以前、ムフルタの記事で書きましたが、5月7日に結婚式を挙げる予定です。

奇しくも、この日はアクシャヤ・トリティヤと言われる吉祥な日でした。
狙った訳ではないのですが、偶然この日に当たりました。(と言うか、占星術師として、アクシャヤ・トリティヤの日を知らなかったのは問題^^;)

これも、神様の祝福(恩寵)ですかね?^^

 

このアクシャヤ・トリティヤは、惑星の悪影響を受けない時とされ、吉祥な時間に満ちていると伝えられます。

アクシャヤとは「不滅」、トリティヤはティティにおいて月の3日目を示します・・・訳すのなら、「不滅の三日月」かな?
太陽が高揚する牡羊座に在住し、月が高揚する牡牛座に在住し、月が新月から3日目にあたるのが「アクシャヤ・トリティヤ」になります。
毎年、日は変わりますが、だいたい、4月下旬~5月上旬になるようです。

今年のアクシャヤ・トリティヤは、正確には、2019年5月7日午前6時47分~5月8日午前5時47分(東京時間)となります。

また、アクシャヤ・トリティーヤーはヴィシュヌ神の6番目の化身であるパラシュラーマの降誕日であると伝えられています。

他にも、以下のような神話に関わる重要な日であるという説もあるようです。

  • ドラウパディーの窮状をクリシュナが救った日
  • ガンガー(ガンジス河)が天から降りてきた日
  • ヴィヤーサとガネーシャがマハーバーラタを書き始めた日
  • クリシュナが幼馴染のスダーマに恩寵を与えた日

https://blog.goo.ne.jp/yoga-kailas/e/afe808f4dfd423d39162d33b37e960c9

 

アクシャヤ・トリティヤの日は「宣言した願望が永続して達成する日」と言われ、願望を宣言し、行動を始める慣わしがあるのだそうです。

皆様も、この吉祥な日に何か始められてはいかがでしょうか?^^

 

以下、シータラーマさんから引用いたします。


 

2019年5月7日は、アクシャヤ・トリティーヤーの大吉日です。

アクシャヤ・トリティーヤーは、価値ある品を身につけ始めるのにもっとも適した吉日といわれています。(トリティーヤーは新月から3日目を意味しています。月齢をもとに決められるインドの祝祭日は、年毎に日にちが変わります。)

アクシャヤは、「不朽の、不滅の」という意味のサンスクリット語です。したがって、この吉日に身につけた貴重品は、朽ち果てることなく、幸運や成功を運び続けてくれると信じられています。またこの吉日は、何らかの寄付や贈与などの善行を行った場合は、それが決して廃れることのない点で、重要な意味を持つとされます。

アクシャヤ・トリティーヤーは、トレーター・ユガ(悪が世界の4分の1を支配する時代)の開始日にあたるとされ、ヴィシュヌの第6の化身であるパラシュラーマの誕生日ともいわれます。ヒンドゥー暦によると、この日は1年でもっとも吉兆な日のひとつにあたるため、インドでは、新しいベンチャーを始めたり、高価な買い物をするのに適した吉日とされています。

ヒンドゥー暦には、ムフールタと呼ばれる時間の概念があります。48分単位で刻まれるこのムフールタによれば、1日の中にも吉兆な時間とそうでない時間があり、特定の行為に対して適切な時刻が定められています。しかし、このムフールタに関係なく、一日中吉兆な時間に満ちている時があります。それが、トリティーヤー・トリティーヤーです。

アクシャヤ・トリティーヤーは、一年の中で太陽と月の光がもっとも明るくなる時といわれることがあります。それは、このアクシャヤ・トリティーヤーにおいて、太陽が牡羊座に、そして月が牡牛座にあるためです。太陽は牡羊座で高揚し、月は牡牛座で高揚するといわれますが、惑星は高揚する星座に位置する時、最大限の力を発揮し良い影響を生み出すと信じられています。この時、私たちの心身は、サットヴァ(純質)に満ちたエネルギーを受け取るといわれることもあります。

 

〔アクシャヤ・トリティーヤーに行うとよいこと〕

  • グル(師)に対して、施し物という形で、寄付金を忍ばせた品物を与える。
  • 富の女神であるマハーラクシュミーに対する苦行を行う事で、1年を通じての祝福と繁栄を祈願する。
  • マハーラクシュミー寺院に行き、4つの方位に4枚のコインを投げることで、富の開運を祈願する。
  • アナンガ(愛の神カーマの別名)のマントラ「オーム・フロウン・フルーム・アーナンガーヤ・パット」を唱える事で、身体的な問題の解消を祈願する。
  • 既婚女性は、クムクム等の赤い色粉をつけた赤い紐を首回りに身につけて、夫の長寿をシヴァ寺院で祈願する。また未婚女性は、それを足首につけて、よい相手に巡り会えるようにシヴァ寺院で祈願する。
  • ニームの葉を持ってシヴァ寺院に参拝に行き、シヴァ神にそれを捧げた後、病気平癒を祈願して、それを病人の枕の下に置く。
  • その他、永続する繁栄のため、新事業の開始、金製品などの高価な貴重品の購入、病気等の治療に適した吉日とされる。

 

https://sitarama.jp/?pid=101669914

https://www.drikpanchang.com/festivals/akshaya-tritiya/akshaya-tritiya-date-time.html?year=2019

関連記事: