久しぶりの美術です。

今回は、バガヴァッドギータから、クリシュナ神&アルジュナです。

戦う相手が、師匠や友人、血縁者であることに嘆くアルジュナに、
クリシュナ神が、カルマヨーガ、バクティヨーガ、瞑想のヨーガ、離欲のヨーガを語って聞かせる場面です。http://indian-vedic-astrology.com/gita.html

こんなやつですね(↓)

 

以下、クリシュナ神です。
まだ、服とか、手とか、装飾とか、細かいところはできていません。

半年以上前から作っているのですが、納得いかずにこれまで何度も作り直していまして、
腹が立って、結局、裸から作って、それから服を作ることにしました。

以下、一回転です。

お顔。

 

以下、アルジュナです。まだバラバラです。

まだ未完成ですが、無理やり組むと、以下のような感じになります。

 


ちょっと二人を組み合わせてみます。

臨場感が出るように、バガヴァッド・ギータの言葉もつけてみます。

 

『アルジュナ 人類の中で最も秀れた男よ
幸福と不幸に心を乱さず
常に泰然として動かぬ者こそ
大いなる自由 を得るにふさわしい』

 

『アルジュナよ 義務を忠実に行え
そして 成功と失敗とに関する
あらゆる執着を捨てよ
このような心の平静をヨーガと言うのだ』

 

『喜びと悲しみ、利益と損失、勝利と敗北、それらの中に等しく平安を見いだすのだ。
  こうして人は、罪から免れることができる。
  人生においては、いかなる努力も無駄にならず、いかなる障害もあり得ない。
  おまえが気にすべきは、行動そのものであって、行動の結果ではない。
  この世で最も哀れなのは、行為の結果のために生きる者である。』

『善を見て愛慕せず
悪を見て嫌悪せず
好悪の感情を超えた人は
完全な智識プラジニャー を得たのである』

 

『あらゆる行為は、時の流れの中で自然の力によって織りなされている。
勝手な妄想にとらわれた人間は自分ひとりが行為者だと思い込んでいる。
しかし自然の力と行為の関係を知っている物は、それらの力がどのように働くかを理解し、
その奴隷になることはない。』

 

『物欲 肉欲をすべて放棄した人
諸もろ々の欲望から解放された人
為我なく 所有感をもたぬ人
このような人だけが真の平安を得る』

 

『これが絶対真理ブラフマンと合一する道
ここに達すれば一切の迷妄まよいは消える
臨終の時においてすらここに到れば
必ずや無限光明の国に帰入する』

 

『全ては我が身のこととして、他者の悲喜を我が悲喜として、
生きとし生けるもの全てを自己と見る人こそ、
アルジュナよ 彼は最高のヨーギである。』

 

『果報を求めずに働く人
正智によって疑いを切り捨てた人は
自己の本性に徹して 自由自在となり
カルマに縛られないのだ 富の征服者ダナーンジャヤよ』

 

『バラタ王の子孫よ 心の迷いと疑いは
君の無知が原因で生ずるのだ
さあ 智慧の剣でそれを斬り捨て
ヨーガで武装し 立ち上がって戦え!』


とまぁ、こんな感じです。

今年中には完成したいです。

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