【書評】:占い師入門
仕事をやめたので、占い師として食べていけないかなぁと、本を何冊か読んでみました。
読んだ本は・・・
- 「占い師入門」
- 「占いで副業10万円~5千万円稼ぐ秘策」
- 「誰も教えてくれない「占い師」の始め方・儲け方」
- 「世界一受けたい占い師になる授業」
- 「スマホ1台で一生のお客様100人集まる占いビジネス」
いや~、結構読みましたね。
結構、内容が被っていたので、かなり斜め読みですが・・・(←一冊30分~1時間程度)
占いで稼ぐ方法をまとめると・・・
- 鑑定(対面鑑定・電話鑑定・メール鑑定・チャット鑑定・占いの館などへの所属など)
- セミナーなどの講師・占いの先生
- 本や新聞の占いコラムの執筆
- 書籍
- メルマガ、アフィリエイト
- 占いイベントなどの参加
- 占いの館の経営者になる
ですね。
中にはちょっとえげつない方法も載ってます。
一番面白かったのは、高橋桐矢さんの「占い師入門」ですね。
いい本でした・・・高橋桐矢さんの人柄が出ていると思います。
実際的な稼ぐ方法は他の本の方が詳しいですが、
占い師の職業倫理や、占星術師の内情、裏話、著者の占星術への思い・見解は他の本にはない魅力でした。
また、有名な占星術師のコラムがいくつか載っているんですが、これがとても興味深かったです。
印象的だった言葉は・・・
「お金儲けが目的になると、なぜか不思議なことに、占いが外れるようになります」
と書かれていました。
この理由が、特に善悪の話ではなく、脳の機能や意識レベルの話などを交えて解説があり、面白かったです。
「いや~、それでは食って行けないじゃん!」と言われるかもしれませんが、だったら、どうすればいいかというのも書いてあります^^
また、最後の12章の「究極の占い師」には占い師としての意義が書かれています。
印象的な言葉だった言葉を以下に紹介します。
占いにはもう一つの重要な役割があります。
それは、理不尽な出来事に意味を与えることです。
・・・(中略)・・・
理不尽で理解不能な、失恋も、別れも、リストラも、病気も、あらゆる「納得できないこと」が起きてきた理由が、占いで分かるのです。
人が生きていくためには、納得できないことを飲み込んで行くほかありません。
納得できないことを、納得しないまま そっくりそのまま受け入れることができる人が「悟っている」のだと思います。
悟っている人なんてめったにいませんから、誰もが納得できなくて苦しみます。
占いは、苦しみを和らげる手助けをしてくれます。
そうです。人は「理解することで苦しみが楽になる」のです。
ご興味のある人はご一読くださいm(__)m
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