答えられていなかった別のご質問にコメントいたします
>凶星が高揚、ディグバラに在住すると、凶意も最強になるんでしょうか。
>と、いうことは、
>逆行でディグバラの土星+高揚のラーフ=とんでもない凶意
>ということですか。
>
>良い意味では土星の粘り強さが増し増し?
ディグバラは高揚と同じですから
土星としての生来的凶意も激烈に強くなってしまいます
ラーフも高揚して土星と同居するので
おっしゃるように7室は運勢的に重たすぎてブラックホールのように働くかのごとく…
なお
ラーシの月を別のラグナと見なして占断する「チャンドラ・チャート」という技法では
乙女座ラグナになって土星は5室6室支配で9室に高揚したラーフと同居します
9室で最高に強まるラーフは「父祖の宗教への強い反発」の象意を表します
要は親の躾(それも父親側の)に背こうとする反抗心が実は無意識下では強い可能性がありますね
はい
それから
>>それがどのような意味合いで「浮いている」のかは10室以降の惑星の配置によりますね
>
>知りたい・・・
10室は太陽が支配する部屋であり
その太陽は3室に住んで9室の逆行する木星にアスペクトされます
これが「10室支配星と5室支配星のラージャ・ヨーガ」となります
また11室支配の水星は2室に住んで8室の双子座へアスペクトバックしています
11室支配の2室在住は
「本人の資質が成り行きとして自然と評価される」というタナボタなラッキーの配置
もしこの配置に5室や9室の支配星が住んだり対向からアスペクトすると
「ダーナ・ヨーガ」という至高の財運成就を与えるヨーガが生まれます
うーんもう一息(*´ω`)
ただし5室には木星と月という生来的吉星が二重にアスペクトしており
特に木星は自室へのアスペクトバックで木星と5室の運気を補います
こうしてチャートを見直してみると
「悪目立ちして浮いている」というのは言い過ぎかも知れませんね
(年齢に比べてかなり落ち着いている心根であるため
いわゆる『陽キャ』さんとはどうしても相容れないといった印象)
月から見た太陽は12室支配で自発的な努力の部屋である5室に住んでいるので
この配置だけでも通知表では「もう少し友達と交流した方がいいでしょう」と書かれていそうです
(同様に月から見た11室は4室7室支配の木星が太陽にアスペクトしていて
木星が逆行していることもあり内向的な性格を作っているように見えます)
(なお水星は月のディスポジターで4室在住となって
第一印象として「なかなか利発そうな大人しいお子さん」というイメージ)
読めば読むほど落ち着きがあって奥ゆかしい性格のようですね
(*´▽`*)
では最後に後半生のチャートにちょっとだけ触れて〆とします
ご実子様の中年期以降の運勢は月が支配する蟹座ラグナです
月自身は12室に住んでより内向的な性格となる見込み
3室乙女座には支配星の水星が見事に定座となり高揚の強さを獲得
7室8室支配で7室の象意が勝つ土星も3室に住んでいます
アヤスケが注目しましたのは火星の配置
5室支配で12室目の4室でケートゥとまたもコンジャンクション
この配置は月から見ると5室目に火星が住むことになります
5室の象意が二重の状態となってラグナからの4室に住んでラージャ・ヨーガが成立
けして悪くないどころか創作活動に向いている好位置の実現と言えます
月から見て11室支配で5室に住んでアスペクトバックしますし
蟹座ラグナでは火星は単独でラージャ・ヨーガ(5室10室支配)の理想的スペック
「才能=支持者の評価」となるうらやましいほどの配置
男性の社会運を担う太陽もラグナから見て2室支配の9室在住
月から見ると3室支配で10室在住(ラーシの太陽とちょうど真逆の配置!)
何かを訴える(3室)ような表現力の才能がそのまま職業になっている可能性大
5室支配星が12室目に住んでラージャ・ヨーガが起こるから内向的な自己表現の才能…
もしかすると 画家 または 詩人 というイメージ
当たっていれば誠に幸いにございます
<(__)>