メルマガのコラムからの転載です。


アメリカ大統領選が終わりましたね。
いや~、クリントンかと思いきや、トランプですか・・・ラーフ強いですね。
以前にもやりましたが、以下にトランプ氏のチャートを掲載します。

トランプ

トランプ氏のラーフは、

  • 高揚
  • 10室在住(D9では4室)
  • 1Lとラージャ・ヨガ
  • 太陽と緊密に同居。しかも太陽強い。(D9でも)
  • 蝕の日生まれ
  • 現在ラーフ期(最後のラーフ-火星期)

とほぼ最強です。
さすがに、ここまで良いと、彼のラーフ期の勢いは尋常ならざるものになるでしょう!

しかし、「ラーフ期に得たものは、ラーフ期の最後に失う」という格言があります。
今回、トランプ氏はラーフ期の最後ということで、この格言が当てはまるのかどうかが、楽しみでした。
実際、クリントンのダシャーも良く、どっちが勝つか、私にはわかりませんでした。

今回の結果から、これだけラーフが強いとラーフ期の最後も良い時期になるということが分りましたね。占星術的には、かなりの収穫です!^^

しかし、今回は見ごたえがありました!
日本の選挙より、よほどドキドキしました!^^

トランプ氏は、税金逃れ・数回のTV討論会での惨敗・その後の暴言(=クリントンは薬やってたとか、負けたら選挙結果は受け入れないとか)・過去の女性に対しての暴言・・・
これらの失態で万事休すと思いきや、クリントン氏にFBIの捜査で、息を吹き返しました。(さすがラーフ!死なない!^^)
このタイミングで捜査ですから、トランプ氏の黒幕を感じざるを得ませんが・・・
しかし、世界はどうなるんでしょうね。
上のヨガで、ルーズヴェルトのところにも書きましたが、国の情勢・政治というのは、かなりそのトップのホロスコープも影響致します。
もしそうなら、アメリカは強くなるでしょうが、道徳的には後退するかもしれません。

どこかの格言に

「良い妻を得れば幸せになれる。悪い妻を得れば哲学者になれる」

と言うのを聞いたことがあります。
パートナーであるアメリカの変化で、日本もいろいろ考えさせられ、変わらざるを得ないでしょう。

塞翁が馬でもやりましたが、良いことが悪かったり、悪いことが良かったり・・・・どちらが良かったかなんて最後になってみないと分りません。
きっと、良いことにも、悪いことにも、それぞれに意味があるのでしょう。

現在、世界は決して良いとは言えません。
ある意味、クリントン氏では、今までの延長にすぎなかったかもしれません。
世界を変えるには、良かれ悪かれ起爆剤が必要と判断した人もいるかもしれません。

トランプ氏によって、一時的に悪い方向に行くかもしれませんが、それによって、何かに気づいたり、価値観の再認識などの変化が起こるかもしれません。
そういう意味では、今は何かの転換点かもしれませんね。

トランプの猛毒で、世界が何かに気づけば良いのですが・・・

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