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『スリナータ・ヨガ Srinatha Yoga』

前回と同じヨガですが、成立条件が異なるパターンをやります。

 

〔成立条件〕

7室支配星が10室に入り高揚し、かつ9室支配星は10室支配星とコンジャクトしている。

(※成立条件が、何個かありますが、そのうちの一つです)

 

〔影響〕 

その人はインドラに等しいく、ヴィシュヌの印(ほら貝、転輪など)を持つ。
その人は良い話し手であり、神々しく、皆から好かれ、良い妻と子供を持つ。

7室支配星が10室で高揚することは、その人の行為が他人に好まれることを意味します。
9室支配星と10室支配星がコンジャクトすることは、その人の行為が「法」・「精神性」に即していることを意味します。

 

〔例〕

作家・脚本家・映画監督のジェームス・クラベルです。

ジェームス・クラベル

 

7室支配星の水星は10室に入って高揚し、かつ9室支配星の太陽は10室支配星の水星とコンジャクトしており、スリナータ・ヨガが成立しています。

彼の小説は高いレベルにあり、社会の状態や、深い人間性を取扱い、それらを見事に分析し、問題提起しています。

文筆・表現の3Lと水星はともに高揚・・・作家・脚本家・映画監督らしいですね。

アジアや日本を題材にした作品が多いです。
また、彼は古代の中国古典の一つである、「孫子の兵法」も翻訳しました。

彼の著作のうち、最も良いと評価されるものの多くは、スリナータを形成する水星期に書かれており、多くの名声を得ました。

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