▼みさん:
>この2つの惑星以外のケースで、どのハウスでどの惑星が逆行だとこうなる、サンプルが知りたいです。
サンプルといっても,信頼できる実際の鑑定例が少なすぎるのが,インド占星術の良くないところですね。いずれも水星事例ですが
「ラオ先生のインド占星術シリーズ ヴィムショッタリーダシャー」では,9室支配星の水星が2室で逆行し,9室にラーフ,太陽もラーフケートゥ軸等を指摘したうえでの事例で,「生みの親と育ての親が違う」非嫡出子のケースが紹介されています。
「ラオ先生のインド占星術シリーズ 基礎編パート1」では,ラグナロードの水星が逆行し3室に在住,8L火星と星座交換している等の事例で,犯罪者が火星期にナクサライト運動(文脈からするとたぶん反政府運動?)に惹かれていった,という文章があります。
みあたるもので,具体的な解釈事例は,それくらいでしょうか。もちろん総合考慮のうえですが,
・支配室に「通常でない」方向の影響がある
・惑星の象意自体も,「通常でない」方向になる
っぽいですね。そうすると,み さんも,反政府運動家,というのは冗談ですが,通説と違う独自の立場にたつとか,権威にさからうという傾向はありえそうです。D9で2−7の交換であれば,配偶者の出自が特殊とかですかね。