〔ジャイミニ・アスペクト〕

ジャイミニでは特殊なアスペクトを採用します。ラーシ・アスペクトとも言います。海外の本を読むと、パラシャラ系でもラーシ・アスペクトの解説が乗っている場合があります。でも、一般のパラシャラ系での鑑定で使ってる人は、あまり見たことがありません。

チャラ・カーラカでアスペクトを見る時は、一般のグラハ(惑星)・アスペクトを使ってはいけません。
チャラ・カーラカの場合は、以下に示すラーシ(星座)・アスペクトで考えます。活動星座・固着星座・変通星座という単位でアスペクトをする方向が決められています。これは、その星座に入ったどの惑星でも、適応されることになります。

アスペクトの法則は、以下のようになります。

  • 可動星座は隣の固着(不動)星座以外の、固着星座と相互アスペクトします。
  • 固着(不動)星座は隣の可動星座以外の、可動星座と相互アスペクトします。
  • 変通星座は、同じ変通星座同士へ相互アスペクトをします。

言葉では分りにくいので、以下に図で示します。
変通星座は、4つ角にアスペクトなんで、分りやすいですが、可動星座と固着星座は、若干わかりにくいです。
麻雀できる人は、近い壁の方向回りに、「サブ・ロー・チュウ(3・6・9)」番目と覚えます。(※可動星座は時計反対回りに3・6・9で、 固着星座は時計回りに3・6・9になります)
もしくは、正面の星座と45度の角度にある星座と覚えます(これが一番簡単かも)。

 

〔可動星座:牡羊座〕

 

〔可動星座:蟹座〕

 

〔可動星座:天秤座〕

 

〔可動星座:山羊座〕

 

〔固着星座:牡牛座〕

〔固着星座:獅子座〕

 

〔固着星座:蠍座〕

 

〔固着星座:水瓶座〕

 

〔変通星座〕


アスペクトをすべて記載すると、以下のような感じになります。


45度のラインと、縦(90度)・横(0度)をすべて引く形となります。それ以外の特殊な角度はありません。
悩んだら、0度(水平線)、45度、90度(垂直線)を頭に描けば、アスペクトが分りますね。(※南インド方式に限ります。)

今回、カラカとアスペクトをやりましたので、次回は例などを示しながら、ジャイミニのヨガなどをやりたいと思います。

関連記事: