インド占星術にはいろんな開運法がありますね。

宝石や貴金属や植物、ヤントラやマントラ、プージャやホーマ、ムドラーやヨガ、奉仕に善行・・・

大きく分けて、カルマの法則を利用したものと、神の助け・恩寵を得ようとするものに分かれると思います。

神様系の開運として、私たちは花や果物、食べ物などを供え、プージャや祈りをしますが、本当は神様はこのようなものは必要としていないでしょう。

その人自身の努力や奉仕、生き物に優くしたり、人に親切にしたりすることの方が、神への本当の供え物ではないでしょうか。

サティヤ・サイババは、神に供える真の花として、以下の8つのものをあげています。

  1. アヒムサー(非暴力)
  2. インドリヤ ニグラハ(感覚のコントロール)
  3. サルヴァブータ ダヤー(万物に対する慈悲)
  4. クシャマ(忍耐)
  5. シャーンティ(平安)
  6. タパス(苦行)
  7. ディヤーナ(瞑想)
  8. サッティヤム(真理、真実、サティヤ)

 

各項目を詳しく知りたい人は以下のHPを見てください。

http://www.sathyasai.or.jp/mikotoba/discourses/d_8hana.html

 

一番初めに供えられるべき花は「非暴力」です。

「非暴力」とは、いかなる生き物も傷つけたり、殺したりしないということです。

すべての生き物は神様なのだから、それが最初にあるべき礼拝であり、真の供物になります。

 


 

わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、

わたしに対してしたのである。

 

-マタイ25章31

 


 

全てのものの父である神は唯一であって、

全てのものの上にあり、

全てのものを通して働き、

全てのものの内におられます。

 

-エフェソ信徒への手紙(4‐6)

 


 

まず、腹を空かせたものに食事を与え、それから自分が食べなさい。

食事の前にお前がパンを与えた犬は『私』と一つだ。

そのように、他の生き物たちは『私』と一つなのだ。

『私』は彼らの姿の内に住んでいる。

これら全ての生き物の内に『私』を見る者は『私の最愛の人』なのだ。

それだから、お前が今日したように、

二元性や差別の感覚を捨て、『私』に仕えなさい。

 

-シルディ サイババ

 


 

 

 

 

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