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Re:鑑定お願いいたします。

み - 17/11/24(金) 17:47 -

▼はるさん：

　はじめまして、み、です。

>
>聞きたいこととしては全体的に知りたいですが、特に仕事や金銭、人との縁・関係（結婚や家族、仲間など）に対して悩みが多いように感じます。
>適した仕事にめぐりあえず苦労が多く、また同性異性問わずトラブルはあるのですが、親密な良い関係になれません。

１．全体

　D1というメインチャートの４室で、社会的自我を表し、悩みの8室を支配する太陽が高揚しています。
　この太陽が、3&12室支配星の木星と、6＆9室支配星の水星を焼ききっています。なんかこう我が強そうです・・・。
　悩みをまとった太陽が、心の安定を示す４室で２つの星を焼ききったというあたり、仕事面での我の強さが、心の安定に悪影響を及ぼしてるようにみえます。
　さらに、ここに凶星火星のアスペクトあり。
　ますます心の安定が傷つきそうな構造です。

　そこにきて、火星が自分を表す１室にいるので、積極的さが自分を傷つけてるともいえます。

　その一方で、自分を表すラグナロードの土星が逆行して12室。
　土星逆行だと、責任感にムラがある、へんなところで責任感があるんだけど、最終的に責任回避しちゃうタイプの人がいます。
　そして、「放棄」の12室にいるので、ものすごく悩みやすい、下手すれば心を病みやすい配置にはなっています。

　12室には木星のアスペクトバックがかかっているので多少の保護はあると思いますが、４室の状況も考えると、その傾向は結構あるかもしれないと思います。
　
　自分を放棄、とも読めるので、他人に尽くしすぎるけど、逆行なので、それも最終的に責任回避してるかもしれません。

　そして２室（コミュニケーション、収入）に凶星ラーフ。
　たぶん、言葉が結構荒い、収入が安定しない・・・ということがありそう。

　そのあたりが人間関係の問題を起こしている気がします。

２．仕事

　
　仕事の10室をみると、支配星の金星が５室に定座在住、悪くはないです。

　しかし、仕事をみるためのD10というチャートだと、１室に火星と土星の２大凶星がいます。土星が定座とはいえ、この２つがセットだと、火星のイケイケモードに土星がものすごいブレーキをかけるので、うまくいかないことが多そうです。
　
　しかも土星は逆行、責任回避だし・・・。

　さらにD10の10室でラーフが減衰。
　仕事が不規則になったり怠け者になったりの配置です。

　要は、責任感と粘り強さが足りない、というのが、仕事に関する問題の根底にありそうです。

３．恋愛

　D1では、恋愛を表す５室が金星定座。恋愛を楽しめそうだけど理想高そう・・・。

　パートナーをみる７室はすっからかんで、支配星月が敵を表す６室在住。要は、ちょっといいな、と思ってるうちはいいけれど、かかわりが深くなってくるにつれてパートナーが自分にとっての敵になってしまうので、うまくいかないのです。

　７室は、パートナーをメインでみますが、それ以外の対人関係も表していて、その意味では、「周りの人＝敵」という図式を自分が作ってしまっているかもしれません。

　７室も火星の影響で、ちょっと傷はありますが、この程度一発で結婚運は吹っ飛ばないと思います。
　むしろ、７室支配星が６室にいる方がまずくて、たまたま火星の影響重なったというのが悪さに拍車をかけてるのでしょう。

　結婚も年齢的にからみそうなので、配偶者と結婚生活をみるD9もみてみました。
　D9は30代にはいると影響が強くでると思いますが、まだそんな歳でもなさそうなので、ここはおとなしく、「結婚したらどうなりそう？」という意味でみます。

　
　D9をみると、太陽・火星・水星・ラーフが１室在住、ケートゥが７室。１室は水星定座。自分にものすごいエネルギーが集中して、反対側の７室にも影響はしているのですが、基本的には凶星の数のほうが多いことと、７室は放棄のケートゥなので、
「他人（パートナー）のことなんて、実はどうでもいいや」
　となっていると思うのです。

　どちらかといえば、自分に興味が集中してる、自意識過剰なことの裏返しで、パートナーとの関係であったりとか、対人関係がうまくいかないんじゃないかな、という雰囲気を感じました。

　７室ケートゥの意味は、
・パートナー、結婚の放棄
・自分と出身地の違う人との結婚
　の２種類に大別できるのですが、７室に支配星のアスペクトバックがあってムーラトリコーナでいくら強いケートゥいえど、

・７室に凶星がアスペクトしまくってダメージ大（火星・土星・太陽）
・７室支配星が３室在住（３室はたまに浮気という意味で出たりしますが、この配置だと、パートナーとの関係は不安定になります）
・７室支配星のいる３室に、6&11室支配の凶星火星と、8&9室支配の凶星土星が影響し、７室支配星の状態がよろしくない

　の条件を考慮すると、もし出身地の違う人との結婚だとしても、相当の苦労を伴うのではないかと思います。
　・・・これだと、７室が強いとはいっても、結婚運がいいとはちょっといえない・・・。

　そして、悩みの８室支配星が１室にいるので、やっぱり悩みがちになりそうな気配ですが、逆行土星なので、それほどちゃんと向き合わない気もします。

　悪いことばかりではなく、2&5室で星座交換が起きています。
　５室の支配星が２室にくると、（結婚してしまえば）伴侶から愛される配置だし、２室（収入）の部屋と５室（恋愛とか子ども）の部屋がパワーアップしてるので、これはプラスだと思います。
　子ども運も上がりそうですしね。

　今は木星・金星期。どちらも吉星だし、金星は恋愛や結婚の星なのですが、いかんせんこの２つの星の相性がよろしくないので、思ったほどいい時期という気が自分の中ではしないかもしれません。
　この時期が2020年頃まで続くので、恋愛や結婚にはいい時期です。がんばってください。