は自室在住,D9ではラージャヨーガカーラカですので,「凶的な意味合いで遅れる」というより,「慎重に交際をすすめ,勤勉で色黒な人(土星)と最終的には遅めの結婚をして幸せな結婚生活(2室)を送る」と解釈したいと思います。
>
>(2)8室の支配星が7室にいるという点では,結婚の不和や離婚を暗示すると思いますし,D9でも弱い凶星の太陽のアスペクトがありますが,D9では金星が高揚し7室には火星のアスペクトバックがあるため,乗り切れない不和ではないと解釈したいと思います。
>
>
>3 病気
>(1)自分の身体を司る1室支配星,及び月は,ラーシ,D9いずれも無傷で,ムリチュバーギャ(致命的な度数)に該当する惑星もありませんので,全体としてざっくり言えば幸運な人生に分類され,基本的には健康でもあると思います。
>(2)病気を司る6室の在住星であるラーフのダシャーは,今から40年後ですので,晩年には体調を崩しやすいでしょう。6室の支配星はラーシ,D9ともに木星であり,いずれも土星やラーフ,火星によって傷ついていますので,肝臓と糖尿病(木星)に注意するべきと思います。
>   特に64歳の10月以降,近年では金星/木星期の2023年12月からの3年間は,お酒を飲むなら飲み過ぎや,健康診断での肝臓の異常値に警戒してください。
>
>以上,簡単ではありますが,ご参考になれば幸いです。

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Re:ご回答ありがとうございます
 ag2  - 16/10/26(水) 12:49 -
ぐああ・・・これが,大がつく初学者からの質問か・・・・・めっちゃ勉強してるやん・・・という冗談はさておき,頑張って回答してみます。


1 惑星の逆行関係について
前半のご質問は全て,「逆行惑星はひとつ前にも在住ないしアスペクトがある」というお考えが前提です。実際,このページのベーシックスキル講座にはそのように記載されていますが,以下の理由から私はその説をそもそも支持しません。

(1)文献の根拠
  ア 「light on life」「インド占星術の秘宝」には,逆行するとむしろ効力が強まると書いてはありますが,アスペクト先や在住元の増加等については記載はありません。

イ ラオ先生(系統)のご著書には,
・「逆行惑星は不安定になるといわれている」(赤い本)
・「月と逆行する水星が絡むと犯罪を犯す要求が強まる」など主に否定的なニュアンスでの摘示が5件(ラオ先生のインド占星術シリーズ3 基礎編パート1)
・「逆行する惑星は良い性質をすべて失う」とするアメリカの占星術家への批判及び「逆行する惑星は,一つ前の星座からもアスペクトするというブリグ占星術の法則をここで用いています。しかしこの法則はトランジットで使いますがネータルの惑星には使いません」(同シリーズ5。後者は訳者清水氏による注記部分)
・「本場BVBのインド占星術家が実例で教えるホロスコープの読み方」では,「逆行惑星は理工系の傾向をもたらす」との記載が約3件のみ
・「マークボニーのザ分割図」「同パーラーシャラの例外側」では「逆行」の文字の使用がなし(検索にひっかからない)

  ウ いずれの著書も相当数の鑑定例を含んでいますが,「逆行だからそれより前の室にも在住アスペクト云々」という記載は皆無です(・・・・キンドルって,検索が便利!!)。清水氏の注記に至っては,ネータルでのその法則の使用は完全に否定しています(「一つ前の星座からもアスペクト」と表現しており,アスペクト「元が」増えるという説を前提にしているようです。「逆行惑星在住室の前の部屋にも在住して,しかもそこからもアスペクトがある」という説とは微妙に異なりますね)

(2)論理的根拠
   占星術というのは,惑星の影響を解析するものと思いますが,「順行のときにひとつ後ろの部屋にも在住してそこからのアスペクトもあると考えるので,逆行のときも同じく考える」というのならともかく,逆行のとき「だけ」アスペクト範囲が増加するというのは,根拠がやや不明確といわざるをえません。

(3)実際上の不都合
   木星,火星,土星は3箇所にアスペクトしますので,これらの惑星が逆行している場合に在住室が1箇所増えてさらに3箇所アスペクトすると考えるなら,合計8室に影響を及ぼすことになり,占いとして事実上,機能しません。例えば木星が2室で逆行している場合,1室2室に在住,5,6,7,8,9,10にアスペクトでは,木星期に何が起こるのか,全く手がかりになりません。

(4)結論
   以上から,私はそもそも逆行=前の部屋に在住なりアスペクトとしませんので,それを前提にした質問については,「そういう考えをしていません,ゴメン!」です。


2 逆行に関連しない質問について

(1)D1での木星と火星の強弱について
火星は度数が3度であり,バラディアバスタという観点(ざっくり言うと,境界付近の惑星は弱く,15度付近は強いという考え)からは弱く,25%程度の力しか発揮できません。方角的には,「強くなる10室より2室前」ということでやや強め。金星という相性の悪い惑星と同居しているので,その意味では弱い。総合的には弱めと思います。これに対し,木星は度数が12度,しかも友好星座に位置し,方角的には強くなる1室の隣です。よって,D1上で単独に比べるなら木星の方が強いと判断します。
   ただし,惑星の強弱は,高揚点に近づくか離れるか,昼か夜か,ほかの分割図ではどうかなど,やろうとすれば考慮要素が多くなり,緻密に詰めていくのは難しいと思います。

(2)1室への土星のアスペクトについて
   D1の土星は自室在住であり,良い働きをするというのが多数の解釈だと思います。また,健康状態は1室,1室支配星,6室,6室支配星,月の状態を総合するのが王道と思いますが,これらの考慮要素については,D1の1室以外には,D9のそれらを含め,土星の影響がありません。
   よって,「ゆはなさんのお身体へ土星の影響がある」というプリディディクションは確度が低いと考え,言及しませんでした。ちなみに,私の同僚は同じく7室に自室土星在住で1室にアスペクトですが,今のところ,土星的な病気(関節炎など)は発症しておらず,色黒真面目と幸せな結婚(やや晩婚)です(笑)。

(3)火星のアスペクトバックについて
   アスペクトバックについても,吉と解釈するのが多数と思います。火星は攻撃や感情,事故などの象徴であり,それらが結婚に良い影響を与えるなら,「お互い,いいたいこと言い合って,たまに喧嘩もするけどその分,仲がいい」とか,「自分の感情の発露やわがままを受け止めてくれるパートナー」という感じでしょうか。

(4)2室について
   D1の2室という意味で使いました。2室は家庭も表わします。

(5)旦那さまの持病
   7室を1室としてみると,以下の通り整理されます。
・D1では1室に土星(自室),6室支配星は水星で減衰+太陽と同居でコンバースト,6室にはケートゥ
・D9では1室に太陽火星土星のアスペクト,6室にも土星のアスペクト,6室支配星は2室の水星で木星のアスペクトあり
 D1とD9で共通しているのは土星の影響です。あとは,水星の減衰(減衰点に極めて近い)とコンバーストが目につきます。よって,本命は関節炎リューマチなど関節骨関係(土星),次点で肺や胃関係(水星)と解釈します。
ただし,7室を1室としてみた場合の6室支配星はいずれも水星であり,ゆはなさんのダシャーとして水星期は幼少のころに過ぎ去っていますので,「幼少のころ」ぜんそく等に悩まされた,という男性かもしれません。

(6)学習方法
ア ウェブサイトについては,このサイトが素晴らしいと思います。ISOPさん,いつも拝見させていただいております,ありがとうございます。
  
イ 和書は,ラオ本及び清水氏訳のキンドルのものがやはり優れています。特に,「本場BVBのインド占星術家が実例で教えるホロスコープの読み方」はとてもお勧めです。通読するだけで,「教育や学歴は,とにかく5室と5室支配星と水星,場合によっては水星から5室なんだなー」というのが身に染みて分かります。青山圭秀氏の「理性のゆらぎ」「アガスティアの葉」も,(メインはインドの聖者サイババの話ですが)鑑定例が3−4つ出てきており,「やっぱり基本は支配星と在住惑星なんだな」「トランジットはやはり使うんだな」など,意外に学ぶところは満載です。
あとは,西洋占星術の古典本で(インド占星術の本で良いのがないので)「クリスチャンアストロロジー」も結婚や仕事の判断について詳しく書かれており,悪くありません。また,エドガーケイシーという霊能力者の「宇宙と人間」も,星の基本的な影響を確認する意味では良書です。

ウ 洋書は,やはり「light on life」がまとまっておりお勧めです。逆行や吉凶混合,惑星の強さと吉凶の関係など,痒いところに手が届きます。あとは,「Analysing Horoscope through Modern Techniques」「The Art and Practice of Ancient Hindu Astrology」が実践的でお勧めです。前者は各室と支配星の位置,在住惑星について一通り書かれており,後者は教師と生徒の対話形式なので「この火星の影響はどないなってるん?」「そこはやな・・・」みたいな,典型的な疑問点を解消するやりとりが有益です。

エ あとは,このサイトに投稿される方のうち確度の高い情報(仕事内容や婚期)は,出生図をプリントアウトしてファイリングしています。「こいつは土星+水星で装置メーカー営業」みたいな感じです。アストロバンクから同じ職業の方のホロスコープを並べて分析していた時代もありましたが,疲れるので辞めました。

インド占星術は,やはり学習する方法が少なく,周りに出生時刻を知っている友人もおらず,勉強すること自体が難しいですよね・・・・・

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Re:ag2さんご回答ありがとうございます
 ゆはな  - 16/10/27(木) 9:31 -
ag2さん、いつもながら丁寧なご回答本当にありがとうございます。

そうですか、ag2さんはそもそも逆行惑星が前の室にも在住との立場を取らないのですね。ag2さんのご説明を伺うと確かにそう考えるのが合理的ですね。

他の質問についても詳しく回答して下さりありがとうございます(^^)

書籍についてもいろいろとご紹介下さり本当に助かりました、重ねてありがとうございます。
なるほどKindleですか…最近は本当に便利ですね!

そうですね〜私は占星術は西洋占星術から入ったのですがやはり西洋占星術も正確な時刻を教えて頂かないと占うことができず周りの友人に聞いてみようにもなかなか特殊なことを聞くみたいで言いづらいところがありましたね(^^;

西洋占星術は個人の気質や基本的な運傾向を見れますが(もちろんインド占星術でも見れますが)三重円にさしかかった辺りでプレデクションの精度に疑問を感じインド占星術へも学びを広めてみようと思い試行錯誤しています(笑)

インド占星術は神秘に包まれた部分も多くて魅力的ですが西洋占星術に比べ情報量が相対的に少ないですよね。

占星術には特有の出生情報の壁はありますが今回大変勉強になりました。

ag2さん、丁寧なリーディング&アドバイス本当にありがとうございました!

▼ag2さん:
>ぐああ・・・これが,大がつく初学者からの質問か・・・・・めっちゃ勉強してるやん・・・という冗談はさておき,頑張って回答してみます。
>
>
>1 惑星の逆行関係について
>前半のご質問は全て,「逆行惑星はひとつ前にも在住ないしアスペクトがある」というお考えが前提です。実際,このページのベーシックスキル講座にはそのように記載されていますが,以下の理由から私はその説をそもそも支持しません。
>
>(1)文献の根拠
>  ア 「light on life」「インド占星術の秘宝」には,逆行するとむしろ効力が強まると書いてはありますが,アスペクト先や在住元の増加等については記載はありません。
>
>イ ラオ先生(系統)のご著書には,
>・「逆行惑星は不安定になるといわれている」(赤い本)
>・「月と逆行する水星が絡むと犯罪を犯す要求が強まる」など主に否定的なニュアンスでの摘示が5件(ラオ先生のインド占星術シリーズ3 基礎編パート1)
>・「逆行する惑星は良い性質をすべて失う」とするアメリカの占星術家への批判及び「逆行する惑星は,一つ前の星座からもアスペクトするというブリグ占星術の法則をここで用いています。しかしこの法則はトランジットで使いますがネータルの惑星には使いません」(同シリーズ5。後者は訳者清水氏による注記部分)
>・「本場BVBのインド占星術家が実例で教えるホロスコープの読み方」では,「逆行惑星は理工系の傾向をもたらす」との記載が約3件のみ
>・「マークボニーのザ分割図」「同パーラーシャラの例外側」では「逆行」の文字の使用がなし(検索にひっかからない)
>
>  ウ いずれの著書も相当数の鑑定例を含んでいますが,「逆行だからそれより前の室にも在住アスペクト云々」という記載は皆無です(・・・・キンドルって,検索が便利!!)。清水氏の注記に至っては,ネータルでのその法則の使用は完全に否定しています(「一つ前の星座からもアスペクト」と表現しており,アスペクト「元が」増えるという説を前提にしているようです。「逆行惑星在住室の前の部屋にも在住して,しかもそこからもアスペクトがある」という説とは微妙に異なりますね)
>
>(2)論理的根拠
>   占星術というのは,惑星の影響を解析するものと思いますが,「順行のときにひとつ後ろの部屋にも在住してそこからのアスペクトもあると考えるので,逆行のときも同じく考える」というのならともかく,逆行のとき「だけ」アスペクト範囲が増加するというのは,根拠がやや不明確といわざるをえません。
>
>(3)実際上の不都合
>   木星,火星,土星は3箇所にアスペクトしますので,これらの惑星が逆行している場合に在住室が1箇所増えてさらに3箇所アスペクトすると考えるなら,合計8室に影響を及ぼすことになり,占いとして事実上,機能しません。例えば木星が2室で逆行している場合,1室2室に在住,5,6,7,8,9,10にアスペクトでは,木星期に何が起こるのか,全く手がかりになりません。
>
>(4)結論
>   以上から,私はそもそも逆行=前の部屋に在住なりアスペクトとしませんので,それを前提にした質問については,「そういう考えをしていません,ゴメン!」です。
>
>
>2 逆行に関連しない質問について
>
>(1)D1での木星と火星の強弱について
>火星は度数が3度であり,バラディアバスタという観点(ざっくり言うと,境界付近の惑星は弱く,15度付近は強いという考え)からは弱く,25%程度の力しか発揮できません。方角的には,「強くなる10室より2室前」ということでやや強め。金星という相性の悪い惑星と同居しているので,その意味では弱い。総合的には弱めと思います。これに対し,木星は度数が12度,しかも友好星座に位置し,方角的には強くなる1室の隣です。よって,D1上で単独に比べるなら木星の方が強いと判断します。
>   ただし,惑星の強弱は,高揚点に近づくか離れるか,昼か夜か,ほかの分割図ではどうかなど,やろうとすれば考慮要素が多くなり,緻密に詰めていくのは難しいと思います。
>
>(2)1室への土星のアスペクトについて
>   D1の土星は自室在住であり,良い働きをするというのが多数の解釈だと思います。また,健康状態は1室,1室支配星,6室,6室支配星,月の状態を総合するのが王道と思いますが,これらの考慮要素については,D1の1室以外には,D9のそれらを含め,土星の影響がありません。
>   よって,「ゆはなさんのお身体へ土星の影響がある」というプリディディクションは確度が低いと考え,言及しませんでした。ちなみに,私の同僚は同じく7室に自室土星在住で1室にアスペクトですが,今のところ,土星的な病気(関節炎など)は発症しておらず,色黒真面目と幸せな結婚(やや晩婚)です(笑)。
>
>(3)火星のアスペクトバックについて
>   アスペクトバックについても,吉と解釈するのが多数と思います。火星は攻撃や感情,事故などの象徴であり,それらが結婚に良い影響を与えるなら,「お互い,いいたいこと言い合って,たまに喧嘩もするけどその分,仲がいい」とか,「自分の感情の発露やわがままを受け止めてくれるパートナー」という感じでしょうか。
>
>(4)2室について
>   D1の2室という意味で使いました。2室は家庭も表わします。
>
>(5)旦那さまの持病
>   7室を1室としてみると,以下の通り整理されます。
>・D1では1室に土星(自室),6室支配星は水星で減衰+太陽と同居でコンバースト,6室にはケートゥ
>・D9では1室に太陽火星土星のアスペクト,6室にも土星のアスペクト,6室支配星は2室の水星で木星のアスペクトあり
> D1とD9で共通しているのは土星の影響です。あとは,水星の減衰(減衰点に極めて近い)とコンバーストが目につきます。よって,本命は関節炎リューマチなど関節骨関係(土星),次点で肺や胃関係(水星)と解釈します。
>ただし,7室を1室としてみた場合の6室支配星はいずれも水星であり,ゆはなさんのダシャーとして水星期は幼少のころに過ぎ去っていますので,「幼少のころ」ぜんそく等に悩まされた,という男性かもしれません。
>
>(6)学習方法
>ア ウェブサイトについては,このサイトが素晴らしいと思います。ISOPさん,いつも拝見させていただいております,ありがとうございます。
>  
>イ 和書は,ラオ本及び清水氏訳のキンドルのものがやはり優れています。特に,「本場BVBのインド占星術家が実例で教えるホロスコープの読み方」はとてもお勧めです。通読するだけで,「教育や学歴は,とにかく5室と5室支配星と水星,場合によっては水星から5室なんだなー」というのが身に染みて分かります。青山圭秀氏の「理性のゆらぎ」「アガスティアの葉」も,(メインはインドの聖者サイババの話ですが)鑑定例が3−4つ出てきており,「やっぱり基本は支配星と在住惑星なんだな」「トランジットはやはり使うんだな」など,意外に学ぶところは満載です。
>あとは,西洋占星術の古典本で(インド占星術の本で良いのがないので)「クリスチャンアストロロジー」も結婚や仕事の判断について詳しく書かれており,悪くありません。また,エドガーケイシーという霊能力者の「宇宙と人間」も,星の基本的な影響を確認する意味では良書です。
>
>ウ 洋書は,やはり「light on life」がまとまっておりお勧めです。逆行や吉凶混合,惑星の強さと吉凶の関係など,痒いところに手が届きます。あとは,「Analysing Horoscope through Modern Techniques」「The Art and Practice of Ancient Hindu Astrology」が実践的でお勧めです。前者は各室と支配星の位置,在住惑星について一通り書かれており,後者は教師と生徒の対話形式なので「この火星の影響はどないなってるん?」「そこはやな・・・」みたいな,典型的な疑問点を解消するやりとりが有益です。
>
>エ あとは,このサイトに投稿される方のうち確度の高い情報(仕事内容や婚期)は,出生図をプリントアウトしてファイリングしています。「こいつは土星+水星で装置メーカー営業」みたいな感じです。アストロバンクから同じ職業の方のホロスコープを並べて分析していた時代もありましたが,疲れるので辞めました。
>
>インド占星術は,やはり学習する方法が少なく,周りに出生時刻を知っている友人もおらず,勉強すること自体が難しいですよね・・・・・

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C-BOARD Moyuku v1.02b1
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