▼ひかりさん
コメント、ありがとうございます。
>親や親戚の隠し子騒動、離婚、母や兄弟からの虐待があり、子供〜多感な
>時期に心は苛まれていましたし今もフラッシュバックに悩まされます。
>物質的には恵まれていましたが精神的にはずっと辛さがあります。
>内面は占いでは出ないのかな?
いえ、出ています。
月のある星座を1室として読む月ラグナという読み方があるのですが、
それで見ると、自己の1室と家族の2室が星座交換、
1室では4室(母)と9室(父)支配の火星、11室(兄姉)支配の水星、
3室(弟妹)支配の金星が12室(喪失)支配の月とコンジャンクト、
母を表す4室が火星に、父を表す9室が土星にアスペクトされ、
弟妹及びコミュニケーションを示す3室に土星が在住。
どのハウスも傷ついており、ひかりさんの家族に関する困難は
はっきりと伺えます。
>また、金銭的に恵まれていることから、周囲から妬まれたり仲間外れに
>されることもあり、やはり精神的には辛さがありました。
1室に在住する金星、火星、水星、月は対人関係を表す7室に
アスペクトしますし、3-10Lの金星、2-11Lの水星は機能的に凶星化
しています。
対人関係においても金星(金銭)のせいで月(心)が傷つく(火星)、
コミュニケーション(水星)に支障をきたすという象意が読み取れます。
主な質問事項が仕事と結婚ということで、そちらに気をとられて
しまい、このあたりのことを見落としていました。
アセンダントラグナと月ラグナ、どちらを優先して見るかはケースバイ
ケースですが、お話をうかがう限り、外的環境はアセンダントラグナで、
内的環境は月ラグナでと両方の象意が発現していますね。
勉強になりました。
>水星が絡むとは、コミュニケーションに難あり、ということでしょうか。
水星の主な象意は、呼吸器、皮膚、神経、コミュニケーション、計算能力、
ビジネスなどです。水星が凶星化している場合、これらのどれかに困難を
抱える可能性が高いと見ます。
>父に隠し子がおり両親が離婚をしていることで、結婚や家庭に強い苦手
>意識があります。どうせ無駄、男は浮気する生き物だ、といった諦めや
>恐れです。
こういった経験・意識をお持ちなら、お相手を選ぶ目は自ずと厳しく
なりそうですね。先程は高望みと書きましたが、この辺りのことが
ホロスコープに出ているのだと思います。
ナヴァムシャの1-7軸では金星だけでなく、太陽と木星が相互アスペクト
していますが、これはスーリヤグルヨガといって、高貴さを表す組み合わせ
です。自分にも相手にも清廉さを求める気持ちが伺えます。