熱処理ボート:秋の新作
実験で使う熱処理用のボートというものがあります。
こんなんです(上記↑)
要は、これに金属のインゴットや粉末を入れて熱処理するわけです。
熱にたえられるように、アルミナ(Al2O3)というセラミックスでできているんですが、市販のものは、バランスが悪く(←すぐにひっくり返る)、また試料もひとつしか入れられません。
こんなんじゃ、効率悪くて、やっとれんわ!!
ちゅうわけで、サンプルが多数入るように磁器粘土で自作しています。
過去にもいろいろ作ってるんですが、今回は初めて動物系(?)です。
龍を作っていたところ、学生に「何が欲しい?」と聞いたら、「龍ならば、やっぱトラでしょう」と言われ、もう1個追加。
これが出来上がりです↓(焼く前)
名は「たつお」と「トラ吉」です・・・長さは7㎝ぐらい。
う~む・・・我ながら、なかなかの出来・・・^^
(上図:焼く前)
(上図:焼き上がり)
2つ重ねて、2階建てのようにして使うこともできます。
ちなみに過去の作品はこんなんです(使いすぎて破壊してます。後ろ半分はありません。)
悪魔顔の『ジェームス』です。目が怖いです。
『ベン&ジョン』です・・・便所と呼ばれてました。
ベン&ジョンというよりは、若貴兄弟に似てると思います。
『てつこ』と言います。
Fe-Co系専用なので、この名がつきました。
お尻と四肢があって、キュートな奴でしたが、半年でまっぷたつになりました。
というわけで、“芸術の秋”でしたm(__)m
関連記事:
- 【日記&美術】:ピューと吹くクリシュナ神 作製記-その①
- 【日記&リフォーム】:家族でリフォーム・その2(モルタル壁塗り)
- 【ダシャー&日記&リフォーム】:金星-木星-水星期:アースバック工法によるトイレ作り-その3
- 【ダシャー&日記&リフォーム】:金星-木星-水星期:アースバック工法によるトイレ作り-その2
- 【日記&美術】:ベビークリシュナ 作製記
コメントを残す