こんばんは。初学の身ですが、少し見させていただきます。
> 1. 自身の宿命や人生の流れに関して
チャートを拝見して、まず目に付くのは12室の強さです。
4惑星が集中して、ラージャヨガ、ダーナヨガを幾重にも形成。
外資系の会社にお勤めとのことですが、いずれ海外に出る機会が
あるやも知れませんね。出て成功する配置ですし、太陽・月を
含む4惑星が12室に集中していることからもそれが人生の中心的な
テーマになりそうです。
現在は水星期。水星ラグナで見ると1-10Lで高揚の水星と2-9Lの
金星が1Hでコンジャンクト。仕事に脂が乗りそうな盛運期です。
ただ、2009年9月以降今に到るまではサディサティという凶運期でも
あります。ここ6〜7年は何かと困難も多かったかと思います。
サディサティは2017年の1月末まで続きますので後1年ほどは辛抱と用心を。
水星期はそこからさらに10年、2027年1月まで続きます。
> 2. 現在の仕事の適正や自身の強みに関して
コミュニケーションの水星が獲得の11室を支配し、その11室で高揚。
また、水星のナクシャトラはハスタ。何かを調整してより良くするという
コーディネーター的な仕事に長けた星宿です。
お仕事はコンサルタント業務とのことですが、収入を得る手段としては
適職かと思います。
> 3. その他でもし何かあれば(良い面/悪い面で気になった箇所)
ヒロシさんのチャートで興味深いのは、土星、太陽、金星と3つもの
惑星がヴァルゴッタマでかつ土星は高揚、太陽と金星は減衰という
極端な配置です(土星は最強、太陽と金星は吉凶混合)。
ラーシでもナヴァムシャでも結婚の7Lが減衰しており、普通は結婚運が
悪いと見ますが、ヴァルゴッタマと、金星に関しては水星のニーチャ
バンガが効いているせいか、減衰の作用は早婚による苦労という形で出て
いるように思えます。
また、ラーシの太陽は仕事を表す10Lですが、減衰してかつ土星との
惑星戦争に敗北という厳しい状況で、仕事についての苦労のほどが伺えます
(土星はハードワークの星でもあります)。
ナクシャトラでは、土星、太陽、金星はチトラーに集中。
チトラーの象意は「鍛錬による輝き」。
土星はナヴァムシャのラグナロード、太陽は固定の、金星は変動の
アートマカラカと自分自身という象意も密接に絡んでいることも
合わせて考えると、結婚生活や仕事の苦労を通して自らを鍛え上げると
いうのが、ヒロシさんの人生の内的なテーマなのかも知れません。
ただ、全般的にヒロシさんのチャートは非常に強力です。
特にナヴァムシャは。
木星と火星、水星と金星が星座交換している上、月と土星は高揚。
減衰している金星を除いても5惑星が定座以上の力量で、減衰して
いる太陽と金星もヴァルゴッタマですし、何らかのニーチャバンガ要件を
満たしてもいます。
ラージャヨガ、ダーナヨガも複数形成しており、これだけ強力な
ナヴァムシャはなかなか無いと思います。
以上簡単ですが、ご参考までに。