メルマガからの転載です。


『クスマ・ヨガ Kusuma “blossom” Yoga: 』

 

〔成立条件〕

木星がラグナにあり、月が7室にあり、太陽が月から8室目(=要するに2室)にあること。

(※別バージョンで
『金星がケンドラで、月が吉星とともにトリコーナにあり、土星が10室にあり、ラグナが固着星座であること。』
というのもあります。)

〔影響〕

その人は、王に匹敵する人物となり、知人や親族を守る。町の長や首長となり、良い名声・評判を得る。

〔例〕

俳優のクラーク・ゲイブルです。

一応、アストロデータバンクではAA(出生証明付き)です。
http://www.astro.com/astro-databank/Gable,_Clark

%e3%82%af%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%82%af%e3%83%bb%e3%82%b2%e3%82%a4%e3%83%96%e3%83%ab

前回やった、ジョン・ベルーシに少し似てますね。(※ポール・ニューマンとも少し似てるかな)

木星がラグナにあり、月が7室にあり、太陽が月から8室目にあり、クスマ・ヨガを形成しています。

彼は、クスマ・ヨガを形成する太陽・月・木星の(マハー)ダシャーをフルで経験することがありませんでしたが、それらの惑星のアンタル・ダシャー期には大きな成功をしました。(※生まれた時は木星期の途中から。1960年に亡くなっているが、太陽期は1976~、月期は1982~で経験していない。)

太陽のアンタルダシャー期には、ハリウッドで最も人気のある俳優になりました
1939年の水星-月期には、「風と共に去りぬ」で、素晴らしい役を演じました。

ラオ先生の本には、月と金星のコンビネーションが7室がらみであると、結婚運が良くないというのがありました。(ガジャケーサリーもあまり良くないとの噂)
ゲーブルの1-7軸に金星と月があります。月は8L、金星は6-11L・ヴァルゴッタマです。
また、土星と木星も絡みます。木星は定座、D9では高揚です。かなり複雑です。
彼は5回結婚しています。
3度目の結婚は、女優キャロル・ロンバードとの結婚ですが、生涯で最も幸福なものであったといいます。しかしロンバードは1942年に航空機墜落事故で死亡し、幸せな結婚生活はわずか3年で幕を閉じています(水星-火星期と水星-ラーフ期の境目)。その後、失意からなのか、空軍に入り、自らすすんで危険な任務についています。

また戦後ゲーブルはもう二度結婚をしているが、1960年に死去した際には、その遺体は遺言により、ロンバードの墓の隣に埋葬されました。

関連記事: