お答えありがとうございます
さて
>元々あまり社交的ではなく、雑談などに参加することもあまり好きではなく、自分に正直に振る舞い、仕事に集中した結果だとひしひし感じています…
やはり月から数えたケンドラ(4室目・7室目・10室目)に惑星が住まない状態が
じわじわケマドルマ・ヨーガになっていると判断できます
みかんさんは月から見た6室(労働・忍耐)に木星が自室在住し
同じく月から見た9室(哲学・熟慮)に4つも惑星が集まり多重に良いヨーガを起こしています
この配置以外では月から見た11室(他者からの評価)にまた支配星の金星が自室在住し
学業や職務に対する強い好評が常に見受けられる配置です
これらの配置が月から数えたケンドラに位置しないため
みかんさんの本心と現実が相違しがちな人生になっているのです
何故かいつも今の自分が好きになれないその理由は
やはりラグナ(本来の1室)から見た4室に不穏な影響力を持つラーフが住むためです
ラーフはドラゴンヘッド同様に良い影響(ソフトアスペクトや吉星とのコンジャンクション)があれば住む部屋の吉意を強固にして幸福感をもたらします
しかし凶星からのアスペクトやコンジャンクションがあると
運気の状態は完全に逆転し不幸や不満足が絶えないこととなります
4室(家庭環境・日頃のメンタル)は
対向ハウスの10室から太陽・火星・水星・土星からアスペクトされています
このうちラグナロードの水星以外は凶意を持った惑星であり4室の傷つきは深刻な不運が想起されます
しかし一方でラグナから見た7室は木星が自室在住でかなり強いため
客観的には嫉妬されるほどみかんさんは人気に恵まれ異性からとてもモテる運気を持っています
こうした4室と7室の「空回り」が
本望とは言えない人間関係を求めてしまうような矛盾をもたらしていたと読めます
それから
みかんさんはまだまだ若いのでラーシの運気が続きますが
あと10年ほどすると人生の後半期を担う「ナヴァムシャ・チャート」が
だんだんと影響し始めます
ナヴァムシャとは
インド占星術でかなり重要視される運気的な完成度が実るチャートです
ラーシ以上に過去生からの幸運と不運が具現化するほどの影響力を持ちます
全て記述することは避けますが
みかんさんはこのナヴァムシャの9室で
独自の努力と達成を意味する「グル・マンガラ・ヨーガ」(火星と木星のコンジャンクション)が起こっています
つまり
みかんさんは年を重ねるほどに自己流の哲学と美徳を追求することになるはずです
またその9室を支配する金星はラーシと同じ12室に住んで孤立しており
じっくりと独居できる工房のような自室で勉学に励む様子が想像されます
12室は通常とても凶意の強い部屋ですが9室の支配星が住んだ場合は
「隠される」という象意や周囲との関わり合いが「失われる」という悪影響が
逆に瞑想や深遠な感受を本人(みかんさん)に促す配置となります
もしかすると芸術や美学を創始してそれを職業にしているかも知れません
我田引水ですが
ここはひとつインド占星術を学ばれてはいかがでしょうか?
(もちろん嫌なら遠慮せず拒否して下さいね☆)
はい
それでは最後に別記のご質問に答えてアヤスケからの占断の〆とします
>火星と土星の同室のアスペクトなのですが、
>短気や骨折、怪我といった点で現れることはあるのでしょうか?
>(今までに3回ほど腕と指を骨折していまして…)
>もしよろしければご返信よろしくお願いいたします。
みかんさんのラーシ・チャート(双子座ラグナ)では
土星が「災難」という意味の8室を
火星が「健康」という意味の6室を支配します
その2惑星はラグナロードの水星と10室(家の外・職場)でコンジャンクションします
なお更に同居している太陽は「行為・動作」の3室を支配しています
つまり
家の外(10室)で何気なく仕事をしていたりどこかへ移動している(3室)時に
健康(6室)を突然に害する(8室)経験が降りかかることを意味していると読めます
この悪い運気は
ラーシ・チャートに対してリアルタイムの惑星運行による「トランジット」という即席の運勢状況が影響したと考えられます
(今現在の7惑星の位置している星座から複数のアスペクトを受けたという意味です)
今は2037年の8月20日まで続く金星期の途上にあるので
金星が住む本来の12室(牡牛座)に対し
何かしらのアスペクト(土星と木星が二重にアスペクトするか火星がアスペクトする等)
が健康運を担う6室に起こった時にそういった「ケガ」を引き起こしたとも推測できます
もしインド占星術を学習なさるようであれば
ダシャーに対するトランジットを分析することを薦めます
以上
みかんさんの今後のご多幸ご健勝を祈念いたします <(__)>