メルマガのコラムからの転載です。


さて、今日は少し神話を・・・

みなさん、おそらく土星はあまりお好きではないですね・・・
土星神・シャニの目は障害や遅延、死や緩慢な破壊をもたらすと言われてます。

さて、シャニとガネーシャにまつわる神話があります。
ガネーシャの頭が像である理由としてはいろいろな説がありますが、以下のようなものもあります。

 


 

パールヴァティーが息子のガネーシャの誕生日を迎えるにあたり、神々をガネーシャの誕生会に招待します。

土星のシャニ神もパールヴァティーに招かれますが、シャニは『自分の目はちょっと危険だから・・・』と断ります。
しかし、パールヴァティーがどうしても来て欲しいとの事でシャニは断れずパーティに行きました。

パーティについたシャニは目を伏せていました。

しかし、それに気づいたパールヴァティが、
『どうぞ息子を見てやってくださいな』と言います。

『それでは少しだけ・・・』と、
シャニがガネーシャの顔を見たとたんに、ガネーシャの顔は爆発してしまいます。

パールヴァティが悲しみのあまり泣き出します。

そこでヴィシュヌ神が、ガネーシャのためにアイラーヴァタという像の頭を持ち帰ってガネーシャにくっつけたということです。

 


 

・・・シャニ、恐ろしっすね(^^;

 

追記

ちなみにアイラーヴァタは、インドラ神の乗り物の像だったようです・・・勝手に他人(神)の乗り物の首を刈るとは無茶苦茶ですな(^^;

ちなみに、我が子の顔を破壊されたパールヴァティは怒り狂って、シャニを半殺しにし、シャニはビッコになったそうです・・・これも無茶苦茶ですな(^^;

 

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