【プラシュナ】:結婚のプラシュナ-その②
【1.結婚のプラシュナ】
結婚のプラシュナ2回目です。
一番依頼の多い結婚・恋愛系をまずマスターしましょう。
ネイタルだけでは、「この人と結婚できますか?」みたいな質問に答えるのは難しいです。
その点、プラシュナは、様々な回答を与えてくれるので、非常に便利です。
〔結婚後の繁栄〕
- 古典では、7Lと金星がウパチャヤ(3、6、10、11室)に位置していると、結婚後にそのカップルは裕福になると記述されています。
- しかしながら、7Lと金星が6Hにある時は、凶星の影響から免れているか、吉星の影響を受けていなければ、良い結果にはならない。
- 7L、金星、ラグナロード、2Lが吉星・吉のハウスの影響を受けるとき、幸福で裕福な結婚生活を示唆する。
- 一方、それらが6、8、12室に位置していたり、6、8、12室の支配星や凶星から傷つけられていたり、減衰していたり、コンバーストしているときは、結婚は幸福なものとはならない。
- 木星や5Lがウパチャヤに位置しているとき、子供が生まれた後に幸運がほほ笑む。(上記と同様に6室の場合は、凶星の影響がないか、吉星の影響がある時のみ)
- 火星や3Lがウパチャヤに位置しているとき、兄弟が生まれた後に、繁栄する。(上記と同様に6室の場合は、凶星の影響がないか、吉星の影響がある時のみ)。
〔今の恋愛(又は情事)が結婚に結びつくか〕
下記のコンビネーションがある時、現在の恋愛が結婚に結びつくでしょう。
- 月がウパチャヤか7室に位置し、かつ吉の星座に位置し、水星、太陽や木星のアスペクトを受けているとき、現在、彼の愛している人が配偶者となるだろう
- ラグナロードが12Lと星座交換をしている(←なんか悪そうなイメージだが・・・)
- ラグナロードが7Lと星座交換をしている
- 金星や月が高揚か定座に位置している
- 5Lと7Lが同居、アスペクト、友好的なタジカヨガで結びつくときは、いつでも恋愛(情事)が結婚に導かれる
〔夫と妻の仲・愛情〕
- ラグナロードが7Lと友好的なイタサーラ(5-9、3-11)を組んでいると仲が良く、幸福な結婚となる。逆に、敵対的なイタサーラを組んでいるとき、彼らはいつも言い争ったり喧嘩をするであろう。
- 上記の敵対的なアスペクト中、ラグナロードと7Lが同居している場合、彼らは衝突するが、妥協点を見つけ和解するであろう
- 妻のカラカは金星で、旦那・夫を示すカラカは木星か太陽である。それらの星の強さは、それぞれ妻や夫の幸福度を示す。一方、それらが弱いとき、そのそれぞれのカラカの弱さの度合いに応じて、不幸の度合いが決まる。
- ラグナロードと7Lが2-12の関係に位置しているとき、夫と妻の間には、意見・考え方の大きな相違があるであろう。
- ラグナロードと7Lが6-8の関係に位置しているとき、夫と妻の間には多くの口論・喧嘩があるでしょう。
〔結婚の遅れ〕
- 凶星としての8Lが、ラグナや7H影響しているとき、または凶星が8Hに在住しているとき、結婚の遅れがある
〔結婚しない・結婚の否定〕
以下の組み合わせは、結婚は起こらない。プラシュナは出生図の代わりにはならないので、以下の組み合わせがある時、およそ今後1年について結婚がないと判断される。
- 月がクリシュナ・パクシャ(欠け行く月)で、6Hか8Hにあり、偶数の星座にあり、凶星と絡んでいるとき
- 同様に金星が6Hか8Hにあり、偶数の星座にあり、凶星と絡んでいるとき。
- 土星がラグナ以外の奇数のハウスにあるとき。土星がラグナにある時は、他の要素を見ること。
以上です。
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