さて、1月26日の午後5時35分ごろに土星が射手座にトランジットしました。

この土星は4/6に逆行が始まり、6/22にはまた蠍座に入ります。

土星が射手座に入った瞬間のダブルトランジットは乙女座になります。
ただし、木星が2/6から逆行してますので、トランジットの逆行は1個手前にも入るとすると、今は乙女座に加え、射手座、水瓶座もダブルトランジットです。(この辺りは流派によります)
さらに、4/6からは土星も逆行して、上記に加え、山羊座、牡牛座、獅子座もダブルトランジットし、すごく複雑になります(^^;

 

トランジットの瞬間、月は射手座にあります。(←ムールティニルナーヤに関わります)

月の星座別では、以下のような影響になります。

〔月の星座別の土星トランジットの影響〕

月の星座 土星のトランジット ダブル
トランジット
ムールティ
ニルナーヤ
牡羊座 9室:損失、不健康、不運 6・9.11室 9室:銀
牡牛座 8室:不安、悪い評判、心配 5・8・10室 8室:鉄
双子座 7室:心身の障害、苦しみ 4・7・9室 7室:銅
蟹座 6室:幸福、繁栄、健康、成功 3・6・8室 6室:金
獅子座 5室:悲嘆、障害、別離、論争 2・5・7室 5室:銀
乙女座 4室:出費、病気、トラブル 1・4・6室 4室:鉄
天秤座 3室:利益、繁栄、成功 3・5・12室 3室:銅
蠍座 2室:悲しみ、事故、不快 2・4・11室 2室:銀
射手座 1室:危険、損失、恐れ、旅行 1・3・10室 1室:金
山羊座 12室:障害、病気、惨め、悲しみ 2・9・12室 12室:鉄
水瓶座 11室:悲惨、収入の増加 1・8・11室 11室:金
魚座 10室:損失、職の変化、怠惰 7・10・12室 10室:銅

基本は月の星座ですが、アセンダントでもいいかもしれません。

赤が吉の部分です。ダブルトランジットは、3つもあってややこしいので省きます。

今回、一番恩恵を受けそうなのは、蟹座と水瓶座に月がある人ですね。
ただ蟹座は、ダブルトランジットが3-6-8室がちょっと嫌です^^;
水瓶座は、t-土星の11室の意味に「悲惨」があるって・・・本当にt-土星・11室って良いのかな?^^;

 

月・射手座の人はサディサティ直上ですが、ムールティニルナーヤが金なので、若干マシかもしれません。

あまり恩恵が無さそうのが・・・

  • 月・牡牛座の人はアシュタム・シャニで、しかも鉄・・・
  • 月・乙女座の人はダヤで、しかも鉄・・・
  • 月・山羊座の人はサディサティ入りで、しかも鉄・・・

上記の人は、6月22日までの我慢です^^

 

〔出生図から見た土星トランジットの影響〕

今回のトランジットの影響を、出生図の星回りから推察すると・・・

  • 出生図において、射手座に10室支配星がある人はビジネス上の問題に注意ください。
  • 出生図において、Wトランジットが太陽に当たる人は、職場での昇進や異動、転勤があるかもしれません。
  • 出生図において、射手座に太陽がある人は、その太陽の象意(=ハウスも考慮)に関連するトラブルに注意です。
  • 月が魚座にある人は、旅行や異動・転勤があるかもしれません。

 

〔アシュタカヴァルガ〕

射手座のアシュタカヴァルガの点数の高い人は、多少幸運が期待できるでしょう。

 

以上です。

私の月は蟹座なので、今回はまずまずですな!^^ (Wトランジットが3-6-8が気になるが・・・)

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