『パールヴァタ・ヨガ Parvata Yoga』

〔成立条件〕

ラグナロードが在住する星座の支配星が、高揚の星座か定座に在住であり、かつ、トリコーナかケンドラに位置する。

〔影響〕 

行為が永続する利益につながる。長続きする富と幸福を手に入れる。地上の王になる。
(※このヨガは単純に、ディスポジターの重要性を示しています。その惑星のディスポジターが好ましいハウスで、良い強さを保つならば、この惑星は吉星として働きます。)

〔例〕

スティーヴィー・ワンダーです。

ラグナロードである水星のディスポジターは金星であり、金星は高揚しています。

 

『カハラ・ヨガ Kahara Yoga

〔成立条件〕

ラグナロードが在住する星座の支配星が在住する星座の支配星が高揚の星座か、定座であり、トリコーナかケンドラに位置する。(分りにくいですが、ディスポジターの2段階です。要は、上記の「パールヴァタ・ヨガ」の、ディスポジターのディスポジターバージョンです。)

〔影響〕 

良く繁栄する。気高い。慈善的。優しい。幸運。他人から尊敬される。

〔例〕

ジョン・トラボルタです

ラグナロードの月のディスポジターは太陽であり、太陽のディスポジターの土星は高揚しています。

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インド人の鑑定例を見ると、かなりディスポジターを重視しています(←ラグナロードに限らない)。
日本人のインド占星術師は、あまり惑星のディスポジターを見ませんが、実はディスポジターは思った以上に大事なのではないかと思います。

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