▼奏さん:
こんばんは。初学の身ですが、少し見させていただきます。
>幼少期より、ひとりっ子でもあり孤独感あり、友達もできず、できてもいつの間にか無視されたり、仲間外れにされたり、今でもあります
D1:心を表す月が孤独を意味するケマドルマヨガを形成し、
その月に対して土星と火星がアスペクト。
D9:D1同様、月がケマドルマヨガを形成し、
1室の月と6室の土星が星座交換。
ケマドルマヨガについては、キャンセル要件も満たしているのでその
影響は緩和されていると見ますが、
孤独、鬱屈に心が苛まれる様はD1、D9に共通して伺えます。
>結婚し子供も授かりましたが、不倫をし、離婚。子供も元夫が引き取りました。
D1の4室:太陽(凶星)からのアスペクトによる克傷はあるものの木星
(吉星)からのアスペクトによる保護もあり。
4L水星は9室で5L金星とコンジャンクト。
9L土星からのアスペクトバックも有り。
D9の4室:4L金星が定座で在住。金星は9Lも兼ねる。他の惑星からの
アスペクトは無し。
D1、D9共に4室はかなり強力です。4室は家庭を表すハウスなの
ですが、
D1:7L木星が8Hで減衰(減衰点は越えてますが)。
D9:7L太陽が6Hで土星とコンジャンクト。
これらの象意と相俟って、5室(子供)からの12室目(喪失)という形で
作用したものと思われます。
>今、幸いパートナーができ結婚の話もありますが、人間不信なところもあり悩んでます。
>仕事でも、プライベートでも人との距離感がつかみづらいです。
一言アドバイスするなら「孤独を恐れないこと」でしょうか。
D9では火星と木星が星座交換。これはグルマンガラヨガといって、
自助努力で成功する組み合わせです。
先に述べた月の状態と併せて考えるに、人を頼りにして道を拓くことは
難しいと考えます。
また、太陽、金星、水星の3惑星がPバードラパーダに集中。
Pバードラパーダは献身のナクシャトラですが、その対象は揺れ動いて
定まらない傾向にあります。そこに社会的自我を現す太陽、恋愛・結婚
のカラカである金星、知性・コミュニケーションのカラカである水星が
集中しており、自分の意志を持たずに誰かにベッタリと寄りかかって
しまう危うさが伺えます。
結婚自体の良し悪しについては、ここでは述べませんが、結婚を
孤独の辛さを紛らわせるための手段と捉えてしまうと良い結果には
結びつかないと思います。
以上簡単ですが、ご参考までに。