【日記&鑑定例】:インド占星術の初弟子
土曜日(21日)から、真言密教の女性阿闍梨の姉妹2人にインド占星術を教えることになりました(もちろん無料)。
いや~・・・私はまだ学習暦3年9ヶ月の初学者なんですがね^^;
正直、教えられるか不安でしたが、まぁ、無難に終えることができました。
教えることでいいのは、自分の基礎の復習にもなることですね
それに、私はプシュヤですからね・・・育成することが使命です!^^
このお弟子さんは、二人とも8室が強いチャートをしています。(以下にチャートを載せます)
まぁ、密教の阿闍梨になるぐらいなので、8室は強いに決まってますが、占星術の才能もありそうです。
このお二人は非常に霊媒体質で、いろんな物が憑依したり、他人の悪意に体が反応したりして、本人たちは心身ともに困っていますが、その分、霊感や直感はずば抜けていて、占星術には生かせられるのではないかと思います。
才能のあるお二人を弟子として持てましたので、これから先生としてがんばりますm(__)m
●妹さん
ラーシは・・・
- 1-8Lの金星が2Hで、8室にアスペクトバックで、8室はかなり強いです。
- 1室Keは、僧侶関係の人には良いでしょう。凶星のアスペクトも無しです。
- 魚座の月と土星は、神秘的だが、心理面では結構苦しそう。
- この魚座の月+土星は、6室で4-5-10のラージャヨガ。奉仕系の仕事?
- 3室はなんだろ?9‐11-12で水星と太陽在住、木星のアスペクトバックあり・・・コミュニケーション能力は高そう。あと良い趣味もありそう。
ナヴァムシャが凄いです。ブッダと似ています。
- ブッダと同じ10室惑星集中
- ブッダと逆で、太陽が減衰し、土星が高揚。
- 太陽は多重ニーチャバンガ (ブッダは土星が多重ニーチャバンガ)
- ブッダは10Lの火星定座で、彼女は10Lの金星定座
- ブッダと同じ、10室に10室支配星が伴い惑星集中で、サニヤーシ・ヨガ
- こちらも10室に多重ラージャ・ヨガあり(1-2-5-7-8-10Lがコンジャクトのラージャヨガ。ちなみにブッダは1-2-4-5-6-7-8-9-10-11)
- 月はブッダと真反対の新月(ブッダ・プールニマーならぬ、女ブッダ・アマーヴァースヤですな)
- そして、彼女のD9のナクシャトラもスヴァティ・第4パダ
●お姉さん
ラーシでは・・・
- 木星・1L→8Hで高揚!、かつ月・8L→6Hでムーラトリコーナ!2室惑星集中から、8室のアスペクト、ラージャヨガ多数。
- 1室に土星と火星のアスペクトで多少健康が心配。ラグナロードが強いので大丈夫だとは思うが、8室だから、そこは判断が難しいです。
- ナクシャトラはローヒニ、2室惑星集中より、ファッショナブルで宝石も好き。
- 月はムーラトリコーナで強いが、ケーマドルマでバンガなしで孤独が心配。土星のアスペクトもあり、この傾向に拍車をかけます(世の厭離を引き起こす)。
- 2室惑星集中で、水星・金星もいるので、スピーチ・しゃべる事がうまそう(ただし、水星はコンバースト)。スーリア・ブッダ・ヨガも有能・賢さ・コミュニケーション能力。また5つの星座に主要7惑星でパーサ・ヨガも「饒舌・おしゃべり」を意味します。
ナヴァムシャでは・・・
- 1-8で星座交換、しかもどちらも友好星座!しかも8室にKe!1室には10Lと8Lがコンジャクトで、密教系・占星術系のお仕事を匂わしています。
- 1室木星+金星はダルマに捧げる人・・・ただし、激しいパーパカルタリで人間関係に苦労しそう。
- 月が火星の星座で、火星と土星のアスペクトを受けサニヤーシ・ヨガ
- 月は片側2室、もう片側6室星がない激しいケーマドルマ(太陽はカウントしない。バンガはあり。)
というわけで、8室はバカ強く、その他の星回りも密教系・占星術系を支持しています。
霊能力者のエドガー・ケイシーのチャートです。
8室惑星集中です。ドシュタナ計6つ!厳しそう!
なんか、私と似てるなぁ・・・
- 私もVe+Sa+Meがあります・・・私は12室ですが。
- 同じく、Ju+Maの組み合わせもあります・・・私の場合、相互アスペクトですが。
- また、エドガー・ケイシーはヴィパリタがコンプリートしてますね(6L→6H、8L→8H、12L→8H)・・・私もコンプリートしてます(6L→8H、8L→12H、12L→12H)・・・どちらもアスペクト・コンジャクトはありますが。
- また、エドガー・ケイシーは太陽が9室、水の星座(魚座)・・・私は太陽が1室、水の星座(蟹座)
微妙に似てるのに、私は全然霊感なし・・・なんでだろう?^^;
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こんにちは。あべです。
いつもブログ参考にさせていただいています。
私も鑑定してみましたので、よろしければ見てやってください。。。
妹さん
1室は天秤座。調和と平等、バランスの星座。
そこにケートゥがあり、ヴァルゴタマ。やや怒りっぽいとこあり?霊媒体質の可能性あり。(1/12程度?)
1L金星も蠍座にあり、霊媒体質的なところはここかな?(1/12)8Lへのアスペバックあり。
これらを重ねて、8室の強さは確率的に1/100程度?そこまで霊媒なのだろうか・・・?
火星の8室へのアスペ、土星の8室へのアスペ。8室は傷ついている。あまりよい状態とはいえない。
寿命が短い、慢性病?等の象意が出るが、金星のバックで緩和?程度
惑星交換・・・は太陽と木星で、3-11の星座交換。
3-11の星座交換の意味・・・修練から利益??兄弟から利益??表舞台で成功?
3室射手座の水星がヴァルゴタマであるため、射手座の行動力と言語が伴い、
3室の表舞台で喋るのが得意そう。しかもそれが11室で成功??と読むかな。
太陽と木星の交換でもあるし、大勢の前でスピーチするとか、向いてそう。
ただし、太陽はムリチュバーギャどんぴしゃなので太陽に関する病気が心配。
月はラーフと火星に挟まれパーパカルタリ、土星とコンジャクトで傷。しかも月は土星に非常に近い度数。
ウッタラパルグニーの性質もあいまって、抑うつ傾向、自分を責めて傷つく傾向にある。
6室に在住すること自体も傷。かなり傷つき安い人物といえる。
しかも、月はムリチュバーギャにドンピシャ。6在住だし凶星の影響あるしかなり心配。
月の傷つきはかなり激しいといえる。
ウッタラパルグニーの性質から言って、人に物を施すと良い。
また6室月の傾向から言っても、奉仕、慈善を行うのに向くだろう。
6室土星が、実際に根気よくそれをさせる、もしくはさせる能力を与える。
ナバムシャでは最高の土星、最低の太陽、ケートゥと共にいて、月は反復され傷つき、
ますます自分を責める傾向。しかしムーラトリコナの金星が愛と調和を与えている。
また高揚の木星より、優しさや慈善、寛大の性質が強まっているように思える。
以上から、自分を責めやすく傷つきやすい面はあるものの、故に優しく、他人に施す奉仕を行える、行うべき人物でありそれによって大きな徳を得る人物である、といった結論に達しました。
8室が強い、という印象は特にありませんでした。なんでだろう・・・
お姉さん
1室は射手座。積極的かつ行動的で常に理想を求め続ける楽観者。
1Lは高揚で8室。2室と1-7.1-9.1-10.みっつのラージャヨガ。
2室自体は1-2-6-7-9-10-11とラージャヨガダーナヨガアリシュタヨガの組み合わせ。
9-10が比較的友好な惑星で出来ているので、ラージャヨガのパワーが強いかな。
トリコーナが二つにたいし、ドシュタナ6の一つだけだし。最強の9-10含むし。
何より最高の木星からのアスペクト。むっこれは2室いいぞ。
2L土星を見てみると(5.12)L火星と、2-5のダーナヨガ。これは2室がますます良い。
家族に恵まれるか、財運に恵まれるか、容姿、コミュニケーション、いずれかに恵まれると見る。
月は8Lでムーラトリコナ。8室には高揚木星といい8LのMTといい、文句なしに非常に8室が強い。
霊能力があるのは非常に納得できる。
月のナクシャトラはローヒニー。非常に美しくかわいらしい方の多いナクシャトラである。
もし2室のテーマが反復されていると考えるならば、
この方は非常に美しい容姿を持つ方だ、と言えるチャートだと思う。
ナバムシャでは1室と8室の星座交換で、木星と太陽の交換。
やはり1室と木星、8室が反復して関わっておりこの象意に関連の深い方。
つまり8室の霊能力的な要素と木星の慈善の要素が彼女自身の能力に
与えられているのではないかと考える。
慈善の要素といえば、ラーシ6室月、も妹さん同様に奉仕の性質を備えているといえる。
木星と太陽の星座交換も妹さんと同じ。こういった家系なのかな?
またナバムシャでも2室にヴァルゴッタマの火星。やたらと2室に特徴がある方である。
2-9でも星座交換しており、強力なダーナヨガ。RYKの火星と2-11と財を司る水星の絡みから、
容姿だけでなく財産にも恵まれていると思われる。
と、ISOPさんの鑑定を読む前に自分で鑑定すると、
このような結果になりましたがいかがでしょうか?
お姉さんのほうのケーマドルマが読みきれていませんでした。
ケーマドルマって両側にいないと孤独になりますが、
両側2室、両側3室までいないとなると、
それに従って威力がどんどん増えていくもんなんでしょうか・・・?
あべさん
いらっしゃいませm(__)m
鑑定、ありがとうございます。
お返事遅くなりましたm(__)m
出張やら会議やら学会の資料作りやらで仕事が激務でしたが、昨日から楽になりました。^^
ちなみに、3月末で大学の仕事を退職します。
辞めてからしばらくは占い一本で!^^
ほったらかしにしてあったHPの整備がやっとできます!
>妹さん
>1室は天秤座。調和と平等、バランスの星座。
>そこにケートゥがあり、ヴァルゴタマ。やや怒りっぽいとこあり?霊媒体質の可能性あり。
妹さんの印象としては、奉仕的で道徳的・常識人的な感じがしました。
落ち着いた感じで、調和を重んじるところは感じました。(逆にお姉さんは、明るく、おしゃべりな感じです)
そのあたりは天秤座ですね。
ただ、天秤座ラグナかつラグナロード・2室・金星なので、宝石やファッションや贅沢が好きかなと思いましたが、1室・Keのせいか、宝石や贅沢品には一切興味を示さないところがあります。(しかもKeはヴァルゴッタマ)
宗教的なところも、強くKeの特性が出ていると思われます。
怒りっぽいと判断したのは、ラグナロードが蠍座在住だからですか?
怒りっぽいところは今のところ感じませんが、お仕事でトラブルがあるところを見ると、怒りっぽいのかもしれません。
火星のシャドバラも結構高いかな・・・ただ木星のアスペクトあるんで、怒りの傾向は抑えられると思いますが。
>1L金星も蠍座にあり、霊媒体質的なところはここかな?(1/12)8Lへのアスペバックあり。
>これらを重ねて、8室の強さは確率的に1/100程度?そこまで霊媒なのだろうか・・・?
この霊媒体質は、お姉さんの方が強いようなのですが、妹さんもかなりあります。
私には霊媒体質になる理由がなんなのか分かりません。
あべさんの言うように、可能性があるとすれば、1室にヴァルゴッタマのKeと、ラグナロードが蠍座ぐらいでしょうか・・・
あとは、月が土星とコンジャクトで、魚座在住もなのかな・・・
もしかしたら、もっと高分割図を見ないと分からない事柄なのかもしれません。
>惑星交換・・・は太陽と木星で、3-11の星座交換。
>3-11の星座交換の意味・・・修練から利益??兄弟から利益??表舞台で成功?
なんでしょうね・・・この星座交換は^^;
3L→11Hや11L→3Hは、兄弟の中で一番上か、一番下を示すといいますが・・・
3-11の星座交換となると、なかなか特定しにくいですね。
何か趣味があるのかと思ったんですが、特にないようです。
将来的に何か趣味などを始めて、成功することはあるかもしれませんね。
この御姉妹は非常に仲が良く、一緒に暮らしています。
でも、この妹さんより下の兄弟はいないようです。
この3室はなかなか難しいです。^^;
>3室射手座の水星がヴァルゴタマであるため、射手座の行動力と言語が伴い、
>3室の表舞台で喋るのが得意そう。しかもそれが11室で成功??と読むかな。
もしかしたら、文筆やコミュニケーションなどが得意かもしれませんね・・・
3室水星で11室と交換・・・将来的に、何か物書きにでもなりそうな感じはしますが・・・
>太陽と木星の交換でもあるし、大勢の前でスピーチするとか、向いてそう。
>ただし、太陽はムリチュバーギャどんぴしゃなので太陽に関する病気が心配。
さらに、2室に金星なんで、スピーチも良さそうですね。
太陽はムリチュでしたか・・・
いつも面倒なので、チェックを忘れます^^;
>月はラーフと火星に挟まれパーパカルタリ、土星とコンジャクトで傷。しかも月は土星に非常に近い度数。
>ウッタラパルグニーの性質もあいまって、抑うつ傾向、自分を責めて傷つく傾向にある。
>6室に在住すること自体も傷。かなり傷つき安い人物といえる。
>しかも、月はムリチュバーギャにドンピシャ。6在住だし凶星の影響あるしかなり心配。
>月の傷つきはかなり激しいといえる。
なるほど・・・月の傷は相当ひどいですね!
月がMBなんですね!チェックし忘れでした^^;
お姉さんも月がMBで、どちらにも土星の影響があります。
妙な共通点ですが、このあたりが霊感・憑依体質になっているのかもしれませんね。
基本的に土星と月は世の厭離(鬱や宗教的な傾向、出家欲など)を引き起こします
>ウッタラパルグニーの性質から言って、人に物を施すと良い。
>また6室月の傾向から言っても、奉仕、慈善を行うのに向くだろう。
>6室土星が、実際に根気よくそれをさせる、もしくはさせる能力を与える。
>ナバムシャでは最高の土星、最低の太陽、ケートゥと共にいて、月は反復され傷つき、
>ますます自分を責める傾向。しかしムーラトリコナの金星が愛と調和を与えている。
>また高揚の木星より、優しさや慈善、寛大の性質が強まっているように思える。
>以上から、自分を責めやすく傷つきやすい面はあるものの、故に優しく、他人に施す奉仕>を行える、行うべき人物でありそれによって大きな徳を得る人物である、といった結論に>達しました。
ふむふむ・・・なるほど。
10L→6H、月ラグナでも10-6星座交換で、医療・奉仕・サービス業。
実際、介護のお仕事をしています。近年は介護の中でも事務職に移られたそうですが・・・
ナヴァムシャの10室は複雑で私では読み解けません。ただ、晩年に大きな社会的な使命がありそうです。サニヤーシ・ヨガも形成してますね。
>8室が強い、という印象は特にありませんでした。なんでだろう・・・
そうですね・・・お姉さんに比べると、妹さんはアスペクトバックぐらいで、あとはあまり良い要素はないのかもしれませんね。
月ラグナからは、8室Ke、8L→9Hで、こちらは結構いいかもしれません。
ナヴァムシャは8L→10Hで惑星集中・・・複雑で意味が分かりません。^^;
>お姉さん
>1室は射手座。積極的かつ行動的で常に理想を求め続ける楽観者。
>1Lは高揚で8室。2室と1-7.1-9.1-10.みっつのラージャヨガ。
そうですね!性格はそんな感じです。
人生は、すぐに何かが憑りついたりして、かなり大変そうですが、性格は非常に明るい感じです。
>2室自体は1-2-6-7-9-10-11とラージャヨガダーナヨガアリシュタヨガの組み合わせ。
>9-10が比較的友好な惑星で出来ているので、ラージャヨガのパワーが強いかな。
>トリコーナが二つにたいし、ドシュタナ6の一つだけだし。最強の9-10含むし。
>何より最高の木星からのアスペクト。むっこれは2室いいぞ。
>2L土星を見てみると(5.12)L火星と、2-5のダーナヨガ。これは2室がますます良い。
>家族に恵まれるか、財運に恵まれるか、容姿、コミュニケーション、いずれかに恵まれると見る。
財運は非常によく見えますね!わたしもそう占いました。
しかし、現在の所、そんなに裕福なわけでもないようです。
もしかしたら、謙遜しているだけかもしれませんが・・・
または、これから良くなるのかな!^^
2-8の絡みが多いので、遺産や宝くじもゲットするかもしれません。
容姿は良いと思います。またおしゃべりな方です。
家族運は姉妹の仲は非常に良いですが、両親は一度離婚しています。(その後、再婚)
そんなに良いとは言えないかもしれません。
また、ナヴァムシャ2室はカレーMaSaRaがあるんで、そこはどうなんでしょう?^^;
また、7-10Lを絡めて、多重ラージャヨガを形成してますが、7-10Lの水星がコンバーストしてますので、結婚運・仕事運はやや障害が出るかもしれません。
ちなみに結婚は、両方ともしておらず、仕事はどちらも介護職です。6室(奉仕・病・重労働)が関わるからかもしれません。
家族で、老人ホームを経営しており、事務職(管理職?)をしているようです。
ただ、職場ではトラブルが多くあるそうです。(どこかに売ろうか悩んでいるそうです)
このあたりは、水星コンバーストや、6L(トラブル)コンジャクトが関わっているかもしれませんね
>月は8Lでムーラトリコナ。8室には高揚木星といい8LのMTといい、文句なしに非常に8室が強い。
>霊能力があるのは非常に納得できる。
8室はバカ強いですよね!^^2-8間でのラージャヨガも多数です。
霊感はこの8室なんですかね・・・
ただ、月はMTですがムリチュバーギャです。
かなりの憑依体質で、憑りつくとかなり大変なことになります・・・リトルポルターガイストです^^;
あと、予知夢を良く見るし、目から真珠が出てきたこともあったそうです。
個人的には、月がムリチュかつ土星のアスペクトで憑依体質になるのではないかという仮説をもったので、次に似たような人が現れたら検証してみたいと思います。
しかし、いかに8室がいいといえども、やはり8室は悩みや困難をもたらすようですね。
姉さんの方は、現在8室の木星期なのですが、これが終わればもしかしたら、憑依の方もおさまるんではないかと期待してるんですが・・・(たしか、憑依が始まったのが木星期の始めからだと思いました。)
>月のナクシャトラはローヒニー。非常に美しくかわいらしい方の多いナクシャトラである。
>もし2室のテーマが反復されていると考えるならば、
>この方は非常に美しい容姿を持つ方だ、と言えるチャートだと思う。
容姿は結構美しいと思います。また、妹さんに比べると、宝石などにも興味があり、ファッショナブル・・・そのあたりはローヒニ+2室惑星集中っぽいです。
>ナバムシャでは1室と8室の星座交換で、木星と太陽の交換。
>やはり1室と木星、8室が反復して関わっておりこの象意に関連の深い方。
>つまり8室の霊能力的な要素と木星の慈善の要素が彼女自身の能力に
>与えられているのではないかと考える。
ラーシ、ナヴァムシャと合わせると、ほぼ最強クラスの8室です。
そういうわけで、占星術を勧めることになりました。
霊感とも相まって、いろいろな直感が働けばいいのですが・・・
宗教的な傾向で言えば、木星高揚、1L→8Hで高揚、8LがMT、ナヴァムシャでは1-8星座交換、サニヤーシ・ヨガ、8室Keでラグナロードとコンジャクトと事欠きませんね。
ただ、ローヒニ+2室惑星集中もあり、物質欲もあるかもしれませんね。
木星は、お姉さんがラーシ・蟹座、D9獅子座で、妹さんがこの逆であり、ちょっと妙な共通点でもありますね。(太陽-木星の星座交換も)
>お姉さんのほうのケーマドルマが読みきれていませんでした。
>ケーマドルマって両側にいないと孤独になりますが、
>両側2室、両側3室までいないとなると、
>それに従って威力がどんどん増えていくもんなんでしょうか・・・?
両側に何個も空部屋があると、どんどん厳しくはなりそうですが、実際どうなんでしょうね?
無料掲示板でも、何人か月の孤立が激しい人が出てきましたが、非常に激しい孤独というほどでもなかった気がします。空部屋の数は、あまり関係ないかもしれませんね・・・^^;
空部屋の数より、バンガがなかったり、8や12室在住だったり、新月だったりする方が、よりケーマドルマは強くなるのかもしれません。
フォローありがとうございます!
お仕事お疲れ様です。
退職されるんですか!?
もしかして、占いで食べていかれるのですか?
妹さんですが、
怒りっぽいと判断したのはKeが1室にあるからです。
Keは火星に似て怒りっぽい惑星、というのをとある方から聞いたもので、
そのように考えました。・・・が、今回に関しては違うみたいですね。
うーーん・・・ガセ?
宝石、ぜいたく品等に興味を示さないのは確かにKeらしいですね。
Keはやはりお坊さんのような惑星。よいデータがとれました。
霊媒体質についてですが、
分割図を確認したところ、
D1.D3.D7.D9.D10.D12.D60で天秤座けーとぅ
D2.D16.D20.D30で牡羊座ラーフ&ケートゥコンジャクト
と、異常に多くの分割図で天秤座とケートゥが関わっています。
D1とD9で俗にヴァルゴッタマといい、その傾向が一貫性をもって現れるといいますが、
D9だけじゃなく他の分割図でも、星が被ればヴァルゴッタマ的になると考えてよいのではないでしょうか。
そう考えると超スーパーウルトラハイパーヴァルゴッタマサイヤ人状態のケートゥが1室にある、
よって霊媒体質という考え方は可能かと思います。
月と土星のかなり度数の近いコンジャクトは特徴的ですが、
月と土星で霊媒的になる・・・というのは私は初めて聞きました。
厭離を引き起こす、というのは確かにありますが、それと霊感は別でしょうし。
あまり知見がないのでなんとも・・・です。
単純に妹さんはスーパーサイヤ人ケートゥが1室にある。
お姉さんは8室がスーパーサイヤ人。これが2人の霊媒体質の原因。
共通する土星と月の絡みは厭離を引き起こし→出家と考えるほうが自然な気がします。
なぜなら、
>月がムリチュかつ土星のアスペクトで憑依体質
あべは月がムリチュほぼぴったりの度数かつ土星のアスペクトありですが、霊感ゼロです^^;
生まれてこの方幽霊見たことありません。
それよりも私自身厭離を引き起こしな傾向があるので、そちらに作用する気がします。
>3-11の星座交換
・・・いったい何を意味するんだろう・・・うーん。。。謎だ。
>10L→6H、月ラグナでも10-6星座交換で、医療・奉仕・サービス業。
実際、介護のお仕事
これは良いデータを手に入れました。ありがとうございます。メモメモ…
>ナヴァムシャは8L→10Hで惑星集中・・・複雑で意味が分かりません。^^;
これだけ惑星集中だと難しいですね。
でもやっぱ単純にブッダ近い惑星配置だなーと思います。
まぁブッダのおひつじ座に対し天秤座で対極なのが面白いですね。
ブッダの満月に対して新月も面白い。ブッダと別ベクトルで悟りを開きそうw
お姉さんの性格はザ・射手座って感じですか。
1Lの木星が高揚でいて座の性質が強まっているんですかね?
>財運は非常によく見えますね!わたしもそう占いました。
・・・ですよねー!そう占いますよね!
それにしても、2室がいいと言っても色々ありますよね。
財運、容姿、家族、言葉・・・どれかに当てはまるのか、全てなのか?
この辺が良く分かりません。
私は月のローヒニーが容姿良さそう、1L高揚、ナバムシャ1室に金星&木星で、
「容姿が良い」のテーマが繰り返されてるので、
ここの2室は容姿に該当するのかな・・・?と判断しました。
D9の2室の傷は確かに気になる点ではありますが。
ところで、2室で家族と言えば、
家族って2種類ありますよね。生まれたときの家族。結婚後の家族。
2室ってどっちを指すのですか?
最近拙ブログにてアインシュタインの鑑定をしてみたのですが
http://abeyuki0122.blog.fc2.com/blog-entry-47.html
2室が傷ついているアインシュタインは子供時代の家族はわりとよかったですが、
結婚後の家族はぞんざいな扱いだった、あまり関心がないような感じだったみたいです。
結婚後の生活は8室といいますが。。。
>7-10Lを絡めて、多重ラージャヨガを形成してますが、7-10Lの水星がコンバーストしてますので、結婚運・仕事運はやや障害が出るかもしれません。
水星と太陽だと2度ほどしかはなれてないってのはしょっちゅうあることなので、
それに対して特別大きな苦労がある・・・という読み方は私はあまりしないです。私は確率を重視していますので。。。
どちらかというと、6Lの機能凶金星が絡むのと、1L→8H、月→6Hの土星攻撃、D9で月のMaSa攻が悩みをもたらしている、
という読み方のほうが確率論からいけば自然かなという気がします。
>無料掲示板でも、何人か月の孤立が激しい人が出てきましたが、非常に激しい孤独というほどでもなかった気がします。空部屋の数は、あまり関係ないかもしれませんね・・・^^;
貴重なデータありがとうございます。
ではおっしゃるとおり、やはり空き部屋数よりも月自体の凶星による傷つきや新月のほうが影響強そうですね。
またまた長文失礼しました。
非常に参考になりました。議論をすると、勉強になりますね。。。
あべさん、返信、ありがとうございますm(__)m
>もしかして、占いで食べていかれるのですか?
いや~、これだけで食っていくことはあまり考えていません。
副業にはなるかもしれませんが・・・
とりあえず、今は勉強がしたいです。
勉強をかねて稼ぐ方法として、インド占星術の古典の翻訳でもして、売りに出そうかと考えています。
>怒りっぽいと判断したのはKeが1室にあるからです。
>Keは火星に似て怒りっぽい惑星、というのをとある方から聞いたもので、
>そのように考えました。・・・が、今回に関しては違うみたいですね。
>うーーん・・・ガセ?
Keが火星と似ているというのは私もどこかで読みました(たしかラオ先生の本かな)
ただ、その説明に対し、「内向的・禁欲・純粋・哲学・悟り」の象意を持つKeが、どうして熱意と激しさ、欲望・怒り・暴力を象徴する火星と似ているのかと、凄く違和感を持ちました。
Keにむしろ似ているのは土星だろと思いました。同時にラーフの方が火星に似ているとも・・・
おそらく、Keは蠍座が定座と言われているので、火星と似ていると言ったんではないでしょうか?
>霊媒体質についてですが、
>分割図を確認したところ、
>D1.D3.D7.D9.D10.D12.D60で天秤座けーとぅ
>D2.D16.D20.D30で牡羊座ラーフ&ケートゥコンジャクト
>と、異常に多くの分割図で天秤座とケートゥが関わっています。
>D1とD9で俗にヴァルゴッタマといい、その傾向が一貫性をもって現れるといいますが、
>D9だけじゃなく他の分割図でも、星が被ればヴァルゴッタマ的になると考えてよいのではないでしょうか。
>そう考えると超スーパーウルトラハイパーヴァルゴッタマサイヤ人状態のケートゥが1室にある、
>よって霊媒体質という考え方は可能かと思います。
ほうほう!たしかに!!天秤座にKeが多いですね!!
たしか、ラオ先生の本で、「D9以外の分割図で、一緒の星座になってもヴァルゴッタマにはならない」と書かれていたんですが、もしかしたら、あべさんの考えはありかもしれませんね!
なかなか面白い考えでした!
今度、他の分割図で星が被っている人がいたら注意して見てみますm(__)m
>月と土星のかなり度数の近いコンジャクトは特徴的ですが、
>月と土星で霊媒的になる・・・というのは私は初めて聞きました。
>厭離を引き起こす、というのは確かにありますが、それと霊感は別でしょうし。
う~ん・・・そうですね。たしかに、土星+月で霊感は聞いたことがないですね。よく言われるのは、Ke+月で霊感ですね・・・
ただ、個人的にKeと土星って、なんとなく似ていると感じるもので・・・^^;
ちなみに、ラーフ+月で憑依体質は聞いたことがあります。(←たしか春日先生の本)
>単純に妹さんはスーパーサイヤ人ケートゥが1室にある。
>お姉さんは8室がスーパーサイヤ人。これが2人の霊媒体質の原因。
>共通する土星と月の絡みは厭離を引き起こし→出家と考えるほうが自然な気がします。
なるほど・・・
自分でも書いておいてなんですが、8室が強いと、やはり霊感は強くなるんですかね・・・
無料鑑定に来た半鐘さんは、8室がバカ強いですが、あまり霊感はなさそうです(地震がある日に眠くなるとは言ってましたが)
あべさんも、8室集中ということは、まずまず8室が強いんではないですか?
なのに霊感ゼロというのは・・・う~ん。^^;
>>月がムリチュかつ土星のアスペクトで憑依体質
>あべは月がムリチュほぼぴったりの度数かつ土星のアスペクトありですが、霊感ゼロです^^;
>生まれてこの方幽霊見たことありません。
>それよりも私自身厭離を引き起こしな傾向があるので、そちらに作用する気がします。
あべさんは、月がムリチュ+土星のアスペクトでしたか!
じゃあ、私の仮説は当たってませんね・・・しかし、偶然にもいいサンプルが得られて良かったです!(かなりレアな確率!^^)
ちなみに、つかぬことをお伺いしますが、あべさんの月はコンバーストしてますか?
>>3-11の星座交換
>・・・いったい何を意味するんだろう・・・うーん。。。謎だ。
俳優や芸能人に多いと聞きますが・・・この場合、全く関係なさそうですね。
2020.9から星座交換の時期(Su-Ju期)なんで、何が顕著に起こるか見てみます。^^
>お姉さんの性格はザ・射手座って感じですか。
>1Lの木星が高揚でいて座の性質が強まっているんですかね?
射手座っぽいですね!
陽気で行動的でカラッとしてます。個人的に火の星座って区別しにくいのですが、牡羊座ほど攻撃的ではなく、またみんなからからかわれたりして、獅子座のような威厳はありません。
>ところで、2室で家族と言えば、
>家族って2種類ありますよね。生まれたときの家族。結婚後の家族。
>2室ってどっちを指すのですか?
ハウスがライフサイクルを示しているとすれば、2室は生まれたときの家族でしょう。
2室は、身体を得た後(=生まれた後)獲得するものという意味があります。
そのため、「食・言葉・家族・富」のような象意があります・・・そう考えると、生まれたときの家族というのが合っている気がしますが・・・
8室(←7室から2室目)が配偶者の家族を示すということもありますし・・・
>最近拙ブログにてアインシュタインの鑑定をしてみたのですが
>http://abeyuki0122.blog.fc2.com/blog-entry-47.html
>2室が傷ついているアインシュタインは子供時代の家族はわりとよかったですが、
>結婚後の家族はぞんざいな扱いだった、あまり関心がないような感じだったみたいです。
>結婚後の生活は8室といいますが。。。
ブログ、拝見させていただきました。
結婚を示すナヴァムシャで、7L→8H、かつSa+Keのコンジャクトと、非常に悪いです。
また、8室も結婚生活に重要と言われますが、たしかに良くないですね。
2室は、結婚の鑑定にたまに使います(掲示板でもそう鑑定した例が2,3個あると思います。もちろん要因の一個としてですが)
私が結婚について2室を見るのは、家族という意味で見ているのではなく、どのハウスももその室から8番目の室の状態が大事といわれているからです。。
私は2室に火星が入っているんで、やっぱし結婚運悪いなぁと思って以来、他人の鑑定時にも良く2室は見るようになりました。
以下、インド占星塾にあった記事です。
—-
ベンより:
あるハウスから8室目に凶星が在住する場合、一般にそのハウスに影響を与えるのだろうか?たとえば、10室が職業なら、10室から8室目の5室に凶星があると、職業上の問題となるのだろうか?
フィンより:
ハイ、ベン。そのとおり。あるハウスから8室目に凶星が在住する場合、一般にそのハウスに悪影響を与えるというのは、古代のナディ文献に多く見られる、良く知られたな法則ですね。
この原則を当てはめると、12室に土星が在住している人は、つまり5室から8室目に土星が在住している人は、ナディ文献によれば、自分の葬式の喪主となるべき息子が出来ないってことだよ。ということは、娘しかいないと言うことで、あるいは、息子がいたとしても、その時期は別居していると言うことになるね。(ちなみに、自分も12室に土星があるが、やはり一人娘だね。)
Ben:
Do you think that malefics in the 8th from a particular house can affect that house in this way as a general rule? For example if career is the 10th, then would a malefic in the 5th (8th from the 10th) cause career problems?
Finn:
Hello Ben – Yes, the idea that malefics in the 8th from a particuler house has a harmful effect on that house, is a general rule, which can be seen in many of the ancient nadis.
By this principle, if a someone has Saturn in the 12th house, which is 8th from the 5th, then no son will be there to perform the burial rites of that person, according to the nadis. The may indicate that there will be only daughters, or perhaps the son will be elsewhere at that time.
(I have got Saturn in the 12th house, and I have an only daughter…)
——-
というわけで、アインシュタインは、ナヴァムシャの悪さと8室と2室の悪さが結婚生活に響いている気がします。
>水星と太陽だと2度ほどしかはなれてないってのはしょっちゅうあることなので、
>それに対して特別大きな苦労がある・・・という読み方は私はあまりしないです。私は確率を重視していますので。。。
ふむふむ、そうですか・・・
でもそれだと、水星のコンバーストには意味がないということになるのでしょうか?
確率論ということですが・・・
例えば、水星の体の象意を見てみると、「精神・神経、肺・皮膚・大腸・感覚器官」で、疾患が「精神病や神経疾患の他に、呼吸器系疾患・熱病・皮膚病・吃り・便秘・痔・癲癇・腹痛・難聴」です。
これらは、他の星の象意に比べ、比較的病みやすい部分ですが、確率論から言って、水星がコンバーストしやすいから、これらの疾患で悩む人が多いとも取れないでしょうか?
>非常に参考になりました。議論をすると、勉強になりますね。。。
そうですね!非常に勉強になってますm(__)m
またいつでもお越しくださいm(__)m
P.S.
あと、あべさんのブログをリンクに載せてもいいですか?
>Keと土星が似ている
なるほど・・・ケートゥは確かに火星よりは土星、
ラーフは火星に似ているというほうがしっくり来ますね!
確かに、私も8室は強いと思いますが、霊感ないし、
半鐘さんもないとなると、8室だけでは霊感にならない
8室は霊感の条件の一つで他に何かを組み合わせなければならない・・・のかもしれません。
なんだろう。お姉さんに特徴的なのはキャンセルのないケーマドルマ、
D9太陽と木星の星座交換、
月のムーラトリコーナ、
火星のヴァルゴッタマくらいでしょうか。
うーん今後の検証が必要ですね。
私の月は一応コンバストの度数範囲内ではありますが、結構離れてますね。
Keは1.5.9のアスペクトを考えるならば、月はアスペクトを受けています。
>ハウスがライフサイクルを示しているとすれば、2室は生まれたときの家族でしょう。
>ブログ、拝見させていただきました。
>結婚を示すナヴァムシャで、7L→8H、かつSa+Keのコンジャクトと、非常に悪いです。
>また、8室も結婚生活に重要と言われますが、たしかに良くないですね。
ご覧になっていただき、ありがとうございます。
確かにD9で8室が悪いですね。高揚土星とKeによる傷つき、7L水星も一緒に傷つきですね。。。
また、2室は結婚の7室から8室目、という考え方、
あるハウスから8室目という考え方、勉強になります。
>他の星の象意に比べ、比較的病みやすい部分ですが、確率論から言って、水星がコンバーストしやすいから、これらの疾患で悩む人が多いとも取れないでしょうか?
なるほど。確かにそうですね。。。今後検証を重ねたいと思います。
リンクに乗せても大丈夫です。
よろしくお願いいたします。
あべさん、返信ありがとうございますm(__)m
>確かに、私も8室は強いと思いますが、霊感ないし、
>半鐘さんもないとなると、8室だけでは霊感にならない
>8室は霊感の条件の一つで他に何かを組み合わせなければならない・・・のかもしれません。
おそらく、そうなんだと思います・・・8室+αが必要なのかもしれませんね。
このブログにたびたび登場する霊能力者のエドガー・ケイシーも8室集中です。(上に載せておきます)
また、彼の月は土星のアスペクトを受けてます・・・これはご姉妹、ならびにあべさんと同じです。
あべさん、もしかしたら、そのうち霊感が発揮されるんじゃないですか?^^
霊感は難しいですね。
あと誰がいるかな・・・宜保愛子とか、丹波哲郎のチャートでも見てみようかな(どちらも結構あやしそうですが^^)
今後、無料鑑定掲示板に霊感の強い人が来てくれるといいですね。
リンクの件、ありがとうございますm(__)m
載せておきますね。
はじめまして、そしていきなり横槍で申し訳ありません。
以前ISOP様に鑑定をしていただいたりょうです。
私は以前何人もの霊能者特にHONKOWAの寺尾玲子さんに、素質を指摘されたことがあります。
というのも幼い頃から色んな物を感じ、また、視たり聴いたりしていましたので。しかし長年、私は妄想と決めつけてきました。
素質を指摘されるきっかけとなったのは、2002年11月6日の父の急死で、寺尾玲子さんに手紙を出した所、ハッキリそれら体験が「霊」と言われたことです。
気配プンプンの生き霊も何回か視ましたし・・・オーラも視ようと意識すれば視えます。当たっているかどうかはまた別の話ですが・・・。
数日前だって、風呂あがりに足元に太さ23センチぐらいのニシキヘビの一部も視ましたし。
私の家、蛇塚の上に建っているのですよ。
主に霊相手に関わっていて、除霊浄霊体験も山ほどありますが、依頼者は居ないし、また同じような能力者も居ないので、やはり妄想に違いないでしょうが・・・。
でも、私のチャートでは8室には何もなく、やっぱり妄想なのかな、と思っている次第です・・・。
りょうさん、いらっしゃいませm(__)m
>私は以前何人もの霊能者特にHONKOWAの寺尾玲子さんに、素質を指摘されたことがあります。
ほほう!おもしろいですね!
でも、チャートからはあまり霊感を示すものはありませんね(ナヴァムシャの1室にKeぐらいです)
もしかしたら、ラグナが一個ずれてるかもしれませんね。
天秤座ラグナだと、8室にKeとなり、霊感が強いのかもしれません。
また、天秤座ラグナだとすると、創造の5室に仕事の星(10L)と表現の星(3L)が入って、美術系のお仕事が乙女座ラグナよりはっきりします。
一応、つじつまは合います。
まぁ、霊感を妄想と決め付けず、自分の能力の真偽を明らかにしてはいかがでしょうか?
霊感もあったらいいですが、あればあったで大変かな・・・^^;
あと、りょうさんのD10(dashamsha, dasamsa)チャート(←お仕事を示します)は、上にありますお姉さんのチャートとすごく似てますね。
月が牡牛座で高揚(ムーラトリコーナ)、木星が蟹座で高揚、山羊座に太陽・水星が同じ山羊座です。ラグナは異なりますが・・・
D10から見ると、りょうさんの仕事運は結構良さそうですが・・・10L、10Hはどちらも高揚!
でも、3-6L→10H、10L→8Hか・・・障害は多そう^^;
その、りょうさんのマークは、ご自分でお書きになった絵ですか?うまいですね!
その腕があるなら、ラインでスタンプ作ればいいのに・・・^^
ご返答ありがとうございます。
はい、私がアイコンを描きました。私はラインどころかスマホ契約していないほど(本も買えないです。インターネットでやっと)金銭に不自由しているので、難しいかと。
やはり弱いですよね。普段は視ないスタンスで過ごしているからでしょうか?
しかし昔の体験で、こんなことがありました。
父の初盆が過ぎたある夜、私と母は、車でドライブしながら買い物に行っていました。
もちろん、私は免許を持っていないので、母の運転です。
そうして、ある程度用が済み、寄り道に某ローカルスーパーに行きました。
ふと後ろを視ると、先ほどまで後ろの席に座っていた「父」が、しきりに後ろを振り返り、「あちゃー」という表情をして、座席からすり抜けて駐車場に出てしまいました。
もしかすると、後ろに何かがあるのかも知れないと思った私は、こんなことを母に言いました。
「・・・あ、お父さんが降りた。何か指示でもしてくれるみたいよ」
当時はまだ若干私の霊感に懐疑的だった母が、こう切り返して来ました。
「・・・じゃあ、お前の指示に従うから。お父さんが指示してくれるんやろ?」
「え・・・私(の霊感)を試すの?!」
「まあ・・・試しになるね。どうなっとる?」
「あ・・・・・・バックバックって指示し始めたで」
父は、ゆっくりと片手を何度も自分の方に振り、合図をしました。
と、その手が開き、そのまま平手を何回も押すような格好になったのです。
「あ、止めて止めて!ストップストップ!」
と私が叫ぶと、母は、慌てて車を止めて運転席から降り、車体の後ろの方に向かって歩きました。
「ちょ・・・りょう、りょう、こっちこっち、早う来てみ」
「な、なに?」
「ええから早く!」
何の事だか分からない私は取り敢えず、助手席を出て母の指差す方を見ました。
何と・・・
そこには店のカートが、無造作に置きっ放しにされているではありませんか!
しかも、車体後部スレスレの所です。もうちょっと止めるのが遅ければ、完全にぶつかっていた所でした。
「本当に、お父さん、今でも見守ってくれてるんや・・・」
母は半分涙声でそう言っていました。
反面、私は疑ってかかりました。
「ちょっと待って、サイドミラーとかでもこのカート見えへんかったん?」
母は呆れた表情をして、
「あほか。こんな暗いのに、車体より低いこんなカートが鏡に写るかってーの」
「・・・そりゃ、そうかな・・・」
しかし・・・
こういう、客観的に「見える形で」証明されたのは、これが初めてのような気がします。
普段は見えない形のまま、事が済んでいるのですから・・・
それと・・・何と、私が身に着けている翡翠のネックレス、先ほど、席から立ち上がった所でバラバラバラ―!とビーズが拡散・落下!糸が切れたみたいで先程までビーズを拾い続けていました。
よく着けているものに限って、こうなります。
まあ、もう慣れっこですけどもね。
ラグナはズレていないと思います。レクチファイの方法がわからないので放置です・・・。面倒そうですし・・・。
ISOP様に質問があります。
プロフィールのところに、出生時間が書かれてありますが、レクチファイ後と書かれていますよね。
レクチファイ前の出生時間とどれだけズレたのですか?
もしもISOP様がおっしゃるように私のラーシのラグナが一つ後にズレているのなら、レクチファイを受けてみたいなと思っているのですが・・・(もしそうなれば面倒押し付けることになりますしお金も掛かりそうですが)
突然申し訳ありません。
りょうさん、こんにちはm(__)m
>私はラインどころかスマホ契約していないほど(本も買えないです。インターネットでやっと)金銭に不自由しているので、難しいかと。
まず、経済状態からどうにかしたいですね^^;
今回の太陽のトランジットは月から3室でよい感じ・・・
ダシャーは土星-月期 (掲示板で土星-土星-月期と言いましたが、間違ってます。←出生時刻を間違えていたので)
一般には土星-月期は良くない時期ですが、
月は11L、土星から見ると2L→9H・・・
火星のアスペクトと6Hが気になるが、割と金運は良さそうな時期です。
改善していくといいですね。
パソコンを使った内職系もたくさんありますので、適したのを探して見てください。
りょうさん、タイピング早そうなので、ライティング系がいいかもしれませんね!^^
http://net-hukugyo.net/naisyoku.html
http://fukugyokasegikata.blog.fc2.com/blog-category-16.html
http://www.lancers.jp/lp/secondjob?ad_campaign=googleL_AL002_PC&gclid=Cj0KEQjwmLipBRC59O_EqJ_E0asBEiQATYdNh2VrRLerPQNlm9T2wZ86AooHIfIaPza1hcsm417jBgIaAjQ58P8HAQ
>プロフィールのところに、出生時間が書かれてありますが、レクチファイ後と書かれていますよね。
私は母子手帳がないので、母の記憶からだいたいの時間を割り出し、そこからレクティファイしました。だから、どれだけずれたのかは不明です。
私と、もう一人の占星術師がレクティファイして、時間がほぼ一致したので、割と正確だとは思っていますが、確証はありません。
また、ラーシ(本チャート)は、アガスティアの葉に書かれていたのと一致したので間違ってはないと思いますが、もしかしたら、分割図あたりは間違っているかもしれません。
りょうさんの場合、ラグナが星座のど真ん中なんで、ずれにくいとは思います(分割図は別)。
ただ、過去の例に、難産だった人が、明らかに星座丸々一個ずれているということがありました。(性格・星回り・ダシャーから言って、その方が整合性が取れました)
あと、出生時刻が適当そうな人は結構ずれます(出生時刻6:00とかピッタリな人は怪しい)
まぁ、りょうさんは当てはまらないと思いますが・・・
レクティファイして欲しいのでしたらトライしてみますが、これまでの人生の重要なイベントの日時を教えていただく必要があります。
あと、状況(家族・仕事・住まい・引越しなど)・性格なども必要です。
結構面倒ですので、お時間はかかります。(お金は要りません)
それでも良けれがやりますが・・・ただ、かなり苦手な分野です。^^;
やはり面倒くさいですよね・・・。うーん、どうしようかな・・・。
人生の大きなイベントを時系列的に書けば宜しいのですね?
因みに手つきはよくも悪くも器用です。性格は不安定でしょっちゅうネガティブな気分になり、悲劇のヒロインではないですがそれに近いです。
長所はちょっと自分ではよくわかりませんが、自分でも気まぐれだけど一つこのことになったら周りが見えなくなる、という事はよくあります(そして特に家庭にてトラブルを起こす)。
時系列的イベントは長いしプライバシーに関わるのでどうかと・・・ここで書くのでしょうか?
毎度毎度ご面倒をお掛けして申し訳ありません。
レクチファイに必要な事項すべてをメモ帳にコンプリートしました。
よろしければ私のところにメールを下さいませんか?プライバシーがかかっていますので・・・。
よろしければ、です。本当にご面倒をお掛けします・・・。
う~ん・・・
できれば、無料鑑定掲示板の方で公開にしてほしいのですが・・・
現在、メール鑑定等はしていないので・・・m(__)m
でも、ラグナど真ん中ですから、ラーシ(本チャート)については、難産でもない限り、まずずれないと思いますよ。
そうですか・・・メールで詳しいことをお知らせ(説明)して、掲示板かこのブログで見てもらいたかったのですが・・・。
一つ公に知られてはやばいことがあるので、それだけは削除してそれ以外の全てを掲示板で公開するつもりです。
因みに、難産ではなかったそうです。
西洋占星術の方でもどうも、進行法で一年ズレているようで・・・。
こんにちは。インド占星術は初学者のたけぞうと申します。
私は、ケイシーの研究は20年ぐらいしてきており、ケイシーのチャートのお話に興味を持ちました。
ちなみに、ケイシーはリーディングで、トランスサタニアンの影響をけっこう言及しており、そこは伝統的なインド占星術の方とは違いますね。例えば、ラオ先生はトランスサタニアンを見ることを批判しておられますが。
ちなみに、ケイシーは、アセンダントに天王星があり、ケイシー自身へのリーディングで、「この実体(ケイシー)は、海王星、金星、木星に加えて、最後に滞在した天王星の影響を完全に受けている」「天王星と海王星を伴う木星の影響力が、地球次元及び地上的な諸力への太陽の影響力の領域に入る時、そのような霊的な力によって偉大な発展の高みに到達することができる」(リーディングナンバー294-8より)というような言及があります。
一方、このようなトランスサタニアンの影響力は、インド占星術では見ないところですね。
そこで、ISOP様との違いは、もしかしたら、トランスサタニアンがおありかも、とか、前記リーディングなどを思い起こしたものでした。
ラオ先生は統計的に検証される方なので、トランスサタニアンの影響は統計的に処理されて、「意味がない」と結論付けておられるのでしょうか。
ミシェル・ゴークランのように。
その点は、気になっております。
つれづれに失礼いたしました。
たけぞうさん、はじめましてm(__)m
トランスサタニアンについては、個人的には非常に興味がありますが、如何せん、インド占星術ではそれを用いた鑑定例が少なすぎます。(←当然、古典にもない)
そのため、勉強の機会がなく、なかなか応用できるまでの知識が得られません。
ただ、ケイシーがそのように言っているのなら、これらの星もおそらく強い影響力があるのでしょう。
インド占星術にも取り入れられて、もっと研究が進むことを望みます。
ラオ先生のトランスサタニアンへの批判は、申し訳ありませんが、読んだことがありませんので、なんとも言えません。
しかしながら、日本ではラオ派で有名な清水先生の見解が載っていました。
http://astrodiary.blog114.fc2.com/blog-entry-570.html
まぁ、強烈に否定しているわけではなく、それよりも他にやることがあるといった印象ですね。
多くの情報、ありがとうございましたm(__)m
ISOPさん、こんばんは。
丁寧なお返事、恐縮です。
トランスサタニアンは、私はラオ先生、BVB系の本しか学んでおりませんので、検討事例は見たことがありません。
ラオ先生は、Kindleで清水氏による翻訳本が複数出ておりますが、けっこう随所でトランスサタニアンを見ることを邪道であると排しておられます。
「そうなのか〜〜」と思って、拝見していた次第でした。
清水氏の見解、興味深く拝読致しました。
ご紹介ありがとうございます。
私も、インド式で非常に深遠なる読みができることに、初学者として驚いており、ナヴァグラハで見られる世界の深さを、楽しみにしています。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
失礼いたします
追伸です。
私も、いつか取り入れられたり、検証が深まる日が来ることを夢想しております。
が、清水氏が「混ぜるのは良くない」とおっしゃるのは、とても大事なことでしょうから、「取り入れられること」は、夢想に止めておきます。。。
インド式・西洋式の違いを超えて、アセンダントと南中点に対する惑星の角度は同じですから、
ミシェル・ゴークラン式に、トランスサタニアンとアセンダント・南中点と、職業の相関関係などを統計的に見ていくと、一定の統計的有意差が検証できるのではないか、という夢想はあります。。。
エドガー・ケイシーのリーディングからすると、占星術やヒーリングなどの方面に関わる方のチャートと、そうでない方々のチャートの統計をとって、有意差があるかどうか、と。。。
妄想、失礼いたしました。
トランスサタニアンを研究し、使用していくのは、混用というよりは、正当な発展だと思います。
(そもそも天王星・海王星・冥王星が、西洋占星術のものと決まっているわけじゃないです。)
いつかインド占星術でもこれらを研究したいですね。
何か一つでも重要な法則が見つかれば、注目を浴びて、研究も一気に進むと思います。
(問題はこれらの惑星のダシャーがないことですな^^;)
ありがちなのが、古典至上主義で、そこに載っていないものは認めないという人々ですね。
個人的には、古典に載っていない真実はたくさんあると思っています。
古典がすべてを網羅しているわけではないです。
私は研究者なんで、実験(検証)事実が一番権威をもちます。
真実が一番重要なのであって、聖者の言葉ではありません。
真実より、聖者の言葉だ大事ということになると、教条主義であり、本末転倒なことになります。
何より、発展がありません。
ほとんどの物理法則は、聖者ではなく、人間の努力により見つけ、応用し、これだけ発展しました。
人間の研究と努力によっても、新しい法則が見つかると思います。
また、清水先生は、9という数字にこだわっていますが、12も美しいです。(12星座、時間で使われる12進法)
ここは特に問題ありません。
ただ、光の対応はどうなるのかなあ・・・
(※惑星は光の赤橙黄緑青藍紫・紫外・赤外に対応。天王星・海王星・冥王星は何色だろ?^^;)
やはり、古典にはトランスサタニアンが記載されていない(発見されていない)ので、それは現代的課題ですね。
ダシャーなどが、数十年先には発見されている、などとなったらすごいことです。
様々な角度から多数検証し、そこに何らかの意義が見出されるのであれば、それはやはり素晴らしいことで、動かし方さが見出されたのであれば、それが新しい古典になってゆきますね。
ISOP様のスタンス、共感いたします。
12は、大変素晴らしい数字ですね。
12宮を例にひくまでもなく、
12という数字の素晴らしさ、普遍性と広がりは、9に勝るとも劣りませんね。
惑星は、インド占星術では光の可視光線と紫外線赤外線に対応していたのですか。
存じ上げませんでした。
さて、どうでしょう。。。
まあ、もともとトランスサタニアンは肉眼では確認できなかったのですから、
不可視の波長が当てはまるのが適当かもしれませんね。。
素人の戯言、失礼しました。
>まあ、もともとトランスサタニアンは肉眼では確認できなかったのですから、
>不可視の波長が当てはまるのが適当かもしれませんね。。
なるほど・・・
とりあえず、ラジオ電波とX線とガンマ線を当てておきましょうか・・・^^
http://lamp-soujitu.com/akarinet_info2.html
どうも誤解されているようですので、わたしのスタンスを説明しておきましょう。
わたしは古典至上主義ではありません。
そもそもすべての古典を読んでいる訳でもありませんし。
インド占星術の場合、古典の位置づけは「出発点」だと思います。
古典から大きく離れるような自由かつ大胆な解釈はもちろん可能ですし、KNラオはそれを大いにやってきた先駆者とも言えます。
しかし常に古典(とくにBPHS)を出発点とする。
そういう不文律があります。
そして道に迷ったら、古典に戻ってやりなおせばいい。
古典は、そういう存在です。
ですから、根拠の乏しい、あるいは出所不明の不確かな知識を根拠に解釈を積み上げていくことにはとても慎重です。
また、インド占星術は100%純粋かというと、そうでもありません。
たとえば中世のときにイスラムから知識が入ってきています。
タージカ・システムがその代表です。
しかし時代の検証を経ていて、タージカ・システムの有効性は証明されています。
プラシュナにもタージカ・システムの知識が一部取り入れられています。
また、ブリグ・システムの知識もラオ先生は積極的に使っています。
要は、有効性が検証・実証されていれば、どの知識であろうと取り入れる用意があるということだろうと思います。
ラオ先生はその点に関してはかなり柔軟です。
しかしラオ先生は学問としての体裁を重視しているので、以下の条件のどちらかを満たしている必要があります。
①時代の検証を経ている。
②有効性が証明されている。
天王星・冥王星・海王星をインド占星術で使用することについては、インド占星術における検証がまったくなされていないとしてラオ先生は消極的です。
これは驚きました!
清水先生、初めましてm(__)m
コメント、ありがとうございますm(__)m
>どうも誤解されているようですので、わたしのスタンスを説明しておきましょう。
>わたしは古典至上主義ではありません。
>そもそもすべての古典を読んでいる訳でもありませんし。
古典至上主義とコメントしたのは、決して、ラオ先生や清水先生の事を指してではありません。
むしろ、ラオ先生はそういった古典至上主義に対して、反対の立場にある実証主義の人だと認識しています。
ラオ先生が、古典至上主義の方々に対し、苦言や非難を呈しているのも、本で何度か読みました。
誤解なされたのなら、申し訳ありませんm(__)m
>インド占星術の場合、古典の位置づけは「出発点」だと思います。
>古典から大きく離れるような自由かつ大胆な解釈はもちろん可能ですし、KNラオはそれを大いにやってきた先駆者とも言えます。
なるほど。ラオ先生に対する基本的な理解は同じです。
ラオ先生は、古典については、玉石混交と仰っていますね。
おそらく、時代背景が合わなくなってきたものもありますし、時代の流れで新しい職業や概念が生み出され、新たな解釈が必要とされるものもあるのでしょう。
そういう意味では、その時代にしか当てはまらない技法もあるのでしょう(もちろん、聖者だって間違える可能性もありますし・・・)
ラオ式のジャイミニ・システム、チャラ・ダシャーのように、ラオ先生が生み出した新しい技法があるのも、調査や検証を踏まえたうえで得られた、大きな先駆的成果だと思います。
話は変わるかもしれませんが・・・
ただ、その実証主義のラオ先生について、少し態度に違和感を感じているのは、宝石処方についてです。
かなり強い感じで宝石処方について反対されていますね。
ラオ先生は、どのような根拠をもって非難されているのかと・・・
科学的な裏付けや検証して、宝石処方を否定されているのだろうかと、少し疑問に思います。
正直、ラオ先生らしくないなと感じます。
「宝石処方は古典にないから間違いだ」と言うのは、あまり説得力を感じません。それはラオ先生自身が批判している古典至上主義ではないでしょうか?
宝石処方を否定したいなら、科学的な検証を得て、何の因果関係、何の効果もなかったと論証するべきではないでしょうか?
個人的には、検証されないうちは、肯定も否定もできないのではないかと思います。
私が推察するに・・・
ラオ先生は、宝石処方という名の元に多額のお金を払わされるなど、多くの騙される人を見てきたのだと思います。
そのラオ先生の良心が、宝石処方についての嫌悪感・拒絶感を産んで、このような発言をしているのではないかと思っています。
ただ、真実かどうかは、騙す人がいることとは関係がありません。
そういう騙す人たちとともに、真実の知恵まで葬り去るのは間違いだと思います。
科学の世界にも、エセ科学者や、ヤブ医者がいますが、かといって、科学や医療が否定されるものではないのと同じです。
宝石光線療法や光の医療への利用は多数の研究報告や事例があります。
一方で、効果がないとする反証の研究報告は、私の知る限りではありません。
そういった意味では、ラオ先生の主張の方が弱いと感じています。
私は推奨派でも、否定派でもありません。
実際に効果がないなら、ないでいいのです。
ただ、私はその真実が知りたいだけです。
ただ、なぜジョーティッシュが光の科学と呼ばれたか・・・
真実に対する目の役割をするというもの以上のものがあるのではないかと思っています。
それを調査・検証するためには、個人では限界があります・・・と言うか不可能です。
出来れば、BVBなどの大きな組織が医療機関と結びついて、大規模な調査・検証をしてほしいと思っています。(おそらく世界で唯一、BVBしかできないことだと思います)
>たとえば中世のときにイスラムから知識が入ってきています。
>タージカ・システムがその代表です。
>しかし時代の検証を経ていて、タージカ・システムの有効性は証明されています。
>プラシュナにもタージカ・システムの知識が一部取り入れられています。
お恥ずかしながら、私、一応メルマガを発行していまして、プラシュナを取り上げた時に、タジカ・システムについても取り上げました。(No39、40あたり↓)
http://indian-vedic-astrology.com/brog-1/mail-magazine-contents/
タジカ・システムは、ギリシャが発端だと思いましたが・・・
なんにせよ、有用なら西洋占星術や他の占星術との融合もあり得ると言うことですね。
>要は、有効性が検証・実証されていれば、どの知識であろうと取り入れる用意があるということだろうと思います。
それには大賛成です。
要は真実かどうかが大事ということですね。
ヨガナンダのお師匠さんのスリ・ユクテスワも
「どんな事柄に対しても、われわれの取るべき科学的態度は、それが真実であるかどうかということになければならない。」と仰っていますね。
http://jyotish.michiyuu.info/blog/c00/entry63.html
>しかしラオ先生は学問としての体裁を重視しているので、以下の条件のどちらかを満たしている必要があります。
>①時代の検証を経ている。
>②有効性が証明されている。
>天王星・冥王星・海王星をインド占星術で使用することについては、インド占星術における検証がまったくなされていないとしてラオ先生は消極的です。
なるほど・・・
私も一人の科学者として、見習わなけれなならない態度だと思いますm(__)m
ちなみに、ちょっと話はそれますが、現代の科学的真実とは以下を満たすことを指します。
①対象が何らかの方法で測定可能であること。
②定量性が議論できること。
③再現性があること。
④統計的な有意性があること。
⑤論理的な整合性があること。
インド占星術は、⑤が難しいですね^^;
なんで惑星配列が運命に影響を及ぼすか、また、それがどういう機序で起こるのか、科学的(論理的)に証明できる人はいないでしょう。(惑星からの放射線とか説明する人はいますが、観測した人はいません。)
ISOPさん
>古典至上主義とコメントしたのは、決して、ラオ先生や清水先生の事を指してではありません。
当方の誤解でした。
申し訳ありませんでした。
> ただ、その実証主義のラオ先生について、少し態度に違和感を感じているのは、宝石処方についてです。
> かなり強い感じで宝石処方について反対されていますね。
>
> ラオ先生は、どのような根拠をもって非難されているのかと・・・
> 科学的な裏付けや検証して、宝石処方を否定されているのだろうかと、少し疑問に思います。
> 正直、ラオ先生らしくないなと感じます。
宝石と処方に関しては、以下のようなイッシュー(問題点)があろうかと思います。
①占星術家としてのスタンスの問題
②宝石処方にまつわる諸問題
③処方に関する考え方
①占星術家としてのスタンスの問題
まず第一に占星術家としての領分をわきまえるということでしょうね。
わかりにくいかも知れないので、たとえば医療占星術について説明しましょう。
医療占星術(Medical Astrology)という分野があります。
こう書くと、占星術家は医者の代わりになれるかのような期待を抱く人がいるかも知れませんが、決してそうではありません。
占星術家は決して医者を演じるべきではありません。
たとえば、診断と治療は医者の領分であり、占星術家はそこを侵犯すべきではありません。
そのような行為は、医師法の制約下にあります。
医療において占星術家は、あくまでもサポートに徹すべきで、助言を与えるとしても、示唆を超えるものであってはいけません。
薬の開発と処方についても同様のことが言えます。
いうまでもなく薬の開発・製造・販売は薬事法等によって制約されています。
その処方は医師法の制約下にあります。
薬は、だれでも扱えるものではありません。
そこに占星術家の出番はありません。
宝石についても、その効果が期待されるのであればなおさら、同様のことが言えるのではないでしょうか。
ヨガナンダ著『あるヨギの自叙伝』にスリ・ユクテスワがヨガナンダにエメラルドを処方する場面が書かれてあります。
アーユルヴェーダでも宝石を使った治療法があるといいます。
それを根拠に、宝石の処方には理があるという議論があります。
そうかもしれません。
しかし、だからといって占星術家が好き勝手に宝石を処方していいとはなりません。
スリ・ユクテスワがヨガナンダにエメラルドを処方したのは、占星術家としての立場よりも、スピリチュアル・グルとしての立場からだったのでしょう。
アーユルヴェーダの施術で宝石を治療に使うとき、アーユルヴェーダ医師の立場としてそれを行っているはずです。
占星術家が宝石の処方を行うのは、もちろん違法ではないでしょうが、それはそもそも適切な行為のか? という問題です。
「違法ではないが不適切」かも知れない、といういわゆる「桝添要一的」な倫理の問題です。
占星術家は、医者を演じるべきではないし、スピリチュアル・グルを演じるべきでもありません。
占星術家は、その領分をわきまえる必要があります。
②宝石処方にまつわる諸問題
ご明察の通り、これは宝石処方にからむ詐欺行為のことです。
宝石はたいへん高価です。
しかしその真贋を見分けるのは、宝石の街ジャイプールで宝石商40年をやっているプロ中のプロが「正直、自信がない」と告白するくらい難しいとされています。
そこに詐欺行為が入り込む余地が出てきます。
今年になって鑑定をした関西に住む女性は、あるインド占星術家から数十万円の宝石を買わされ、そしてさらに80万円の宝石と100万円のヤッギャを購入させられるところでした。
そもそも宝石の真価がわかりません。
さらにそれに特別なエンパワメントが付加されているということで、すでに恐怖心を煽られて藁を持つ噛む思いで鑑定を受けている相談者は、言い値で買うしかありません。
このような被害が日本でも発生するようになってきました。
これが宝石処方にまつわる深刻な問題その1です。
その2は、宝石の処方がそれほど効果があるなら、もし処方を誤ったときに被害は生じないのか? です。
2009年3月、ラオ先生の自宅でBVB卒業生のアマン・グラッティの研究を聞く機会がありました。
グラッティは、TATAコミュニケーションの研究所で、身体が発するオーラを測定する研究をしていました。
「宝石についても、身につけた場合とそうでない場合について、全身が発するオーラの比較がおこなわれた。そして面白い結果が示された。それは、占星術的に相性の良い宝石を身につけているはずなのに、全身が発するオーラは逆に悪化しているという事実である。 これはどういう解釈が可能かという と、宝石はエネルギーを放射するだけでなく、吸収する性質もあるが、長い間身につけているうちに邪気を吸ってしまい、それが身体に悪影響を及ぼしているの ではないかということであった。したがって、頻繁に宝石を買い換えるならまだしも、そうでない私たちが、宝石の浄化の仕方をよく知らないまま長期間宝石を身につけるのはかえって危険であるというひとつの仮説が導き出された。」
http://astrodiary.blog114.fc2.com/blog-entry-204.html
ダイヤモンドやブルーサファイヤは宝石として高価であるだけでなく、その効果も高いと言われています。
その処方を誤ったときの身心への悪影響ははたしてどれくらいのものなのか?
もし宝石が良くないエネルギーを吸収し続けるとしたら、宝石を身につけ続けたとき、かえって身心に悪影響をもたらすことはないか?
そのとき、宝石を浄化をする方法はあるのか?
このような問題が科学的に解決されるまで、宝石の処方は慎むべきではないのか。
薬の開発・製造・販売にまつわる諸問題と同じではないでしょうか。
③処方に関する考え方
日本はいわゆる開運術ばやりです。
風水や祐気取りなどを含む開運術は無条件に歓迎されているようです。
インドにも一般的にそういうところがあります。
しかしインドの伝統的で正統なスピリチュアルなシーンや占星術においては、開運術に対してもう少し慎重な態度で臨む傾向があるようです。
過去生において積んだカルマの総量をサンチッタ・カルマと言います。
そのうちで今生に経験するカルマをプララブダ・カルマと言います。
開運術、あるいはインド占星術による処方は、このプララブダにおける悪影響を緩和する働きがあると期待されています。
もっとわかりやすく説明しましょう。
あなたが30年ローンを組んだとします。
あなたは、30年間にわたって月々一定の金額を返済しなければいけません。
ところがあるとき、何かの事情でローンの返済が難しくなってしまいました。
そこであなたはサラ金で金を用立てし、ローンに充てました。
当面のローン返済の問題は解決しましたがローンの総額は増えてしまい、30年で返済するはずのローンが31年に増えてしまうという結果になってしまいました。
ここでサラ金は開運術、30年ローンの総額はサンチッタ・カルマ、月々の返済額はプララブダ・カルマです。
開運術によってプララブダ・カルマは軽くなりましたが、カルマの総量(サンチッタ・カルマ)は増えてしまうという皮肉な現象が起きてしまいました。
これが、開運術における落とし穴です。
果たしてこれは良いことなのか、あるいは悪いことなのか?
それは人生の目的をどうとらえるかによります。
インドの伝統的で正統なスピリチュアルな見地から言えば、わたしたちは生まれかわるたび、その生に割り当てられたプララブダ・カルマを消化し、サンチッタ・カルマを少しずつ減じて最終的には0にする、それが転生の目的であり、それを魂の進化と捉えます。そのゴールは救済(解脱)です。
そしてそのゴールにできるだけ速やかに到達するために、課せられたカルマを良かれ悪しかれすべて喜んで受け入れるのがヨーギー(聖者)であり、良いカルマだけを受け入れて良くないカルマをできるだけ避けようとしてもがき、あがき、その結果かえってカルマの総量(サンチッタ)を増やしてしまうのがボーギー(凡人)です。
この辺の議論はKNラオ著『インド占星術で見るカルマと輪廻転生PART1: 占星術とカルマ』に書かれてある通りです。
そしてこの見地から見るなら、処方には次の2つがあります。
1)プララブダの消化に役立つ処方
2)プララブダの消化に役立たない処方
自ら唱えるマントラ、ストートラム、そして真剣な祈り、慈善活動(人助け)は、1)に該当します。
これは、KNラオ著『祈りの力』に書かれてある通りです。
一方、宝石やヤッギャ(護摩)などは2)に該当すると考えられます。
また、怪我を負ったときの手当や病気に罹ったときの治療なども、2)に分類できるかも知れません。
だから、聖者は怪我を負ったり、病気に罹っても、手当や治療を拒否することがあります。
しかし、それは一般人であるわたしたちにはとうていまねできる仕業ではありません。
したがって2)の存在理由はたしかにあると思います。
しかしできるだけ1)の処方を選択し、そしてそれが困難なときにだけ2)の処方を選択するというのは、賢明な選択であろうと考えられます。
さらに、これまでに説明してきた諸々の理由を勘案するなら、なおさらではないかと思われます。
ちなみに、BPHSのなかでは、1)の処方しか説かれていません。
> ヤブ医者がいますが、かといって、科学や医療が否定されるものではないのと同じです。
たとえヤブ医者がいても、いちおう個々の医師は医学界に所属し、医師法によって縛られ、一定の基準(スタンダード)が担保・維持されています。
占星術にはそういうものはありません。
そこが大きな違いではないかと思います。
医学界ができる前のアメリカでは、医療行為はだれでも行うことができたと言われています。多くのヤブ医者が暗躍し、アメリカの医療はたいへん乱れていたそうです。
そこで医学界を創設し、医師法を整備し、医療行為を制限した結果、医療費は高騰しましたが、医療レベルは向上したそうです。
ラオ先生は同様のことが占星術にも必要だと主張しています。
> お恥ずかしながら、私、一応メルマガを発行していまして、プラシュナを取り上げた時に、タジカ・システムについても取り上げました。(No39、40あたり↓)
> http://indian-vedic-astrology.com/brog-1/mail-magazine-contents/
>
> タジカ・システムは、ギリシャが発端だと思いましたが・・・
高名なサンスクリット学者(占星術家でもある)P.S.シャストリが次のように書いています。
“Dr.B.V.Raman’s Varshaphala follows the Tajika system as developed by Nilakantha and Kesava. This is evidently an import from Tazhakistan. The yogas have Arabic names and the aspects are those accepted by western astrology”
BVBでも一般にこのように理解されています。
> なんにせよ、有用なら西洋占星術や他の占星術との融合もあり得ると言うことですね。
融合というほどのものではなく、インドから見るともっぱら輸出過多(インドから出る一方)で、輸入(インドに入ってきたもの)は少なかった、とわたしは理解しています。
次の引用から判断できるとおり、インドから発生したものがイスラーム、そして西洋を経由してイスラームを経てインドに戻ってきたのがタージカ・システムのようです。
“The fourth greatest contribution is the Tajika system known to us chiefly through the works of Nilakantha and Kesava. This Tajika system is no other than the Progressed Horoscope, which is held by some today as the contribution of the Westerners. The progressed Horoscope of Varsha Kundali is Indian in origin and outlook; for the method of analysis is one of the chief contributions of the ancient Indians to all scientific studies.”
ヴァラーハ・ミヒラはその点、やや積極的にパーラーシャラに西洋的な視点も取り入れたとされていますが、それでも限定的です。
ヴァラーハ・ミヒラこそインド占星術の最大の貢献者だとする学者もいますが、そう言う人に限ってパーラーシャラの存在をまったく無視していたりします。そもそも占星術をあまり理解していなことが明白です。そのような人たちの意見や主張は参考程度に聞くことはあっても、重用する必要はあまりないのではないかと思います。
ひとつ前の投稿の修正と結論です。
1)プララブダの消化に役立つ処方
2)プララブダの消化に役立たない処方
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
1)サンチッタの消化に役立つ処方
2)サンチッタの消化に役立たない処方
結論:以下の理由から宝石の処方に関してBVBでは消極的なんだろうとわたしは類推します。(あくまでもわたしの考え)
①どういう立場で宝石の処方をするのか?
・スピリチュアル・グル?
・医師?
・その他?
②宝石は効果があるのか?
・宝石の処方の効果とその弊害についてまだよくわかっていない。
③宝石の効果をリサーチすることの難しさ
・逆効果をもたらすかも知れない宝石処方のリサーチをどのようにして行うのか?
・薬の開発に要するような施設・予算・人員が必要なのか?
④宝石の処方の優先順位は
・宝石を使わなければ改善できないことがあるのか?
・①~③の困難を克服するに値するような価値・可能性が、宝石の処方にあるのか?
清水先生
2周目の返信をちょくちょくしていきますm(__)m
階層がマックスなので、一個上の階層にリプライします。
>結論:以下の理由から宝石の処方に関してBVBでは消極的なんだろうとわたしは類推します。(あくまでもわたしの考え)
>①どういう立場で宝石の処方をするのか?
>・スピリチュアル・グル?
>・医師?
>・その他?
もちろん、インド占星術師としてでしょう。
チャートを見て処方するなどというのは、他の職業にはできないことです。
>②宝石は効果があるのか?
>・宝石の処方の効果とその弊害についてまだよくわかっていない。
その宝石の効果を知るために、研究するんじゃないのですか?
宝石の処方の効果と弊害が分かっていないから、研究し明らかにする必要があるのです。
逆に言えば、それが明らかになっていれば、もう研究する必要性などないということです。
BVBは教育機関であるとともに、研究機関でもあります。
よく分かっていないから、消極的などというのは、研究機関としておかしな話です。
分かっていないから積極的に実験・検証し、その効果を明らかにするというのが、研究機関の役目・存在意義ではないですか?
私は、大学では金属材料(その中の磁性材料)が専門でしたが、大学側が、金属も磁性もよく分からんからやめたとか、よく分からないから研究に消極的などとなったら、それこそ自分たちの使命の放棄というものでしょう。
と言うか、研究者ならば、分からないことがあるだけで、探究心・モチベーションが上がるというものでしょう。
私から言わせれば、分からないから消極的になるというような人は研究者ではないと思います。
>③宝石の効果をリサーチすることの難しさ
>逆効果をもたらすかも知れない宝石処方のリサーチをどのようにして行うのか?
>・薬の開発に要するような施設・予算・人員が必要なのか?
リサーチは、医療機関・製薬機関の実験手法を取り入れるべきでしょうね。
医療機関と一緒に研究できればベストでしょう。
逆効果をもたらすかもしれない薬剤の研究も、安全性を確保しながら行うことができます。
宝石は、副作用で言えば、薬ほど強くないと思われます(薬の場合は副作用で死ぬこともありますが、宝石はつけてすぐ死ぬということはないでしょう)。一般に宝石は売られ、皆自由につけているので、それほど大きなハードルもないと思います。検体の希望者を募れば、多くの人が手をあげてくれるでしょう。
ちなみに、私も検体になってもいいです。(月もラグナも太陽も蟹座なんで、土星は最凶ですよ!在住も12室!しかも3惑星を傷つけています!でかいサファイアだってなんだってつけますよ!^^)
また、すでに宝石をつけている人を対象にして、研究を進める手もあります。
予算は宝石が高いですが、宝石商を共同研究者に入れれば、安上がりで済みます。
宝石のいろんな効果が明らかになれば、宝石商にとっても悪い話ではないはずです(←効果が明らかになれば、売り上げも上がるし、薬として認められれば医療機関でも使われます)
>④宝石の処方の優先順位は
>・宝石を使わなければ改善できないことがあるのか?
>・①~③の困難を克服するに値するような価値・可能性が、宝石の処方にあるのか?
もちろん、その知見を得るために研究するのです。
前述しましたが、それが分かっているならば、もう研究する必要性などありません。
良く考えてみてください。
もし、宝石を使わなければ改善できない病気があったのなら、それは大きな知見です!
不治の病だったものが、治せるかもしれないのです。
どれほど多くの人が救われるでしょう。
清水先生が言うように、たしかに未来予測も大事でしょう。
でも、未来予測したって、変えられなければ、何の役に立つでしょう。
せいぜい心構えと、そういう法則があるのだなぁという感慨があるだけです。
ただ、マンデーンの災害予測は大事ですが、それでも数千人・・・占いなんて信じる人なんて少ないから、せいぜい数百人助けることができるかどうかでしょう。
医療はどうでしょう?
一度、宝石の効果が明らかになり、ある病気の医療法として、または薬剤として認められれば、数万、いや未来にわたりそれは続くから、数百万・数億の人を救うかもしれません。
私は、個人的には、宝石処方・医療は最もインド占星術を応用すべき分野だと思います。
日本におけるインド占星術の現状を、わたしはこのように理解しています。
日本では、インド占星術の全体像が把握できるだけのじゅうぶんな量の書籍がまだそろっていません。
それで、手頃な西洋占星術(おもに12星座占い)の知識で補おうとしているという感じがします。
しかし正直にそうはいわず、「東洋と西洋のいいとこどり」、つまりシナジーを狙っていると公言している場合が多いようです。
しかし、シナジーの効果が出ているかというと、実際はなかなかほど遠い。
インドと西洋を混ぜても結果が同じなら問題ないのですが、実際はそうなっていない。
すでに知っているものをなにかで代替するならわかります。
しかし、最初から「知らない」ものをなにかで代替する(補う)ことはむずかしい、というかそういことはそもそも可能なのか? であります。
だから、わたしたちの立場は、まずは知ることからはじめていこう、ということなんです。
おそらくそれは、すこしでも考えてみればわかることではないかと思います。
しかしこういう傾向はますます強まるばかりです。
アメリカのヴェーダ占星術が辿ってきた道に似ています。
マーケティングを優先すると、こうなります。
>日本におけるインド占星術の現状を、わたしはこのように理解しています。
>日本では、インド占星術の全体像が把握できるだけのじゅうぶんな量の書籍がまだそろっていません。
仰る通りだと思います。
日本人は英語の壁が大きいですから、それだけでディスアドバンテージがありますね。
皆、情報を得るのに苦労しています。
私もそれほど英語が得意な方ではありません(^^;
清水先生は何冊か翻訳本を出していらっしゃいますが、そういう意味でインド占星術を学ぶ人にとって、大きな助けになっています。
今後とも、何卒よろしくお願いします。
私も何冊か買わせて頂きました。
ありがとうございますm(__)m
>しかし正直にそうはいわず、「東洋と西洋のいいとこどり」、つまりシナジーを狙っていると公言している場合が多いようです。
>しかし、シナジーの効果が出ているかというと、実際はなかなかほど遠い。
>インドと西洋を混ぜても結果が同じなら問題ないのですが、実際はそうなっていない。
ふむふむ、なるほど。
ふたつ以上のグループが手を組むことで、悪い効果が生まれてしまうこともありますよね。
(「アナジー効果」、または「負のシナジー効果」と呼ぶそうです)
極めてから次の物に手を出さないと、すべてが中途半端になりますね。
ましてや、私を含む多くの日本人にとって、インド占星術は、まだかじった程度でしょう。
半端なものと半端の物を足しても、ロクなものは生まれないかもしれませんね。
ただ、少しトランスサタニアンを使っている人を擁護するとすれば・・・
おそらく、彼らの中でも、その有用性を主張したい人は少数派だと思います。
どちらかと言うと、彼らは積極的に使っているというよりは、「何か法則性は無いか?」「何かに使えないか?」と言うことを模索しながら使っているのだと思います。
要は、仮説と検証を、実践の中で行っているのだと思います。
もしかしたら、何か重要な法則に気づくかもしれませんし、そういう好奇心が強い方がいるのも良いことだと思っています。
トランス・サタニアンについて(続き)
もちろんわたしも、トランス・サタニアンについてどんどん研究してその成果を発表してほしいと思います。
もし、それらの有効性が証明されるなら、バールティーヤ・ヴィデャーバヴァンだってそれを認めるのにやぶさかではありません。
実際、バールティーヤ・ヴィデャーバヴァンの教官で私の最初の占星術の先生でもあった故MSメータは、マンデーン占星術を教えていましたが、マンデーンではトランス・サタニアンも見ることがありました。
ラオ先生が最も優秀な占星術家の一人であったと称賛するかれの母親は、インド占星術だけでなく、西洋占星術も研究していました。
しかし残念ながら
その分野においていまだに十分な成果が発表されていない。
まだ成果がない──そこが問題なのです。
トランスサタニアンが問題なのではありません。
もうひとつ
インド人がトランス・サタニアンの研究にあまり熱心でないもうひとつの、しかし重要な理由は、それよりも優先順位の高い、重要なコンセプトがまだインド占星術にはたくさんあるからなんです。
たとえば
ウパグラハ、シャドバラ、各種の分割図、100種類近くあるダシャー、そのほかにも未解決な問題や技法が山ほどあります。
そっちの方でみんな忙しい。
なので、トランス・サタニアンを必要とするほどの切迫した需要、あるいは喉の渇きというか渇望がたりない。
ところが日本では、知識に対する渇望は強いが、知識がまだほとんど日本に伝わっていない。
それで議論は自然と目の前にある大問題、すなわちトランス・サタニアンとかナクシャトラなどに集中している。
そういうふうにわたしには見えます。
>もちろんわたしも、トランス・サタニアンについてどんどん研究してその成果を発表してほしいと思います。
>もし、それらの有効性が証明されるなら、バールティーヤ・ヴィデャーバヴァンだってそれを認めるのにやぶさかではありません。
私も、それを望みます。
日本では、みちゆうさんが積極的に使っていますね。その有用性についても言及されています。
http://jyotish.michiyuu.info/blog/c01/entry58.html
事例を多く集めて、成果を発表してくれるといいですね^^
以下は私の勝手な妄想ですが・・・
科学技術が進んだ結果、この三惑星が見つかったということを推論すると・・・
従来は、生活もシンプルで職業も大まかに士農工商で分けられるような単純な時代だった訳ですね。だから惑星も9個ですんだ。
しかし、科学技術が進歩し、生活や職業が多様化・複雑化してきて、9惑星では足りなくなった。
神さまが、科学の発達とともに、ちょうどリンクして3惑星が見つかるように仕組んでいたのかもしれません。(神さま:「おまえら、9個じゃ足りねぇだろ。ほら、あと三つやるよ。」みたいな・・・^^)
>インド人がトランス・サタニアンの研究にあまり熱心でないもうひとつの、しかし重要な理由は、それよりも優先順位の高い、重要なコンセプトがまだインド占星術にはたくさんあるからなんです。
>たとえば
>ウパグラハ、シャドバラ、各種の分割図、100種類近くあるダシャー、そのほかにも未解決な問題や技法が山ほどあります。
>そっちの方でみんな忙しい。
>なので、トランス・サタニアンを必要とするほどの切迫した需要、あるいは喉の渇きというか渇望がたりない。
なるほど~・・・
要は、どこを掘っても宝の山なんで、トランスサタニアンごときには構ってられないということですね^^
ダシャーは100種ですか・・・私は使えるダシャーとしては3つしか知りません(^^;
インド占星術の広大さ・奥深さに驚嘆するばかりです!
同時に、その数々の技法が、早く明らかになって欲しいと思います。
また、日本人のインド占星術師のためにも、清水先生がいろいろ紹介していただくことを望む次第ですm(__)m
貴重なコメント、ありがとうございましたm(__)m
また、いつでもお越しください。
これからもよろしくお願いしますm(__)m
>事例を多く集めて、成果を発表してくれるといいですね^^
トランスサタニアンを使わないと説明できないようなものを中心に事例を集め、発表してくれるといいでしょうね。
トランスサタニアンは動きがとても遅いので、「~が~にあるとき~だった」というパターンだけでは、ちょっと弱いでしょうね。
あと、もうひとつぜひだれかに証明あるいは説明して頂きたいと思っていることがあります。
それは、トロピカルの西洋占星術で有効とされるトランスサタニアンと12サインのモダンの解釈が、どうして24°近くも座標がずれるサイデリアルのインド占星術でも有効で使えるのか?
それは、アヤナーンシャの24°とはいったい何なのか? という根本的な問題提起にもなっています。
たいへん興味があります。
初めまして。インド占星術を英書で独学で学んでいる者です。
議論の方向性が拡散しているようですが、元々トランスサタニアンから議論が始まったんですよね?
私もインド占星術の文脈でトランスサタニアンが使用される事に非常に違和感があるので質問を投げかけさせていただきます。
私のは清水さんとは少し違う観点からで、まず使用者、もしくはインド占星術でトランスサタニアンが有用であると主張する方たちはどの位置に立脚しているのですか?
インド占星術のチャートにおいて
1.トランスサタニアンは支配はするが在住はしない
2.トランスサタニアンは在住はするが支配はしない
3.トランスサタニアンは支配も在住もする
1.は見たことがありませんね。なので却下するとして、2.か3.となりますが私の個人的な見立てでは使用者の大半は2.をまた一部の使用者と将来的に有用と主張したい方たちは3.まで目指しているようです。
解説しなくてもわかると思いますが、2.は単純にトランスサタニアンがラーフとケートゥに近しい位置付けで在住しているハウス、それと絡み合う惑星(コンジャクションやディスポジター)で影響を考慮するというものです。
3.はモダン西洋占星術と一緒で天王星は水瓶座を、海王星は魚座を、冥王星は蠍座を支配し、かつ在住しているハウス、それと絡み合う惑星までの影響まで考慮するものです。
3.まで達すると正規の惑星が12に増えて土星・木星・火星の支配する部屋が減ってしまい、「旧チャート」で形成されるラージャヨガがされなくなったり逆に形成されてしまうといった事態を招きます。すると既存のインド占星術とは大きくかけ離れたものになってしまうのでそれを避ける為かチャートの添え物の様に置く、つまり2.が取られているようです。そのミチゆうとかいう人もその様ですね。
また清水さんが指摘されているもっと重要なファクターを無視するのはなぜか?という問題も避けて通ることは出来ません。清水さんが仰られるように「正規惑星」(ナヴァグラハ)の次に重要なのはウパグラハです。マーンディやグリカなどは非常に重要なウパグラハの例です。
http://hazratishq.blogspot.com/2012/11/gulika-in-vedic-astrology-and-how-it.html
リンクを見ていただければ分かりますがBPHSでも言及されていますし、グリカが関連するラージャヨガの記述さえもある古典もあります。
この様にウパグラハはBPHSから「最近の古典」まで言及され続けてきたのにもかかわらず、それらに一切関知せず、一切言及されないトランスサタニアンを使用するのか理解に苦しみます。
しかし日本でマーンディやグリカを使ったリーディングはまずお目にかかれませんね。私の力量で、またはそれにかかわらずこんな事を言うのは避けるべきかもしれませんが、あえて言うと単純に知らないからと推測します。
日本では清水さんの様な方は例外として、インド占星術の才能・実力とブログ等のネット上の発信能力は強く反比例すると感じます。hikariさんの様な方はブログも持たず黙りこけって勉強に打ち込んでいる間、その対極の方々が発信しまくるので必然的にそうなってしまいます。
日本語で書かれているブログを目にすると「モダン西洋占星術でインド占星術を模造したもの」が大量に検索されます。清水さんにどう違うの?と質問が寄せられるのも最もだと思います。単にサイデリアルでモダン西洋占星術をしているだけの粗悪品をインド占星術と謳っているのですから。
グリカに関して貼ったページの様なブログが、それを日本語で書かれたものがどのくらいありますか?って事なんですけど。
これに関しては清水さんに活躍していただくのはもちろん良いことです。しかし全面負荷掛けるのは違うのでhikariさんの様な方がもうちょっと表に出ていってくれないかなと思っています。そうでもしないと更に「モダン西洋占星術でインド占星術を模造した粗悪品」が拡散されてしまいますからね。
ぼやきで長くなってしまいましたが、トランスサタニアンの使用者または有用であると主張する方たちには1.から3.のどれに立脚しているのか?またなぜより重要なファクターのウパグラハを使用せずトランスサタニアンをしようするのか説明義務があると思います。
上でトランスサタニアンのダシャーとかまで言い出しているので3.を目指しているんでしょうかね?
これに関する見解をお願いします。清水さんはほぼ反対に近い懐疑派なので該当しませんが、何かこのコメントに関して見解があればお聞かせ願いたいです。無ければ無視していただいて構いません。
ISOP様
こちらの記事のご紹介ありがとうございます。
すごいです。驚きました。
皆様のコメントを読んでも、理解できないわずかな知識量でコメントするのは恥ずかしいのですが。
私は、ホロスコープ上で霊感があるかどうかを見る場合、霊とコミュニケーションをとるタイプ(体験型)と単に素通りするタイプ(見学型)に分けられるのではないかと考えています。
そして、体験型には水星が関連するのではないかと考えています。
霊体験をする時期(見学、体験ともに)は、水星を1室として12室目にいる惑星か、支配星などの絡みからから探れると考えています。12室目の根拠はよくわかりませんが、私を含む身近な人すべてに当てはまるからです(n=3と少ないですが)。
時期をみるには、ラーシとナヴァムシャの両方みる必要があると思います。
霊とのコミュニケーション方法は室で現れるのかな? と思っていますが、
室や星座や惑星の意味を把握しきれていないので、まだ検証できていません。
ケートゥは霊にあまり関連しないように感じます。
超能力とか、他の能力には関連するのかもしれませんが・・・よくわかりません。
霊に関連するとすれば、見学型かな? という印象です。
とても大雑把で申し訳ございませんが、こういう視点ホロスコープを読んでみたいと思っています。
これからもご指導お願いいたします。
ちゃびびさん
霊感については、私も興味があるので、ちょっと調べて、またブログにアップします。
ラオ先生の本に、霊感について書かれていた部分が結構あるので、今度まとめてみます。
よろしくお願いします。
清水先生
返信しようと思ったら、なぜかReplyボタンがないので、仕切りなおして、こちらから返信します。(おそらく、返信の階層がMAXに達したようです)
また、返信が長くなりそうなので、いくつかに分けて返信します。
>①占星術家としてのスタンスの問題
>まず第一に占星術家としての領分をわきまえるということでしょうね。
>①のスタンスの問題は
>医師法があるので、占星術師は診断・診療の権限はないということですね。
ふむふむ、なるほど・・・
でも、私がご提案したように、医療機関と結びついて研究したらどうでしょう?
あくまで、医療の診断・診療は医師の範囲として、占星術師はアドバイザー・研究協力者としての立場でサポートできるでしょう。
それぞれの領分を守り、かつ、医師の管理の元に安全を確保しながら、研究が可能です。
昔、占星術は医療と結びついていました。と言うか、医療の一分野でした。
アーユルヴェーダの一部に占星術があったと言います。
また、「医学の祖」と称されているヒポクラテスはこう言いました。
「もし、その医者が占星術を知らなければ、安全に医術を処方することはできない。」
ヒポクラテスが言及しているように、占星術はホロスコープを見ることにより、病気の発生以前から、病気を可能性を示唆し、その人が予防手段を講じることができます。
この知見が得られることは、医療に対しての貢献は非常に大きいものになるでしょう・・・これは、今の医療ではできないことです。
「分からないから、やめておこう」、「危ないから、やめておこう」というスタンスではなく、
「分からないから調査・追及し明らかにしよう」、「今のままでは危ないから、危なくないように調査・研究し、その効用を明らかにしよう」というスタンスの方が建設的であると思います。
分からないからやめておこうでは、発展はないように思えます。
>わかりにくいかも知れないので、たとえば医療占星術について説明しましょう。
>医療占星術(Medical Astrology)という分野があります。
メルマガで、今ちょうど扱っている分野です。
今で、第6回目になります。
インド人の書いた洋書を3冊ぐらい使用しているのですが、一つ言えるのは、説明が人により異なるという点です。
惑星の象意一つを取っても異なる記述が多く、西洋占星術からの情報をごっちゃにしている物もあります。
そのあたり、まだ学問としてのコンセンサス(意見の一致・共通理解)が得られていません。
>こう書くと、占星術家は医者の代わりになれるかのような期待を抱く人がいるかも知れませんが、決してそうではありません。
>占星術家は決して医者を演じるべきではありません。
>たとえば、診断と治療は医者の領分であり、占星術家はそこを侵犯すべきではありません。
>そのような行為は、医師法の制約下にあります。
>医療において占星術家は、あくまでもサポートに徹すべきで、助言を与えるとしても、示唆を超えるものであってはいけません。
>薬の開発と処方についても同様のことが言えます。
>いうまでもなく薬の開発・製造・販売は薬事法等によって制約されています。
>その処方は医師法の制約下にあります。
>薬は、だれでも扱えるものではありません。
>そこに占星術家の出番はありません。
>宝石についても、その効果が期待されるのであればなおさら、同様のことが言えるのではないでしょうか。
なるほど・・・仰る通りですが、医療機関のもとで行うのならば、その限りではないでしょう。
また、同様なことが言えると言うのなら、むしろ・・・
医療は医者で、薬は薬屋なら、宝石は占星術家になるのではないでしょうか?
チャートも全く読めない医者が、宝石を処方をするのは不可能でしょう。
もし、宝石処方が出来る可能性があるとするなら、それは占星術師ではないでしょうか?
もちろん、清水先生のおっしゃるように、占星術師が医者になれるわけではありません。(まぁ、医師免許をもつ占星術師の方もいますが・・・)
しかし、医者だって、いろんな分野のサポートで成り立っています。
臨床検査技師、X操作技師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、看護婦、保健師、助産師、MR・・・
医療機械メーカー、研究者・・・
診療行為に携わるのは、あくまで医者でも、そのサポートには多くの分野・職種の人が携わります。
占星術は、昔は医療の一分野であったと言います。
もし、有用性を立証し、学問的に確立されれば、占星術が医療をサポートする一分野にはなれる可能性があります。
>占星術家は決して医者を演じるべきではありません。
>たとえば、診断と治療は医者の領分であり、占星術家はそこを侵犯すべきではありません。
>そのような行為は、医師法の制約下にあります。
>医療において占星術家は、あくまでもサポートに徹すべきで、助言を与えるとしても、示唆を超えるものであってはいけません。
>薬の開発と処方についても同様のことが言えます。
>いうまでもなく薬の開発・製造・販売は薬事法等によって制約されています。
>その処方は医師法の制約下にあります。
>薬は、だれでも扱えるものではありません。
>そこに占星術家の出番はありません。
もう一つの問題は、宝石処方をどう取るかどうかですね・・・どういう位置づけ・スタンスでとるかは、その人の主観ではないかと思います。
例えば、単に、宝石処方を「お守り・開運グッズ」という意味合いで取ることも可能です。
いくら「医療は医者の役目だ」、「薬は薬剤師の役目だ」と主張しても、「宝石は開運グッズですよ、医療でも薬でもありません」と反論されたら、おそらく何も言えないでしょう。占い師を医師法違反、薬事法違反で訴えても、裁判で勝てないのは明らかです。(それだと、宝石商はすべて医師法違反・薬事法違反になります)
また、宝石処方を、いわゆる代替医療や健康法と取ることも可能です。
例えば、整体は整体師が行います。彼らは医者ではありません。
食品メーカーだって、健康にいいと言って、サプリや健康食品として売り出します。
彼らのお仕事に、医師の資格や、薬剤師の資格がいるわけではないです。
これは、科学的な裏付けがあるからです。効用と安全性が科学的に立証されていなければなりません。
宝石だって、同様のことが言えます。
宝石処方も同じような扱いになり得る可能性はあります。
効用・作用についてのエビデンスを取り、学問・知識として確立すれば、代替医療、健康法、医療の一分野の地位ぐらいには登れるかもしれません。
清水先生の仰るように、現状ではまだまだですがね・・・
はっきり言って、現状では全くコンセンサス(意見の一致・共通認識)がありません。
機能吉星をつけるべきだと言うところもあれば、凶星処方もOKというところもあります。
今のままでは、はっきり言って、学問として未熟すぎて、とても使えたものではありません。
>ヨガナンダ著『あるヨギの自叙伝』にスリ・ユクテスワがヨガナンダにエメラルドを処方する場面が書かれてあります。
>アーユルヴェーダでも宝石を使った治療法があるといいます。
>それを根拠に、宝石の処方には理があるという議論があります。
>そうかもしれません。
>しかし、だからといって占星術家が好き勝手に宝石を処方していいとはなりません。
>スリ・ユクテスワがヨガナンダにエメラルドを処方したのは、占星術家としての立場よりも、スピリチュアル・グルとしての立場からだったのでしょう。
これはどうなんでしょ・・・?
肝臓の病気を治すために、鉛と銀の腕輪をつけましたが・・・おそらく、病気を治すためというのが主な役割だったような感じです。
昔、記事として投稿していますのでご覧ください(↓)
http://indian-vedic-astrology.com/brog-1/2015/01/26/autobiography-of-a-yogi-1/
http://indian-vedic-astrology.com/brog-1/2015/02/01/autobiography-of-a-yogi-2/
この本には、その他にも、糖尿病の獣医や、結核になった弟子のサシや、チフスと麻痺になった妹のナリニを、宝石や腕輪などで治す例が載っています。
獣医に対しては、かなり嫌々処方をしています(^^;・・結局、獣医は言いつけを守らずに死んでしまいます。
また、「その後私は、ときどき友人の病気を治してもらうために彼らを先生のところへ連れて行ったが、先生はいつもこの星学の知恵の応用を賛美しながら、宝石や腕輪を用いることを勧められた。」と書かれています。
このあたりは、いろいろな人に処方をしているため、スピリチュアル・グルとしての立場からではないようです。
>占星術家が宝石の処方を行うのは、もちろん違法ではないでしょうが、それはそもそも適切な行為のか? という問題です。
>「違法ではないが不適切」かも知れない、といういわゆる「桝添要一的」な倫理の問題です。
仰るように、今のままでは“不適切”でしょう。
学問としてあまりに未開で、ある宝石ひとつとっても、その処方や効用について共通の理解が得られていないからです。
あまりに不完全であり、危なくて使えない状態だと思います。
でも、不適切なら、適切になるように研究すればいいのです。研究や検証を重ね、効用や安全な使用法を確立し、知識・学問として確立し「適切な」処方が出来るようにすればいいのです。
そうすれば、「適切」になるでしょう。^^
現状では危険な知識だからこそ、危険のないように研究し、その効果や副作用、危険性、効果を明らかにし、人類に対して有用な情報・学問とすべきではないでしょうか?
それが出来るのは、おそらくBVBが医療機関と結びついて、研究を行う場合だけではないでしょうか?
西洋諸国の医療機関が、占星術などというものに協力、または共同で研究するでしょうか?
唯一可能なのは、そういった深い学問にも敬意を払い、社会的にもある程度認知されているインドではないでしょうか?そして、それを行えるのは、大規模に行えるほど占い師の数がいて、他からも信頼と実績を上げているBVBだけではないでしょうか?
>占星術家が宝石の処方を行うのは、もちろん違法ではないでしょうが、それはそもそも適切な行為のか? という問題です。
>「違法ではないが不適切」かも知れない、といういわゆる「桝添要一的」な倫理の問題です。
蛇足ながら、もう一つ「不適切」ということに言及するとすれば・・・
そもそも、知識のある占星術師が規制・制限されて、何の知識もなく気ままに売っている宝石商は何も言われないのでしょうか?これは明らかに不合理でしょう。
何の知識もなしに売っている宝石商は、ある意味、危険な行為とは言えないでしょうか?
宝石商は世界中どこにでもありますが、それは占星術師から見れば、あたかも薬を何も知らない人が、薬局のように薬を並べ売っているようなものです。
それこそ、さらに輪をかけた「不適切」ではないでしょうか?
何も知らずに売っている宝石商より、占星術師のほうがまだ安全と言えるのではないでしょうか?
続きますm(__)m
ISOPさん、ありがとうございます。
論点が多いですね。
しかもやや前提に混乱があるかもしれません。
整理しながらいきましょう。
まず
ラオ先生の禁止事項についてはっきりさせておかなければいけません。
ラオ先生が「~はするな」というのは、かれの生徒に対してです。
ラオ先生の生徒が占星術を学ぶ上での注意点です。
KNラオを師と仰ぐ人はしたがえばいい。
そうでない人は、「そういう意見もあるのか」と受け流せばいい。
わたしも、KNラオを師と仰ぐ人を念頭にAstroDiaryの記事を書いています。
ISOPさんは大森さんの意思を継いでいるそうですが、大森さんは「ラオ式占星術を広めようとしていた」とすくなくともわたしは理解しています。
もしそうなら、ラオ先生の意見については、ISOPさんはできるだけその真意を汲み取り理解しようとする。
そのうえで、意見の異なるところは「KNラオはこう言っているがわたしはこう思う。なぜなら~」と書いて区別する。
あるいは、最初から書く場所を分けておく。
そうすべきだと思います。
そう思うので、わたしは先日来、ここに投稿してきた次第であります。
なぜなら、最近、わたしのところに占星術を学びに来る人たちから以下のようなことを聞くことが多くなりました。
「今まで出会ったインド占星術を学んだ方々からは、サイデリアル方式の採用とヨーガやダシャーと基本的な技法を使われてはいるものの、西洋占星術と対して違わない読み方をされていて返って混乱してしまいましたし、質問にも納得のいく答えが返ってこなくて、
~(略)~失望しておりました。」(引用)
「インド占星術を学びたくて紆余曲折あった末 先生に学びの門を叩いた私ですが、それまでに受けた様々な鑑定やクラス、ブログをみていて先ず疑問に思ったのが、西洋占星術とインド占星術での解釈の導き方がどう違うのか?でした。納得のいく答えを下さる方は、残念ながら今まではいらっしゃいませんでした。」(引用)
これはもちろんISOPさんのことではありません。
一般的な傾向として、ラオ式占星術を教えるといいながら、あるいはそうによわせておきながら、実際はずいぶん違うというケースが増えてきているような気がします。
さて、論点が多いので、ひとつずついきましょう。
>分からないからやめておこうでは、発展はないように思えます。
おっしゃるとうりです。
しかし、宝石処方の有効性に関する疑義が多く、コンセンサスもまだ得られておらず、その一方で悪用されるリスクが圧倒的に高い、だから手を出すな、ということであろうと思われます。
じゅうぶんな時間・資金・人材がそろっているなら、宝石の処方に関する研究もやぶさかではないのでしょう。
しかし「優先順位が低い」というのが結論であろうと思われます。
だから拙速に宝石処方に手を出して知らず知らず詐欺行為に荷担することがないように生徒に警告を発している、とわたしは理解しています。
>インド人の書いた洋書を3冊ぐらい使用しているのですが、一つ言えるのは、説明が人により異なるという点です。
>惑星の象意一つを取っても異なる記述が多く、西洋占星術からの情報をごっちゃにしている物もあります。
>そのあたり、まだ学問としてのコンセンサス(意見の一致・共通理解)が得られていません。
おっしゃるとおり、「医療占星術」という分野は、あるようでまだないのが現実です。
ほとんどすべてのテーマについてまだコンセンサスが得られていません。
つまり、コンセンサスが得られるほどのリサーチはまだ行われていないということです。
「医療占星術の書籍のなかで、使えるものはほとんどない」
「チャラクの”Medical Astrology”すら、まったくそのタイトルに値しない」
ラオ先生はこう言います。
Drチャラクはいくつか書籍を書いていますが、そのネタの源泉はすべてKNラオです。
ラオ先生が90年代、チャラクを育てようとしてアメリカ・ツアーに同行させたり、ネタを提供して書籍を書かせたとことはBVBでは有名です。
その後、チャラクは訳あってBVBを放逐され、そして医療占星術を発展させることなく現在に至っています。
わたしは2006年にチャラクが主催したヒマラヤ・セミナーに参加したことがあります。
チャラクは医療占星術を担当しましたが、かれの講義はすでにかれの書籍に書かれた内容を超えるものではありませんでした。
医療占星術の研究は、重要かつ急を要するサブジェクトです。
しかしそのテーマは広範で多岐にわたり、しかも生理学・解剖学・薬理学などの知識を要する最も難解なテーマです。
BVBをもってしても、一部の有志の教官のみがゆっくり時間をかけて地道に医療占星術の一分野のリサーチをほそぼそと進めているにすぎません。
そういう現状にあって、宝石の処方のリサーチよりも医療占星術のリサーチの方が優先されていることはしかたがないことでしょう。
>なるほど・・・仰る通りですが、医療機関のもとで行うのならば、その限りではないでしょう。
相手のあることなので、BVBの働きかけだけでは実現は難しいでしょう。
医療機関の側からの積極的な働きかけ、つまり理解と予算と結果に対するポジティブな見込みがあったうえでの積極的なコミットメントがなければ共同研究はかないません。
すでに書いてきた通り、現状では、宝石の処方よりも医療占星術に関するリサーチが圧倒的に優先されています。
しかし医療機関との協力関係は医療分野においては少しずつ行われるようになってきたと聞いています。
わたしが知っているだけで次のようなものがあります。
①医科大学の院生たちが、子供が生まれるタイミニングに関する研究の予算が降りたので、ラオ先生に助言を求めてきた。
②V.グプタというBVB教官が、がんの研究をある医療機関と協力して進めていた。
③バーラナシ・ヒンドゥー大学の病院が占星術外来を昨年から始めた。
> 医療は医者で、薬は薬屋なら、宝石は占星術家になるのではないでしょうか?
> チャートも全く読めない医者が、宝石を処方をするのは不可能でしょう。
> もし、宝石処方が出来る可能性があるとするなら、それは占星術師ではないでしょうか?
もちろんです。
「医療占星術は占星術を学んだ医師が行うべきだ」というのがラオ先生の持論です。
たとえ占星術を知っていても、処方の対象(とくに病気)となるテーマに関する知識と理解がなければ正しい処方ができません。
「宝石は占星術家になる」というのは必要条件ではありますが、十分条件ではないでしょう。
>宝石処方を「お守り・開運グッズ」という意味合いで取ることも可能です。
おっしゃるとおりです。
そこが実は問題なんですよね。
「お守り・開運グッズ」といいながら、うん十万円ふっかけてくる。
どっちなんだ!?
売るときは「効きますよ…」と藁にもすがろうとする相談者に思わせて買わせる。
しかしあとで問題化したら、「お守り・開運グッズですから…」と言い逃れる。
だから、ラオ先生は「ポップ占星術は不要だ」としています。
>肝臓の病気を治すために、鉛と銀の腕輪をつけましたが・・・おそらく、病気を治すためというのが主な役割だったような感じです。
知っています。
19世紀くらいまでは、聖者はすべての問題について解決策を持っていることを期待されていたと思います。
ユクテスワはおそらく医者ではなかった。
しかし医療行為を行うにあたってスピリチュアル・グルとしての立場が与信的なはたらきをしていただろうと想像されます。
いずれにせよ、古代は医師も占星術家も司祭もすべてバラモンが担っていたと思います。
しかしいまとは時代が違います。
昔は占星術家が何でもできたかも知れないし、そう期待されていたかも知れませんが、現代のように専門が細かく分岐し、高度に発達した時代にはあてはまらないでしょう。
あと、ユクテスワは占星術家としてほんとうに優秀だったのか?といった問題も実はあります。ユクテスワのアヤナーンシャというのがあります。だれにも使われていません。しかし実はユクテスワも使っていなかった?というはなしもあります。
https://ashevillevedicastrology.wordpress.com/2012/03/08/257/
ユクテスワについてははなしがいろいろと混乱していますね。
わたしはあまり関心がないので詳しいことは知りませんが…。
>それが出来るのは、おそらくBVBが医療機関と結びついて、研究を行う場合だけではないでしょうか?
残念ですが、そして繰り返しますが、優先順位はかなり低いと思います。
もっとリソースがあればはなしは別なんでしょうが…。
>何も知らずに売っている宝石商より、占星術師のほうがまだ安全と言えるのではないでしょうか?
これも立場をわきまえるということでしょうね。
ラオ先生の生徒に対して、「宝石の処方に手を出すな」と助言するのは問題ないでしょう。
しかし宝石商に対して「宝石を売るな」とは言えないでしょう。
もちろん世の中から宝石がなくなれば宝石処方の詐欺はなくなります。
しかしそれはまったく別の問題でしょうし、極端なはなしです。
清水先生
>ISOPさんは大森さんの意思を継いでいるそうですが、大森さんは「ラオ式占星術を広めようとしていた」とすくなくともわたしは理解しています。
私は、意思を継いでいるというような大それた考えは持っていません。
私の乏しい英語力や鑑定力、知識では、大森さんの行ってきたレベルには到底追いつけません。
そういう意味では、彼の意思を継ぐような技量・能力は持ち合わせていません。
大森さんは、多くの情報や無料掲示板を無償で提供してくれていました。
非常に多くの翻訳(主にJOA)もしてくれていました。
また、ラオ先生の本の邦訳は大森さんが初めてでしょう
大森さんがいなければ、何も始まらなかったでしょう。
彼への感謝の気持ちは大きいです。
私もインド占星術に対して、少しでも貢献できればと思い、サイトを立ち上げました。
まぁ、インド占星塾の無料鑑定室がなくなったので、自分のスキルアップの場がなくなったというのも大きかったです。
また、皆からの要望もありました。
当サイトの基本的なコンセプトは、以下に書いてあります。
http://indian-vedic-astrology.com/introduction.html
上記にあるように、ラオ式を教えるとは書いていません。
大森さんはラオ先生の翻訳がほとんどでしたが、私はラオ先生だけとは限りません。
それは、前回お話した通りです。
私は、ラオ先生だから全部正しいとは思っていませんし、考えの違いもあります。
うちゃさんの「田中好子さんの出生時間」のコメント欄に、オベロンさんと、清水先生の興味深い発言がありました。
オベロンさんが
『私は本田さんがこう言ったから清水さんがこう言ったからといって、何も疑わない姿勢を好ましく思っていません。
ラオ先生のところの情報価値は高く有益ですが、私の判断では一つも逃さずになにもかも正しいとはしていません。』
と発言し、それに対して、清水先生も
『なので、私などがいまさら言うまでもないことですが、
みなさんも、みなさんご自身で検証をする姿勢をいちばん大切にしてください。
だれがこういったから、とかではなく。 』
と仰っていますね。
http://ucha.blog19.fc2.com/blog-entry-744.html
非常に共感する発言でした。
基本的に、私は同じ姿勢だと思います。
そういう意味では、当サイトはラオ先生一辺倒ではなく、インド占星塾とは似て非なるものです。
いろんな技法や情報を紹介し、個人の判断・検証を促すというスタンスです。
ラオ先生の推奨しない宝石処方やその他の開運法もやるし、はてはKPアストロロジーなんかもやるかもしれません。(※たしかラオ先生はKPに否定的だったと思います)
そのため、ラオ式のプロモートとという意味では、当サイトは清水先生のご期待には添うものでないかもしれません。
その点は、大変申し訳ありませんm(__)m
ただ、無償で実践の場を提供したり、情報を提供したりという、その部分だけは、大森さんを見習って続けていきたいと思います。それが私なりの、彼への恩返しです。
ただ、ラオ先生以外にも取り上げるとは言いましたが、実績や書籍量から言っても、実用度から言っても、ラオ先生の本、またはそのお弟子さんからの引用・紹介が中心となると思います。
続きですm(__)m
>「医療占星術の書籍のなかで、使えるものはほとんどない」
>「チャラクの”Medical Astrology”すら、まったくそのタイトルに値しない」
>ラオ先生はこう言います。
>Drチャラクはいくつか書籍を書いていますが、そのネタの源泉はすべてKNラオです。
>ラオ先生が90年代、チャラクを育てようとしてアメリカ・ツアーに同行させたり、ネタを提供して書籍を書かせたとことはBVBでは有名です。
>その後、チャラクは訳あってBVBを放逐され、そして医療占星術を発展させることなく現在に至っています。
ガーン・・・(T_T)
今、メルマガで取り扱っているのが、チャラク先生の「Medical Astrology」でした。
ダメ出し食らってしまった・・・(T_T)
まぁ、他の本も2冊使っていますが、チャラク先生がメインです。
医療占星術は、あまりいい本がありませんね(T_T)
>そういう現状にあって、宝石の処方のリサーチよりも医療占星術のリサーチの方が優先されていることはしかたがないことでしょう。
あ、申し訳ありません。
私は「宝石光線療法の奇跡」と言う本を読んでから、宝石処方=医療占星術というイメージが強くて、ほぼ同義で書いていました。
宝石処方といっても、医療以外も使えますもんね。^^;
逆に、医療占星術といっても、時期から、結果から、部位から、病気の種類から、いろいろですもんね。^^;
使用する言葉の定義がはっきりしてなくて、申し訳ありません。
私が「宝石処方」と書いた時は、「医療占星術における宝石処方」という意味で捉えてくださいm(__)m
>しかし医療機関との協力関係は医療分野においては少しずつ行われるようになってきたと聞いています。
>わたしが知っているだけで次のようなものがあります。
>①医科大学の院生たちが、子供が生まれるタイミニングに関する研究の予算が降りたので、ラオ先生に助言を求めてきた。
>②V.グプタというBVB教官が、がんの研究をある医療機関と協力して進めていた。
>③バーラナシ・ヒンドゥー大学の病院が占星術外来を昨年から始めた。
それは耳寄りな情報です。
もっと医療占星術が発展して行ってくれればと思います。
宝石処方は優先順位が低いとのことで、それはちょっと悲しいですが・・・^^;
以下は聞き流していただいて結構ですが・・・
私は、スリ・ユクテスワの宝石処方もそうですが、他にも「宝石光線療法の奇跡」という本にも、光による何十もの治療例が載っています。
http://indian-vedic-astrology.com/brog-1/2014/09/13/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95%E5%8D%9A%E5%A3%AB%E3%81%AE%E5%8C%BB%E7%99%82%E3%81%A8%E5%AE%9D%E7%9F%B3%E5%85%89%E7%B7%9A%E7%99%82%E6%B3%95-%E2%91%A0/
また、ライフ博士という方がいたのですが、光を使った治療法を編み出しています。
http://www.thinker-japan.com/life.html
ガン100%治ったということで、恐るべき治癒率です。
私は、こういう一連の情報を読むと「光」または「宝石」による可能性を感じずにはおれません。
研究費があれば、自分で実験するのですが・・・
もし、行うならば実験的には以下のようになります。
①プリズムを使って、単色光(=波長・周波数のそろった光)を取り出します。
②その様々な単色光を、培養した様々ながん細胞やウイルスにあてると、ある波長の光だけが共振作用して、ガン細胞やウイルスを破壊します。
③そうやって、ガン細胞・ウイルスごとに効果のある波長の光を求めます。
④それが求まったら、対応する患者にその波長の光を当てて効果を見ます。
それほど、難しい実験ではないと思います。
>あと、ユクテスワは占星術家としてほんとうに優秀だったのか?といった問題も実はあります。
う~ん・・・それほど多くの鑑定例が載っているわけじゃないですが、
ヨガナンダの病気の種類と時期を完全に予測し、治る日数までピタリと当て、処方で完全に治した・・・これは、優秀すぎるというか、聖者の領域でしょう。ナリニや獣医の話もあります。
もちろん、ヨガナンダが嘘や誇張をして書いていなければですが・・・
>ユクテスワのアヤナーンシャというのがあります。だれにも使われていません。しかし実はユクテスワも使っていなかった?というはなしもあります。
スリ・ユクテスワのアヤナムシャについては、以前、当ブログでも少しだけ紹介していました。
ラーマンと非常に似ていますね。
http://indian-vedic-astrology.com/brog-1/2015/08/30/ayanamsa/
ラオ先生は、ラーマンのアヤナムシャに対して否定的でしたが、このお二人が似通っているとなると、ちょっと検証してみる必要もあるかなと思っています。
続きです。
論点ががどんどん広範囲になって行きますね・・・収拾がつくのか心配です(^^;
>②宝石処方にまつわる諸問題
>ご明察の通り、これは宝石処方にからむ詐欺行為のことです。
>宝石はたいへん高価です。
>しかしその真贋を見分けるのは、宝石の街ジャイプールで宝石商40年をやっているプロ中のプロが「正直、自信がない」と告白するくらい難しいとされています。
>そこに詐欺行為が入り込む余地が出てきます。
>今年になって鑑定をした関西に住む女性は、あるインド占星術家から数十万円の宝石を買わされ、そしてさらに80万円の宝石と100万円のヤッギャを購入させられるところでした。
>そもそも宝石の真価がわかりません。
>さらにそれに特別なエンパワメントが付加されているということで、すでに恐怖心を煽られて藁を持つ噛む思いで鑑定を受けている相談者は、言い値で買うしかありません。
>このような被害が日本でも発生するようになってきました。
>これが宝石処方にまつわる深刻な問題その1です。
どんなものにも二面性があります。
科学技術も、人を豊かに、また便利にしましたが、戦争の道具にも使われました。
医療も臓器移植が発達した時、病気に苦しむ人々を多く救いましたが、闇の臓器売買や人身売買で殺される事例が増加しました。
人が何か手に入れると、何かを失っているのかもしれません。
インド占星術も同じような事態を生み出しているのでしょう。
科学技術の発達もそうですが、人のモラルも同時に発達していかないと、大きなしっぺ返しが来ると言うことですね。
また、この問題については、前述しましたが、問題を分けるべきだと思います。
詐欺行為は、宝石処方自体の真偽や有用性の問題ではなく、人のモラルの問題です。
宝石処方や医療占星術が真実かどうかは、騙す人がいることとは関係がありません。
そういう騙す人たちとともに、真実の知恵まで葬り去るのは間違いだと思います。
「保険金詐欺をする人がいるから、保険と言う制度を捨てましょう」とならないのと同じです。
モラルの悪い人がいるなら、できる限り、法制度で取り締まったり、情報喚起するべきでしょう。
これは、清水先生が後述している「免状・資格」などの発行により、ある程度抑えられるかもしれません(※まぁその前に、ちゃんとした学問として成立させなければなりませんが)
また、相手が間違っていることを指摘・非難するためには、自分が正しい知識を持っていなければなりません。
宝石処方をする人を「危険だ」・「不確かだ」と非難しますが、そもそも、 本当に彼らは間違っているのでしょうか?相手はどこかで知恵を得て、正しいのかもしれませんよ。
自分たちが、間違っているか、正しいかもわからないのに、相手が間違っているということは立証できないと思います。
その意味でも、宝石処方や医療占星術の研究が必要だと思います。
>その2は、宝石の処方がそれほど効果があるなら、もし処方を誤ったときに被害は生じないのか? です。
>2009年3月、ラオ先生の自宅でBVB卒業生のアマン・グラッティの研究を聞く機会がありました。
>グラッティは、TATAコミュニケーションの研究所で、身体が発するオーラを測定する研究をしていました。
>「宝石についても、身につけた場合とそうでない場合について、全身が発するオーラの比較がおこなわれた。そして面白い結果が示された。それは、占星術的に相性の良い宝石を身につけているはずなのに、全身が発するオーラは逆に悪化しているという事実である。 これはどういう解釈が可能かという と、宝石はエネルギーを放射するだけでなく、吸収する性質もあるが、長い間身につけているうちに邪気を吸ってしまい、それが身体に悪影響を及ぼしているの ではないかということであった。したがって、頻繁に宝石を買い換えるならまだしも、そうでない私たちが、宝石の浄化の仕方をよく知らないまま長期間宝石を身につけるのはかえって危険であるというひとつの仮説が導き出された。」
これは、有用な情報だと思います。
じゃあ次は、どういう浄化が適切なのかという問題に取り組めばいいのです。
例えば・・・
・洗浄し、汚れを取り払う
・牛乳に浸す
・牛のおしっこにつける
・祭壇に掲げマントラを唱える
・ローズウォーターにつける
・月や太陽の光にあてる
・・・
これらを処方し、再度つけてみて、同様の測定においてオーラが減少しなくなったものが、有効な浄化法ということになります。
要は、問題点があるからダメではなく、それを解決するために調査・検証すればいいのだと思います。
まぁ、私が研究者だから、こういう考えなのかもしれませんが・・・
>ダイヤモンドやブルーサファイヤは宝石として高価であるだけでなく、その効果も高いと言われています。
>その処方を誤ったときの身心への悪影響ははたしてどれくらいのものなのか?
>もし宝石が良くないエネルギーを吸収し続けるとしたら、宝石を身につけ続けたとき、かえって身心に悪影響をもたらすことはないか?
>そのとき、宝石を浄化をする方法はあるのか?
>このような問題が科学的に解決されるまで、宝石の処方は慎むべきではないのか。
>薬の開発・製造・販売にまつわる諸問題と同じではないでしょうか。
基本的には同意見ですが・・・
清水先生と私で、一つ考えの違いがあるとすればスタンスの違いです。
このような浄化の問題を含め、科学的に問題があるという意見には完全に同意します。
でも、私は、「だから宝石処方をやめよう」ではなく、「だから解決するように研究しなければならない」という考えを持ちます。
その処方を誤ったときの身心への悪影響ははたしてどれくらいのものなのか?→ぜひ、それを調べましょう!私も検体の一人にしてください!でかいサファイアつけますよ!^^
もし宝石が良くないエネルギーを吸収し続けるとしたら、宝石を身につけ続けたとき、かえって身心に悪影響をもたらすことはないか?→ぜひ調べましょう!
>そのとき、宝石を浄化をする方法はあるのか?→とても興味深いです!ぜひ研究しましょう!
「誰かが確立してくれるまでは控えるべき」ではなく、「自分たちが確立する」のです。
たとえば、マイナーダシャーの使い方を確立するよりも、これらの知識を確立できた方が、人類への有用性・貢献度は非常に大きなものになるのではないでしょうか?
>薬の開発・製造・販売にまつわる諸問題と同じです。
根本は、清水先生と同じ考えです。
薬のように、効用や副作用が分かっていなければ危険でしょう。
でも、私は、「だからやめよう」、「控よう」ではなく
だから、研究し、安全性・効用・副作用を完全に明らかにしようというスタンスです。
薬の開発・製造に携わる人は、薬に関してそういうスタンスでしょう。
薬に関する諸問題と同じと仰られるなら、私たちも、宝石や医療占星術について、同じようなスタンスになるべきなのではないでしょうか?
専門のはずである占星術家が、「分からないから、危険だから、宝石は控えよう」などと言うのは、
薬研究者・薬剤師が「薬は良くわからんし、危険だからやめましょう」というのと同じです。
清水先生 こんばんは
清水先生の翻訳本とISOPさんの無料掲示板で勉強させていただいております初学者です。
少し疑問に思ったことについていくつか質問させていただいてもよろしいでしょうか?
お答えいただける範囲で結構です。
① 日本のインド占星術について
よく翻訳書の後書きで日本のインド占星術の広がりについて憂いを述べられていますが、具体的にどのような部分にでしょうか?正直、日本でインド占星術を学ぼうとすると、本場で学ばれた清水先生の翻訳本か洋書を頼るしかないと思うので、むしろ日本においては英語がネックになる分、あまりに変な広まり方をしにくいのではと思うのですが。
わたしはどなたのセミナーも受講したことはないので、セミナーの影響力についてはわからないですが。
② 12星座のサインについて
西洋占星術と24度違うインド占星術で12星座のモダンな解釈を使うのはおかしいのではという理屈は納得です。そこで教えていただきたいのですが、インド占星術として12星座毎の象意にコンセンサスはとられているのでしょうか?ラオ先生の本では、惑星の象意、ハウスの象意に述べられていることはあっても、12星座の象意について述べられることはあまりないように思います。月がどの星座に入るかの記述はあったと思いますが。12星座の象意についてインド占星術上のエビデンス的なものは古典の中にあるのでしょうか?
もしくはあまり星座の象意にはこだわらず、四元素や3区分などの意味を重視する方がよいのでしょうか?
③ ラオ先生の本について
翻訳された本については、読み物の本としては大変素晴らしい出来だと思っていますが、純粋な学習者としての目線だと以下の点が気になります。
・ あまり体系的ではない。例えば、チャラダシャー、ヴィムショタリダシャーというタイトルでもそれだけで体系的に学習できる内容ではないと思います。これは、本文中に明記されていることでもあるのですが。
・ 大事なところが意図的にぼやかされている。もしくはほとんどの箇所でヒントの提示に留まっている。(例えば、出生時間が正確か必ず検証してくださいというのは最もな意見だと思いますが、じゃあどうやって?と思います。ダシャーだけでなく分割図が正しいかも要検証と言われても、もうちょっと詳しく教えてくださいよと思ってしまします。)
・ ラオ先生のプレディクション内容が紙面の大半を占めていてもほとんどトレースしてくれない。(ホロスコープみて自分で考えなさいとのことであれば、初学者には辛い部分があります)
ここら辺の微妙に学習者に不親切な設計はおそらくラオ先生の意図的なものだと思いますが、どういった理由が介在しているのかが気になりました。もともと学習者用ではないのか、詳しく知りたくばBVBに来いということなんでしょうか。
あと、清水先生は翻訳に徹せられてご自身で学習者用の本を書かれる予定はないのでしょうか?
④ 学習者におすすめの洋書について
あまり、セミナーなどにお金をかけれる身分でもないので、洋書などで独学するつもりなのですが、ラオ先生の系統の方が書かれた洋書で体系的に学べるおすすめの本があれば教えていただきたいです。(ラオ先生系統で取得した洋書はVPゴウル氏の「分割図」のみです)
長くなりましたが、回答可能な範囲でお答えいただけると幸いです。
続きです。
>開運術、あるいはインド占星術による処方は、このプララブダにおける悪影響を緩和する働きがあると期待されています。
>もっとわかりやすく説明しましょう。
>あなたが30年ローンを組んだとします。
>あなたは、30年間にわたって月々一定の金額を返済しなければいけません。
>ところがあるとき、何かの事情でローンの返済が難しくなってしまいました。
>そこであなたはサラ金で金を用立てし、ローンに充てました。
>当面のローン返済の問題は解決しましたがローンの総額は増えてしまい、30年で返済するはずのローンが31年に増えてしまうという結果になってしまいました。
>ここでサラ金は開運術、30年ローンの総額はサンチッタ・カルマ、月々の返済額はプララブダ・カルマです。
>開運術によってプララブダ・カルマは軽くなりましたが、カルマの総量(サンチッタ・カルマ)は増えてしまうという皮肉な現象が起きてしまいました。
この話は、開運法やカルマに関する説明でよく見受けられますが、私は違和感をもっています。
良いことを受けたとしても、
それが借金して良いことを得たということであるのか、
または、功徳(貯金・良いカルマ)が返ってきたのか、
もしくは、その特定の悪いカルマが消費しきったのか、
そのうちのどれか、判断できないのではないでしょうか?
私には、むしろ、良いことがある場合は良いカルマが返ってきた場合が普通で、借金をする場合の方が特殊な状況だと思います。
例えば、医療や薬、宝石処方をして、状況が良くなったとします。
これがカルマの清算を先送りしたのか、それとも処方によって良くなること自体、(よいカルマによる)運命だったのか、あるいは病気という悪いカルマが消費しきっただけなのか、それは誰にもわからないでしょう。
もし、良いカルマが返ってきただけ、または悪いカルマを消費しきっただけという場合なら、悪いカルマ(借金)は増えません。
単に、その時に薬や医療によって治る運命だったということです。
無理に医療や薬、宝石を拒否して使わなかった場合、単に貯金を使わない人か、良いものを拒否し、自分で苦しみを生み出しているということになります(※良い物を拒否するのも、その結果を受け取ることになるでしょう。結局、自業自得です)。
分かりやすく、清水先生のたとえ話で言うならば・・・・
「あなたには30万の借金(=悪いカルマ)があったが、定期預金(=功徳)が20万あった。
10万払い終えた時、ちょうど定期が満期になり、借金がすべて返済できた。」
もし、上記で、定期を使わないで、ローンの支払いを拒否する場合、ちょっともったいない気がします。
10年ローンで終わるはずだったのに、無理に拒否をして、わざわざ自分で30年ローンにしてしまう。
超過して払い続けた20年分は、もしかしたら善行の貯金としてたまっているのかも知れませんが、そんな不自然なことをして貯金をためる必要はないでしょう。
こんな笑い話があります。
——————————
とても信心深いジムという男がいました。
ジムは川の近くに住んでいました。
ある日、川の水があふれ堤防を越え、町中が水浸しになりました。
ジムが玄関の屋根まで登って座っていると、ボートに乗った男がやってきてジムにも乗るように言いました。
ジムは、「神様が助けてくれるだろうから大丈夫だ」と言って乗りませんでした。
しばらくすると水位が上がり、ジムはさらに高い屋根に登りました。
そのときまた別のボートがやってきて、ジムにも乗るように言いました。
今度もジムは「大丈夫、神様が助けてくれるから」と言って乗りませんでした。
さらに水位が上がり、ジムは煙突の上まで登りました。
するとヘリコプターがやってきて、ジムのところにハシゴを下ろし、登ってくるように言いました。
ジムは「大丈夫だ、僕には神様がついている」と言いました。
水はさらに増え、とうとうジムは溺れて死んでしまいました。
天国でジムは神様と対面して、こう言いました。
「神様、僕をいつも助けてくださると言ったじゃないですか。
いったいどうしてしまったというのですか」
すると神様はこう答えました。
「冗談を言ってるのかね。ボート2艇に、ヘリコプター1機を送ったんだぞ、他に何が必要だったって言うんだ?」
————-
これは、笑話ですが、
医療や助けを拒む人は、神様の助けを拒否しているのかもしれません。
私は、いろんなところで清水先生と同じカルマと処方の見解を見ますが、個人的にはあまり好きな思想ではありません。(たしか東西研究所やアストロナインにも同じ記述があったと思います)
こういった考えが過度なところまで行くと、喜びや楽しみを否定し、苦しみを推奨するようになります。(後に、医療を拒否する聖者の話がありましたが、これに近いです。)
そこまでいくと、ジョンダ流開運術というものに近いです。
http://ameblo.jp/mizittie02/theme-10038338725.html
http://ameblo.jp/fusuke045/entry-10038449640.html
私は、そんなカルマが増えるとか、消費するとか考えずに、自然に生きればいいのだと思います。
喜びを欲するのも、苦しみを避けたいと思うのも、自然なことです。
ジョンダ流開運術のように、苦しみを受けたほうが、カルマが減るとか、後で良いことがあるとか・・・
ここで良い思いをすると、あとで苦しむとか、悪いカルマが増えるとか・・・
私には、その方があざとく、計算高く、不自然な生き方のように思えます。
そんな風に考えるのが、人生を受け入れていることになるのでしょうか?
私には、あまりそうは思えません。
ISOPさん、こんばんは
カルマ論については、悪い時期に何かのせいにせず、じっと耐えるためにはいい理論だなと思っています。自分で蒔いた種は自分で刈り取りなさいという教えにはまぁそうですわなと思える説得力は感じますので。
宝石については、効果があったとしてもカルマの発芽の繰り延べだと個人的には思いますが、要は使いどころなのかなとも思います。本当にどうしようもない時に短期間だけ使ってうまく乗り切る。我慢で耐えれるくらいの苦しみなら自分で耐えるがベストなのかなと。
常用して調子に乗っていると痛い目を見そうですし、宝石が買える購買力のある人にだけ恩恵がある処方というのは個人的には好きになれないです。まぁ、そんなこといえば医療だって同じですけど。なので、誰にでもできる祈りやマントラに効果がある方が個人的には嬉しいですね。
来世や将来へのカルマの繰り延べなのか、本当に開運なのかは研究でなんとかなるものではないと思うので、まぁ、宝石の使用はどこまでも自己責任でというところに落ち着くような気もします。
ただ、占星術上の惑星配置によってどんな宝石が効くのか(はたまた効かないのか)は気にはなりますよね。本当に辛い思いをしている人の救いの手段の一つになるのであれば、それはそれで素敵ではあります。
ISOPさん、レス、ありがとうございます。
しかしちょと誤解があるようですね。
>「あなたには30万の借金(=悪いカルマ)があったが、定期預金(=功徳)が20万あった。
>10万払い終えた時、ちょうど定期が満期になり、借金がすべて返済できた。」
こういう場合はもちろん問題ありません。
カルマには喜びと苦しみがあり、喜びも苦しみもどちらもそのまま受け入れるのがベストである、ということにはかわりありません。
これはあなたのいう「自然に喜び悲しみながら生きる」と言うことに他なりません。
その奥にはもっと深い思想もあるでしょう。
しかし外形的な現象としては、あなたのいう「自然に生きる」ことと筋としては同じはずです。
ただ
ラオ先生やわたしが強調しているポイントは、
サラ金には手を出さない方がいい。
そして、処方のなかにはサラ金に相当するものが多々ある。
さらに、サラ金かどうかよくわからないようにして処方される事がとても多い。
だから、サラ金かどうかがはっきりするまで手を出さない方がいい。
(ISOPさんの場合、わからないから、そう断定できないから、手を出してもいい、ということではないでしょうか)
それだけのはなしです。
(しかし立場としては180°違います)
それは医薬でも、宝石でも同じでしょう。
薬は効能がエビデンスによって証明されるまで認可されませんし、医師も使用しません。
しかし宝石の処方にはそういうシステムが確立されていません。
それだけでなく現在はそれをいいことに悪商法が蔓延・氾濫しています。
情報弱者を対象にした詐欺が蔓延しています。
そういうものには、占星術家としても手を出すな、利用する側としてもそのリスクを認識しろ、とラオ先生はいっているだけです。
わたしとしては、その主張になんの問題があるのだろうか?と思います。
①犬に吠えるなと言ってもしかたがない。
②だから、犬には近づくな。
③そして、間違っても犬になるな。
つまり
①占星術詐欺師に詐欺をするなと言ってもなおらない。
②だから、占星術詐欺師には近づかない。
③そして、占星術詐欺師になるな。
ということですね。
たいした深い話ではまったくありません。
>「冗談を言ってるのかね。ボート2艇に、ヘリコプター1機を送ったんだぞ、他に何が必要だったって言うんだ?」
>これは、笑話ですが、
なるほど。
ただ、宝石処方を、神がよこした「ボート2艇に、ヘリコプター1機」だと信じる前に検証すべきことがもっとあるでしょうね。
「薬をとるな」ともどこにもわたしは書いはいませんが…。
そこが違うかな。
ISOPさんには、このビデオをご覧頂きたい。
https://www.youtube.com/watch?v=XAxYj1d_DzU&feature=share
あらゆる占星術処方を通して詐欺が蔓延している状況を暴露しています。
多くの人々が、すわっ「ボートだ!」「ヘリコプターだ!」と思って乗り込んだ結果、修復不可能な被害に遭っています。
こういった問題について「認識」し、その「解答」を用意することは、どの占星術家にとっても必須ではないでしょうか。
ラオ先生はそれをしているに過ぎません。
これはカルマ云々というはなしを持ち出すまでもない、それ以前の重要な問題であろうと思います。
追記
わたしなら、自衛隊や警察の「ヘリコプター」や「救命ボート」に乗ります。
あやしげな「ヘリコプター」や「救命ボート」には乗りません。
しかし、
あやしげな「ヘリコプター」や「救命ボート」しかなかったら、乗るでしょう。
しかしここでの議論は、そういう状況下での究極の選択のはなしではありません。
多くの選択肢があるなかで、なぜわざわざあやしげな「ヘリコプター」や「救命ボート」に乗らなければいけないのか? という議論をわたしはしているつもりです。
ISOPさんへ(続き)
興味深い議論が続きますね。
>「だから宝石処方をやめよう」ではなく、「だから解決するように研究しなければならない」という考えを持ちます。
おそらく考え方は同じだと思うのですが、理想主義か現実主義かの違いかな。
「だから宝石処方をやめよう」というのは、すでに別のレスで書いたとおり、宝石処方の有効性が証明され、その安全な処方技術が確立するまで、「それには手を出すな」と言う師から弟子への助言です。
そしておそらくそういう時は、近未来には来ないから、Forget about it!ということであろうと思われます。
ラオ先生及びわたしの立場は、そういった状況が整うのは相当先のことだろうという、シニカルで現実的な立場。
ISOPさんは、いや、いまからでも総力を発揮すればかならずそういう状況が訪れるというやや篤い理想主義的な立場。
>「誰かが確立してくれるまでは控えるべき」ではなく、「自分たちが確立する」
残念ながら、優先順位の高い課題が山積しているので、なかなか・・・。
>たとえば、マイナーダシャーの使い方を確立するよりも、これらの知識を確立できた方が、人類への有用性・貢献度は非常に大きなものになるのではないでしょうか?
宝石処方よりも、たとえば医療占星術やマンデーン占星術(地震予知など)のリサーチを進めた方がもっと人類の役に立つんだろうなとわたしは思うのでありますが・・・
基本的な考えに大きな差は無いように思います。
ただ、優先順位の違いかな、と思います。
それは、価値観の違いの部分でもあろうかと思いますが、インド占星術における緊急課題の認識に違いがあるんだろうなと思います。
ISOPさん(続きの続き)
ちょっと疲れてきましたね(笑)
> この話は、開運法やカルマに関する説明でよく見受けられますが、私は違和感をもっています。
> 私は、いろんなところで清水先生と同じカルマと処方の見解を見ますが、個人的にはあまり好きな思想ではありません。(たしか東西研究所やアストロナインにも同じ記述があったと思います)
う~ん、であります。
「清水先生と同じカルマと処方の見解」が東西研究所やアストロナインと同じかどうかはそれらのページをあまり読んだことがないのでよく知りませんが、ひょっとしてそれは「安易な開運術には手を出すな」というところでしょうか?
わたしはそういうことを書いたことはありますが、
たとえばもし「何が何でも我慢しろ」とか、「やせ我慢しなければいけない」とわたしが書いているとISOPさんは誤解されているのでしょうか?
もしそうだとしたら、それは誤解ですので修正をお願いします。
まず
病気になったら宝石処方ではなく、医者のところに行け、という立場です。
薬や治療を拒否せよ、とは書いておりません。
「聖者のなかには、弟子から病気の治療や怪我の処置をすすめられても拒否をする人がいるが、背景にはこういう思想がある」とは書きましたし、そうしなければダメだとも書いていません。
ラオ先生も、そういう深いカルマの理論についてかいてはいますが、みんなにそういう非現実的なことをしなさいと言ったり書いたりしたことはありません。
ラオ先生はそもそもたいへん現実的です。
“You can’t ask a dog not to bark.”
(犬に吠えるなといっても仕方がない)
が、かれの信条です。
とてもプラグマティズムな姿勢です。
かれは使えない技法を本に書くこともしません。
まったく同じ道理です。
だから、かれの本は、他の人が書いた本と違って読む価値が非常に高いと評されているのだろうと思います。
hikariさん、あなたのご質問がなかなか的確なので驚いております。
熱心かつ真摯に学ばれていらっしゃる様子が想像できて、嬉しくもあります。
> ① 日本のインド占星術について
> よく翻訳書の後書きで日本のインド占星術の広がりについて憂いを述べられていますが、具体的にどのような部分にでしょうか?正直、日本でインド占星術を学ぼうとすると、本場で学ばれた清水先生の翻訳本か洋書を頼るしかないと思うので、むしろ日本においては英語がネックになる分、あまりに変な広まり方をしにくいのではと思うのですが。
> わたしはどなたのセミナーも受講したことはないので、セミナーの影響力についてはわからないですが。
う~ん、難しいですね。
だからとりあえず、わたしはラオ先生が75年の経験を踏まえて生徒に伝え続けてきた助言のなかから「7つ」を書籍の最後にまとめて書いているわけなんですけどね。
そこを丁寧に何度も読めば、なんとなく理解できるんじゃないかなぁ。
おかしなことはひとつも書いていないと思うんだけどね。
ひとつ言えることは、インド占星術の全貌がまだ日本に伝わっていない、ということですね。
それに尽きます。
それによる様々な不都合・弊害が当然あるんだけど、それについても認知されていない。
そこから様々な問題が生じつつある。
その対処法は、インド占星術をもっと学び、もっと広く詳しく知ることに尽きるんだけども、しかし知らないものに対して知る必要性を感じない、その欲求が生じないというのも確かで、それに加えて、そうする時間がもったいない、捻出できないというのもあるんだろうね。
なぜかというと、多くの鑑定をこなし、多くの講義をこなし、多くの記事を書かないといけないみたいだからね。
結局、そうやって進むべき方向からどんどん離れていっている。
そういうかんじがするんでるけどねぇ。
まあ、どうしようもない部分もあるんだけど、そういう事情を知らずに巻き込まれる人たちがたくさん出てきているっていうのはどうなんだろう? と思うんだけどね。
だからわたしが訳した書籍には、そういうヒントを書いてきたつもりなんだけど、それを読んでhikariさんのように問題意識が芽生えた読者がどれだけいるんだろうか?
この道は、アメリカのヴェーダ占星術が辿ってきた道でもあるんだけどね。
> ② 12星座のサインについて
> 西洋占星術と24度違うインド占星術で12星座のモダンな解釈を使うのはおかしいのではという理屈は納得です。そこで教えていただきたいのですが、インド占星術として12星座毎の象意にコンセンサスはとられているのでしょうか?ラオ先生の本では、惑星の象意、ハウスの象意に述べられていることはあっても、12星座の象意について述べられることはあまりないように思います。月がどの星座に入るかの記述はあったと思いますが。12星座の象意についてインド占星術上のエビデンス的なものは古典の中にあるのでしょうか?
古典に書かれてありますが、星座の象意はあまり詳しくありませんね。
その点は西洋占星術の古典とも共通していると聞いたことがあります。
たとえば、蟹座の象意は次の通りです。
【Brihat Parashara Hora Shastra】
“The sign Cancer is pale red in hue, resides in forests, brahmin by caste and is strong in the night. It is many footed and has a bulky body; it is Sattwika in disposition, its element is water; it rises with its back and the Moon has been regarded as its Lord.” Chapter4
「血色が赤白い、森に住む、カーストはブラーフミン、夜になると強い。多足で身体は太めである。性質はサットヴァで、エレメントは水である。背中から上昇し、月が支配する」(「ブリハット・パーラシャラ・ホーラー・シャーストラ」第4章)
西洋占星術の専門家でもある友人に問い合わせたところ、以下のような返事を頂いております。
「古典の西洋占星術では、サインでの性格判断というのはあまり記述がありません。全くないわけではないですが、数行でまとめられていて、『場所、病気、国、体形、形状』といったどちらかというとホラリーで使う記述が多いです。性格についてはむしろ惑星のほうが担っているようなところがあります。」
>もしくはあまり星座の象意にはこだわらず、四元素や3区分などの意味を重視する方がよいのでしょうか?
インド占星術では、惑星とハウスで象意を読み取っていきます。
そこは日本に普及しつつあるインド占星術とはちょっと違うところでしょうかね。
たいへんよくお勉強されています。
> ③ ラオ先生の本について
> 翻訳された本については、読み物の本としては大変素晴らしい出来だと思っていますが、純粋な学習者としての目線だと以下の点が気になります。
> ・ あまり体系的ではない。例えば、チャラダシャー、ヴィムショタリダシャーというタイトルでもそれだけで体系的に学習できる内容ではないと思います。これは、本文中に明記されていることでもあるのですが。
ラオ先生や関係者(BVB教官)の書籍は、BVBで講義されているサブジェクトごとに書かれてあります。参考書として読まれることを想定して書かれていますね。
最近は、リサーチの成果を書籍にまとめたものも多いですね。
そもそもインド占星術を一冊の本で詳説するのは困難です。
それほどインド占星術は大きく深いサブジェクトです。
> ・ 大事なところが意図的にぼやかされている。もしくはほとんどの箇所でヒントの提示に留まっている。(例えば、出生時間が正確か必ず検証してくださいというのは最もな意見だと思いますが、じゃあどうやって?と思います。ダシャーだけでなく分割図が正しいかも要検証と言われても、もうちょっと詳しく教えてくださいよと思ってしまします。)
ラオ先生は、かれの講義でもそうですが、質問やヒントを投げかけておくだけで答えは言わないことがよくありますね。
次の三つのパターンがあります。
①怠惰な読者を篩(ふるい)にかける。
多くの本を読んでいくうちにわかることがあるし、いろいろと実践していくなかで理解できることもあります。
ラオ先生は、そういう教え方をたまにすることがあります。
熱心な読者なら、いずれなにか大きなものを掴むことがあるでしょう。
②別の方法を使用している。
たとえばヴィムショッタリー・ダシャーの書籍のなかには、ヴィムショッタリダシャーだけでどうしてここまでいえるのか?という事例があります。
そういうときは別のダシャー(とくにジェイミニの技法)を用いて分析していることが少なくありません。
しかしそのをすべて書籍のなかで書くことはしません。
いまは理解できなくてもあとになって理解できることはよくあります。
わたしは初学者用の「入門編」でも、読み返す度にまだ発見があります。
③秘儀に属する分部。
①とも関係しますが、ほんとうは書きたくないんですが、しかし文脈からなにかを書かないといけないとき、ほのめかしたり、におわす程度で済ませることがあります。
> ・ ラオ先生のプレディクション内容が紙面の大半を占めていてもほとんどトレースしてくれない。(ホロスコープみて自分で考えなさいとのことであれば、初学者には辛い部分があります)
> ここら辺の微妙に学習者に不親切な設計はおそらくラオ先生の意図的なものだと思いますが、どういった理由が介在しているのかが気になりました。もともと学習者用ではないのか、詳しく知りたくばBVBに来いということなんでしょうか。
そうかも知れないし、そうでないかも知れない。
昔は、占星術を習いたいという外国人にラオ先生は、数時間、数日間、個人レッスンをつきあってくれることがありました。
しかし最近は、85歳という高齢もあってか、「BVBに入れ」とだれにでもいってまともに取り合わなくなりましたね。
とくにわたしがBVBで学ぶようになってから、それが一つの成功例になったこともあったのか、占星術を学びに来る外国人に、ラオ先生がそう言っていたのを何度も目撃したことがあります。
実際、BVBでわたしを見かけたロシア人が翌年からたくさんBVBに入学するようになりました。
ちなみにわたしは最近、ラオ先生の書籍のなかで紹介されているリーディングの的中事例を自分なりに分析しております。
とても役立っております。
そういうことができるようになったのは、比較的最近のことです。
だから、ご質問に対するわたしの答えは、Yesでもあり、Noでもあります。
> あと、清水先生は翻訳に徹せられてご自身で学習者用の本を書かれる予定はないのでしょうか?
すでに諸先輩による立派な学習書がたくさんあるので、わたしがなにかを急いで書く必要はまだないのかな、と考えております。
> ④ 学習者におすすめの洋書について
> あまり、セミナーなどにお金をかけれる身分でもないので、洋書などで独学するつもりなのですが、ラオ先生の系統の方が書かれた洋書で体系的に学べるおすすめの本があれば教えていただきたいです。(ラオ先生系統で取得した洋書はVPゴウル氏の「分割図」のみです)
まず、ラオ先生の書籍はすべて購入し、読むといいでしょう。
当面はそれだけでかなりいけると思います。
以上、です。
するどいご質問に感銘を受けました。
ご学習、頑張ってください。
hikariさん
>体系的に学べるおすすめの本
Hart DeFouの”Light On Life”はよくまとまっています。
本書は、欧米ではほぼヴェーダ占星術のバイブルとなっているといっても過言ではありません。
かれのこの書籍のタイトルをまねて”Light on~”というタイトルを使うヴェーダ占星術家が少なからずいます。そういうことことからもわかるように、この書籍の影響力は大です。
しかしこの本は、古典的な基本的な知識を体系的・網羅的に整理して学ぶには適していますが、リーディングにはあまり役に立たないでしょう。
実践的な知識が乏しいからです。
実践的な知識は、ラオ先生の書籍から学んでください。
清水先生
お忙しい中ご丁寧にご回答いただきまして、本当にありがとうございます。
① 日本の占星術について
これについての清水先生の見解は、日本にはまだ全然インド占星術の全容が開示されていない中、少ない情報でさも完結したかのごとくインド占星術が広まってしまうかもしれないことに危機感を覚えられているということですね。
まぁ、日本語書籍だけの情報で先生やってる人がいたら危なすぎるとは思います。流石にそんな人いないんじゃないかとは思いますが。
日本においては、清水先生が第一人者だということにだれも異論はないでしょうし、セミナーを受講しようと思ってまともに調べれば普通清水先生に行きつくのではと思います。また、ISOPさんみたいに洋書の情報などを採算度外視で公表してくれる人もいますし、日本で極端なインド占星術のポップ化現象は起こらないのではとも思っています。
少なくとも本気で勉強したいと思った人間が極端に間違った道に進むような環境では今のところないのではと感じます。もちろん実態はわかりませんしその辺の事情は清水先生の方が詳しいのだろうと思いますが。
② 12星座のサインについて
これは、大変参考になりました。基本的に惑星とハウスで象意をみていくということですね。すいません、もう一点だけ教えていただけないかなと思うのですが、ナクシャトラについてはどの程度勘案すればよろしいのでしょうか。清水先生は、日本ではナクシャトラを気にしすぎとおっしゃられていますよね。(意訳してしまっているかもしれません)ただ、ラオ先生の本では、全ての惑星のナクシャトラを調べされる練習箇所があったように思います。
③ ラオ先生の本について
清水先生が読んでまだ気づきがあるというのはかなり奥行きがある本なのですね。
学びたいのにそれ以上奥になかなか進めないもどかしさを本を読んでいて感じてしまいますが、清水先生のおっしゃられる理由などがあるのは理解しました。
「チャラダシャー」も仕事、恋愛のタイミング、射手座・獅子座期やヨガは理解しましたが、スティラカーラカやカラカムシャラグナなどを使った包括的なプレディション手法はまったく全容がみえてこなくて、実戦でジャイミニを使ってみたくても用途が限られてしまっているのが現状です。ダシャークイーンと呼ばれるほどのものであるならば、使えるようになりたいのですが。
④ 学習者におすすめの本について
ご回答ありがとうございます。
まずラオ先生の本からですね。当面それだけで大丈夫とのことですので、ちょっと頑張って読んでみたいです。
lite on lifeは購入しております。体系的によくまとまっていると思います。ハウスの象意を読んでいて結構現代的な解釈があり、ラオ先生系統でもなさそうなので、その信頼性はどれくらいなのかと思っていたのですが、清水先生おすすめとのことなので、基本的に信頼していいんだなと安心しました。ありがとうございます。
あと、清水先生のブログのリンク(KNラオなど)から洋書を三冊購入したのですが、5月に注文したにも関わらず届いておりません。インド人はのんびりしているのか、オーダーミスがあったのかはわかりませんが、別の場所で購入するか迷っているところです。これは清水先生に言っても全くしょうがないことなのですが。
hikariさんへ
>ナクシャトラについてはどの程度勘案すればよろしいのでしょうか。
ラオ先生は、ナクシャトラによるリーディングに限らず、ひとつの技法だけでリーディングをすることを「プッシュボタン式リーディング」と言って、Don’t do that(しない方がいい)と言って戒めています。
もちろん、KNラオんか関係な~い、という人はもちろん無視してもかまいません。
しかし、少なくとも「ラオ先生によると~」と言って占星術を教えている人は、それにしたがうべきででしょうね。
たとえば、「ラグナが魚座だから~だ」「月がアシュレーシャーにあるから~だ」というのが典型ですが、「ガジャ・ケーサリ・ヨーガができているから~だ」と断言するのも、そしておそらく「冥王星がラグナとピッタリだから~だ」というのも、「プッシュボタン式リーディング」に入ると思います。
まっ、大げさなことはないひとつなくて、リーディングってそんな単純じゃないよ、ってことなんですけどね。
ナクシャトラの支配星を見るとは、たとえば「月がアシュレーシャーにある」とは、月と水星が微細なレベルで絡んでいるということで、この事実は見逃してはいけないと言っていることに過ぎません。
アシュレーシャーに関する神話をリーディングに活かせ、ということではありません。
2009年に「ナクシャトラ・リーディング」についてラオ先生に意見を伺った事がありますが、ラオ先生は即座に首を横に振りました。(インド人は同意の時にも首を横に振りますが、そういう振り方ではありませんでした。)
リサーチ・クラスの発表やJOAに投稿される記事のなかにも「ナクシャトラ・リーディング」は一度も見たり聞いたこともありません。
話題にすらなったことがありません。
ただ、Saptarshi Astrology のスニール・ジョンを始めに、インド人の占星術家のなかに「ナクシャトラ・リーディング」にはまっている人は少なくありません。
ヴェーダ占星術家ジェームズ・ケラハーは、ある意味「ナクシャトラ・リーディング」の権威です。
わたしはかれの書籍(『Path On Light』)をほとんど翻訳し終えていたのですが、その好ましくない影響を心配してすんでのところで出版をあきらめました。
>清水先生のブログのリンク(KNラオなど)から洋書を三冊購入したのですが、5月に注文したにも関わらず届いておりません。
たいへん申し訳ありません。
アメリカに住むインド人が管理しているのですが、そういうことをよく聞きます。
わたしのまわりにも泣き寝入りの人が少なくありません。
今後は、Saptarishi Astrology でご注文ください。
https://www.saptarishisshop.com/
最後に、ISOPさん、何度も投稿してほとんど占拠状態になっております。
たいへん申し訳ありません。
そろそろ引っ込みます。
清水先生
>最後に、ISOPさん、何度も投稿してほとんど占拠状態になっております。
>たいへん申し訳ありません。
>そろそろ引っ込みます。
今日はサイセンターでバジャン会(定例会)がありまして、今帰ってきました。
今からメルマガ執筆しなければいけませんので、頂いたメッセージに対する返信はできませんが、この部分だけ、先に返答しておきます。
書くのに疲れたという理由ならともかく、占拠状態を気にして、投稿を差し控えようとしているなら、全くお気を使っていただかなくて結構です。
気にせず、どんどん投稿してください。^^
おそらく、ここを見ている占星術師の皆様は清水先生の言葉を聞きたがっていますし、勉強になっていると思います。
なかなかこんな機会はありません!^^
私も勉強になっております。
貴重なお言葉、ありがとうございますm(__)m
ただ、かなりの執筆量のようですので、休み休みやってくださいね。
あまり根を詰め過ぎると、軽い燃え尽き症候群になりやすいです^^;
http://www.mori-life.com/nayami/burn-out.htm
取り急ぎご連絡まで・・・m(__)m
清水先生
いち初学者にご丁寧に対応していただいて本当にありがとうございます。
様々な技法を学び活用して、それらをうまく統合したうえでプレディクションしろよということですね。そういった意味でまだまだ日本では知られていない技法があると思いますので、今後の清水先生のご活躍には期待しております。
ナクシャトラについてはインドではコンセンサスはとられてないけれども、あまり重要視するのにラオ先生は反対だということですね。使うとしてもそもそもの象意を重要視するよりは、ナクシャトラの支配星と在住惑星の絡みを確認するレベルでとどめておいていいんだということですね。勉強になりました。
本の購入については、聞いてよかったです。笑
そちらのサイトで購入させていただきます。
お忙しい中、どうもありがとうございました。
今後も、ますますのご発展をお祈りしております。
hikariさん
>インドではコンセンサスはとられてない
コンセンサスというよりも…、う~ん、まぁそういうことにしておきましょう。
ところでhikariさんは書籍で学んでいらっしゃる。
わたしの経験を書いておきましょう。
わたしも最初は独学でした。
ずっと独学でいけると思っていました。
そして多くの書籍をアメリカやインドから取り寄せ、片っ端から読み耽っていました。
アメリカからカセットテープやビデオまで取り寄せました。
カセットテープは100本以上、ビデオテープも50本くらいはあったと思います。
あるところまではスムーズにいけました。
しかしあるところから一向に先に進まなくなりました。
いま考えてみればその理由がよくわかります。
読者は、著者が知っている以上のレベルには、どんなに頑張っても届かないのです。
そしてほとんどの本の著者やビデオの製作者の占星術のレベルは、たいしたことがなかったと、いまではよくわかります。
それは、たとえるなら英語をはなせない先生から英語(英会話)を習うのに似ています。
これは、わたしの世代の日本人に特有の悲劇なのですが、外国でわたしはよくこう聞かれます。
「なんで日本人は英語が下手なんだ?」
「日本人は優秀なはずだと思っていたが…?」
わたしはいつもこう答えます。
「(英語の)先生が英語を話せ(さ)ないからです」
そういうとみんな納得します。
占星術についても同じことが言えます。
占星術の本を読むときは、著者のレベルを吟味してください。
占星術の本は実用書です。
使えるかどうかがすべてです。
しかし、たんなる知識の寄せ集めの書籍が少なくありません。
それは、占星術という「学問」ではなく、占星術というジャンルの「雑学」に過ぎません。
みなさんの多くは、占星術を学んでいるつもりかも知れません。
しかし、実は占星術というジャンルの雑学を学んでいるだけかも知れません。
わたしはそのことにようやく気づき、インドで学ぶ決心をしました。
貴重なお話をお聞きできて、とても勉強になります。
これからインド占星術を学ぼうとしている私にとって、
自分がどこまで踏み込みたいのかを考えるよい機会となりました。
ありがとうございます。
ISOP様の立ち位置と清水様の立ち位置も私なりに理解できました。
例えがあっているかわかりませんが、
ISOP様は農家にとっての農業試験場(技術開発と普及)で、清水様は大学(メカニズム研究と体系化)ではないかと思いました。
そして、立ち位置が違っても目指すものは、インド占星術をもちいて人々の幸せですね。
お二方とも、それぞれの場所で同じ目的のために頑張っていらっしゃる。
清水様の書き込みから察するに、インド占星術は学問としては
まだまだ未熟で始まったばかり。日本の戦前の「農学」と同じような匂いがします。
ISOP様は、宮沢賢治のようですね。市井にいて、みんなの役に立ちたい。という思いが感じられます。
目指すものは同じなのですが、たぶん、まだ相いれないところがあるのではないでしょうか。
ISOP様のような情熱を持った方も必要で、また、冷静な清水様も必要。
最近、日本の大学も(特に地方では)「産学官民」が重視されています。
インド占星術も成熟してくれば、そうなってくるのではないかと思います。
きっとそれがISOP様の理想の形なのかな?と勝手に想像しています。
また、ラオ先生のお話を読み、湯川秀樹の講義の話を思い出しました.
湯川博士の年度始めの1回目の講義では、壇にたって一言、
「諸君、学問とは自分でやるものだよ。」と言って、退席されたそうです。
そして、さすが京大生です。
課題も出されていないのに、レポートを提出して湯川先生と議論をされた学生もおられたそうです。
ラオ先生は、基礎のしっかりしている次世代の学者を育てるのが役目なのでしょう。
将来的に、インド占星術の分野でも「家庭の医学」や「やさいの育て方」というような一般向けの本が、基礎がしっかりしているインド占星術師によって執筆されることを期待します。
蛇足ですが「やさいの育て方」も植物生理がわかっている先生が書いた本は非常に役に立ちます。基礎が書かれているので、応用できるし、自分の目で判断することができるからです。(最近の家庭菜園の本は、正直、ただの写真集です。昔に比べて質が落ちてます。)
インド占星術についてはド素人ですので、うまく感じたことを説明できる自信がなかったため、
自分の話せる分野での例え話をしてしまい、申し訳ございませんでした.
清水先生
ISOPさんがおっしゃるように、第1線でご活躍の方のお話が聞ける機会はなかなかないので、清水先生の価値観をお聞かせ頂けるのはとても嬉しいです。
コンセンサスというよりも・・・本筋とは違うという意味ですかね。
おっしゃられるように洋書であっても著者のレベルは重要ですよね。なので、基本的にはラオ先生に近い方の書籍で学びたいなと思っています。
書籍を間違えると「雑学」を学んでしまう可能性は残念ながらあるかもしれないですね。
ただ、今は、清水先生が本場で学ばれてきたことによって日本にいても学習環境は良くなってきていますよね。とてもありがたいことだと思います。
これからも色々な情報発信頂けると嬉しいです。
>基本的にはラオ先生に近い方の書籍で学びたいなと思っています。
独学のメリットは、自分のペースで進めることができることです。
予算、時間、テーマ、学習量のすべてを自分でコントロールできます。
しかしデメリットは、軌道修正が困難なことです。
どこかで軌道から逸脱してしまうと、
その後は、頑張れば頑張るほど
修復不能なほど遠く離れてしまいます。
それは悲劇でもあり、残念ながら実際に多いのも確かです。
さらに
そして最も重要だが最も知られていないことは
「一番大切なことは、書籍に書かれていない」
ということです。
そのことは、ラオ先生の『ジェイミニチャラ・ダシャー』のなかでもさらっとほのめかされています。
頑張ってください。
清水先生
アドバイスありがとうございます。
「一番大切なことは、書籍に書かれていない」←これについては、おっしゃるとおりで現段階で半分諦めています。書籍であれ、セミナーであれ、インド占星術師が廃業しないレベルの情報しか配信されないという前提で勉強はしております。
おそらく清水先生にしてもセミナーと自分が認めた弟子(いらっしゃるのかはわかりませんが)とでは開示する情報に差を設けている思いますし、それは当然のことだとも思います。
現状、日本にいてインド占星術の全容を理解することは、清水先生の直弟子になるくらいしか手段はないのだろうなと思っています。
ただ、Juinviさんがおっしゃるように、洋書の良書と呼ばれる教科書的なものが翻訳されるだけでも、だいぶ日本の学習環境は変わると思いますので、そこらへんの意をどうか清水先生には汲んでいただき、インド占星術の普及に取り組んでいただけないかなと思います。よろしくお願いします。
続きです。(まだ、最初のコメントに対する返信です^^;)
>果たしてこれは良いことなのか、あるいは悪いことなのか?
>それは人生の目的をどうとらえるかによります。
>インドの伝統的で正統なスピリチュアルな見地から言えば、わたしたちは生まれかわるたび、その生に割り当てられたプララブダ・カルマを消化し、サンチッタ・カルマを少しずつ減じて最終的には0にする、それが転生の目的であり、それを魂の進化と捉えます。そのゴールは救済(解脱)です。
う~ん・・・
悪いカルマがすべて消費しきれば、解脱できるのでしょうか?
いろいろな説があるので、否定はしませんが、個人的にはそうは思っていません。
例えば、ブラフマ・スートラは難解ですが、意訳するなら、解脱には2つのこと必要とされるとあります。
・不二一元の知識(=二元性を越える体験的知識・真理)
・欲望の捨離
これが解脱への両翼とされます。
多くの聖者も、だいたいこの2つを強調して説いていると思います。
いわゆる霊性修行(行為)と言われるもの・・・すなわち、善行・ジャパ・マントラ・瞑想・供犠・祭式・誓い・寄進・巡礼は推奨されますが、解脱には直接的にはかかわりません。(あくまで、上記の2つを達成されるために、間接的にこれらの修行があります。)
おそらく悪いカルマを消費しきっても、欲が残っていたり、正しい知識を得ていない人は、解脱することはないように思えます。
清水先生の理論だと、カルマを消費し、ゼロにすることを目指すため、カルマの増減にこだわるのだと思いますが、
私は、カルマなんぞ増えようが減ろうが構わない、真実を知り、欲望から離れたものは、カルマの影響を受けなくなる、(または、受けても、気にしなくなる)と思っていますので、あまりカルマの増減には重きを置きません。
その根本が少し異なるので、そのあたりが、処方のスタンスにも少し違いが出るのだと思います。
これは、解脱にはいろいろな考えがあり、個人的な意見にすぎないので、スルーしてくださいm(__)m
>1)サンチッタの消化に役立つ処方
>2)サンチッタの消化に役立たない処方
>自ら唱えるマントラ、ストートラム、そして真剣な祈り、慈善活動(人助け)は、1)に該当します。
>これは、KNラオ著『祈りの力』に書かれてある通りです。
>一方、宝石やヤッギャ(護摩)などは2)に該当すると考えられます。
サンチッタ・カルマの消化ということですが・・・
大前提になりますが、善行をすれば、悪いカルマは消えるのでしょうか?
同じベクトル上で足し算・引き算ができるのでしょうか?
良い行為は、別の良いサンチッタ・カルマとして保存されるだけということはないでしょうか?
凶星と吉星があっても、プラスマイナスゼロとはならずに、それぞれの影響は残ります。
悪いカルマが消えるのか、悪いカルマは残りつつ良いカルマが加わるのか、ちょっとそのあたりが疑問です。
私は、何の根拠もないですが、善行をしても悪いカルマが消化されるのではなく、良いカルマを積むだけの気がします。
また、処方を分類されていますが、これはどのような根拠を基に分類したのでしょうか?
何かエビデンスはあるのでしょうか?(※すみません。もしかしたら、本に書いてあるのかも知れませんが、購入していません。)
私の感覚だと、ヤッギャ(ホーマやプージャ)は、1)に該当しそうなイメージですが・・・(←マントラや祈りが含まれるから)
知るすべがないので、もしかしたら、マントラなんかも2)に該当するかもしれません。どうして1)だと分かるのでしょうか?
宝石も1)か2)か、どのようにして知ることができるのでしょうか?
スリ・ユクテスワ師は、宝石や金属について、1)に該当する様なことを仰っています。
師は以下のように述べています。
「過去の過ちがもたらす悪い結果は、いろいろな方法によって、すなわち、祈りによって、意志の力によって、ヨガの瞑想によって、聖者の助けを借りることによって、また、星学の腕輪をはめることによって最小限度にくい止めたり、あるいはまた、全く避けることもできるのだ。
家を避雷針によって落雷の危険から守ることができるように、人間の肉体もいろいろな方法によって外的影響から守ることができる。
宇宙にはいろいろな電気的あるいは磁気的放射線がたえず循環しており、それらは人体に良い影響や悪い影響を与えている。
大昔、われわれの聖賢たちは、人間がそれらの宇宙から来る霊妙な悪い影響力を征服するにはどうすればよいかという問題に取り組んだ。
そしてついに、純粋な金属から発散している霊的放射線が、星の陰性の引力を強く打ち消す力をもっていることを発見した。
また、ある種の植物を組み合わせても同様の効果があることや、二カラット以上の無傷の宝石が特に有効であることも知った。
星学を予防手段として実際に用いることは、インド以外ではまだ真剣に研究されていない。
また、ほとんど知られていない事だが、どんなに適当な宝石や金属や植物を用いても、それが必要な重量をもたない場合、また、直接肌に密着させていない場合には効果がない」」
スリ・ユクテスワ師のこの言い方だと、宝石や金属、祈りや瞑想、意志や努力によって、過去のカルマ(サンチッタ・カルマ)を減らしたり、避けたりすることができるとの見解のようですが・・・
ISOPさん
清水先生との議論を楽しく読ませていただいているので、返信不要です。
悪いカルマを消化しても解脱できないには同意です。
サットヴァ、ラジャス、タマス、これらの属性をラーマクリシュナはよく盗賊に例えています。捉えた人をタマスが殺せ!と言い、ラジャスが放置しようやといい、サットヴァは縄を解いてお家へ帰んなさいという。ただ、みんな盗賊にかわりはないとしています。
自分が自分であるという認識でいるうちは、善行も悪行もいいカルマ、悪いカルマを積んじゃって結局転生の原因になってします。そういう意味で、輪廻から外れるにはアドヴァイダという境地に至る必要があるのでしょう。それに至るにはパクティでもギャーナでもどんな宗教信仰してもなんでもええよとラーマクリシュナは言いますけど、カリユガはパクティ一押し!とのことですね。
欲望の放棄、無我の奉仕などは、不二元に至るための道として推奨されているのでしょうね。
あるヨギの自叙伝におけるスリユクテスワ師の発言ですが、陰性の引力を強く打ち消すというところは、宝石は結局カルマの発芽の繰り延べと読みました。自分の中に発芽のためのカルマがある。←これを無くすとは言っていないように思えます。導火線への着火が見送られただけで、爆弾を処理したわけではないような気もするのですが。
祈りは爆弾の規模を小さくするイメージを受けます。
その後、ヨガナンダ師が「星をだますなんて最高っす!師匠」みたいなことを言っているとおり、一時しのぎ的なだましなのではという気がどうしても拭えません。(ただ、効果を否定したり、使うべきではないという立場ではありませんが)
なんとなく、この世は神が作ったのであれば、神への信仰により多少の酌量がある←わかる
宝石でカルマが減る←都合良すぎじゃ?(少なくとも一時しのぎ的に避けるなら分かる)と思ってしますのですが。
> 悪いカルマを消化しても解脱できないには同意です。
そうはいってませんよ。
「悪いカルマを消化する:とは書いたつもりはありません。
「カルマを消化する」と言う趣旨を述べたつもりです。
良いカルマも悪いカルマもそのまま受け入れる、
そうやってカルマが消化されると書いてあると思います。
それは、善悪の二元論を超えた、サットヴァ、ラジャス、タマスもない境地、アドヴァイダという境地にいたる方法です。
言っていることは同じだと思います。
上記の続きです。
占星術上のイベントはネイタルチャート(分割図)+トランジットにより起こるのであれば、占星術上の処方として、祈りなどの処方はネイタルチャートの惑星への処方、宝石はトランジットへの処方のような気がしました。
トランジットへの処方である場合、星の放射線を意図的にだますことで一時的にイベントの発現を回避すること、軽減することは可能かもしれませんが、抜本的な解決にはならないのかもしれません。
ISOPさん、どうもです。
>悪いカルマを消費しきっても、欲が残っていたり
もし欲が残っているなら、悪いカルマを消費しきっている、とはならないんじゃない?
だって欲の源泉はカルマだから。
おそらく定義矛盾になるんでないか?
>真実を知り、欲望から離れたものは、カルマの影響を受けなくなる
果たしてカルマを残したままで真実を知ることができるか?
カルマは欲を生じさせる原因となる。
カルマが残っている限り欲が生じ、欲が眼を曇らせる。
したがってカルマが残っている限り真実を知り得ないのでは?
それともカルマの影響を受けなくなるとは、他人のカルマを受けなくなるということ?
あるいは自分とカルマは別々のもの?(二元論)
なんかカルマの定義に微妙な差があるようですね。
まぁ、いろんなスクールがありますから。
まず一元論と二元論で違う。
わたしは、カルマは自分を存在たらしめる(再生の)原因であるという立場。
これは一言論的というんですかね。
ラオ先生もシャンカラチャリアの立場なので一元論に近いんだろうと思うけど、それは二元論的な立場からすると違和感があるかも知れない。
そして次の二つ。
①カルマ・カーンダ(儀式重視)
②ギャーナ・カーンダ(知識重視)
そしてヨーガ派(修行重視)も。
あたしゃ、よくわかりません。
>1)プララブダの消化に役立つ処方
>2)プララブダの消化に役立たない処方
>自ら唱えるマントラ、ストートラム、そして真剣な祈り、慈善活動(人助け)は、1)に該当します。
>これは、KNラオ著『祈りの力』に書かれてある通りです。
>一方、宝石やヤッギャ(護摩)などは2)に該当すると考えられます。
ああ、これは次の投稿ところで修正していますのでご参照ください。
プララブダ → サンチッタ
だから、せっかくの議論ですが要修正です。
ここは、投稿すると修正できないんですね。
ちょっと不便ですね。
返信、早っ!恐ろしいわ!^^
続きです。
>また、怪我を負ったときの手当や病気に罹ったときの治療なども、2)に分類できるかも知れません。
>だから、聖者は怪我を負ったり、病気に罹っても、手当や治療を拒否することがあります。
>しかし、それは一般人であるわたしたちにはとうていまねできる仕業ではありません。
>したがって2)の存在理由はたしかにあると思います。
>しかしできるだけ1)の処方を選択し、そしてそれが困難なときにだけ2)の処方を選択するというのは、賢明な選択であろうと考えられます。
>さらに、これまでに説明してきた諸々の理由を勘案するなら、なおさらではないかと思われます。
私は、清水先生を否定しません・・・むしろ、その方が正しいと思います。
医療に例えるなら
1)のサンチッタの消化に役立つ処方というのは根治療法で、
2)のサンチッタの消化に役立たない処方というのは対処療法だと思います。
(ただ、マントラは良いですが、善行・奉仕というのは特性の対処法ではないので、「健康法・予防医学」に近いと思います。
また、分類の問題はありますが、とりあえず、清水先生のを採用して話を進めます。))
もちろん、根治療法ができるなら、その方が良いでしょう。
その点では、清水先生と同意見です。
しかし、1)の処方の一つの問題点は、受け入れられる人が非常に少ないという点です。
日本人にマントラを勧めて、どれだけ実践する人がいるでしょう?・・・ほとんど皆無です。
きっと、気持ち悪い占い師と見られるだけでしょう。オーム真理教の一派と思われるのが落ちです!
また、他宗教の人には、マントラなど、忌むべきものとして映るでしょう。
結果、インドのヒンズー教徒の人たちにしか意味をなさない開運法と言えるでしょう。
ごくごく狭い人たちにしか適応できません・・・日本ではほとんど役に立ちません。
奉仕や善行、菜食などもそうです。
開運としてそれを推奨して、どれだけの人がそれを行うでしょう?
そもそも日本には、そういった一般の人が参加できる奉仕活動というのは少ないですね。
菜食主義なんて1000人に一人もいないんじゃないかな?^^;(ちなみに清水先生は菜食ですか?)
そもそも、日本のいるインド占星術師ですら、どれだけマントラや奉仕をしているでしょう?
菜食主義まで行くと、ほぼ皆無でしょう。(アベさんは菜食主義でしたが・・・ガネーシャ・ギリさんも菜食かな^^)
自分がしていないことを人に勧めて、どれだけの説得力があるでしょう?
「そんな良い開運法を、ご自分でなさっているんですか?」と問われたら、日本のほとんどのインド占星術師は黙ってしまうでしょう。
また、マントラはともかく、奉仕や善行は効果が見えにくいという問題もあります。そして、基本的に効果が出るのが遅いと思います・・・おそらく善行の効果が出るのは来世や何年も先ではないかな?(←もし、早く出るなら、善人やボランティア団体所職員は皆幸せということになります。でも実際は違います。)
また、善行や奉仕は特定の事案に対する処方ではないです。
おそらく、クライアントは、恋愛の悩みや、仕事の悩みなどがあり、それを何か解決したり、有用なアドバイスが欲しくて来るのだと思います。
マントラはともかく、善行では、それらの個別に対する処方とはなり得ません。(もしかしたら、私が知らないだけで、なり得るのもあるかもしれませんが・・・たしか「老人に優しくする」というのは土星の処方だった気がしますが・・・)
そして、これは私の個人的な意見ですが、善行・奉仕は見返りを求めてやるべきものではないと思います。
だから、あまり、「開運のためにやりなさい」ではなく、見返りを求めず、心を込めて善意から行いなさいと言いたいです。
清水先生のおっしゃることは分かりますが、上記のように、実際の鑑定の現場、特に日本では、ほとんど意味を成しません。
(ちなみに、清水先生は、依頼者にマントラを勧めたことは、どれだけありますか?私は、無料鑑定室でマントラを勧めたのは、3回ぐらいです。そういうものに興味を示し、受け入れられると判断した時だけです。)
結果的に、2)に該当する処方が多くなってしまうと思います。(※上記で書いたように、宝石が2)とはまだ分かりませんが・・・)
もしくは、言葉によるアドバイスですね・・・「~に気をつけなさい」とか、「~海外が吉なんで、行きなさい」とか、「転職はもうちょっと先がいいよ」とか・・・
それで、運命が変わるかは分かりませんが・・・
奉仕とマントラのみが人を救うでは、一部の霊的資質の高い人、宗教的な人、ボランティア精神の強い人しか救われないことになります。
そもそも、人生を達観して、すべてを受け入れる覚悟がある人なら、占星術などいらない訳です。
未来の良いこと・悪いことなど、関係なくなるからです。
でも、みんなそんな達観した人たちばかりではありません。
普通に悩みを持つ人、病気で苦しむ人・・・
一般に、占いに頼りに来る人は、人生においてあることに苦しみ、現況から逃げたがっている人です。
私は、占星術は医療と同じく、万人に利益がある知識であってほしいと思います。
(もちろん、清水先生が2)を否定しているわけではないと言うことは分かっていますm(__)m)
はじめまして。
清水先生のもとでインド占星術を学んでいるKenjiと申します。
Astrodiaryでこちらのサイトで議論が行われていることを知り、興味深く拝見させていただいております。
マントラに関する議論がありましたので、せっかくですのでちょっと発言させていただこうと思いました。ISOPさんの
・日本でマントラを実践する人はほとんど「皆無」
・他教徒には「忌むべきもの」でしかない
・ヒンズー教徒にしか意味をなさない
というご発言がありましたが、一応、僕は清水先生が特定のグループに発信している掲示板の中で、清水先生が「ナーラヤーナ・カヴァチャム」というストートラムを紹介されているのを見て以来、それを毎日実践している者です。
ですので、ひとまず「皆無」ではないということをご報告したく、ここに書かせていただきました(笑)
まあ、この掲示板を見ている人間に一人いるということは、「ほとんど皆無」でもないのではないかと僕は思っていますが。
一応、去年の1月に「ナーラヤーナ・カヴァチャム」を一日一回唱えはじめ、それから一年半、毎日欠かさず続けています。
最初は一日一回、それも聞くだけでしたが、今では10分弱のこのサンスクリット語のストートラムを暗記し、朝と夜の二回唱えています。
当時は神経症にかかって心身の体調も思わしくなく、経済的にもかなり追い詰められて、「もう実家に帰るしかない」という状況だったのですが、「ナーラヤーナ・カヴァチャム」を日課にして半年後、突然コンテストの入賞賞金で副収入が入ったり、思わぬ仕事が舞い込んできたりで、今では状況もずいぶん改善されました。
そのすべてがマントラのお陰であるかはわかりません。しかし、今では特別な思いをこの「ナーラヤーナ・カヴァチャム」に抱いています。
ちなみに、僕は特定の信仰を持たない、いわゆる一般的な日本人です。神社仏閣には比較的足を運ぶほうだとは思いますが。
ですので、マントラに対して「忌むべきもの」だという偏見もありません。だから、比較的すんなりとサンスクリット語の詠唱に慣れることができました。
どちらにしろ何を言ってるかよくわからないので、オペラを聞いているのとあまり変わらないからです(笑)
でも僕は想像するのですが、日本に住む「他教徒」の方でも、「忌むべき」とまで感じる原理主義者はそれほど多くないのではないでしょうか。
また、
・マントラと奉仕では一部の霊的資質の高い人しか救われない
とありますが、僕が「ナーラヤーナ・カヴァチャム」を唱えはじめたのは、別に信仰心からではありません。
主に「しんどかった」からであり、後は「どんな変化があるんだろう」という好奇心です。
実践するのにお金もかからない。
また、宝石などと違い、あくまで「自力で」唱えなければならない点も気に入りました。
最初は「聞くだけでもいい」という敷居の低さもよい。
でも不思議なもので、今では一日に何度も唱えたくなります。
身体に微細な変化が起こるのを感じることもあるし、何より気分がいいからです。
・そんな良い開運法を自分でやってるのか?と問われれば、多くのインド占星術家は黙るでしょう
僕自身は未熟ながら、今は人様の鑑定もさせていただいております。こういうわけですので、僕自身は「実践者」として、縁あればマントラを紹介していきたい、という立場です。
そのためには色々とまだ勉強しなければなりませんが。
宝石に関しては、僕自身、hikariさんもおっしゃっていた、
「カルマの発芽の繰り延べ」という意見に同感です。
何より、ラオ式の占星術を勉強している以上、ラオ先生自身がマントラで病気を治癒する経験、そしてその重要性についてしきりに語っており、「祈りの力」をはじめとして、マントラの効用について少なからず言及している書籍がBVBから出版されている以上、やはりマントラについて深く知りたいと思っています。
以上、何かにご参考になればと思い、マントラについて個人的に思うところを記させていただきました。
長々と失礼いたしました。
続きですm(__)m
>たとえヤブ医者がいても、いちおう個々の医師は医学界に所属し、医師法によって縛られ、一定の基準(スタンダード)が担保・維持されています。
>占星術にはそういうものはありません。
>そこが大きな違いではないかと思います。
>医学界ができる前のアメリカでは、医療行為はだれでも行うことができたと言われています。多くのヤブ医者が暗躍し、アメリカの医療はたいへん乱れていたそうです。
>そこで医学界を創設し、医師法を整備し、医療行為を制限した結果、医療費は高騰しましたが、医療レベルは向上したそうです。
>ラオ先生は同様のことが占星術にも必要だと主張しています。
なるほど!それはいいアイデアかもしれませんね!
免状や資格があれば、ある程度のレベルは保障されるでしょう。
ただ、占い師の試験って難しいですね・・・ある星回りにおいても、いろいろな見方ができる場合が多いですから、なかなか「これが正解」とは言いにくい気がします。
かなり、教科書的な知識を問うだけの問題になりそうです(^^;、
また、免状や承認を出す機関は、できる限りクリーンな団体にやってもらいたいですね。
利権が絡むところは、腐敗がつきものですから・・・(きっと免許を賄賂で買おうという人間が出てくるでしょう)
続きです。
>次の引用から判断できるとおり、インドから発生したものがイスラーム、そして西洋を経由してイスラームを経てインドに戻ってきたのがタージカ・システムのようです。
自分でも調べましたが、私の大きな勘違いだったようです。
どこかでギリシャが起源と書かれた気がしていて、メルマガでもギリシャ起源と書いてましたorz
読者の方には訂正しておきます。
貴重な情報、大変ありがとうございましたm(__)m
>ヴァラーハ・ミヒラこそインド占星術の最大の貢献者だとする学者もいますが、そう言う人に限ってパーラーシャラの存在をまったく無視していたりします。そもそも占星術をあまり理解していなことが明白です。そのような人たちの意見や主張は参考程度に聞くことはあっても、重用する必要はあまりないのではないかと思います。
私はその類の事情に関する知識がありませんので、それについて非難したり、善悪を論じることはできません。従いまして、このあたりはノーコメントで・・・m(__)m
isopさん
>日本人にマントラを勧めて、どれだけ実践する人がいるでしょう?・・・ほとんど皆無です。
ったく賛成!
でも、基本は、相談者が信仰する宗教(キリスト教、イスラーム教、仏教 、ブードゥー教 etc)をラオ先生は処方していますよね。
結局、マントラではなくてそれを唱えるときに心が変化をもたらす、という立場ですね。
>菜食主義まで行くと、ほぼ皆無でしょう。(アベさんは菜食主義でしたが・・・ガネーシャ・ギリさんも菜食かな^^)
ラオ先生はキリスト教徒には教会の聖歌を歌うように言ったりしいます。
人それぞれ、信じる道を真剣に進めばいいんじゃないかな。
>、依頼者にマントラを勧めたことは、どれだけありますか?
所望されたときにだけ答えています。
ただ、子供ができなくて困っている人には、バールクリシュナのマントラを勧めています。
これは聞くだけでもいいい。
>それで、運命が変わるかは分かりませんが・・・
まあ、そうですね。
わたしは占星術で人を変えることなど簡単にできないと思っています。
何かのきっかけになればいいという立場です。
①何か奥深いもの(宇宙の原理=カルマ)が存在することを理解する。
②占星術に興味を抱き、カルマの存在を身近に感じる。
それにより、生まれ変わりを実感するかも知れない。
それは、大きな内的な変化をもたらすかも知れない。
③素質のある人は、これがきっかけとなりスピリチュアルの道に入ってくるかも知れない。
しかしそれはどの道であってもかまわない。(勧誘ではないし~)
④自分が何かいけないことをしたのではないかと苦しんでいる人が意外と多い。
そういう人にとって、これは運命だったんだと納得できることはある意味救いになることがある。
⑤現在の苦しみが一生続くと思って苦しんでいる人も少なくない。
ダシャーが変わればよいときが来るかも知れないことを実感させることができれば、多少は救いになるかも知れない。
⑥自分の欠点ばかりを気にしている人には、強みとか可能性を示すことで救うこともできる。
いずれにせよ、ある程度の鑑定力が必要ですね。
なかなか難しい面はあります。
鑑定を始めて間もないとき、処方が気になります。
それは自分の鑑定にあまり自信がないことの裏返しということもあるかも知れません。
なんとしても相談者を満足させたいから。
鑑定に自信がもてるようになってくると、
つまり自分の鑑定に相談者がすなおに喜んでくれるようになると
処方があまり気にならなくなります。
相談者は、あなたのいうことに素直に耳を傾けるようになるからです。
もちろん、いつもではありませんが…。
自分の前コメントが最下層まで落ちたので再投稿失礼いたします。またあそこが一杯一杯なので別エントリへの投稿もお許しください。
http://indian-vedic-astrology.com/brog-1/2015/02/23/%e3%80%90%e6%97%a5%e8%a8%98%ef%bc%86%e9%91%91%e5%ae%9a%e4%be%8b%e3%80%91%ef%bc%9a%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%89%e5%8d%a0%e6%98%9f%e8%a1%93%e3%81%ae%e5%88%9d%e5%bc%9f%e5%ad%90/#comment-4299
気になったコメントがあったので意見させていただきます。
>あと、もうひとつぜひだれかに証明あるいは説明して頂きたいと思っていることがあります。
>それは、トロピカルの西洋占星術で有効とされるトランスサタニアンと12サインのモダンの解釈が、
>どうして24°近くも座標がずれるサイデリアルのインド占星術でも有効で使えるのか?
>それは、アヤナーンシャの24°とはいったい何なのか? という根本的な問題提起にもなっています。
>たいへん興味があります。
この清水さんの問いですがトロピカルの西洋占星術の≪時点で≫既に有用ではありません。
以下をご覧下さい。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1072188770
今の日本で流布している西洋占星術は「レオ流西洋占星術」なんであって「本来の西洋占星術」からかけ離れています。本来の西洋占星術は土星までの7惑星しか使わず心理分析的な要素もありません。
「本来の西洋占星術」を学んでいる清水さんのご友人からの回答がそれを示しています。
以下引用
「古典の西洋占星術では、サインでの性格判断というのはあまり記述がありません。全くないわけではないですが、数行でまとめられていて、『場所、病気、国、体形、形状』といったどちらかというとホラリーで使う記述が多いです。性格についてはむしろ惑星のほうが担っているようなところがあります。」
私がモダン西洋占星術として呼んだのはそのためです。「レオ流西洋占星術」はどの占術でもその存在の骨子となっているはずのプレディクションが出来ません。「ポップ占星術」なんて緩い揶揄でしかなく、知恵袋の方から「性格判断ごっこ」呼ばわりされる有様で占星術と呼べる代物ではないです。性格診断なんて何とでも言えますもん。
でも残念ながら「雄志達が奮闘」したおかげでこっちが西洋占星術のメインストリームになっちゃったんですね。つまり元々の伝統的な西洋占星術が乗っ取られたわけです。
さてその西洋占星術の時点で機能していないものをインド占星術に持ってきても機能するはずもありません。でも「雄志達が奮闘」すればこっちでもメインストリームになる可能性を秘めています。
蟹座は「胸部・北・池」などであって「母性的で感情豊か」なのではありません。清水さんが言及された”Light on Life”を今読み返しているのですが、よく出来ていますね。
これを日本語訳されるのだとしたら清水さんが適格だと思われますがどうでしょうか?BVB系統の訳書しかご出版なさらないのでしょうか?
「誰かが訳書を出版する」のと「日本の学習者が英語を身に着ける」だと絶対に前者が優位ですので。
この様な書籍が訳書としてでも一冊あるだけで状況はかなり違うと思います。
Juinvi さん、ありがとうございます。
>でも「雄志達が奮闘」すればこっちでもメインストリームになる可能性を秘めています
わたしはそれを危惧しております。
>清水さんが言及された”Light on Life”を今読み返しているのですが、よく出来ていますね。
>これを日本語訳されるのだとしたら清水さんが適格だと思われますがどうでしょうか?BVB系統の訳書しかご出版なさらないのでしょうか?
すでに6年前に翻訳済みです。
著者ジェームズケラハーと交渉もして翻訳の承諾も得ていました。
しかしナクシャトラによるリーディングや分割図の解釈があまりにも大胆すぎるて???!!なので、こういうのも出版するとまた別の「雄志達を奮闘」させかねないと思い、ほったらかしにしております。
清水先生ご返信ありがとうございます。
しかし若干の誤解が生じているようですので解いていただきたくお願いいたします。
私が日本語訳されるべきと言ったのはHart de Fouw著の”Light on Life”です。
hikariさんにも推していらっしゃったものです。
しかし下段で清水先生の仰られているのはJames Kelleher著の””Path of Light”の事ではありませんか?
http://www.jameskelleher.com/storefront/product.php?&ProductID=5&gp=
私はこの書の訳書(ケラハーの)は出版されるべきとは思いません。
この方々(ケラハーら)は本来の西洋占星術をアラン・レオの完全我流としてプレディクションを完全に捨て去った、占星術ですらない単なる「性格診断ごっこ」と化した「レオ流西洋占星術(今の西洋占星術のメインストリーム)」のインド占星術版だからです。
「ケラハー流インド占星術」とでも申しましょうか。
「レオ流西洋占星術」がモダンのトランスサタニアンを使用した「12星座性格分析ツール」だとすれば、「ケラハー流インド占星術」は「27ナクシャトラ性格分析ツール」に該当すると思います。
そりゃこれの日本語訳を出版すれば「雄志達の奮闘」間違いなしですね。
世に送り出さなかったのは大正解といえると思います。
さて話を戻しましてHart de Fouw著の”Light on Life”なら是非清水先生に訳されるべきべはないのでしょうか?
BVB関連しか訳書予定はないのでしたらMS Mehta先生の”ANALYSING HOROSCOPE THROUGH MODERN TECHNIQUES”はいかがでしょうか?
https://www.journalofastrology.com/product_details.php?search_string=astrology&search_category_id=1&item_id=204
私も持っていますが、網羅的教科書かつ良書と呼べる代物だと私個人は思うのですが、、、
こういうまともな教科書的な日本語訳の書をどんどん増やしていけば「雄志達の奮闘」は無くならずとも、彼らのやっていることをおかしいと理解する良識学習者が増えて彼らの影響力が大きく削がれる、と少しは楽観的に考えているのですが。
BVB関連の網羅的教科書、またHart de Fouw著の”Light on Life”、是非清水先生になるべく早い段階で訳していただきたいものです。ちなみに私個人は英語で読んでいけるのでそのまま英語で何の問題もないのですが、日本のまともな学習者がインド占星術まで「性格診断ごっこ」にうつつを抜かさない様に先手を打っておく必要があると思います。
清水先生、現段階ではあなたしか適格者はいないのです。どうかお願いいたします。
Juinviさん、なかなかです。
>私が日本語訳されるべきと言ったのはHart de Fouw著の”Light on Life”です。
hikariさんにも推していらっしゃったものです。
すみません。
ボケをかましてしまいました。(笑
>MS Mehta先生の”ANALYSING HOROSCOPE THROUGH MODERN TECHNIQUES”はいかがでしょうか?
この書籍は内輪で輪読会みたいなものをやっており、将来的に電子書籍化も考えてもいいかなと思っています。
>性格診断ごっこ
切れ味がするどい…。
わたしはそこまで断言しませんが、
「あるあるネタ」のようなものなのかな、
とはひとりひそかにこっそり思ってはおります。
ここだけのはなしですが…。
清水先生
色々と構っていただきありがとうございます。「性格診断ごっこ」は私の言葉ではありません。
ヤフーの知恵袋の発言由来です。彼は「性格判断ごっこ」と評したようですが、私には診断ごっこのほうがしっくりきます。
蟹座だから「母性的で感情豊か」天秤座だから「優柔不断な平和主義者」こんなのは幼稚園児のお遊戯といったところでしょうかね。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1072188770
ベストアンサーに選ばれた回答
vivifyingreposteさん 2011/9/2917:12:56
現在西洋占星術と言えば、「ホロスコープを使って性格判断をする」というもので、「心理占星術」として広く行われています。しかしこの心理占星術は、実は100年ほど前に、アラン・レオという人物が、西洋占星術(ホロスコープ占星術)の文法や単語の意味を自分の都合のいいように書き換えた後に広まったものなのです。(→http://en.wikipedia.org/wiki/Alan_Leo )。本来の意味は全く違っているのに、第1ハウス=牡羊座=火星、第2ハウス=牡牛座=金星、以下略…といった誤った内容を教えたり、インド占星術を混ぜたり、当時登場したばかりの「えせ宗教」である「神智学(theosophy)(→ http://en.wikipedia.org/wiki/Theosophy )(→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%99%BA%E5%AD%A6 )」を西洋占星術(ホロスコープ占星術)の解釈に混ぜ合わせたりしたものなのです。レオは、こうした改竄により、西洋占星術(ホロスコープ占星術)をいかにも神秘的でセンセーショナルで、あたかも自分の性格が何もかも分かるように思い込ませ、その結果、彼が経営する「占い事務所」に通信鑑定の依頼が相次ぎ、効率よく売り上げを上げることができたのです。
しかし本来の西洋占星術(=古典占星術と言ったりします)とは、約3000年の歴史を持つもので、生まれた場所と時間が正確に分からないとホロスコープを読むことはできないというものだったのです。それ故本当の技術を持つ占星家は、クライアントの出生時間が不明な場合はクライアントと話しをして出生時間を改めて設定し、そこから運命を予知していくという「出生時間の修正」をしていたのです。そこまでやって鑑定を始めるからこそ、正しくクライアントの運命を予知することができたのです。ホロスコープ占星術とは「性格判断ごっこ」をするものではなかったのです。
ところが、20世紀に入って生まれた「心理占星術=にせものの西洋占星術」では、運命を正しく知ることは全くできません。なぜなら、先に述べたように、チャートを読解する際の文法や、天体やハウスの意味が、全く歪められ別ものになってしまっているからです。未来予知としては全く使い物にならないものなのです。
だから、西洋占星術(ホロスコープ占星術)を勉強するなら、本来の技術や技法をきちんと教えている、この「伝統的占星術」を学ぶべきではないかと思います。
伝統的占星術を学ぶのに、すぐ思いつくところでは二つのやり方がお勧めかと思います。一つは、Robert Zollarという人が通信教育のコースを用意していますので、そのコースで受講すること。→http://www.new-library.com/zoller/ そしてもう一つは、日本人で本物の西洋占星術(ホロスコープ占星術)に精通している人がいますのでその先生に習うことです。國分秀星さんという方です。→http://www.kokubu.com/astrology/
日本語で書かれている本でまともな内容の西洋占星術(ホロスコープ占星術)の本はありません。どの本を見てもアラン・レオが書き換えてしまった後の本から孫引きした内容しか書かれていないようですし、○暗塾といったところでも、アラン・レオが言い出して、 Zipporah Dobyns が twelve-letter astroglogical alphabet と名付けた、第1ハウス=牡羊座=火星、第2ハウス=牡牛座=金星、第3ハウス=双子座=水星(以下略)という間違った公式を真に受けて教えていたりしますのでとんでもないことです。1970~90年代に日本語で占星術を習った人達は、そのほとんどが、例えば第12ハウスと魚座と海王星とを交換可能なもの、あるいは天王星と第11ハウスと水瓶座を交換可能なものとして読んでいたりするのです(もちろん誤りです)。ですから、西洋占星術(ホロスコープ占星術)は絶対にきちんとした内容の洋書をテキストに使って勉強するか教えてもらうほうがいいと思いますよ。
洋書はこちらが参考になると思いますので、ご覧下さい。→http://www.starmedia.ne.jp/recom.html このリストにあるものはごく基本的なものばかりなので、すべて購入されるのがいいかと思います。もちろんこれだけで充分という意味ではありません。
心理占星術は、どれだけ勉強しても何にもなりません。まがいものに騙されないように注意して下さいね。
ナイス 2
何度も投稿済みません。しかし私の問題提起は最初これでした。ISOPさんか該当する方はなんらかのご回答をお願いできませんかね?
http://indian-vedic-astrology.com/brog-1/2015/02/23/%e3%80%90%e6%97%a5%e8%a8%98%ef%bc%86%e9%91%91%e5%ae%9a%e4%be%8b%e3%80%91%ef%bc%9a%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%89%e5%8d%a0%e6%98%9f%e8%a1%93%e3%81%ae%e5%88%9d%e5%bc%9f%e5%ad%90/#comment-4299
初めまして。インド占星術を英書で独学で学んでいる者です。
議論の方向性が拡散しているようですが、元々トランスサタニアンから議論が始まったんですよね?
私もインド占星術の文脈でトランスサタニアンが使用される事に非常に違和感があるので質問を投げかけさせていただきます。
私のは清水さんとは少し違う観点からで、まず使用者、もしくはインド占星術でトランスサタニアンが有用であると主張する方たちはどの位置に立脚しているのですか?
インド占星術のチャートにおいて
1.トランスサタニアンは支配はするが在住はしない
2.トランスサタニアンは在住はするが支配はしない
3.トランスサタニアンは支配も在住もする
1.は見たことがありませんね。なので却下するとして、2.か3.となりますが私の個人的な見立てでは使用者の大半は2.をまた一部の使用者と将来的に有用と主張したい方たちは3.まで目指しているようです。
解説しなくてもわかると思いますが、2.は単純にトランスサタニアンがラーフとケートゥに近しい位置付けで在住しているハウス、それと絡み合う惑星(コンジャクションやディスポジター)で影響を考慮するというものです。
3.はモダン西洋占星術と一緒で天王星は水瓶座を、海王星は魚座を、冥王星は蠍座を支配し、かつ在住しているハウス、それと絡み合う惑星までの影響まで考慮するものです。
3.まで達すると正規の惑星が12に増えて土星・木星・火星の支配する部屋が減ってしまい、「旧チャート」で形成されるラージャヨガがされなくなったり逆に形成されてしまうといった事態を招きます。すると既存のインド占星術とは大きくかけ離れたものになってしまうのでそれを避ける為かチャートの添え物の様に置く、つまり2.が取られているようです。そのミチゆうとかいう人もその様ですね。
また清水さんが指摘されているもっと重要なファクターを無視するのはなぜか?という問題も避けて通ることは出来ません。清水さんが仰られるように「正規惑星」(ナヴァグラハ)の次に重要なのはウパグラハです。マーンディやグリカなどは非常に重要なウパグラハの例です。
http://hazratishq.blogspot.com/2012/11/gulika-in-vedic-astrology-and-how-it.html
リンクを見ていただければ分かりますがBPHSでも言及されていますし、グリカが関連するラージャヨガの記述さえもある古典もあります。
この様にウパグラハはBPHSから「最近の古典」まで言及され続けてきたのにもかかわらず、それらに一切関知せず、一切言及されないトランスサタニアンを使用するのか理解に苦しみます。
しかし日本でマーンディやグリカを使ったリーディングはまずお目にかかれませんね。私の力量で、またはそれにかかわらずこんな事を言うのは避けるべきかもしれませんが、あえて言うと単純に知らないからと推測します。
日本では清水さんの様な方は例外として、インド占星術の才能・実力とブログ等のネット上の発信能力は強く反比例すると感じます。hikariさんの様な方はブログも持たず黙りこけって勉強に打ち込んでいる間、その対極の方々が発信しまくるので必然的にそうなってしまいます。
日本語で書かれているブログを目にすると「モダン西洋占星術でインド占星術を模造したもの」が大量に検索されます。清水さんにどう違うの?と質問が寄せられるのも最もだと思います。単にサイデリアルでモダン西洋占星術をしているだけの粗悪品をインド占星術と謳っているのですから。
グリカに関して貼ったページの様なブログが、それを日本語で書かれたものがどのくらいありますか?って事なんですけど。
これに関しては清水さんに活躍していただくのはもちろん良いことです。しかし全面負荷掛けるのは違うのでhikariさんの様な方がもうちょっと表に出ていってくれないかなと思っています。そうでもしないと更に「モダン西洋占星術でインド占星術を模造した粗悪品」が拡散されてしまいますからね。
ぼやきで長くなってしまいましたが、トランスサタニアンの使用者または有用であると主張する方たちには1.から3.のどれに立脚しているのか?またなぜより重要なファクターのウパグラハを使用せずトランスサタニアンをしようするのか説明義務があると思います。
上でトランスサタニアンのダシャーとかまで言い出しているので3.を目指しているんでしょうかね?
これに関する見解をお願いします。清水さんはほぼ反対に近い懐疑派なので該当しませんが、何かこのコメントに関して見解があればお聞かせ願いたいです。無ければ無視していただいて構いません。
Juinviさん
こんばんは
お褒めにあずかり光栄ですが、わたしはインド占星術も英語もへなちょこです。
ただ、興味があるから英語でもしゃあなしで読んでいるだけで、日本語書籍が充実すればいいのにと思っています。
MS Mehta先生の”ANALYSING HOROSCOPE THROUGH MODERN TECHNIQUES”については、購入して届かなかった書籍のうちのひとつです。
やはり、買って読んでみようと思います。
それよりも、ウパグラハが紹介されているブログ面白いですね。まだ、凶星増えるんんかい・・・ってのが正直な感想ですが。(へなちょこなのでうまく読めていない可能性もありますが)。また、時間をみつけてじっくり読んでみたいと思います。
わたしは、トランスサタニアンであれなんであれ、古典にないから認めないor盲目的に信じる、どちらの態度も危険があるのではという立場です。
ただ、日本において、インド占星術という全容がほとんど開示されていないにも関わらず古典にもない技法を採用しちゃうのはダメそうですよね。
惑星配置、ヴィムショタリダシャー、チャラダシャーなどでもまだまだ日本で開示されていない情報は山のようにあると思っています。
本場インドですら優先順位が低いのであれば、日本ではさらにその優先度は低くなるでしょうね。
英語能力が高く色々な情報をお持ちなのであれば、ご自身のブログやこのような場でまた色々と教えていただけると幸いです。
Juinviさん
いや~あなたのような方がいらっしゃるんですね。
ちょっと意を強くしました。
実は半分諦めかけていたところなんです…。
>クライアントの出生時間が不明な場合はクライアントと話しをして出生時間を改めて設定し、そこから運命を予知していくという「出生時間の修正」をしていたのです。そこまでやって鑑定を始めるからこそ、正しくクライアントの運命を予知することができたのです。ホロスコープ占星術とは「性格判断ごっこ」をするものではなかったのです。
そのプロセスはまさにわたしが知っているインド占星術と同じです。
ところがいまインド占星術の世界では、簡単に「時刻修正」ができてしまう人たちが大量に出てきています。
それは「12星座占い」を駆使しているからであろうとわたしは理解しています。
それはある意味、危機でもある…と。
なぜなら、時刻修正はけっしてそんな単純で簡単なものではありませんから…。
心理的な背景としては、「(インド占星術を使えば)何でもわかってしまう」という一種の、スピリチュアルな世界にありがちな万能感に人々はひたり、酔っているのかなぁと分析しています。
>未来予知としては全く使い物にならないものなのです。
わたしの師・KNラオは、2000年前後に占星術を学校で教えるかどうかをめぐって共産主義者や物理学者と裁判最高裁判で戦ったとき、西洋占星術の予言的中例を証拠のひとつとして提出しようと思って片っ端から調べたのですが、まったく該当するよな的中例がなくてそうとう落胆したそうです。
「もうすこし使えるものだと思っていた…」
といまでも言います。
>清水さんが仰られるように「正規惑星」(ナヴァグラハ)の次に重要なのはウパグラハです。マーンディやグリカなどは非常に重要なウパグラハの例です。
その通りですね。
いや~わかってくれる人がいた!
>この様にウパグラハはBPHSから「最近の古典」まで言及され続けてきたのにもかかわらず、それらに一切関知せず、一切言及されないトランスサタニアンを使用するのか理解に苦しみます。
それに対するわたしの理解は、
「インド占星術を知らないからなんだろうなぁ…」
「とりあえず目の前にあるものに飛びついているんだろうなぁ…」
ですね。
だから
「トランスサタニアンもいいけど、もっと視野を広げた方がいいんじゃない…」
「視野を広げると、もっと重要なことがまだまだいっぱいあることがわかるよ…」
というのが、わたしからのアドバイスなんですが…
どうもわかってくれる人は、日本にはいそうもないので半分諦めかけていたところなんです。
>リンクを見ていただければ分かりますがBPHSでも言及されていますし、グリカが関連するラージャヨガの記述さえもある古典もあります。
さすがですね。
>グリカに関して貼ったページの様なブログが、それを日本語で書かれたものがどのくらいありますか?って事なんですけど。
わたしどもはグリカとマーンディ(ドゥーマ)を日常的に使用しています。
ブログには書きませんが…。
> 1.から3.のどれに立脚しているのか?またなぜより重要なファクターのウパグラハを使用せずトランスサタニアンをしようするのか説明義務があると思います。
> 上でトランスサタニアンのダシャーとかまで言い出しているので3.を目指しているんでしょうかね?
同感です。
検証とか証明というレベルではなく、ひょっとして「あるある」でやっていっているのかなぁ~と思ったりもします。
同じようなことを考えている人がいることを知って、嬉しいですね。
ISOPさんには、この場を使わせて頂きまして感謝します。
清水先生、高く評価していただいた事に深く感謝いたします。しかし謙遜でもなく自分のこのレベルは大したことありませんよ。全然初級の域から出てない事の質問群です。
上に名前が挙がっているKS Charak先生の”Elements of Vedic Astrology”2冊分はどうでしょうか?標準教科書として良いレベルではないでしょうか?
hikariさん、日本語情報での(最低限でもの)充実って喫緊の課題ですよね。ブログ発信などはhikariさんの様な良心的な方がされるべきです。私はノイズばっかり増えていくことに腹が立って吠えているだけです(笑)
さてISOPさんが返信する前に次のはてな?にいってしまいます。
もう一つのトランスサタニアンに関する疑問は「近年発見された」というものです。近代化するにつれて人類が発見するように神様(個人的にこの文脈でこの語を使うことに違和感があるのですがそれは置いといて)が仕組んだ、というISOPさんの発言もあるようですね。
さてトランスサタニアンがここ数百年の間に発見されたのは本当です。しかしそれならラーフとケートゥも同様とここで主張させていただきます。
ラーフとケートゥは実星ではありません。ですので「発見」する事はできませんが、蝕を引き起こす媒体として実体のあるもの(占星術上で惑星)として考えさせていただきます。
蝕の現象自体は紀元前数千年前から当然のごとく観測されている訳ですが、歴史上においてその起こる日を計算して来た占星術師や天文学者はことごとく外してきました。
調べてみたのですがEdmond Halleyだとか日本人の麻田剛立が世界で初めて日食をほぼ完全に「事前予測」したようですね。
NASA
Edmund Halley’s Eclipse
“A few seconds before the sun was all hid, there discovered itself round the moon a luminous ring about a digit, or perhaps a tenth part of the moon’s diameter, in breadth”
– Edmund Halley Note Wikipedia
http://eclipse.gsfc.nasa.gov/SEhistory/SEhistory.html
ハレーは、ニュートンとちがって晩年まで天体に興味を持っていました。1715年(59才)のとき、ヨーロッパで見えた皆既日食の予報に成功しました。翌年には太陽の距離を正確に求めるには、金星の太陽面通過を観測することが重要であると提案しました。
http://kodomo123.ec-net.jp/biz/tsu_wkk/rekishi/rekishi_1.htm
江戸時代、麻田剛立(あさだごうりゅう)という大阪人の学者がおり
ました。この人は、1754(宝暦4)年9月1日の日食を計算で割り
出し、見事に的中させました。これが、世界最初の日食計算であ
ることは、間違いありません。
http://ameblo.jp/k-714-yamasiina/entry-11421913709.html
Asada placed great weight upon empirical verification, and every time he came across a new theory, he determined its value by observation. The earliest record of an observation by him is that of a lunar eclipse in 1757.
A year before the current official ephemeris caused a crisis of confidence in the official techniques by miscalculating a solar eclipse in 1763, Asada had already pointed out the systematic error and had shown the results of his calculations to his friends. When the day arrived, the eclipse coincided exactly with his calculations. It is apparent that his capacity as a student of astronomy was far superior to that of the official astronomers of the shogunate.
http://www.encyclopedia.com/topic/Asada_Goryu.aspx
どちらでも18世紀に入ってからです。天王星の発見された時期と同世紀ですね。つまりラーフ・ケートゥの「発見」とトランスサタニアンの発見が同時期を意味します。
ラーフ・ケートゥの「発見」が近代と主張するには無理がある、という意見があるかもしれません。
ではなぜ古典西洋占星術では7惑星しか用いないのでしょうか?
ドラゴンヘッド・テイルを用いるのはモダン西洋占星術です。トランスサタニアンも加えられています。
モダンでドラゴンヘッド・テイルとトランスサタニアン同時期に加えるということは古典西洋占星術ではドラゴンヘッド・テイル(つまりラーフ・ケートゥ)の概念を理解していなかったとの証明の他なりません。インドではとっくにわかっていたにもかかわらずです。
どうでもいいいなら使用惑星に加えませんしね。
Prashna MargaのBV Raman訳が手元にあるのですが、死や死期に関するところを見ると
Stanza 51.- Note the Rasi occupied by the most unfavourable amongst Rahu, Mrityu, Gulika, etc., and the one wherefrom any indication suggesting death is observed at the time of Prasna.
Stanza 15.- The person will die peacefully in the middle of friends and relatives if Saturn happens to be in Sarpa drekkana or if he is associated with or aspected by Rahu or Mandi, the native will die of snake-bite.
Stanza 17.- According as weak Saturn aspected by or associated with Gulika or Rahu joins Kolemukha Drekkana or Pakshimukha Drekkana, death will be due to beasts or birds.
などと一例ですがウパグラハの使用満載なんでよすね。もちろん天王星など出てきません。
因みにグリカは土星の衛星のタイタンだそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%B3_(%E8%A1%9B%E6%98%9F)
1655年発見ですね。トランスサタニアンより前ですが、どうして5000年前かそれ以前と見積もられるBPHSを初めとする古典群に記載があるのでしょう?
自分の見解はこれらの書物を書いた占星術師にはラーフ・ケートゥまたはウパグラハの重要性が分かっていた。トランスサタニアンは全く重要ではないと分かってもいた、です。両者ともその時点で発見されていないわけですから。
Juinviさん
はじめましてm(__)m
少し、気になったのですが・・・
>さてISOPさんが返信する前に次のはてな?にいってしまいます。
上記の文ですが、私に何か質問していましたっけ?
長く続いていた一連の清水先生への返信のことですか?
誰へのコメントか、最初に名前を書いて頂けると助かります。
時系列純に返信しようと思っていたのですが・・・
ちょっと忙しくて、筆が追い付きません。
申し訳ありませんm(__)m
また、お二人のお話が盛り上がっていましたので、話の腰を折らないように、ちょっと返信は控えようと思っていたのですが・・・
興味深いお話、ありがとうございますm(__)m
Juinviさん
あ、すみませんm(__)m
これでしたか?見落としていました。
——
何度も投稿済みません。しかし私の問題提起は最初これでした。ISOPさんか該当する方はなんらかのご回答をお願いできませんかね?
http://indian-vedic-astrology.com/brog-1/2015/02/23/%e3%80%90%e6%97%a5%e8%a8%98%ef%bc%86%e9%91%91%e5%ae%9a%e4%be%8b%e3%80%91%ef%bc%9a%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%89%e5%8d%a0%e6%98%9f%e8%a1%93%e3%81%ae%e5%88%9d%e5%bc%9f%e5%ad%90/#comment-4299
————-
私はトランスサタニアン推奨派ではないし、使ったことも、研究したこともありません。
誰か研究して、明らかにしてくれる人がいれば嬉しいという立場です。
特に該当しないと思いますが、それでも良ければ、私の見解をコメントしますが・・・(遅くなるかもしれませんが)
Juinviさん
一応書きました。(長くなりました)
さて、トランスサタニアンですが・・・
清水先生は、「優先順位的に他にもやることをあるから、特にやらないだけ。他の人の研究が進むことを希望する」というものだったと思いますが・・・
あなたの主張を要約するならば、「トランスタニアンやるぐらいなら、ウパグラハやれ!もしやるんなら理由を説明しろ!」と言うものですか?
私には、なぜ目くじらを立てているのかが全く分かりません。
私の感覚からは、もしインド占星術をもっと追及したいと思っているのなら、
「ウパグラハの研究している人は頑張れ!」
「トランスサタニアンの人も、そっちはそっちで頑張れ!」
と思うのではないでしょうか?
トランスサタニアンの研究が進めば、あなたにとっても有用な情報のはずです。
誰かがそれらの何か重要な法則に気づいて、占星術の技術レベルが飛躍的に進む可能性だって、無いわけではありません。
自分と違う研究をしてくれるなんて、とても嬉しいことではないですか?
自分は労せずして、知識を得られるのですから・・・
感謝こそすれ、非難されるべきものではないでしょう。
何をカリカリしているのか、私にゃさっぱりですわ(^^;
他人が何の研究をしようが、あなたに何も迷惑かからないし・・・まだ研究の段階だから間違っているとかの問題ではないし・・・ウパグラハより、トランスサタニアンの方が重要と主張しているわけでは無し・・・
なんで、あなたが「そっちが優先じゃねぇだろ」みたいな言い方するのか、全く分かりません。
そもそも、みんながみんなウパグラハ研究してたら、トランスサタニアンの研究が進まないじゃないですか!
いろんな分野を分け合って研究する方が、よっぽど効率がいいと思いますが・・・?
私は磁石研究者ですが、この業界のことをお話しすると・・・
Nd2Fe14Bという組成が、磁石業界のメインストリームですが、他のマイナーな組成を研究する人もいます。
皆、あまり関心を持ちませんが、それを非難する人はいません。
だって、もしかしたら、Nd2Fe14Bを超える組成が発見されるかもしれないじゃないですか!^^
可能性はゼロではないです。
皆、そのマイナー研究者達にも、心のどこかで期待しているところはあります。
「成果上がりにくいだろうけど、そっちはそっちで研究がんばれ!」って、皆、思ってますよ。
あなたが古典に興味があって、そっちを研究するのは全く構いませんが、他の人の興味関心や研究することにケチをつけるのはいかがなものかと思います。
むしろ、応援したら?と思います。
あなたは、「なんでトランスサタニアンのことをやるのか説明義務があります」と言ってますが、そんな義務はありません。尋ねられたら答える程度の問題です。(あなたは研究の前にいちいち宣言をするのですか?)
研究者が何かを研究する理由は、「面白そうだから」「興味がわいたから」だけで十分です。
研究者に必要な最大に資質は「興味関心・好奇心・探究心」だと思っています。
まぁ、前振りはこれぐらいにして、以下、順番にあなたの質問に答えていきます。
>1.トランスサタニアンは支配はするが在住はしない
>2.トランスサタニアンは在住はするが支配はしない
>3.トランスサタニアンは支配も在住もする
1はあり得ないでしょう・・・実際、在住しているのですから(=チャート上に記載される)
もし在住しないなら、支配も意味なくなるでしょう。
多分、2で止まると思いますが、ラーフやケートゥのように、3の支配を言い出す人もいるかもしれませんね。 (※ご存知と思いますが、ラーフは水瓶座支配、ケートゥは蠍座支配で行う人たちもいます。)
ただ、感覚的には、3を言い出す人がいても、ラーフやケートゥと同じく、あまりメインストリームにはならないと思いますが・・・
どこまで3の主張を採用するかどうかは、説得力(=データ量・論理性)がどの程度あるかどうかで決まりますね。
明らかに、ある支配と仮定した時に有意性・有効性があるデータが数多く示されれば、採用となるでしょうね。
(※たしか、どこかで、トランスサタニアンの支配星座について記載があったと思います。どこで見たか、忘れましたが・・・)
これは個人的な感想ですが、あなたは最初から決めつけ過ぎに感じます。
エビデンスもデータもないまま、相手の主張を否定しすぎです。
まだ研究段階であり、否定も肯定もできないはずです。
何のデータもない推論や個人の思いなど、科学においては何の役にも立ちません。
古典にもモダンにも、いろんな主張がありますが、各主張が正しいかは、最終的には統計学になると思います。
しかしまぁ、個人で統計処理できる量を集めるのは困難ですが、最低でも、10例以上の反例を持って来るぐらいのことは必要です。
少なくとも、ラオ先生は実証主義だったはずです。
否定するなら、実例やデータに基ずいた、もっと説得力のある主張をされてはいかがでしょうか?
一番大事なのは、真実かどうか・使えるかどうかであり、古典がどうとか、誰が言っているからとか、関係ありません。
まぁ、私が研究者だからこんなことにこだわるのかもしれませんが・・・
>しかし日本でマーンディやグリカを使ったリーディングはまずお目にかかれませんね。私の力量で、またはそれにかかわらずこんな事を言うのは避けるべきかもしれませんが、あえて言うと単純に知らないからと推測します。
以下は私の推測(&私の場合)ですが・・・
英語が苦手な人は、あなたのおっしゃるように、単純に使い方を知らないし、知るすべがないからというのが大きいでしょうね。私の知る限り、詳しくしている書籍、HPはありません。
また、英語が割とできる人でも、グリカやマーンディを積極的に学ばないのは、他に優先順位の高いことがあるからです。
ダシャーや分割図、トランジット、アシュタカヴァルガ、テーマ別研究・・・まだ基礎の段階であり、覚えることが多すぎて、ウパグラハまで手が回らないというのが現状です。(←私はこれに当たります)
あなたも、ある程度、基礎をマスターしてからウパグラハなどの技法を覚えたのではないでしょうか?
私はあなたほどの知識はありませんので、まだまだ基礎技法の習得レベルです。
また鑑定例で見ないのは、仮に使い方を少し知っている人でも、優先順位的に、そこまで詳しく見ようとしないからというのもあると思います。
例えば、誰かを鑑定したとして、アルーダ・パダやマイナーダシャーまで、全部あなたは見るでしょうか?
まぁ、月ラグナまでは検討するとしても、太陽ラグナは?カラカムシャ・ラグナは?さらに行けば、バーバ・ラグナ、ホーラ・ラグナスリー・ラグナ、ギャーティ・ラグナを見ますか?(←私は名前しか知らん)
主要分割図を全部検討しますか?
おそらくしないと思います。
他にも、トランジットやレクティファイ・・・鑑定でやることなんでたくさんあります。
私はPAC見て、ヨガ見て、ダシャー2個ぐらい見て、トランジット見て、だいたい力尽きます(^^;
GLやMdにしても、まだマイナー技法扱いです・・・仮に知っている人でも、「他に見ることがたくさんあるから、そこまで詳しく見てられないよ!」というのが本音じゃないかと思います。
必然的に鑑定例で出てくるのは稀となります。
まぁ、私が話していることは推測にすぎません。
また、私はトランスサタニアンは使いませんので、なぜ積極的に使っているかについて知りたければ、ここで投稿するのではなく、みちゆうさんに直接聞いた方がよろしいと思います。
>日本では清水さんの様な方は例外として、インド占星術の才能・実力とブログ等のネット上の発信能力は強く反比例すると感じます。
発信能力が高いって・・・ブログ頻繁に更新してるのは、私、うちゃさん、ガネーシャギリさん、ナーラーヤナさんとかですかね・・・?
私の実力が低いのは素直に認めますが、暗に非難しないで、はっきり言ったらどうでしょうか?
私に言うのは全然かまいません。ただ、他に頻繁に発信している人に失礼です。
まぁ、私は無料鑑定しているから鑑定例は見れるでしょうが、うちゃさんとかガネーシャギリさん、ナーラヤナさん、その他の方の実力をどう知ったのですか?
彼らの鑑定を受けたのですか?
インド占星術の実力とは鑑定力ですよ・・・知識ではありません。(私のように、わりかし知識はあるのに、鑑定力は低いまま人もいます。逆に、基礎しか知らなくても、いい鑑定をする人も多くいます)
実力とは、知識ではなく、どれだけ当てられるか、どれだけ正確に読み解けるか、依頼者にどれだけ有用なコメントを与えられるかです・・・実力が低いようなことを暗に言っていますが、彼らの鑑定をどちらで見たのですか?
>グリカに関して貼ったページの様なブログが、それを日本語で書かれたものがどのくらいありますか?って事なんですけど。
まぁ、情報としては非常に少ないですが、1年半ぐらい前に、ウパグラハについて記事を書いたことがあります。
役に立つ情報と言うより、「こんなのあるから誰か研究して!」という記事ですが・・・
http://indian-vedic-astrology.com/brog-1/2015/02/08/%E3%80%90%E6%83%91%E6%98%9F%E3%80%91%EF%BC%9A%E3%82%A6%E3%83%91%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%8F%EF%BC%88%E5%89%AF%E6%83%91%E6%98%9F%EF%BC%89/
あと、メルマガ取っている方はご存知ですが、一ヶ月ぐらい前に、メルマガの医療占星術でグリカとマーンディと病気の関係をやりました。
まぁ、それほど詳しくはありませんが・・・
それから・・・
性格についてのあなたの情報は、私も驚きました。
有用な情報、ありがとうございますm(__)m
日本で出ているどんな本にも星座と性格について書かれているし(「インド占星学」・「実践インド占星術」・「ジョーティッシュ占星学」「インド占星術と運命改善法」など・・・)、たけさきさんのHPにも、鑑定家さんのHPにも書いてありますので、私も何も疑わずにHPに書いていますが、インドの古典、また西洋占星術の古典にはないのですか!これは、ちょっと驚きました。
いやしかし、あなたの情報にはびっくりしましたが、経験的にラグナによる性格は、結構当てはまっている気がします。たまに、「この人、性格合わねぇな・・・ラグナずれてね?」と思うような人はいますが、むしろその方が稀な気がします(統計取ったわけじゃないですが)。
「古典にないのに、これを編み出したなら、その人、結構すごいんじゃね?」と逆に思いましたが・・・
個人的には、実際に鑑定に使え、事実にあっていれば、モダンだろうが、俺流だろうがレオ流だろうが問題ないです。
要は、どれだけ説得力(エビデンス・データ・論理性)があり、どれだけ使えるかです。
古典にないからダメと言うのは、前述した古典至上主義です。
あなたが、性格鑑定を否定したいならば、データを集めて、星座別ラグナと性格には何の関係性もないということを、実証する必要があります。
もちろん、合っていると主張する方にも、星座別ラグナと性格には関係性があるというデータを示さなければいけません。ただし、ラグナ別の性格鑑定にはラオ先生のいう「時代の検証」がある程度(数十年?だけですが)あります。とりあえず、そのその情報の正誤性に異議を唱える者は少なく、現在、一応、スタンダードとされていると思います。その意味では、間違っていると主張する側がデータを出し、証明するべきでしょう。
逆に、これだけ受け入れられているというのは、ある程度というか、かなり真実性が高いのでは?
(←使えなければ、すぐに廃れただろうと思います。)
もしあなたが、性格鑑定を否定するおつもりなら、「古典にない」という主張ではなく、実際の鑑定上、間違っているというデータを示して頂ければと思います。(※勘違いしないでほしいのですが、決して批判しているわけでなく、実際に興味があります。)
特に、性格鑑定では、西洋占星術・インド占星術ともにかなり当たると言われてます。(むしろ、性格は西洋が上かな?)
実際、データ集めればどっちが正しいか分かりますが、個人的な感触では、多分あなたの主張の方が不利じゃないかと思います。(データとってないですが、私はある程度の関係性はあると思います。)
と言うか、あなたほどの人なら、本だけでなく、現実にもかなりの鑑定数をこなしていると思います。
あなたが何十、何百人見たか分かりませんが、その多くの鑑定の中で、本人の性格とラグナについて、相関があるとは思わなかったんですか?・・・本当に?
もし、そうなら、むしろその方が興味深いです。^^;
私を最初に見てくれたインド占星術師は、おそらく数百人は見てますが、「性格はほぼ当たる」と言っていました。(←もちろん、惑星や他の要素もありますが)
私も、これまで200人は見てると思いますが、ラグナと実際の性格に、大きな違和感を持つときの方が少ないです。(ないとは言いませんが、60~70%ぐらいは適合性がいい気がします)
また、知り合いの鑑定前には、個人的に、ひそかにラグナ当てクイズみたいなのをやりますが、まずまず当たります(少なくとも期待値(1/12)よりは上だと思う。)
これは、みんな思い込みなんですかね?^^;
まぁ、私も過去のデータを見直してみますが・・・
あと、もう一個、
性格鑑定は役に立たないみたいなことを書かれていますが、それは「当たらなくて使えない」という意味ですか?
それとも、「性格など当たっても、使い道がないから使えない」という意味ですか?
後者なら、そんなことはないのではないかと思います。
性格や自分の傾向を知りたいという人は結構いますし、自分の欠点や気を付けるべきこととなども分かれば、生活や人間関係にも役立たせることはできます。自分の得意なところ長所が分かれば、それを仕事に応用したり、伸ばそうとすることも可能です。
また、そこに相関があるということは、占星術自体の正当性を高めます。(というか、単純に面白い!^^)
あなたが「性格診断ごっこ」と揶揄するのは構いませんが、もう少し、説得力のある反論をお願いします。
自分の正しいと思うレールの上に、相手が乗っていないからと言って、怒るタイプの人がいます。
個人的には、いろいろな道があっていいのでないかと思います。
もちろん、レールはレールでも、相手が間違ったレールというならば、話は別です。
たぶん、清水先生もあなたも、それを危惧しておられるのでしょう。
ミスリードするような理論や、論理性のない間違った主張は、反論して、相手に取り消させるべきでしょう。
ただ、そうであるなら、相手が間違ったレールであることを論理的に示さなければなりません。
もし、論理的に反論できないならば、あなたに本当は根拠がないということです。推測で反論していないか、自分の心の中をじっくり探ってください。
その反証は、あなたが言う「古典に載っていない」というのは、何の根拠にもなりません(逆に、古典の間違っているところなんて、それこそ山ほどあります。と言うか、使えない技法の方が多い)。
個人の思い込みや根拠のない推論もダメです。
真実だけが真実です。ぜひ、データを集めて実例で論証して頂きたいと思います。
勘違いしないでもらいたいのは、別に私は、ラグナ別性格論にこだわりがあるわけではありません。
固執したり、声高に主張しようなどとは全く思っていません。私は、ただ真実にこだわりたいだけです。
私のHPにも、星座別のラグナの性格の解説がありますが、あなたが、説得力のある説明をしていただいて、納得させて頂ければ、私はすぐにでも消します。と言うか、ぜひ、私を納得させてください。
もし、間違いをHPに載せておけば、皆様をミスリードしますから・・・
よろしくお願いします。
ちょっと追加です。
上記のことで、トランスサタニアンや性格鑑定などありますが、私が思いますに・・・
モダンにしても、古典にしても、主張している一個一個の技法を実際の鑑定データと照らし合わし、使えないものは捨て、使えるものを採用し、そうやって検証して高めていくしか仕方ないのではないでしょうか?(少なくとも、ラオ先生はそうしているように見えます。)
私が無料鑑定掲示板を運営しているのは、初学者の腕の向上や、社会的な奉仕の意味もありますが、多くの鑑定例を集めて、データベース化し、私の、または多くの人の研究に役立てたいという思いもあります。
何千も例を集めて統計処理すれば、ある程度、正しい技法・間違っている技法が明らかになるからです。(そのため、掲示板ルールでは、いろんな人が研究できるように、ここでは公開が原則で、各個人のブログやHPで自由に使用できるとしています。)
Juinviさん
> 上に名前が挙がっているKS Charak先生の”Elements of Vedic Astrology”2冊分はどうでしょうか?標準教科書として良いレベルではないでしょうか?
BVBの授業で教わる内容の一部(パーラシャラ・システム)を簡潔に要約しています。
試験準備の参考書としてはたいへんすぐれています。
BVBでなにを学ぶのかを垣間見ることができます。
しかし説明が不足しています。
教科書としてはすぐれていますが、独学用としては物足りないかも知れません。
しかしよけいなものやでたらめ(ノイズ)が少ないので、なにか疑問が生じたときにこの本を参照し、確認するには適しています。
> 自分の見解はこれらの書物を書いた占星術師にはラーフ・ケートゥまたはウパグラハの重要性が分かっていた。トランスサタニアンは全く重要ではないと分かってもいた、です。両者ともその時点で発見されていないわけですから
同感です。
神様はトランスサタニアンを発見し損なったが、ラーフやケートゥ、そしてウパグラハはの存在とその重要性は知っていた? というロジックはあまり説得力がありません。
神様はどちらも知っていたが、一方は採用したが、他方は採用しなかった、と理解した方が自然でしょう。
このことは、ラーフとケートゥ、そしてウパグラハのインド占星術における重要性を認識していたら容易に気づくであろうポイントであろうと思います。
というわけで、インド占星術をあまりよく知らないために多くの人が混乱しているのであろうと、わたしは考えています。
Juinviさんが列挙された参考資料は、わたしも勉強になるものがありました。
ありがとうございます。
Juinviさんは
>しかし謙遜でもなく自分のこのレベルは大したことありませんよ。
とおっしゃる。
しかしインド占星術におけるJuinviさんの認識は、おそらくインド占星術についてホームページやブログ等で発信されている他の方よりも的確で正確です。
>KS Charak先生の”Elements of Vedic Astrology”2冊分
追加です。
この本には概略・要約が書かれています。
ところでこの書籍を推すことで心配されるのは、この本を読んだだけでこの本がカバーする「寿命」「医療占星術」「プラシュナ」「ムフルタ」「アシュタカヴァルガ」を教え始める人が出てくるであろうことが予想されることです。
繰り返しておきますが、ここに書かれてあることは要約・概略にすぎません。
人様に教授できるほどの知識が得られるほど詳細な内容は書かれておりませんのでご注意ください。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
さて、わたしは「(多くの人が)インド占星術をあまりよく知らない」という表現をこれまでに繰り返してきました。
このことについてすこし書いておきましょう。
インド占星術には明確なディシプリンがあります。
なにをどこまで教えるかは、占星術学校によって違いがありますが、カリキュラムの基本は『ブリハット・パーラーシャラ・ホーラー・シャーストラ(BPHS)』であろうと思われます。それにジェイミニやタージカ、マンデーンなどのシステムが加わるかどうかについてバリエーションがある。
初学者がBPHSを読むのは困難です。
ですから書籍で学ぶ場合、つまり独学の場合、それに準拠した参考書を選んで学ぶしかありません。(わたしの結論は「独学は無理」ですが、それについてはここでは論じません。)
「(多くの人が)インド占星術をあまりよく知らない」という表現をわたしはこれまでに繰り返してきました。
もうすこし詳しく書いてみましょう。
「インド占星術を知らない」という表現は、上から目線のような響きがあるので誤解されやすいところがあります。
「インド占星術を知らない」にはいくつかの段階があります。
①基本レベル
これは教科書レベル。
インド占星術を構成する要素とカバーする範囲を一通り把握する。
つまりBPHSの概略・全体像を知っているレベルです。
このレベルでは、インド占星術の定義がよりはっきり見えてきます。
西洋占星術とインド占星術を混乱させることがなくなります。
そして、ネット等で氾濫するノイズへの抵抗力もついてきます。
②中級レベル
これは実践のレベル
基本レベルで概略を学んだ次の段階は、何が重要で何が重要でないか、つまりどの技法が使えてどの技法が使えないかという判別がついてくるレベルです。
基本レベルではオールラウンドに学びますが、このレベルでは実践に入っていきます。
実践となるとすべてをカバーすることはできません。
専門性がでてきます。
つまり①は概論、②は各論です。
③上級レベル
プレディクションができる(あたる)ようになってくるレベルです。
プレディクションがあたるようになってくると、自然と別の次元に誘われます。
まず知識だけだったカルマや転生について確信が生じてきます。
わたしの経験ですが、ラオ先生が書籍の中で書いていたことの本当の意味について、気づきが生じ始めます。
たとえば、インド占星術の原型はギリシヤから伝わったという説がありますが、ラオ先生は「占星術は『生まれ変わり(転生)』という精妙な思想が存在しない国では生まれようがない」と『カルマと転生』(清水訳)でさらっと書いています。
その主張の重みが理解できるようになってくるし、ラオ先生の書籍で紹介している鑑定の成功事例もトレースしながら理解できるようになります。
④もっと上
想像がつきません。
ホロスコープを見なくてもプレディクションができるようなレベルもあるそうです。
ラオ先生のジョーティシュ・グル(バースカラナンダ、母親)がそうでした。
Juinviさん
hikariさん、日本語情報での(最低限でもの)充実って喫緊の課題ですよね。
⇒道具が出そろっていないので、才能云々以前の問題だと思っています。Juinviさんが古典(BPHS)を翻訳して出版されたりは難しいのでしょうか?
ブログ発信などはhikariさんの様な良心的な方がされるべきです。私はノイズばっかり増えていくことに腹が立って吠えているだけです(笑)
⇒お気持ちは理解できますが、この部分についてはわたしは少し違ったスタンスを持っています。
ブログというのは基本的に憲法で保証された表現の自由を個人がいかんなく発揮できる場だと考えているので、玉石混交が当然というか石が99%で当然だと思っています。犯罪や公序良俗に反すること以外はまぁ好きに発信していいんじゃないかと思います。(本物のインド占星術を真摯に学びたい人間にとって困るのはとても理解できます。
むしろ、重要なのは情報を取捨選択する受け手のリテラシーなのではと考えるのですが。Juinviさんはノイズをノイズと判別するだけのリテラシーをお持ちだということになると思います。
同様にセミナーについても、受講者が満足していれば先生が「本物」じゃなくてもいいのではと思います。別にインド占星術を真摯に勉強することが目的ではなく、占い好きの主婦が類友と井戸端会議がしたくてセミナーを受講する人だっているかもしれないですし。そのセミナーで仲良しなグループができて満足だっていう人もいるかもしれないです。そういった需要をうまく満たしてあげるような経済活動を行っている人を責める気にはなれません。
ようするにインド占星術についても高い峰を目指して上っていきたい人、すそ野で楽しく遊びたい人、中くらいの人などに分かれると思うので、ノイズについても高い峰を目指す人には不要ですが、その他の人にはあっても構わないような気もします。
西洋占星術がこれだけポップ化した中であっても、まだ本物が途絶えていないように、インド占星術についても、たとえ激しくポップ化しても正しく受け継ぐ人はちゃんと出てくると思うので、まぁ気楽に構えてもいいのではと思います。
すぐ上のわたしの投稿の続きです。
①のレベルはBVBの占星術コース(2年間)に相当します。
大学の学部相当です。
②のレベルはBVBのリサーチ・コースに相当します。
大学院に相当します。
わたしの独断と偏見ではありますが、独習者のためにもう少し書きます。
独習者の指針として参考になればと思います。
ほとんどの書籍は①のレベル相当ではないかと思います。
①のレベルにも満たない書籍も少なくありません。
1)Dr.Charak “Elements of Vedic Astrology”
2)Hart DeFouw “Light On Life”
などは、①のレベルとしてはすぐれています。
とくに2)は、占星術のコースやブログ、メルマガのネタが満載です。
しかしこれを読んでも、②のレベルには到達しないでしょう。
3)MS.Mehta”Analysing Horoscope Through Modern Techniques”
は、①から②のレベルへの橋渡しとしてすぐれています。
②のレベルに相当する書籍は、BVB関係者の書籍を除いてわたしは知りません。
なぜなら、これはリサーチのレベルなので、そういう活動を行い、その成果を出版しているのはBVBを除いてわたしは知らないからです。
また、ほとんどの占星術の書籍は、ヨーガであれダシャーであれトランジットであれ、事例で使用されているホロスコープの真偽が疑わしい場合が少なくありません。
不正確なホロスコープでヨーガやダシャー、あるいはどんな技法であれ、なにを論じてもほとんど意味がありません。
砂上の楼閣です。
②のレベルから、書籍で使用されるホロスコープの精度がかなり重要になってきます。
その配慮のない書籍は、問題外です。
ヨーガやダシャー、あるいはその他のテーマに関する書籍は山ほどあり、わたしもほとんどの書籍に目を通しましたが、信用するに値する書籍はほとんどないというのがわたしがたどり着いた結論です。
しかしそうはいっても、BVB関係者の出版物のなかにも誤ったホロスコープが時々使用されていることは確かです。
ラオ先生の書籍にさえそういうことがハプニング的にあります。
しかしできるだけそれを排除しようとしている姿勢は終始一貫しています。
それほど正確なホロスコープを用いることは困難であるということでもあります。
このレベルを目指す学習者は、占星術雑誌”Journal of Astrlogy”やBVBの出版物(いろいろあります)を読まれることを勧めます。
そして次の③のレベルに相当する書籍ですが、ほとんどありません。
例外的に、ラオ先生の書籍。
そしてBVBの某教官の書籍も、あるいはこのレベルに導いてくれる数少ない書籍かも知れないとわたしは考えています。
結論
①から③までをカバーする書籍は、やはりラオ先生の書籍しかないのではないかと思います。
以上、あくまでもわたしの独断と偏見であります。
hikariさんへ
>ようするにインド占星術についても高い峰を目指して上っていきたい人、すそ野で楽しく遊びたい人、中くらいの人などに分かれると思うので、
おっしゃられたいことはわかります。
でもね
実際に何が起きているのかと言うと、すごく霧の濃い日、富士山の頂上を目指して登っていると思ったら、すぐに頂上に着いてしまった。
おまけに目の前に富士山が聳えているではないか。
「あれ?、あれ?」
そして気がついた。
そうか、登っていたのは、富士山のその麓にある黒岳だった。
ということなのではないか…なんですよね。
ラオ先生は、よくそういうことをすると
“Don’t do that. You will destroy astrology.”
といいます。
destroy という強い表現を使います。
でも、なにいってんのかわかんないだろうなぁ。
だから、ラオ先生は技法を簡単に公開しないんだよね。
ラオ先生は5000人以上の占星術家、200人以上のヨーギーたちとこれまでに出会い、そういう人たちから秘儀を伝授されてたこともあったそうです。
そして、その秘儀を決して公開しないようにと言われてきたそうです。
なぜ公開してはいけないのか?
そこのところをわたしたちは考えていかなければいけません。
商業的な理由からではないのです。
>インド占星術についても、たとえ激しくポップ化しても正しく受け継ぐ人はちゃんと出てくると思う
おっしゃることはわかります。
もっと気楽に、「それってあるある~」といいながらやっていきたいというのは。
でもね、エンタメ系ポップ占星術は、わたしがすぐ前とその前に書いてきたインド占星術の達成レベルで言えば、残念ながら①のレベル止まりです、おそらく。
②のレベル以上へはいけないでしょう。
②以上へは、正確なホロスコープに対するこだわりが必要になってくるからです。
清水先生 こんばんは
わたしはサラリーマンなので、平日夜と土日しか暇な時間がなく、そろそろその他のやるべきことが溜まってきましたのでここで行われている議論についてのコメントはこれを最後にいたします。
有益な情報どうもありがとうございました。とても勉強になりました。
あと、ISOPさんにもいろいろコメントを書かせていただきまして感謝いたします。
>インド占星術についても、たとえ激しくポップ化しても正しく受け継ぐ人はちゃんと出てくると思う
については、インド占星術がポップ化しながらも正しく伝承されるだろうと期待しているのではなく、ポップ化とは無縁な清水先生(およびその関係者)がいらっしゃるので大丈夫だろうという文脈です。
あと、ポップ化ということについての個人的な見解を述べさせていただくならば、あらゆるジャンルにおいてポップ化という現象はおきているように思えます。
そんな中、インド占星術でだけ正当なものしか認めないというスタンスを取るのは現実的に不毛なのではという考えを持ちます。というか現実にそぐわないのではと思います。
例えば、わたしは、たまに音楽でクラシックを聴くのですが、グルダが弾くモーツァルトとかグレングルードが弾くバッハなどを聞くと、おいおいマジで天に召されちまうんじゃないかと思うことがあります。本にしても三島由紀夫の文体は日本語の極致に達していると思いますし、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」は今読んでも他の有象無象を寄せ付かない面白さがあります。
個人的に時の試練を潜り抜けて残ってきているものを「本物」だと思いますし、そこにはやはり私を含めた一定のファン層がいます。
しかしながら、現実を見ると音楽のマジョリティはPOPミュージックですし、本のマジョリティはエンタメ小説でしょう。個人的にそういった現実にたまにゲンナリすることもありますが、まぁ、一番そこに需要があるのだからしょうがないんだと思っています。
インド占星術にしたって、基本的に日本で活動されている方々(プロ)はみなお金を取っていらっしゃる。いわゆる経済活動をしていらっしゃるわけです。
経済活動をしているのであれば、そこには市場性の理論が当然入ってくるわけで、であれば、大衆受けするマーケティングをする人が当たり前のように勝つだろうと思います。
お金が介在している以上、大衆化は避けられないというのが個人的な感想です。
で、私自身はですが、大衆化される前の正当でまっとうなインド占星術を学びたいと思っています。
そういったインド占星術を発信できるのは本場で学ばれた清水先生であろうと思いますし、今後のご活躍に期待しているところです。
それでは、今後のますますのご発展をお祈りしています。
付け加えさせていただくならば、インド占星術が日本においてまだあまり知名度がない中で、清水先生がインドに行って戻ってきたことはとても大きいことで、これはインド占星術のポップ化現象を最低限にできるのではないかとも期待しております。
hikariさん
回答不要です。
音楽の目的は人々を安らがせる、楽しませる…。
それができれば、クラシックでもポップでもかまわないわけです。
ところが占星術はどうでしょうか?
占星術の目的は、未来を予言すること、じゃないですか?
ポップ占星術にはそれができません。
ポップ占星術は、占星術ほんらいの目的を達成することができません。
同じ「ポップ」でも、音楽のポップと占星術のポップは違います。
「ポップ」の言葉にごまかされてはいけません。
インド占星術には、ポップ占星術は必要ありませんでしたし、いまでも必要ありませんし、将来もおそらく必要ありません。
ポップ占星術がなくても、正確なプレディクションを行うことのできる人たちが多数輩出されてきたし、これからも多数輩出されるでしょう。
ポップ占星術がインド占星術を必要としてきたのです、マーケット拡大のために…。
あるいはインド占星術家の一部が、本来必要のないポップ占星術を必要としてきたのです、集客のために…。
インド占星術の発展のためにポップ化は必要ないのです。
これは重要なポイントです。
補足
おそらくhikariさんは、「モダナイゼーション」と「ポップ化」を混同しているようです。
hikariさんが言う「ポップ化」は、おそらくラオ先生が長年行ってきたた「モダナイゼーション」のことでしょう。
古典を現代の文脈で解釈し直す作業です。
そうやって廃れかけた占星術をラオ先生は現代に復活させてきました。
わたしがここで言う「ポップ化」とはまったく別物です。
詳しくはラオ先生の一連の書籍を読めばわかるでしょう。
仰られることには激しく同意します。
たとえが下手でしたね。
確かに未来を予言する占星術にポップは必要ないです。未来を予言できないんだから当たり前ですよね。
ただ、わたしが言いたいのはインド占星術を未来を予言する意外の名目で使う人は絶対出てくるし、それは清水先生がおっしゃるような理由でマーケットの中ではある程度避けられないのではということです。
ただ、清水先生が断固反対立場を取られることは大事なんだと思います。そうしなくなったら終わりかもしれないです。
すいません、そこまで気が回りませんでした。
回答不要
>わたしが言いたいのはインド占星術を未来を予言する意外の名目で使う人は絶対出てくる
それはインド占星術に限らずなんにでもあることでしょう。
あらためて議論するまでもないでしょう。
でも、hikariさんのおっしゃりたいことは、わかりました。
もうやめましょう。
>お金が介在している以上、大衆化は避けられないというのが個人的な感想です。
大衆化しても、本来の目的がかなえられるなら正当な商取引です。
もちろん問題ありません。(儲けすぎは問題ですが…)
大衆化が問題なのではありません。
大衆化しようがしまいが、本来の目的がかなえられないとしたらどうでしょう。
本来の目的がかなえられているかどうかが問題なのです。
富士山に登っていると思ったら、黒岳に登らされていた。
それはどうなのよ、ということなのです。
麓でゆっくりしようが、中腹にいようが、頂上付近にいようがかまいません。
富士吉田口だろうが、須走登山道だろうが、かまいません。
でも、みなさんが登っている山は、ひょっとしたら富士山じゃないかも知れませんよ、という問題提起をJuinviさんはしていたのです。
その問題提起に対してだれも何も答えていないのです。
そもそも未来予知という本来の目的を叶える必要がない、別の目的で楽しんでいる状況を大衆化と考えていました。
すいません、あとはお任せします。
おやすみなさい(__)
おやすみなさい(__) → 回答不要
>別の目的で楽しんでいる状況を大衆化と考えていました。
あぁ、それは占星術ではありません。
Juinviさんは、その現象を「乗っ取り」と表現したのだと思います。
将来的には、「別の目的で楽しんでいる状況」を占星術と呼ぶことになるかも知れません。
西洋占星術はもうそうなってしまったのかも知れません。(わたしはその辺の事情をよく知りませんが…)
いや、そうさせたくないとわたしやJuinviさんは息を荒くしているのです。
でもhikariさんは、それも時代の趨勢だからしかたがないでしょ、とおっしゃる…。
でも、もうやめときましょう。
hikariさんの言うとおりになるかも知れないし…。
では、Good night!
はじめまして。
清水先生のもとでインド占星術を学んでいるKenjiと申します。
Astrodiaryでこちらのサイトで議論が行われていることを知り、興味深く拝見させていただいております。
マントラに関する議論がありましたので、せっかくですのでちょっと発言させていただこうと思いました。ISOPさんの
・日本でマントラを実践する人はほとんど「皆無」
・他教徒には「忌むべきもの」でしかない
・ヒンズー教徒にしか意味をなさない
というご発言がありましたが、一応、僕は清水先生が特定のグループに発信している掲示板の中で、清水先生が「ナーラヤーナ・カヴァチャム」というストートラムを紹介されているのを見て以来、それを毎日実践している者です。
ですので、ひとまず「皆無」ではないということをご報告したく、ここに書かせていただきました(笑)
まあ、この掲示板を見ている人間に一人いるということは、「ほとんど皆無」でもないのではないかと僕は思っていますが。
一応、去年の1月に「ナーラヤーナ・カヴァチャム」を一日一回唱えはじめ、それから一年半、毎日欠かさず続けています。
最初は一日一回、それも聞くだけでしたが、今では10分弱のこのサンスクリット語のストートラムを暗記し、朝と夜の二回唱えています。
当時は神経症にかかって心身の体調も思わしくなく、経済的にもかなり追い詰められて、「もう実家に帰るしかない」という状況だったのですが、「ナーラヤーナ・カヴァチャム」を日課にして半年後、突然コンテストの入賞賞金で副収入が入ったり、思わぬ仕事が舞い込んできたりで、今では状況もずいぶん改善されました。
そのすべてがマントラのお陰であるかはわかりません。しかし、今では特別な思いをこの「ナーラヤーナ・カヴァチャム」に抱いています。
ちなみに、僕は特定の信仰を持たない、いわゆる一般的な日本人です。神社仏閣には比較的足を運ぶほうだとは思いますが。
ですので、マントラに対して「忌むべきもの」だという偏見もありません。だから、比較的すんなりとサンスクリット語の詠唱に慣れることができました。
どちらにしろ何を言ってるかよくわからないので、オペラを聞いているのとあまり変わらないからです(笑)
でも僕は想像するのですが、日本に住む「他教徒」の方でも、「忌むべき」とまで感じる原理主義者はそれほど多くないのではないでしょうか。
また、
・マントラと奉仕では一部の霊的資質の高い人しか救われない
とありますが、僕が「ナーラヤーナ・カヴァチャム」を唱えはじめたのは、別に信仰心からではありません。
主に「しんどかった」からであり、後は「どんな変化があるんだろう」という好奇心です。
実践するのにお金もかからない。
また、宝石などと違い、あくまで「自力で」唱えなければならない点も気に入りました。
最初は「聞くだけでもいい」という敷居の低さもよい。
でも不思議なもので、今では一日に何度も唱えたくなります。
身体に微細な変化が起こるのを感じることもあるし、何より気分がいいからです。
・そんな良い開運法を自分でやってるのか?と問われれば、多くのインド占星術家は黙るでしょう
僕自身は未熟ながら、今は人様の鑑定もさせていただいております。こういうわけですので、僕自身は「実践者」として、縁あればマントラを紹介していきたい、という立場です。
そのためには色々とまだ勉強しなければなりませんが。
宝石に関しては、僕自身、hikariさんもおっしゃっていた、
「カルマの発芽の繰り延べ」という意見に同感です。
何より、ラオ式の占星術を勉強している以上、ラオ先生自身がマントラで病気を治癒する経験、そしてその重要性についてしきりに語っており、「祈りの力」をはじめとして、マントラの効用について少なからず言及している書籍がBVBから出版されている以上、やはりマントラに関して深く知りたいと思っています。
以上、何かにご参考になればと思い、マントラについて個人的に思うところを記させていただきました。
長々と失礼いたしました。
Kenjiさん
はじめましてm(__)m
清水先生の生徒さんですか・・・良い先生を持ちましたね。
頑張ってくださいm(__)m
>まあ、この掲示板を見ている人間に一人いるということは、「ほとんど皆無」でもないのではないかと僕は思っていますが
そうですね・・・皆無はいい過ぎでした。
まぁ、成行き上、少し誇張して表現してしまいましたm(__)m
結構いるかもしれないですね・・・もしかしたら、10人に一人ぐらいは唱えてるかも。
ヨーガ行者・ガネーシャギリさんのような人もいるしね!^^
調査もせずに、いい加減なこと言いました。申し訳ないですm(__)m
ナーラーヤナ・カヴァチャン調べました。
https://www.youtube.com/watch?v=qBlL5AZcN6A
かなり長いマントラ(ストートラム)ですね。
いいマントラを紹介してくれてありがとうございます。
(ただ、意味と発音の字幕が欲しいところだなぁ・・・^^;)
真面目で、良い師を持って・・・良い占星術師になれそうですね。
鑑定に、マントラ・・・頑張ってくださいm(__)m
P.S.
以下は清水先生に対してですが・・・生徒さんと言うことでちょっと思い出したことがあります!
清水先生の「0から始めるインド占星術」を、私も受けようと思ったことがあるのですが、その条件に、
「①インド占星術をはじめて学ばれる方 」があります!
これを見て、「差別じゃ~!!」と思いながら、泣く泣く断念したことがあります(T_T)
でも、入会のその後の質問で、
Q4:インド占星術などの経験についてお教えください。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
インド占星術を学習してどれくらいになりますか?:[ ]年くらい
インド占星術を教わった先生の名前(あれば):[ ]
読んだ(でいる)インド占星術の書籍(あれば):[ ]
これまでに学んできた他の占術(あれば)[ ]
などとあります。
もし、初めて学ばれる方が対象なら、この質問はおかしくないですかい??え?・・・清水先生!!
>これを見て、「差別じゃ~!!」と思いながら、泣く泣く断念したことがあります(T_T)
メールください。
清水先生に!
(話の腰を折ってしまい申し訳ありません.)
一連のコメントを拝読し、先生のブログとHPに訪問させていただきました.
先生がかかれている書籍、電子版ばかりなんですね。
残念ながら、私には占有できるPCが無いため、ポチできませんでした。
わがままを言わせていただければ、
コピーでも良いので、少し割高でも良いので紙媒体で販売していただきたいなあと。が、雑用が増えることは理解できますので、無理に検討して欲しいという意味ではないです。
あと、軽微な間違いを見つけてしまったので、お時間のあるときに修正頂けるとうれしいです。。
HPの占星術ソフトの説明に「日本には横浜が一つしかありません。」との記述がありますが、青森県には「上北郡横浜町」という市町村がありまして。
少なくとも、日本に横浜は2つあります。他県の事情は知りませんが。
重箱の隅をつつくような内容で、申し訳無いと思いつつも、
一応、県民として気になるところでありましたので。
ちゃびびさん、はじめまして。
>コピーでも良いので
わたし宛までメールください。
ここに投稿してみなさんと議論していく中でいろいろと発見がありました。
みなさんは比較的聡明でバランスのとれた方々だとお見受け致します。
そういう方たちでも──あくまでもわたしの個人的な印象ですが──良し悪しは別として占星術のポップ化は必然である、inevitableであり、抵抗できない流れである、それにあらがうのはあまり現実的ではないし滑稽ですらある、と感じられている(いた)んだなぁ~と感じました。
やはりというべきか…しかしそれでもちょっと驚きでした。
わたしはそういう現象こそが、ポップ化なのだと考えているのですが、なぜかというとポップ化が必然であり正当であると見せるための情報がすでに大量に流されているからです。
占星術についてあまり詳しくない人は、その情報にさらされ続けているとそれになじんできて、ポップ占星術こそが占星術だと思ってしまいます。
ところで
ポップ化とか大衆化と書くと、いかにも大衆の利益になる流れであるかのような錯覚をおこします。
①多くの人々にとって占星術が身近になる。
②しかしそれはほんらいの占星術とは大きく異なる。
さて、この現象をどう理解するか、ですね。
清水先生
すみません。
一連の投稿を読んで、ちょっと分らなかったので、質問、良いですか?
清水先生の言われる「ポップ化」、または「ポップ占星術」の定義を教えて頂けますか?
どういった意味として、使われてますか?
文脈上、どのようなものとして使われているのか、ちょっと漠然としてて、正確に分かりかねましたので、詳しくご説明頂けたら幸いですm(__)m
(※私以外にも、たぶん読んでて、どういう意味なのか分ってない人も多いと思います。お互いの齟齬(食い違い)、言葉の共通理解が出来ていないやりとりも見受けられます。)
hikariさんがこのレスではポップ化という言葉を最初に使用し、それ以降便利なのでわたしも使わせてもらいましたが、わたしも定義が人によって違うだろうなと思いました。
だからかえって差し障りなく使いやすいという部分もあったかも知れません。
ポップ化の定義はいろいろあろうかと思います。
『天の羅針盤』のなかでラオ先生はアカデミック占星術とポップ占星術という分類をしてポップ占星術の危険性について語っている場面がありますね。
具体的な定義はありませんが、性質としては、①安易、②低俗となるようです。
わたしが思う定義を述べるなら、次のようになるかも知れません。
占星術を次のように分類するとします。
1)占星術を発展させる性質のもの
2)占星術を破壊させる性質のもの
ポップ占星術は2)に分類されるでしょう。
理由①:安易さ
2)の特徴としては安易さであり、ラオ先生がよくつかう安易さを警告する表現は、「プッシュボタン式リーディング」です。
ラオ先生は、「プッシュボタン式リーディングはするな」と常に言います。
「プッシュボタン式リーディング」とは、すでに前の投稿でも書きましたが、「12星座占い」「27ナクシャトラ占い」などです。
ブリグ占星術にも強力なテクニックがありますが、それは「プッシュボタン式リーディング」として使われやすいので、公開するのを避けています。
ヨーガについても使い方次第では「プッシュボタン式リーディング」になりかねません。
要は、つねに多角的に検討するということです。
多角的な見方はいろいろありますが、複数のダシャー、複数の分割図、トランジット、家族のホロスコープを総動員して分析すると言うことです。
理由②:低俗さ
2)の特徴のもうひとつは低俗さであり、それは占星術に託された本来の目的を失わせる性質があります。
ラオ先生はアメリカを訪れていたとき、アメリカ人の鑑定をたくさん行いましたが、いつも「金とセックス」について質問されてうんざりしたと聞いています。
占星術が金とセックスの話題に集中し、そのテーマを中心に議論やリサーチが進むとしたら、それは低俗化といえるでしょう。
本来、占星術はスピリチュアルな目的で使用されてきました。
あるいは人々の生活や繁栄を支える目的で使用されたとしても、それは間接的にスピリチュアルな生活を支えることを意図されてきました。
それとあまりにもかけ離れた使われ方がされるとき、それは占星術本来の目的を失い、後退したといえるでしょう。
ポップ占星術にはそもそも占星術を破壊させる性質(安易さ、低俗さ)を内在しているゆえに、存在価値がないとラオ先生は言います。
清水先生
解説、ありがとうございました。
>理由①:安易さ
>2)の特徴としては安易さであり、ラオ先生がよくつかう安易さを警告する表現は、「プッシュボタン式リーディング」です。
>ラオ先生は、「プッシュボタン式リーディングはするな」と常に言います。
>「プッシュボタン式リーディング」とは、すでに前の投稿でも書きましたが、「12星座占い」「27ナクシャトラ占い」などです。
ふむふむ・・・
安易さのPOP化の例として「12星座占い」や「ナクシャトラ占い」とのことですが・・・
例えば、うちゃさんがやってるような「○室に△星」みたいなものも指しますか?
プッシュボタン化と言いましても・・・
結局、ヨガにしても、何室に〇星というのも、惑星の移動(バーバtoバーバ)も、個々で見れば、プッシュボタンです(※アスペクトやらディスポジターやらは多少複雑かもしれませんが)。
鑑定は、その数あるプッシュボタンの結果を、寄せ集めて、統合させ解釈するということになりますよね。
だから、〇室に〇惑星の情報も、本多先生なんかは「そんな単純ではない!」と非難してますが、
その数ある要素の一つと言う前提で見れば、情報としては有用かなと思います。
基本的に、在住一つ、ヨガ一個で、そのまま鵜呑みにして鑑定する人はほとんどいないと思います。
例えば、私は性格を見る時は
①ラグナの種類(=星座)
②ラグナに在住する惑星
③ナクシャトラ
④月のPAC・明るさ(特に月関連のアリシュタ・ヨガ)
⑤ラグナロードのPAC、
⑥各惑星の強さ
⑦ヨガ各種(性格・特質に関するもの)
⑧4元素への惑星配置の数(2区分、3要素も)
⑨総合的な星回り(例えば、9L・9H・木星の状態が良ければ精神性が高いとか・・・)
を総合させて見てます。
(例:トランプ: http://indian-vedic-astrology.com/brog-1/2016/02/13/donald-trump/)
上記も、各項目を個々として見れば、プッシュボタンに近いでしょう。
また、ラオ先生は、星座別の月の位置による傾向を載せています。(「ラオ先生のやさしいインド占星術 194P~」)
これはある意味、月の12星座占星術です。
プッシュボタン(POP化・簡略化)と言えばそうですが、数ある各要素のうちのひとつと捉えるという前提で載せたのでしょう。
うちゃさんも、各要素のうちの一つとしての技法と言う意味で載せているのだと思います。
結局、鑑定も数多い要素の結合です。要素が無ければ、鑑定自体が成り立たないでしょう。
従って、プッシュボタンの一つ一つを覚えたり、皆に発信していくことは、それで意味のあることだと思います。
そう言う意味では・・・
ブリグの発刊を断念したとのことですが・・・
そのことに注意すれば、POP化(単純化・簡略化)にはつながらないと思いますが・・・
もしかしたら、雑誌や天気予報中にやる、「今日の占い」みたいな「12星座占い」を指して言っているのかもしれませんが、あんなものを心から信じる人はいないと思います。
あれは、どちらかと言うと、卜占系に近い占いだと思います(※たまたまTVつけて見ちゃったということの共時性ですね。)
それらが、いわゆる正統派の占星術を破壊させるということはないと思いますが・・・
>清水先生としては、12星座の性格の象意の導入はどっちだと思いますか?
POP化(劣化)ですか?
わたしはPOP化ととらえますね。
12星座の性格や身体の特徴の象意を時刻修正に使う人がいるようですが、わたしは使いません。
12星座の性格や身体の特徴の象意を使えるとは思えないからなのですが、それについてはたとえば以下の記事をご参照ください。
http://astrodiary.blog114.fc2.com/blog-entry-785.html
>清水先生は、鑑定の経験上、性格と星座ごとのラグナに相関はあると思いますか?
上でも書いたとおり、あまり相関があるとは思えないですね。
まったくないとは言いませんが、わたしなら性格をみるときは絡む惑星を重視し、その他のコンビネーションもみますね。
そして性格は1室だけでなく他のハウスもみます。
そして星座の基本的な性質(天秤座はバランス感覚がある、乙女座は細かいという程度)は解釈で使うこともありますが、その象意をフルに使った性格分析はしませんね。
とくに西洋占星術で使用されている12星座の象意は使いません。
さらにその象意を積極的に時刻修正に用いることはほとんどないですね。
性格は、本人が思っている自分の性格、人が見た自分の性格、家族がみた自分の性格など異なることがよくあります。
なので、性格よりも事実関係を重視して時刻修正をします。
とくに家族に起きた事実(biological facts)を重視します。
清水先生 こんばんは
議論の参加はもういいのですが、清水先生がいらっしゃると学習者としての好奇心がむくむくと湧いてきてしまいます。
清水先生の発言の中で一番共感して、個人的に一番興味があるところなのですが、ホロスコープの妥当性の重要性というところです。
どんなにセンスがあり、技法を知っていたとしてもホロスコープが妥当でなければ意味がない(清水先生は砂上の楼閣とおっしゃいました)と思います。(なので、色々な方のブログで有名人鑑定がされていますが、リーディングとして色々な技法・見方ですごいなーとは感じても、本気で読むことはなく流し読みをしてしまいます。
有名人のラグナ検証についても、最低限の出生日の担保ってほんとにされてるの?ってところを何かしら証明してもらってからでないとあんまり読む気になれないです。女性の著名人は結構年齢詐称とかありますし)
鑑定をする場合、出生図のラグナは、まぁ、母子手帳をある程度信頼(ギリギリの角度でなければ)するとしても、ナヴァムシャラグナとなると10分程で切り替わります。
ナヴァムシャラグナってどうやって、特定するんだろうとはいつも不思議に思います。母子手帳を信じて使っていいのか?と毎回葛藤があります。
家族に起きた事実を重視するとおっしゃられていますが、一人のホロスコープから家族(配偶者)に起きた事実というのは、例えば、母の場合、4室をラグナとして、または月をラグナとして、またはD12を勘案することによって、かなり正確な事象を個人のホロスコープから読み取れるのでようか?(なんとなく、ご両親がお亡くなりになるケースは4室または9室からみたマラカのダシャーという傾向はあるのではないかと思うのですが。)
あと、ホロスコープの妥当性検証みたいなセミナーを開催していただければ、個人的には絶対受ける思います。ここには身銭を切る価値があると思いますので。
ISOPさん、清水先生
すいません、つい好奇心(誘惑)に負けて、せっかくの流れに水を差しましたm(_ _)m
admini権限で、コメント削除できますか?
コメントが錯綜しすぎている一因になってしまいました・・・
特にわたしのコメントは流れに矛盾ない範囲でスッキリ削除してもらって構いせん。
良い質問だと思います。
削除しない方がいいのでは?
>ナヴァムシャラグナってどうやって、特定するんだろうとはいつも不思議に思います。母子手帳を信じて使っていいのか?と毎回葛藤があります。
質問の内容からhikariさんの理解のレベルの高さがうかがえます。
あくまでもわたしの経験ですが、分割図のラグナは時刻修正の鍵だと思います。もちろんダシャーも重要ですが。
で、ラオ先生はかなりの割合でナヴァーンシャのラグナは間違っていると言います。
そしてナヴァーンシャのラグナを修正するのは簡単ではありません。
わたしの場合、他の分割図を使い、これまた総合的に判断します。
親の事実関係をD12、子供の事実関係をD7、兄弟姉妹の事実関係をD3、そしてD1と同じようにD9も見ますが、特に結婚やおつきあいに関する事実関係をD9で照合します。
これがあたかも、最初のうちはルービックキューブをいじっているうちにすべてぴたっと当てはまる瞬間に出会うかのような感覚です。
だんだん慣れてくるとそれを狙えるようになってきます。
手順としては、最初にD1のラグナを決めます。
この段階では、D1の惑星配置とダシャーのコンビネーションで事実関係と照らして絞り込みます。
ここでで間違うとすべておじゃんです。
わたしはジェイミニも使います。
D1のラグナが決まると、次は家族の事実関係からほかの主要な分割図のラグナを決めます。
主要な分割図のラグナが決まったら、既往イベントをダシャーで検証し、時刻修正は一段落です。
スークシュマーとかプラーナには手を出しません。
D60にも手を出しません。
それは、よほど時刻の絞り込みがうまくいった場合に限り、最後の仕上げとして見ることもありますが、普通はそのレベルの修正までは期待しません。
(ただ、D60で惑星の星位をみてその惑星のダシャーの良し悪しの参考とするのは問題ありません)
こう書くとかなり面倒で複雑です。
なので、D1のラグナを決めるとところで12星座の性格占いに頼り、そして時刻修正ができたとどや顔をしてしまいますが、それはDisasterです。
あくまでもわたしの経験ですが、しかしBVBでは12星座による性格占いをだれも使わないので、そう判断してOKでしょう。
ここはぐっとこらえて正攻法でいかなければいけません。
ここで手を抜いてはいけません。
hikari さん
どうしますか?消しますか?
レスがついているので、清水先生の許可がいりますが・・・
(なんか投稿の順番や階層がむちゃくちゃですが…)
Juinviさんがいみじくも大胆に表現した「性格診断ごっこ」はけっこう的を射ているかなと思います。
議論してもしかたがないことなのですが、24°も違う西洋占星術で使える12星座の象意がインド占星術でも使えるということからして、そもそもおかしいのですよ。
ラオ先生は、アメリカでヴェーダ占星術家がリーディングする場面に立ち会ったり、録音テープを聞いて、「ああいうリーディングならホロスコープを見なくても言える」とどこかで書いています。まるまるひとつ星座がずれても使えるルールというのはなんぞや?であります。
なので、これからは時刻修正やホロスコープの検証をするとき、性格ではなく、事実関係をもとにして行っててみてください。
そして結果が違ってくることを実感してみてください。
もうそれしかいえることはないですわ。
清水先生
>なので、これからは時刻修正やホロスコープの検証をするとき、性格ではなく、事実関係をもとにして行っててみてください。
>そして結果が違ってくることを実感してみてください。
>もうそれしかいえることはないですわ。
何か、大きく誤解されているようですが・・・
ラグナの性格を基に時刻修正したことはありません。(整合性の確認のために、使うことはある)
と言うか、それはひどすぎと言うか、2時間の幅のあるものを、どうやって時刻修正に使うのか良くわかりません。(星座の境目というなら別ですが)
私は主に、星回りの整合性と、ダシャーとトランジットですね。(分割図はあまり使いません)
清水先生は、皆がそんな方式(=性格)で時刻修正をやっていると思っているのでしょうか?
それは、ちょっと皆をみくびりすぎでは・・・
そんな人は、ほとんどいないと思いますよ。
というか、個人的に、その例を一回も見たことがないのいですが・・・
POP化の例として、批判されているということは、どこかでそういう例を見たということだと思いますが、どちらでご覧になりましたか?(2時間も幅があるものを時刻修正にどう使っているのか、逆に興味あります)
先ほども例を出しましたが、レクティファイは、鑑定家さんが得意ですね・・・時刻が全く分からないところからでも推定していきます!
ダブルトランジットや推定されるダシャー期などから、大まかにラグナを特定し、
ヴィムショッタリーと、チャラと、トランジットを表にして、細かく検証しています。(ちょっと強引な理論で持ってくところもありますが)
http://www.kanteiya.com/column/12/0203.htm
いったい何時間かけてるんでしょう・・・(一日じゃ絶対終わらん)
よくそこまでやるわと、感心します。(私はここまでやれません)
おそらく、インド占星術に対する愛は、清水先生に匹敵するものがありますな。
去年、有料鑑定している時に、レクティファイする機会が何回かあったのですが、この鑑定家さんの表の方式が非常に見やすかったので、今はこの方式を採用させていただいてますm(__)m
ただ、清水先生のおっしゃられるように、レクティファイが非常に重要なのは分かりますが、
それをやると、ほぼ一日作業なので、私はラグナが星座の境目の人だけしかやりません。’
決して、好きな作業ではないです。また、依頼者も多数の情報提供しなければならないので結構負担です。
正直、無料鑑定掲示板で鑑定家さんレベルのことをしていると、全く先に進めません。
よって、基本的には提供された出生時刻を信じてやってます・・・そのあたりはまだ自分に甘いですね。
続きです。
>Juinviさんがいみじくも大胆に表現した「性格診断ごっこ」はけっこう的を射ているかなと思います。
>議論してもしかたがないことなのですが、24°も違う西洋占星術で使える12星座の象意がインド占星術でも使えるということからして、そもそもおかしいのですよ。
ちょっと、hikariさんにも、メールで指摘されたのですが・・・
星座の性格って、どうしてできたかということを考えれば・・・
・まず、星座は支配星の影響を受けていますね。(例えば、蟹座が母性的というのは支配星の月の影響、獅子座が父性的、王、尊大というのも、太陽の影響。牡羊座がアグレッシブ・活動的。射手座の正義感。魚座の神秘・霊的。山羊座の真面目・ハードワーク・暗めというのも、支配星から来ているのが大きいでしょう。)
・ナチュラルゾーディアックで何室にあたるかということにも影響されるでしょう。
・他にも、2区分がどちらかということ。
・3要素が何かということ。
・4元素が何かということ。
上記の多くの要素の和・総合によって、星座の特徴が決まり、それにともなう性格が生まれたのだと思います。
例えば、蠍座は・・・
火星が主星なんで、怒りっぽいところはあるが、女性と水の星座より、執念深い。内向的で一見静かだが内面の感情は激しい。霊的な傾向。
ナチュラルゾーディアック8室なんで、神秘的なものに興味を持つが、固着星座なんでインドア派。考えも固執する。それに火星が影響するせいで、追究したり、熱中すると、どこまでも行き、お宅的(=自分の世界に入る)となる。
そんなところではないでしょうか?
別にレオさん(?)に頼らなくても、自然と出てくる象意かもしれません。
あと、なんで24度のアヤナムシャがあっても使用できるか、アヤナムシャとは何ぞやということですが・・・
春日秀護先生によると・・・
トロピカルとサイデリアルの性格の違いは・・・
・トロピカルの星座は、自分が自分のことをこうだと思っている性格(=主観)
・サイデリアルの星座は、他人から見た自分の性格(=客観)
なのだそうです。
(もしそうなら、依頼者からの性格鑑定は西洋が当たるのかな?・・・逆に芸能人鑑定など他人の鑑定はインドが当たる?)
また、サイデリアルの影響は晩年になってから表れやすいとも書かれてます。
若いころは、トロピカルで、後年になるほど、サイデリアルの影響が強くなるとのことです。
まぁ、どれぐらい信憑性があるか分かりませんが・・・
また、春日先生は星座による性格分類を、
前方をサイデリアル、後方をトロピカルとして
蟹座-かに座、蟹座-しし座など、細かく(24個)分けてますね。
検証したことはないので、私はその信憑性については何とも言えませんが・・・
ただ、検証しようにも、有名人鑑定では、本人が自分のことをどう思っているか(または一般鑑定では、他人が本人をどう思っているか)分からないので、なかなか難しいですな^^;
まぁ、上記の考えは未検証の参考意見として捉えてください。
>ラオ先生は、星座別の月の位置による傾向
>うちゃさんも、
古典や教科書には「~が~にあると~である」と書いてあります。
それをそのままリーディングに適用するのはあかん、ということであろうかと思います。
ホロスコープに現れているコンビネーションのそれぞれに古典を適用することは普段から行われていることと思います。
しかしそのときに必ず競合問題(Conflict Resolution)が生じます。
このコンビネーションだとAとなるが、あのコンビネーションだとBになる。
どっちなんだ?
これをみなさんは最終判断を下す前に解決しないといけません。
そのときに、セカンドオピニオン、サードオピニオンを必要とします。
つまり他の角度から見たらどうなんだ、他の技法だとどうだ、となると思います。
ここにおいて多くの技法を知っていると有利になってくるんですが、しかしあれこれ見過ぎてもかえって混乱するのも事実です。
悩ましいところでもあります。
いずれにせよ、そのプロセスが必要だ、ということであろうかと思います。
それをしないで行うリーディングには価値が低いと言うことでしょうね。
つまり、あたってもそれはまぐれであると。
うちゃさんのブログはたいへんまっとうな占星術の啓蒙活動だと思うし、リサーチとしての価値も高いのではないかとわたしは思っております。
時々のぞかせてもらっています。
難点を言えば、PACのPしか見ていないので、結論には到達しにくいんじゃないかな。
でも、だからかえって永遠に話題は尽きないのでありましょう。
続きです。
>占星術を次のように分類するとします。
>1)占星術を発展させる性質のもの
>2)占星術を破壊させる性質のもの
>ポップ占星術は2)に分類されるでしょう。
POP化の危険性を繰り替えし強調されていますが、
清水先生のおっしゃるPOP化の具体例には他にどんなものがありますか?(※「太陽・12星座占い」以外に)
もし、気になっている事例等があれば教えてください。
例えば、Juinviさんからの情報があった、12星座への性格の象意の導入はどうでしょう?
12星座の性格の象意を取り入れることによって、鑑定の幅・精度・領域が広がるなら進化・発展でしょう。
逆に、取り入れたせいで、当たる率が低くなったり、混乱を引き起こすようなら劣化・破壊(POP化)でしょう。
清水先生としては、12星座の性格の象意の導入はどっちだと思いますか?
POP化(劣化)ですか?
進化ですか?
12星座を導入して、具体的にどういう弊害があったでしょう?
個人的には、あまり思い当りません。
それによって、プレディクション機能が弊害を受けたとも思えません。
逆に性格鑑定の一要素として、結構、機能していると感じます(※ちなみに、清水先生は、鑑定の経験上、性格と星座ごとのラグナに相関はあると思いますか?)
良いことしかないのなら、それは正当な進化・発展ではないでしょうか?(Juinviさんは否定的だったが)
清水先生の見解をお聞きしたいですm(__)m
低俗化に関して言えば、意見の相違はもちろんあるでしょうね。
理想をどの辺に設定するかにもよります。
相談者や質問の問題もありますが、その他に相談者をどこに導いていきたいのかという鑑定者の側の意識の問題もあるでしょう。
たとえば、開運グッズを売って相談者を喜ばせるというのは、レベルの低い鑑定として分類されるでしょうね。
しかし鑑定者のレベルによって相談者や質問も変わってきますから、相互作用があるでしょうね。
ちなみにラオ先生は相談者を分け隔てすることはしないそうです。
汚職で逮捕されるかも知れない人であっても、予断や先入観を排除して鑑定をすることもありました。
最近はお年なので鑑定の依頼を断ることも多いようですが…。
>12星座を導入して、具体的にどういう弊害があったでしょう?
時刻修正の結果が異なります。
これは致命的ですね。
12星座占いでだれでも簡単に時刻修正ができてしまう、という風潮はかなりまずいですね。
そういうことをやっていると、②のレベルへはいつになってもいけないんじゃないかなぁ~。
続きです。
>理由②:低俗さ
>2)の特徴のもうひとつは低俗さであり、それは占星術に託された本来の目的を失わせる性質があります。
>ラオ先生はアメリカを訪れていたとき、アメリカ人の鑑定をたくさん行いましたが、いつも「金とセックス」について質問されてうんざりしたと聞いています。
>占星術が金とセックスの話題に集中し、そのテーマを中心に議論やリサーチが進むとしたら、それは低俗化といえるでしょう。
う~ん・・・
その言葉通り、「いつ女とヤレますか?」とか「私は大金ゲットできますか?」みたいなのは低俗と思いますが・・・
おそらく、ここでラオ先生の言う「セックス」というのは恋愛・結婚のことで、「金」は主に仕事・成功のことですよね?
無料鑑定室を覗けば分かりますが、日本でも、この2つの鑑定依頼が一番多いと思います。
一般の人々にとっては、恋愛と仕事は、人生において、二大テーマじゃないかと思います。
その依頼が多くなるのは当然と思います。
鑑定している方は、「またか」と思うかもしれないけど、そりゃ、本人たちにとっては切実な問題ですよ・・・
そこは気持ちを汲んであげないと^^
低俗化と仰いますが、かなり普通の事なんじゃないかなぁ・・・
逆にどんなのなら満足なのでしょう?
「私は何のために生まれてきましたか?」とか
「私の取るべき道は?」とか
「私のカルマは何でしょう?」
「私は解脱できるでしょうか?」
そんなのばかりなら、怖い・・・いや、望ましいけど、鑑定に困ります(^^;
むしろ、低俗化と言うなら、お金をぼったくる占い師がいることでしょうけど、
日本は割とその辺はしっかりした人が多いんじゃないかな・・・
かなり、リーズナブルな値段設定が多い気がします。
一回の鑑定で、何十万も取るような人は、私の知る限りではいません。
申し訳ありませんが、本日~日曜夜まで今季最大の激務です。
続きは日曜夜か月曜日に書きますm(__)m
あれれ、ひとつ上に返事書きました。
むちゃくちゃやっております。
PS
「占星術を破壊させる」とは、端的に言えば、予言できるような占星術でなくなるということです。
PS の PS
「予言できない占星術」は、「紐のないふんどし」「弾の出ない鉄砲」と同じで、占星術に託された本来の目的を達成する力を失います。
人々はそんな占星術でもわいわいがやがや「あるある」いってと楽しむことができるかも知れません。
でも、それはエンタメやゴシップのための道具でしかあり得ません。
占星術ではありません。
続きです。
>「予言できない占星術」は、「紐のないふんどし」「弾の出ない鉄砲」と同じで、占星術に託された本来の目的を達成する力を失います。
>人々はそんな占星術でもわいわいがやがや「あるある」いってと楽しむことができるかも知れません。
>でも、それはエンタメやゴシップのための道具でしかあり得ません。
>占星術ではありません。
確認したいのですが、清水先生もJuinviさんと同じく、「性格なんて鑑定できても、何の役にも立たない」というご意見でしょうか?
未来予測はたしかに重要ですが、他も重要です。
例えば、適職を聞きに来る人は、かなり多いです。
相性診断も多いです。
性格・適正なんかも聞いてくる人は結構います。
それらも重要ではないでしょうか?
依頼者が聞いてきたら、それに対し回答しなければなりません・・・「うちは未来予測専門だから、ほか行って!」なんてことは言えません。
私は、依頼者のニーズに答えたい・・・なんでも鑑定できる占星術師になりたいと思っています。
未来予測にのみ特化したような占いは、私の目指すところではありません。
従って、Juinviさんのように、「未来予測以外は、役に立たない」みたいな意見には賛同することはできません。(彼が目指すのはかってですが・・・)
一番の問題となるのは、他を導入すると、予言の能力が劣化するかどうかですね。
予言という利点を維持しながら、他から導入できる分には、特に劣化(POP化)には当たらないでしょう・・・(Tajikaが導入されたように)
Tajikaのところで伺った清水先生の考えは、「要は、有効性が検証・実証されていれば、どの知識であろうと取り入れる用意がある」とのことでした。
星座の性格の象意はどちらになるでしょう?
例えば、その検証の一例として、鑑定家さんはどうでしょう?
彼も性格の象意として12占星術を取り入れています。(※今は閉鎖されてますが、彼の「入門講座」に星座における性格の象意があったと思います)
鑑定家さんのレクティファイや予言は以下のようになります。
http://www.kanteiya.com/column/12/0203.htm
http://www.kanteiya.com/column/13/0514.htm
http://www.kanteiya.com/column/13/0515.htm
http://www.kanteiya.com/column/column.htm
(非常にたくさんあります)
清水先生のおっしゃるように、性格の象意を取り入れたことにより、POP化しているでしょうか?
破壊しているでしょうか?予言できなくなっているでしょうか?
私の見る限り、出生のレクティファイも、予言能力も、決して劣化していないと思います。
よくぞここまでできると感心します。
私にとっては、尊敬すべき占星術師です。(詳細に研究する熱意は世界一かも・・・)
空手やってて、強くなるために柔道もやったら、逆に空手が弱くなったというなら、あきまへんが、総合格闘技のように、強くなる可能性の方が大きいではないでしょうか?
インド占星術が欧米や日本に登場したときの衝撃は、ポップ占星術こそが占星術だと大多数の人々が考えていたところへ、まったく異次元のPredictiveな占星術が現れたことによるものでした。
人々の反応は
「えっ、占星術で未来がわかるのぉ~」
でした。
しかしそのインド占星術でさえ、欧米、日本、そしてインドでさえ、ポップ占星術にもう一度飲み込まれよううとしています。
そうはいってもすくなくともインドは、KNラオの登場と努力によってその危機から脱することができました。
ラオ先生は、インド政府が占星術を学校で教授するに値する学問であることを最高裁に認めさせ、バールティーヤヴィディヤーバヴァンで占星術を教育・研究するコースを設立・運営し、後継者をこれまでに多数育てることができたからでした。
アメリカはおそらく手遅れでしょう。
はたして日本はどうなるか~?
ここでいうポップ占星術は、端的には12星座占いのことですが、Juinviさんの投稿を読む限り、おそらくモダン西洋占星術と重なる部分も多くあったのかも知れません。
前回のわたしの最後のコメント以降、時間が取れなかったのでその間に議論がどんどん先に進んででしまったようです。
気になるところからこの週末に返信していきたいと思います。
清水先生へ
>ここでいうポップ占星術は、端的には12星座占いのことですが、Juinviさんの投稿を読む限り、
>おそらくモダン西洋占星術と重なる部分も多くあったのかも知れません。
12星座占い=モダン西洋占星術です。重なる部分が多くあるではなく完全にイコールです。上に張った知恵袋の回答を読み、とりあえずアラン・レオをいう者がどういう事をしたのか皆さんも調べてみてください。
さらなる悲劇は今日においてこのアラン・レオが作り出した「レオ流西洋占星術」つまりモダン西洋占星術が完全にメインストリームになってしまい、単に西洋占星術といったっ場合この害でしかないものを指すようになっています。
古典西洋占星術=正統派西洋占星術ではインド占星術でのラーフ・ケートゥを除く土星までの7惑星しか使用せず、性格診断的なものが在りません。清水先生が友人の(正統派)西洋占星術師に問い合わせた回答がそれを物語っています。
以下引用
「古典の西洋占星術では、サインでの性格判断というのはあまり記述がありません。全くないわけではないですが、数行でまとめられていて、『場所、病気、国、体形、形状』といったどちらかというとホラリーで使う記述が多いです。性格についてはむしろ惑星のほうが担っているようなところがあります。」
つまり「12星座占い」などという子供騙しのちゃちいものは古典西洋占星術=正統派西洋占星術の≪文脈においてですら≫存在しないのです。繰り返しになりますが、アラン・レオが100年ほど前に創作したラノベ小説みたいなものなのであるわけないんですが。
12星座占いが有用と主張しているのは≪モダンの連中だけです。≫トランスサタニアンにとどまらずカイロン・ジュノー・セレスなどといった小惑星まで際限なく(は言い過ぎかもしれませんが)使用し、しかもそれにとどまらず有用性まで主張するアレな連中です。
しかしそんな自分たちとは別派閥とは言え同じ西洋占星術においてですら「正統派」に否定されるものをインド占星術に輸入・移植しようとしてる方々はいったい自分が何をやっているのか分かっているんでしょうかね?
「レオ流西洋占星術」では飽きたらず、「レオ流インド占星術」を目指しているんですかね。
ただ困ったことにインド占星術にもナクシャトラというものが存在しています。こういうどういった占術でもその骨子がプレディクションにあるという立場を放棄し、心理分析・性格診断に傾倒しそれこそ価値があるとしている方々は例えインド占星術で12星座占いが使えなくなってしまったとしても代用で「27ナクシャトラ占い」をやり始めそうなのです。
James Kelleherなんかその代表例ですよね。つまり「蠍座の土星」「乙女座の木星」を排除しても「アヌラーダーの土星」「ウッタラパールグニーの木星」とかやりだすのです。
>「占星術を破壊させる」とは、端的に言えば、予言できるような占星術でなくなるということです。
>「予言できない占星術」は、「紐のないふんどし」「弾の出ない鉄砲」と同じで、占星術に託された本来の目的を達成する力を失います。
全く反論が出来ないお言葉です。今のモダン西洋占星術がそれそのものです。何度も繰り返しますが、モダン西洋占星術はいかなる占術でもその骨子がプレディクションにあるという立場を放棄し、心理占星術とうたっている単なる性格診断に過ぎません。
hikariさん、抗って抵抗してもこの類の方々はもうどうしようもないので、気概のあるインド占星術の正統派の人がなるべく原流に近く導入すべきだと思います。99%ノイズが普通との考えには賛同できません。ともかく私はSN比が著しく低い現状にやるせなさを感じており、少しでも改善の方向に向かっていけばと思っているのです。
Juinviさん こんにちは
99%ノイズが普通との考えには賛同できません。
⇒誤解させてしまいました、すいません。ネット社会というかブログというものの性質を一般論的に述べただけで、インド占星術のブログを開設されている方々が99%ノイズを発信しておられるという文脈ではないです。
少しでも改善の方向に向かっていけばと思っているのです。
⇒インド占星術をまじめに正しく学びたいと思っている人は、たとえ最初は間違った方向に行くかもしれませんが、最終的には神様(運命)が軌道修正してくれると個人的に期待しています。完全に間違った方向に進んでしまう人は、そもそもまじめに勉強する気がないorそういう運命だったということでいいのではないのかなと。事なかれ主義すぎるのかもしれませんが・・・
ギーターにもあまり結果を期待した行動をするなと書かれていますし、我々はやれることをやる(あとはなるようになる)で、いいのではないかなというのが個人的な価値観です。
もちろん異論も出るだろうは思いますが・・・
初めてこちらの欄に投稿します。
hikariさんの言わんとするところ、共感するところがあります。
本物以外日本に存在してはならない、という主張に感じられるので、それは無理なのではと思うのですが、
本物の占星術は、一生をかけるに足る魅力ある道だと示されれば、真摯な学習者はそちらに行こうとします。
本物の道をいかにわかりやすく示してくださることが、日本に本物が根付くポイントかなあと愚考しますが。
高みの見物ですかぁ~
まぁ、それもいいでしょう。
私は、ポップはあってもいいけれど、専門(古典)の担保があっての話だと思っています。
「インド占星術」を「科学」に置き換えて考えてみました。
日経サイエンスやニュートンは一般向けの科学関連書籍です。平易な言葉で、興味をそそられる内容の本です。もちろん、内容は最先端で現時点での正しいことが書いてあります。
しかし、それを読んだからと言って、研究者になれるのか?といったらどうでしょう。
自称研究者はいるかもしれませんが、学術審査に耐えうる研究ができる研究者にはなれないでしょう。
やはり、研究者になる人はその分野の大学院に進み博士号を取得するのが一般的な道です。
科学分野では、専門性が増すにつれて一般の方からの理解が得にくい現状があり、それを解消するために、一般の人の基礎知識を底上げするため、わざと受けの良い(ポップな)内容のイベントが行われたりします。興味を持ってもらい、勉強してもらうためです。
それは、専門性が担保されているからできることなのですが、インド占星術では、その専門性がまだ担保されていない状況の中で、いきなりポップ化が進んでいるというのが問題なのだと思います。
つまり、科学では、「ポップと専門は違う」と多くの人が理解しているので、「なんちゃって科学者」はほとんど出てきませんが、インド占星術では「ポップと古典は違う」と判断できる人が少ないので、「なんちゃって占星術者」が発生する可能性が大きいことが問題になるだと思います。「なんちゃって」ですから、鑑定結果の質が悪い→インド占星術の信用が落ちる→インド占星術自体が無くなる。ということが危惧されるということではないでしょうか?
では、どう打開するか? それは、地道な教育しかないと思います。まずは、知識と理解の底上げを図り、「ポップと古典は違う」と判断できる人を増やすことかな、と思います。
インド占星術の基本もわからない素人の考えですので、的外れであればすみません。
もう出尽くした感がありますね。
そろそろ終わりにします。
長々とこの場を使わせて頂きました。
ISOPさんには感謝申し上げます。
いろいろ気づきがあり、勉強になりました。
最後は、インドの占星術学校バールティ-ヤ・ヴィディヤー・バヴァン(BVB)におけるポップ占星術の位置づけを表すエピソードをひとつ紹介しましょう。
BVBでポップ占星術が話題になることはほとんどありませんでした。
しかし、こんなことがありました。
わたしがBVBの占星術コースに在籍していたとき、あるテレビ・チェンネルで占い番組を担当していた先生がいました。
かれは毎朝テレビ番組で、「牡羊座生まれの今日の運勢は…」と語っていました。
そう、太陽12星座占い、いわゆるポップ占星術です。
番組内ではクルタを着てルドラクシの数珠を首にかけて、いかにも立派なグルジでございます、といういで立ちでテレビに出ていました。
ラオ先生がいちばん軽蔑するタイプの占星術家です。
他の先生たちからも、けっこう批判されていたそうです。
「12タイプにすべての人を分類できるわけがないじゃないか…」
生徒たちの評判も、あまり良くありませんでした。
「デリーに家を4つも持っているんだって…」
そういう噂をわたしも友人から聞きました。
まぁ、ボロ儲けしているということです。
しかしどういうわけだか、BVBの教官のポストにとどまっていました。
それが不思議でなりませんでした。
その先生は、プラシュナの優秀なエキスパートでした。
デリーで一番のプラシュナの権威の下で長年修行を積んだあと、BVBに入学し、そして教官になりました。
そしてかれはたいへん素晴らしい書籍を書いています。
ラオ先生もその書籍に序文を寄せています。
おそらくプラシュナの教科書としてはNo1でしょう。
わたしはかれの書籍でプラシュナを学んだほか、試験対策にも使いました。
かれの書籍は、いまでも重宝しています。
それにかれはBVBではパーラーシャラ・システムしか教えません。
ポップ占星術を教えることはけっしてありませんでした。
だからBVBの教官にとどまっていられたのでしょう。
もしポップ占星術を教えていたら、BVBを追い出されていました。
かれにとってポップ占星術はあきらかに「集客の手段」でした。
そしてBVB教官の地位は権威つけでした。
だからどんなに肩身が狭くてもBVBに踏みとどまっていたのだろうと思います。
そして教官室でラオ先生とかれが話をしているところをわたしは一度も見かけることがありませんでした。
二人の間に距離があったのは確かでした。
BVBにおけPOP占星術の位置づけはこんなかんじでした。
みなさんにとってなにかのヒントになれば幸いです。
実は私はモダン西洋占星術を用いてここにいる皆さんの心理分析をじっくり行い、あなたの性格を弾き出してみました。
・あなたは他人から好かれたい、賞賛してほしいと思っており、それにかかわらず自己を批判する傾向にあります。
・また、あなたは弱みを持っているときでも、それを普段は克服することができます。
・あなたは使われず生かしきれていない才能をかなり持っています。
・外見的には規律正しく自制的ですが、内心ではくよくよしたり不安になる傾向があります。
・正しい判断や正しい行動をしたのかどうか真剣な疑問を持つときがあります。
・あなたはある程度の変化や多様性を好み、制約や限界に直面したときには不満を抱きます。
・そのうえ、あなたは独自の考えを持っていることを誇りに思い、十分な根拠もない他人の意見を聞き入れることはありません。
・しかし、あなたは他人に自分のことをさらけ出しすぎるのも賢明でないことにも気付いています。
・あなたは外向的・社交的で愛想がよいときもありますが、その一方で内向的で用心深く遠慮がちなときもあります。
・あなたの願望にはやや非現実的な傾向のものもあります。
どうですか?かなり皆さんの心を捉えたようですね。すごい的中率ではないでしょうか?
というのも嘘でこれはある心理学における実験です。正に「何とでも言えてしまう」、「誰にでも当てはまる」の典型ですね。
Juinviさん
>「誰にでも当てはまる」の典型
ラオ先生は、アメリカでヴェーダ占星術家の鑑定を見聞きして、「わたしならホロスコープを見なくてもあの程度のことは言えると」いったエピソードを思い出します。
>James Kelleherなんかその代表例ですよね。つまり「蠍座の土星」「乙女座の木星」を排除しても「アヌラーダーの土星」「ウッタラパールグニーの木星」とかやりだすのです。
わたしは2007年くらいにボーンポールに紹介されてJames Kelleherを日本に紹介しました。
だから偉そうなことは言えないのですが、James Kelleherは分割図でも惑星それぞれの度数を算出してナクシャトラリーディングを行っています。
分割図の解説もすごくて、乗り物について見るときにD16を使うんですが、2室は燃料、左のヘッドライトとか書かれてあって、正直どうしようかと思いました。興味深い説ではあるんですが、鵜呑みにすべきかどうか~で悩みました。
こういう悩みは、インド占星術をしっかり学んでいれば起こらないことでだろう子とは今になってみればよくわかります。
Earnst Willhelはいくつかのすぐれた書籍を書いていますが、多くのオーディオビデオ教材も販売していて、そのすべてを購入して勉強したことがむかしあったのですが、ヴァルシャファラのところでサイデリアルではなくトロピカルを使うかれがと言い始めて、ぶったまげたことがありました。わたしはそれはないでしょう~という立場だったので、その時点でかれのビデオはすべて捨てました。
アメリカではプロのヴェーダ占星術家になるための認定制度があるのですが、認定試験を受けるまでに600時間、認定されたプロのヴェーダ占星術家の講義やプライベートレッスンに出たり、オーディをビデオなどで学習することが課せられています。
わたしはかたっぱしからオーディをビデオを取り寄せて学んだのですが、結局、ラオ先生の講義ビデオが一番面白くて、次にチャクラパーニウラルでしたね。
その辺から、やっぱり正統な占星術のバックグラウンドが必要なんだと言うことに気がつき始めました。
以上
>アメリカではプロのヴェーダ占星術家になるための認定制度
語弊がありますね。
ACVA(American College of Vedic Astrology) が認定をしているという意味でした。
http://acvaonline.org/
Juinviさん
>実は私はモダン西洋占星術を用いてここにいる皆さんの心理分析をじっくり行い、あなたの性格を弾き出してみました。
>あなたは他人から好かれたい、賞賛してほしいと思っており、それにかかわらず自己を批判する傾向にあります。
>・・・
これはモダン西洋占星術ではないです。
これは、コールドリーディングと呼ばれる類のものですね。(悪影響があるのであまり紹介したくなかったが・・・)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0
http://matome.naver.jp/odai/2139255777499911301
占いでなく話術です。
まぁ、引用してくれた上記の例は、コールドリーディングの中でも稚拙な例ですね・・・
今時、こんな子供だましに引っかかる人はいません。
さて、Juinviさん・・・
上記がモダン西洋占星術だと主張するなら、どこからの情報かソースを示してくれますか?
まさか、創作や勝手な思い込みではないですよね?
まぁ、どこの世界にも、こんなアホな鑑定をする人はいますけど、
あたかも、モダン西洋占星術がこんな鑑定をしていると、紹介するのはどうなのですか?
こんなのは、西洋だけでなく、どこの占星術にもありうることです。
例えば、2、3の悪質・詐欺的なインド占星術の鑑定例があったとして、それを元に、「インド占星術はこんな詐欺的占いだ」と紹介する人が出てきたら、腹は立ちませんか?悪質なレッテルだと思わないですか?
あなたのしていることは、モダン西洋占星術があたかもこんなものだという印象操作でしょう。
悪意が感じられます。
あなたがどれだけ、モダン西洋占星術を憎んでいるのか知りませんが、コールドリーディングを用いて、あたかもモダンはこんな詐欺的だと悪印象をつけるのは、まじめに勉強している人に失礼ではないですか?
>さて、Juinviさん・・・
>上記がモダン西洋占星術だと主張するなら、どこからの情報かソースを示してくれますか?
まさか、創作や勝手な思い込みではないですよね?
┐(´д`)┌ヤレヤレ
下記文の「星座占い」のリンクから飛んでくださいよ。ってかバーナム効果も知らないとは驚きでしたね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%A0%E5%8A%B9%E6%9E%9C
フォアはこの文章を星座占いの文章を組み合わせて作文したのであった。フォアは学生たちに分析がどれだけ自分にあてはまっているかを0(まったく異なる)から5(非常に正確)の段階でそれぞれに評価させた。このときの平均点は4.26であった。その後、フォアはどの学生にも上記のようなまったく同じ分析を与えていたと種明かしをした。
>あなたのしていることは、モダン西洋占星術があたかもこんなものだという印象操作でしょう。
悪意が感じられます。
>あなたがどれだけ、モダン西洋占星術を憎んでいるのか知りませんが、コールドリーディングを用いて、あたかもモダンはこんな詐欺的だと悪印象をつけるのは、まじめに勉強している人に失礼ではないですか?
そうあなたが感じただけでしょう?モダン占星術への印象操作は許さないが私への印象操作はどれだけやっても構わないと?
えらく自分勝手で利己的な方のようですね。
私は印象操作などしていなく単に事実を述べただけなのにね。ではなぜ清水先生は私に肯定的だったんでしょうか?
あなたはなぜモダン西洋で有効な12星座占いがサイデリアルでも有効なのか説明すべきでは?その下らない駄文を寄こす前にね。
非常に著名なバーナム効果も私の創作と頭から決めつけてるし、あなたの文からは非常に強い悪意しか感じとれませんがね。
Juinviさん
こちらも少し攻撃的でしたね・・・
気分を害してしまったようで、申し訳ありません。
失礼いたしましたm(__)m
では仕切り直して、冷静に・・・^^
まず、バーナム効果というのはコールドリーディングに含まれます。ある意味、コールドリーディングの一部です。
Wikiの説明読まれましたでしょうか?(解説の中にナバーム効果があります)
私の質問の「コールドリーディング」を、「バーナム効果」に置き換えて読んでくださいますか?
同じもの(=コールドリーディングの一部)ですから。
私は、「なぜ、あなたがバーナム効果を記述して、それをモダン西洋占星術としているのか?」というのが、疑問なだけです。
やりとりの流れを説明しましょうか・・・
あなたは最初にこう投稿しました。
「実は私はモダン西洋占星術を用いてここにいる皆さんの心理分析をじっくり行い、あなたの性格を弾き出してみました。・・・・」
その投稿に対し、
「これは西洋占星術じゃありませんね」
「これはバーナム効果と呼ばれるものです」 (※コールドリーディング=バーナム効果)
と私は言ったのです。
それをあなたは、「バーナム効果も知らないの?」と言ってその解説してきたわけです。
全く、回答になってないのがお分かりでしょうか?
私は、あなたがなぜ、バーナム効果を出してきて、モダン西洋占星術としているのか?というのが、疑問なだけです。その説明をして頂けますでしょうか?
ソースを示せと言ったのは、実際のモダン西洋占星術で、このような鑑定(コールドリーディング・バーナム効果)が行われているという例を示してくださいという意味です。
また、言い換えるなら、「モダン西洋占星術」=「バーナム効果」としているのが印象操作ではないのですか?その証拠はあるのですか?という質問です。
一生懸命解説して頂いて、大変申し訳ないのですが、べつに、バーナム効果を説明してくれと言っているわけではありません・・・それは「コールドリーディング」を見れば書いてあります。
私が勘違いしているなら謝りますが・・・
あなたは、モダン西洋占星術における鑑定が、コールドリーディング(=バーナム効果)によって、行われていると主張したかったんじゃないのですか?
もしそうなら、ただ、その証拠・根拠を示してくださいと言っているのです。
よって、一般に行われている、モダン占星術の鑑定例を多数示して頂き、その多くがバーナム効果だった場合には、あなたの主張が正しく、わたしの主張が間違っていたということになります。
その場合、あなたの主張は、印象操作でもなんでもなく、モダン西洋占星術でバーナム使われているのは実際の事実だということになります。
その際は、「私が間違っていました」「疑って申し訳ありません」と、あなたに頭を下げましょう。
あなたがそれを示すことができないなら、あなたの主張に何も根拠が無かったということになります。単なるあなたの思い込みか、妄想にすぎなかったということです。
なぜなら、もし示せれないなら、モダン西洋占星術で、そのようなバーナム効果使用されている事実が無いということですから・・・
私の言っていることが伝わりましたでしょうか?
よろしくお願いします。
続きです。
>私は印象操作などしていなく単に事実を述べただけなのにね。
印象操作をしていないという、その事実を示してください。
その事実とは、「モダン占星術の鑑定の多くが、バーナム効果によって行われている」という事実です。
(※バーナム効果の説明はしなくて結構です。)
よろしくお願いします。
>ではなぜ清水先生は私に肯定的だったんでしょうか?
これは質問の意図が全くわかりません・・・どういう意味でしょう?
私と清水先生は別人ですよ。
私が清水先生と違う意見・考えだと、何か問題でも・・・?
なぜ清水先生が肯定的だったのかは、清水先生に聞いて頂けますか?
と言うか、なぜ、私に聞くのですか??^^;
私は清水先生でないから、分かりません。
>あなたはなぜモダン西洋で有効な12星座占いがサイデリアルでも有効なのか説明すべきでは?
え?有効なのですか?あなたは、有効でないという意見でありませんでしたっけ?
いつから宗旨替えを・・・^^;
前のあなたの質問の返答で、「相関があるのか、無いのか、検証しない?」と持ちかけたのですが・・・
あなたからの返信はありませんでしたが・・・(読んでないですか?別にいいですが・・・^^;)
あと、言葉の問題ですが・・・「説明」すべきでなく、「検証」すべきですね。
「なぜそうなのか」という説明なんて、たぶん誰にもできません。
事実がそうであるかを、検証することができるだけです。
データとって、統計処理し、相関があれば真実。・・・相関がなければ、単なる迷信・使えない技法。・・・それだけです。(※古典読んだって、書いてありませんよ)
これは駄文ですが・・・
科学のお話をすると、二次法則(←一次法則から生み出される法則。例えばオームの法則など)は別として、一般に「~の法則」というのは、それ以上、証明が出来ません。
そういう物だという認識だけです。
たとえば、電磁気学の法則(マックスウェルの方程式)があるのですが、なぜ、そうなのか、それ以上は、誰も説明できません。この自然界は、そういう式であらわされるということが分かるだけ・・・なぜそうなるのかは、神様のみが知ることです。
>その下らない駄文を寄こす前にね。
ありゃまぁ、そりゃ失礼しましたm(__)m
>非常に著名なバーナム効果も私の創作と頭から決めつけてるし、
いえいえ、誤解です。
私の疑ったのは、『モダン西洋占星術=バーナム効果(コールドリーディング)』とする、あなたの主張です。
その根拠・ソースを示してほしかっただけです。
>あなたの文からは非常に強い悪意しか感じとれませんがね。
少し頭に来てたので、やや攻撃的でしたね・・・反省します。
お気を悪くしたら、申し訳ありませんm(__)m
ISOPさん、Juinviさん
余計なお世話も甚だしいのですが、そろそろ議論を終えられてはいかがですか?
議論は頭に血が上ってきてて相手を非難しそうだと感じたら手じまいするのが吉だと思います。
ISOPさんはまだ文面に攻撃性が残っております。2室の火星を宥めてくださいm(__)m仕切り直っているようで実はあまり仕切り直っていません。
Juinviさんも頭に血が上っておられるせいか、ロジックの展開が甘く(コールドリーディング≒ナバーム効果(表裏一体の関係)だとは私も思います)なっております。西洋占星術=ナバーム効果についてはわたしは西洋占星術について無知なので何とも言えないです。
12星座の部分には追加で自分がここにコメントすることはしまい(コメント錯綜するし)と思っていましたが、昨日のISOPさんのコメントにあるようにトロピカル星座で有効な12星座の象意について、インド占星術だけの情報(4属性、3属性、支配、ナチュラルゾディアック等)でも結構似たような象意が出てるんじゃないかな?とは正直思いました。
逆に言うとなんで、アヤナムシャが24°も違うのに割と似たような象意が導出可能なのはなんだろういう素朴な疑問がわきました。西洋占星術の12星座の象意がどのようにして導出されたのかは無知なのでわかりませんし、西洋占星術の12星座の象意は常識的な範囲でしか知りませんが。(かに座は母性的、魚座は神秘的など)
ただ、そもそも性格判断については、惑星配置によるところもかなりあると思うので、インド占星術オンリーから導き出した星座の象意をどの程度活用(ラグナ、月)していいのかはなんともわからんなーと思っていますし、清水先生があんま使わんよーとおっしゃっておられたのでそうなんだふむふむと初学者としては思った次第です。
話は戻りまして、Juinviさんは本場インドの正統派インド占星術についてかなり敬意を持っていらっしゃるのだと思います。それは清水先生にも感じられました。
純なるものが汚されるような印象を西洋占星術の流入に感じられているのかもしれません。プレディション機能が阻害されるかもしれないしということもあり。
わたしも伝統・時の試練を耐えてきているものに結構敬意を払うほうですので、お気持ちはすごい理解できます。安易にポップ化すんじゃねーとは思います。
一方で、ISOPさんの態度は科学的・学問的態度として極めて全うだろうと個人的に思っています。どちらかといえば、古典・歴史を重視するよりも仮説・検証により真実を追求したいタイプなのだと想像します。研究者らしく、色々な発想についてあまり先入観を持たず、仮説を立てたのなら検証すればええやんというスタンスなのだと思います。
Juinviさんはインド占星術が西洋占星術に汚されると思ってしまって許せない、ISOPさんは仮説の段階で頭から否定することを研究者としての立場から許せないのでしょう。
考え方の違いやスタンスの違いもあるのは当然ですが、議論は感情的・非論理的になったらお開きです。
縁もたけなわということで・・・
なんかたいへんなことになってますね。
>本場インドの正統派インド占星術についてかなり敬意を持っていらっしゃるのだと思います。それは清水先生にも感じられました。
それはたしかにその通りなんですけど、「正統派インド占星術」なる普遍的なものがあるかというとそうでもないので、その表現はちょと大げさかな、というかかえって論点がずれてしまうかも。
パーラーシャラの時代から中世を経てインド占星術も変わってきています。
現在も変わり続けています。
しかしそうはいっても、「インド占星術」を知らなすぎるんじゃないか、というのがいろいろ議論してきてわたしが到達した結論であります。
ちゃんと「インド占星術」を知った上で議論したり、イノベートするのは有益なんだろうけど、知らないでいろいろいじると「危ないぞぉ~」「占星術をDestroyするぞぉ~」と言っているのであります。
その辺をわたしは次のように表現しました。
「インド占星術はポップ占星術を必要としていないし、これからも必要としない。それでも優秀な占星術家は輩出されてきたし、これからも輩出されていくだろう」
わたしの主張は、モダナイゼーションは必要ですが、ポップ化は不要(有害)です、であります。
モダナイゼーションを行うには、「インド占星術」をきちんと知らないといけない。
モダナイゼーションは、「インド占星術」の可能性と限界を理解しているのが前提です。
それ理解した上で、可能性を毀損せずに限界を克服するのがモダナイゼーション(イノベーション)です。
ところが、「インド占星術」の可能性と限界をあまりよく理解せずに「便利」「楽ちん」「早い」からとずんずん簡略化を進めてしまう。
それがポップ化(簡易化)であろうかと思います。
それは、占星術を破壊します。
大学の研究でも、まずthe state of the artを押さえますよね。
学術論文を書くときも、その問題にまつわるthe state of the artから書きますよね。
さて
あまりよく知らないのに、よく知らないものに対して、なぜそういうことをするのか、という動機が次に問われなければいけません。
なぜなら、知らないのなら知るまで待てばいい。
地道に知る努力をすればいい。
しかし、そいうプロセスを経ずに安易にショートカット、簡略化に手を出す。
その動機はなんぞや? であります。
答えは「性急だから…」ということなんでしょうけど、
ここから先は書きません。
しかしそういうことについてもわたしたちは考えていかなければならないでしょう。
なぜなら、こういうことは世界で広く見られる現象だからです。
“It’s all over the world now.!” said K.N.Rao.
清水先生 ISOPさん こんばんは
リプライができないので、こちらに返信します。
まず、清水先生に消さなくてよいのではとおっしゃっていただいたので、とりあえず残しておいてください。清水先生の返信は残っておいて欲しいので。
ただ、後から見る人が時系列というか議論のテーマを追えるようになればなと思います。ちょっと入りくりと錯綜が激しくなってしまいました。(わたしが大きな要因のひとつですが)
議論別に研究用掲示板とかに移してもいいのではないかなと思いました。
さて、清水先生、ご丁寧にご返信いただきありがとうございました。
とても参考になります。
やはりナヴァムシャのラグナは結構ずれるのですね。
D9でお付き合いをみるときに、マークボニー「分割図」で惑星が密接に絡み合うダシャーで結婚の可能性があるを読んでから結構難易度が上がってしまったと感じました。これだとラグナどこでもありえちゃうので・・・
ここはぐっとこらえて正攻法でいかなければいけません。
ここで手を抜いてはいけません。
→肝に銘じておきます。ここで手を抜くと砂上の楼閣になりかねないですもんね。12星座の部分にはまだ個人的に興味ある疑問が残っていますが、性格というあやふやなファクターを軸に時刻修正するより、事実関係に基づいて時刻修正すべきというのは同感です。というか、何度も書きますが、ここを間違うと全ておじゃんなので面倒がったら終わりですね。
貴重なご意見ありがとうございました。
>結構難易度が上がってしまったと感じました。これだとラグナどこでもありえちゃうので・・・
これは実はヒントなのではないでしょうか。
どこでもあり得る → それだけ見ても決まらない → 他も見て総合的に決める
だからD9のラグナを決めたいと思っても、D9だけを見ても決まらない。
他も見ないといけないんです。
「プッシュボタン式はだめ」というのは、広義においてはこういうことで、狭義には12星座(性格)占いやナクシャトラ占い、あるいは「金星が~星座にある人は~」という類いです。
こういう記述は実は古典に書かれてある内容でもあるんなんですが、それをそのままストレートに適用しちゃあかんぞ、ということでもあります。
他の要素も勘案して総合的に判断しろということであり、それはコンピュータには絶対できない総合化の作業で、だからネット占いはナンセンスだ、とも言います。
まあ、分析(左脳的)な作業と総合(右脳的)な作業を繰り返し、あたかもアコーディオンを奏でるように収縮(分析)と拡大(総合)を繰り返しながら仕上げていくプロセスとも言えましょうか。
清水先生 こんにちは
これは実はヒントなのではないでしょうか。
どこでもあり得る → それだけ見ても決まらない → 他も見て総合的に決める
だからD9のラグナを決めたいと思っても、D9だけを見ても決まらない。
他も見ないといけないんです。
⇒なるほど・・・とても勉強になります。わたしの場合、他の分割図をみて家族の事実関係を把握する技法をまだほとんど知らない(露骨に傷ついている場合を除いて)ので、まだ安易にレクティファイに手を出せる段階ではないのでしょう。
優先的に勉強したい部分ではあります。
>他の分割図をみて家族の事実関係を把握する技法をまだほとんど知らない
そういうのはどこにも書いてないですよ。
わたしも特に習った覚えはない。
ヒントならいろんなところにあるし、ラオ先生のクラスやビサリアジのセミナーでもありましたが…。
でも、最後は自分で見出すしかない。
テーマごとにAuthenticなホロスコープを集め、眺めているといろいろわかってきますよ。
ここから先に進みたければ、あやしげなホロスコープ(セレブなど)を扱っていては進展がありません。
Authenticなホロスコープを集めることに注力すること。
清水先生 こんばんは
最後は自分で見出すしかない。
⇒遅々とした歩みですが、頑張りたいです。
テーマごとにAuthenticなホロスコープを集め、眺めているといろいろわかってきますよ。
⇒テーマごとに眺めたことはなかったです。やはりテーマごとに眺めれるだけのAuthenticなホロスコープを収集する必要性を再認識しました。
あやしげなホロスコープ(セレブなど)を扱っていては進展がありません。
⇒もともとゴシップというか芸能界などには全く興味がないのでここは大丈夫そうです。むしろ、知り合いの方が勉強になるし、楽しいと感じるタイプなので。
ためになる助言ありがとうございます。
最後に、お願いです。
わたしが8月18日にここに投稿してずいぶん立ちます。
その影響なのでしょうか、議論に関する問い合わせや質問がこれまでにがいくつかありました。
鑑定のときのついでの質問だったり、メールによる匿名の問い合わせだったり、わたしの講座の問い合わせのついでの質問だったりと質問のTPOは様々ですが、だいたいの要旨は次のようなものです。
「ラオ先生の占星術が学べると思って教材を購入したが、あれはラオ先生のやりかたと違うのかどうか?」
実は、これはわたしが危惧していた現象のひとつであります。
独学でインド占星術を学ばれている人は少なくないようです。
わたしは教材そぞれぞれを購入して内容をチェックしているわけではないので踏み込んだことは書けませんので、教材を発行している方々がサイト等で発信されている内容を、ここでこれまでに議論されてきた内容と照合し、ご購入をご検討されている皆様それぞれが賢明にご判断くださるしかありません。
チェック・ポイントをまとめておきす。
以下については、ラオ先生は”Don’t do that(やるな)”と言っていると思って差し支えないと思います。典型的にはポップ占星術に分類されるものです。
①有名人鑑定
(“Don’t run after celebrities’ horoscopes.” “They are astro-fools”)
②12星座占い
(占星術学校で話題にすらなったことがないし、実践している人はまったくいない)
③ナクシャトラ占い
(友人のヴェーダ占星術家ポールと一緒にラオ先生に質問したとき、Don’t do that.と言われました)
④トランスサタニアン
(書籍のなかで、使えるかどうかはまだ証明されていないとラオ先生は書いており、その使用については否定的な立場です)
誤解のないように繰り返しておきますが、だれがなにをやっても勝手です。
上記①~④はラオ先生の見解をわたしがとりまとめたものに過ぎません。
あくまでも個人の見解です。
ただ、「ラオ先生の占星術が学べる」と臭わせておきながら上記の①~④の内容を発信しているサイトで発行されている教材があるとした場合、そのような教材をもしみなさんが購入されるかどうかは、上記の①~④に照らして内容をもう一度吟味してからご判断ください。
もちろん「ラオ先生の占星術(ラオ式)」であろうがなかろうがまったく関係ないというお立場でこれらか占星術を勉強したいのであれば、こういった配慮はまったく必要ありません。
最後に、インド占星術を教授されている先生方に対するお願いなのですが、ご自身のインド占星術の教材やコースをプロモートされるとき、普段から上記の内容を扱っているにもかかわらず、ラオ式を教えているかのような誤解を与えかねない文言や写真・ビデオを使用することは避けてくださいますようお願い致します。
それはいわゆる商品の「宣伝・表示と内容の不一致」ということになろうかと思います。
上記に関するお願いはすでに2011年にわたしのブログで書いた通りです。
http://astrodiary.blog114.fc2.com/blog-entry-384.html
(AstroDiary 2011-07-25 お知らせ)
以上、よろしくお願い致します。
有名人鑑定に対するラオ先生の態度ついて今朝ブログに書きました。
AstroDiaryから添付します。
参考になれば幸いです。
~~~~~~~~~~
錦織圭が全米オープンで4強入りを果たしましたね。
世界中で話題騒然。
インドでも湧いているようで、ラオ先生をいつもアシストしている友人から、Nishi Koriの誕生データを知ってるかというメールが届きました。
わかっていたら土曜日の授業で使いたいのでしょう。
How are you? Can you find the birth details of Nishi Kori ?
It would be nice if we can have it as he won the match against Andy Murray yesterday and we all are very eager to learn more about him.
Regards,
Anju
ラオ先生は自宅でスポーツのテレビ観戦をしていることが多く、
主要な試合のときはホロスコープをパソコン上に開きながらテレビを注視しています。
昨年、バトミントン選手、桃田賢斗が活躍していたときも
ラオ先生から直接問い合わせがあったんだけど、
そのときも誕生時刻がわからないと返事をしました。
ラオ先生なら時刻修正が可能かも!?
という淡い期待がありましたが、
それっきりでした。
今回も同様の返事を送らざるを得ず、あぁ残念!
Hi Anju
There are a number of horoscopes being discussed about Kei Nishikori.
But as far as I know what we know for sure is only his birth day and birth place.
DOB: 29 Decmber 1989
POB: Matsue ( 35N28’5″; 133E02’54”)
There is a rumor that he was born in the early morning.
Regards
ss
「うわさでは早朝の誕生といわれています」と予備情報も書いておきましたが、
なにかホロスコープに関して進展があれば報告したいと思いますが、
こういう場合、かれらはこれ以上つっこむことはしないので、ここまででしょう。
ラオ先生も有名人の鑑定をすることがあります。
しかし一般の有名人鑑定と大きく異なる点は、
ごく一部の例外を除いて(たとえば東條英機のホロスコープはわたしがデータを提供しました)
ほとんどの場合、有名人が自ら、あるいはその親族がラオ先生にホロスコープを持ち込む場合に限られます。
そのことをラオ先生はいつも強調します。
「セレブ(著名人)のホロスコープを扱うときも、first hand のホロスコープしか扱わない」
こんなことがありました。
インドに超有名なサチン・テンドゥルカというクリケット・プレーヤーがいるんだけど、
かつてかれの親族がラオ先生のところにホロスコープ持ち込んで鑑定をしてもらったことがありました。
ラオ先生はホロスコープを検証し、それ以来、サチン・テンドゥルカのホロスコープは乙女座ラグナということになっていました。
しかし最近、サチン・テンドゥルカの出生証明書が出てきて、ラグナが違っていることが判明しました。
ラオ先生の新刊書『Advanced use of Jaimini Chara Dasha』を購入すると、サチン・テンドゥルカの乙女座ラグナのホロスコープの分析に費やされた第13章が無残にもまるまる破り捨てられてあります。
それを知らずに書籍を購入し書籍を受け取った友人たちは第13章が手で荒々しく破られてあるのを見て、驚き、戸惑いました。
わたしはそのことを聞いてかれらに事情を説明すると、かれらは納得していました。
むしろ、誤ったホロスコープに対するラオ先生の徹底した対応に感心していました。
このように、ラオ先生はラグナの決定については常に最大限の慎重を期すようにしているんだけど、それでも誤りは避けられないことがあります。
しかしそれが判明したときの対応の仕方、責任の取り方は徹底していて、そこからわたしたちは教訓を得ることができます。
妥協を許さないこの姿勢が、かれの鑑定精度の高さを担保しているのだろうとわたしは理解しています。
したがってもしみなさんがほんとうに鑑定力をつけたければ、この点ははずさないほうがいいでしょう。
清水先生
記事の転載、ありがとうございますm(__)m
一応、確認の意味でのご質問ですが・・・
ラオ先生は、例えば、インディラ・ガンジー、ラジブ・ガンジー、マハトマ・ガンジー、エリザベス女王などの有名人も鑑定してますね。
おそらく、本人や親族からの依頼があったわけではないと思いますが、チャートやダシャーの整合性の検査・レクティファイして使用すれば、有名人鑑定もしても構わないとの見解でよろしいでしょうか?
おそらく、アストロデータバンクなどの情報を鵜呑みにして有名人鑑定すると間違うぞということだと理解していますが、この理解で間違っていますでしょうか?
例えば、鑑定家さんも、有名人鑑定していますが、恐ろしい労力をかけて、ラグナの同定、・出生時刻のレクティファイをしています。
清水先生の目から見て、あのような有名人鑑定はいかが思われますか?
他にも聞きたいことはありますが、金曜日~土曜日はメルマガ執筆がありますので、また後日、コメントさせていただきますm(__)m
ISOPさん、ご質問ありがとうございます。
ISOPさんの本物を探究したいという真摯な姿勢にわたしはいつも感銘を受けます。
> ラオ先生は、例えば、インディラ・ガンジー、ラジブ・ガンジー、マハトマ・ガンジー、エリザベス女王などの有名人も鑑定してますね。
> おそらく、本人や親族からの依頼があったわけではないと思いますが、チャートやダシャーの整合性の検査・レクティファイして使用すれば、有名人鑑定もしても構わないとの見解でよろしいでしょうか?
はい、そうでしょうね。
少し詳しく書いてみましょう。
有名人鑑定の場合、そもそも以下の2点についてそもそも問題があろうかと思います。
①誕生データが正確か?(ホロスコープは正確か?)
②検証につかう背景情報が正確か?
まさにこれを反映してか、ラオ先生が有名人鑑定をするパターンは大きく次の2つに分類されるとわたしは理解しています。
①first hand birth dataが得られる場合
②時間をかけて徹底的に背景情報を調べている場合
①のパターンは、パキスタンの大統領、ベナジル・ブットーが典型です。
インドの仮想敵国の大統領でもあったベナジル・ブットーのホロスコープはインドでも多くの占星術家が雑誌等の記事で扱っていました。しかし、例によってどれも誤ったホロスコープばかりでした。唯一KNラオだけが正確なホロスコープを持っていました。それはベナジル・ブットーがイギリスに亡命していたとき、本人が駐英インド大使を通じてラオ先生に鑑定を依頼してきたからでした。その後、ラオ先生のグループはベナジル・ブットーの暗殺を予言し、その予言は的中しました。
エリザベス女王ですが、英国王室は王室内で子供が生まれるときはいつも誕生データを公表しているので誕生データは正確です。王位継承権の正統性に関わる事柄だからであろうと思われます。しかしラオ先生は公表されているエリザベス女王の誕生データを修正して用いています。
②のパターンの典型はネルー一族ですね。
ラオ先生著『Nehru Dyanasty』は、JLネルー、インディラ・ガンジー、ラジーフ・ガンジー、サンジャヤ・ガンジーに関する詳細なポートレート分析です。
https://www.saptarishisshop.com/in/p/The-Nehru-Dynasty/4170
ラオ先生はネルー及びインディラ・ガンジーに関する伝記を、右寄りなものから左寄りなものまですべて精査してから、かれらのホロスコープの分析に取りかかりました。
『Nehru Dyanasty』の執筆には半年を要したそうです。
ラオ先生の授業では、「著名人の詳細な占星術のポートレート分析をするときはそうしなさい」と何度も教わりました。Wikipediaや噂に頼った分析はだめ。出所を確認できる資料を使い、引用先も明示するのが望ましい、と。
つまり学術論文を書く場合に近いクライテリアを適用し、厳密性を追求しなさい、ということですね。そうしないと学問としての信憑性を担保することができないということであろうかと思います。
※しかしWikipediaの情報であっても、歴史的事実として確定しているような情報については問題ないでしょう。
そしてラオ先生は、みなさんご存じの通り、インディラ・ガンジーとラジーフ・ガンジーの暗殺を正確に予言して的中させました。
そう、有名人鑑定はこのように予言を行い的中させるためにあることをラオ先生は身をもって示してきました。ゴシップのためにあるのではありません。
次は、マハトマ・ガンディーについて。
ラオ先生はマハトマ・ガンディーのアシュラムの最初のyoung devotee(青年信奉者)の一人でした。
加えてラオ先生の父親ラーマ・ラオはJLネルーの動向を世界に発信する有名なジャーナリストだったこともあり、ラオ先生はマハトマ・ガンディーやネルーとは直接・間接的に接点があり、またラーマ・ラオを通して彼らに関する詳しい情報を得ていました。インド建国の父たちは、ラオ先生にとって赤の他人ではありませんでした。
さらに①と②とは別に、③というカテゴリーもあろうかと思います。
これは厳密には有名人鑑定ではありません。
しかし有名人のホロスコープをラオ先生は、たとえばリサーチの目的に使用することがあります。
たとえば、昭和天皇、東條英機、アドルフヒトラー、ムッソリーニ、プーチン、トルーマン、FDR、JFK、ビルゲイツ、ビルクリントン、バラクオバマ、マリリンモンローなどです。
ラオ先生のリサーチクラスでは、これらのホロスコープをcollective researchに使用することがあります。
しかし分割図も含めた詳細な分析に耐えるレベルではありません。
ポートレート分析が可能なレベルの精度ではありません。
そういう使い分けはしているようです。
というわけで
ラオ先生が主張する「占星術は科学だ」に関してまったくぶれはありません。
かれの主張は、有名人鑑定においても貫かれています。
リサーチでは検証できるものしか扱わないし、記事を書くときも検証できるかたちで提示するよう心がける。
その対極にあるのが「いわゆる有名人鑑定」でしょう。
一般の有名人鑑定などは憶測で書かれたものが幅をきかせています。
「~に違いない」「~のはずだ」「~と思われる」など。
ポップ占星術は占星術の週刊誌ですからそいうことも許されるのでしょうが、そういうのは学術的には価値がない、ということですね。
嘘か本当かわからない週刊誌ネタをいくらたくさん扱っても、いくら詳細に分析しても、いくら乱発しても、学術的には意味が無いということであろうと思われます。
そういうものにはそもそも手を出さない。
そういうものに時間を費やしているくらいなら、もっと他にやるべきことがある。
そういう意味だろうとわたしたち生徒は理解していました。
実際、そういうことに関するラオ先生の態度は比較的はっきりしており、一貫しています。
そういうラオ先生の姿勢に影響されているせいだと思いますが、BVBの教官やラオ先生のクラスの中には優秀な占星術家がたくさんいるにもかかわらず、かれらは有名人鑑定をしないし、ましてそういうのをネットなどで公表することはしません。
ですから、かれらの存在感は世間では希薄です。
かれらのほとんどは”Journal of Astrology”に記事を書くか、あるはリサーチの結果を書籍にまとめて出版するかでしか、自分を表現をしません。
参照:”Journal of Astrology”
https://www.journalofastrology.com/page.php?page=current_issue
しかしよーく考えてみると、むしろその方があるべき姿なのであって、頻繁に有名人鑑定ができる方がおかしいのです。
見ず知らずの人のホロスコープを噂や未確認情報をもとにレクティファイし、それが正しいかどうかを検証・確認するのはそもそも無理筋なはなしなのです。
たとえなんとか苦労してやり通せたとしても、少なからぬ時間を要するはずです。
検証においては、小さな予言を行い、それが当たるかどうかを検証することをラオ先生は求めています。
そういう手続きの積み重ねこそがプレディクションの力を磨くのです。
そういう手続きを省略した有名人鑑定に、集客効果以外に何の価値が期待できるのか、ということであろうかと思います。
> おそらく、アストロデータバンクなどの情報を鵜呑みにして有名人鑑定すると間違うぞということだと理解していますが、この理解で間違っていますでしょうか?
アストロデータバンクを多用するのはマーク・ボニーですが、かれのその姿勢を批判する人がBVBにもいるのは確かです。
しかしアストロデータバンクのなかでもAカテゴリー(出生証明書付)のものは、要検証という条件つきながらも使うこともできるだろうというコンセンサスが形成されつつあります。
しかしやはり問題は、たとえ出生データが正確でも、それを検証する正確な情報をどうやって取得するのか? であります。
繰り返しますが次の①と②の両方が満たされない限り、正確な鑑定(予言)はできません。
①誕生データが正確か?(ホロスコープは正確か?)
②検証につかう背景情報が正確か?
ですからやはりそういった悩ましい問題はとくに有名人鑑定については常につきまといます。
したがってもしあなたが誠実で優秀な占星術家であろうとするなら、すなわち①と②の両方を満たそうとするなら、有名人鑑定はそもそも無理筋なはなしなのです。
しかしなんとかがんばって奇跡的になんとかやり通せたとしても(おそらく有名人鑑定というのはどれもそういう奇跡が起こせたという前提なのでしょうが)、コストパフォーマンスが低すぎる結果となるはずなのです。
そういう無駄な時間と労力を費やすくらいなら、身近な人たちのホロスコープについてじっくり時間をかけて検証する方が有益であろうと判断がつくはずです。
しかし、それでもおそらく有名人鑑定はなくならない……。
> 例えば、鑑定家さんも、有名人鑑定していますが、恐ろしい労力をかけて、ラグナの同定、・出生時刻のレクティファイをしています。
> 清水先生の目から見て、あのような有名人鑑定はいかが思われますか?
まず第一に、人様の鑑定内容や記事についてあれこれいう立場にわたしはありません。
ただ、おそらくラオ式ではないでしょうね、とは言えると思います。
表現を変えるなら、ラオ先生ならあの種の情報発信はあまり好まないだろうし喜ばないだろうと思います。
すでに書きましたように、バールティーヤヴィディヤーバヴァンの教官も生徒も、有名人鑑定をしている人はほとんどいません(もちろん例外はありますが…)。
おそらくかれの一連の記事を英訳してJounal of Astrologyに投稿しても、採用されてる可能性は高くないだろうなと思います。
ここではラオ式であるなしに関係なく、わたしが考える有名人鑑定の妥当性を判断するときのポイントをいくつか提示させて頂くにとどめておきます。
①憶測ではなく、事実関係についてどれだけ合理的に言及・検証されているか?
②予言がどれだけ合理的に行われ、どれだけ的中しているか?
③予言が外れた場合の検証をやっているか?
やはり予言の的中、鑑定の精度がすべてを物語るのだろうと思います。
この点に関してはわたしもまだまだ未熟であります。
鑑定精度を上げるべく日々精進をしなければと思っております。
PS
ここでの投稿のテーマのひとつになった感のある「西洋占星術のインド占星術への浸潤」について、おもしろい興味深い新刊書があります。
わたしは今日購入して読んでいるところです。
「伝統的占星術 第一巻: その考え方とエッセンス」
https://www.amazon.co.jp/%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E7%9A%84%E5%8D%A0%E6%98%9F%E8%A1%93-%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%B7%BB-%E3%81%9D%E3%81%AE%E8%80%83%E3%81%88%E6%96%B9%E3%81%A8%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B9-Motoy-Fukumoto-ebook/dp/B01KIAVDIO/ref=pd_sim_351_13?ie=UTF8&psc=1&refRID=HBCNQMT9YJCWZYGNAW0C
ド素人の見解
:::::::::::::::::::::::::::::::::
例えば、その検証の一例として、鑑定家さんはどうでしょう?
彼も性格の象意として12占星術を取り入れています。(※今は閉鎖されてますが、彼の「入門講座」に星座における性格の象意があったと思います)
鑑定家さんのレクティファイや予言は以下のようになります。
http://www.kanteiya.com/column/12/0203.htm
http://www.kanteiya.com/column/13/0514.htm
http://www.kanteiya.com/column/13/0515.htm
http://www.kanteiya.com/column/column.htm
(非常にたくさんあります)
清水先生のおっしゃるように、性格の象意を取り入れたことにより、POP化しているでしょうか?
破壊しているでしょうか?予言できなくなっているでしょうか?
私の見る限り、出生のレクティファイも、予言能力も、決して劣化していないと思います。
よくぞここまでできると感心します。
私にとっては、尊敬すべき占星術師です。(詳細に研究する熱意は世界一かも・・・)
:::::::::::::::::::::::::::::::::
清水先生の知見
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チェック・ポイントをまとめておきす。
以下については、ラオ先生は”Don’t do that(やるな)”と言っていると思って差し支えないと思います。典型的にはポップ占星術に分類されるものです。
①有名人鑑定
(“Don’t run after celebrities’ horoscopes.” “They are astro-fools”)
②12星座占い
(占星術学校で話題にすらなったことがないし、実践している人はまったくいない)
③ナクシャトラ占い
(友人のヴェーダ占星術家ポールと一緒にラオ先生に質問したとき、Don’t do that.と言われました)
④トランスサタニアン
(書籍のなかで、使えるかどうかはまだ証明されていないとラオ先生は書いており、その使用については否定的な立場です)
最後に、インド占星術を教授されている先生方に対するお願いなのですが、ご自身のインド占星術の教材やコースをプロモートされるとき、普段から上記の内容を扱っているにもかかわらず、ラオ式を教えているかのような誤解を与えかねない文言や写真・ビデオを使用することは避けてくださいますようお願い致します。
それはいわゆる商品の「宣伝・表示と内容の不一致」ということになろうかと思います。
その対極にあるのが「いわゆる有名人鑑定」でしょう。
一般の有名人鑑定などは憶測で書かれたものが幅をきかせています。
「~に違いない」「~のはずだ」「~と思われる」など。
ポップ占星術は占星術の週刊誌ですからそいうことも許されるのでしょうが、そういうのは学術的には価値がない、ということですね。
しかしよーく考えてみると、むしろその方があるべき姿なのであって、頻繁に有名人鑑定ができる方がおかしいのです。
見ず知らずの人のホロスコープを噂や未確認情報をもとにレクティファイし、それが正しいかどうかを検証・確認するのはそもそも無理筋なはなしなのです。
ここではラオ式であるなしに関係なく、わたしが考える有名人鑑定の妥当性を判断するときのポイントをいくつか提示させて頂くにとどめておきます。
①憶測ではなく、事実関係についてどれだけ合理的に言及・検証されているか?
②予言がどれだけ合理的に行われ、どれだけ的中しているか?
③予言が外れた場合の検証をやっているか?
やはり予言の的中、鑑定の精度がすべてを物語るのだろうと思います。
:::::::::::::::::::::::::::::::::
黙ってみていたが開いた口が塞がらぬとはこのこと。
秀吉って最凶のポップスターじゃんwwww
ラオ先生の”Don’t do that”を①から④まですべて実践の典型ポップwにもかかわらずラオ式に見せかけ。
有名人鑑定に際して「~に違いない」「~のはずだ」「~と思われる」を多用てかそれしか見たことないしww
予言に関して①は非合理の塊、②驚愕の非的中率w、③ 一 切 な し ww
http://star7.org/%E9%AB%98%E7%95%91%E6%B7%B3%E5%AD%90%E3%81%AE%E3%83%8A%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6-4021.html
>初めに出生図のラグナを特定し、性格、身体的特徴、パーソナリティー傾向などからラグナが在住するナクシャトラについて大雑把に見当をつけておき、更にナヴァムシャで、ラグナについて検討していく。
上記について、ラオ先生の”Don’t do that”で時刻修正。
http://star7.org/%E5%B0%8F%E6%B1%A0%E7%99%BE%E5%90%88%E5%AD%90%E5%BD%93%E9%81%B8%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6-3839.html
>私は個人的には小池百合子氏が最も人物として魅力があり、カリスマがあると思っていたが、占星術師としては、小池百合子の落選を予測していただけに残念な結果となった。
因みに小池百合子がどのような占星術的な論理で当選したかについて私の中では分からないままである。
凄まじい非的中率を誇るのだが全く③を顧みず「どのような占星術的な論理で当選したかについて私の中では分からないまま」と恥ずかしげもなく公言。しかもラオ先生ですら容易ではない時刻修正が<可能である>だけではおろか、自分がナクシャトラのパダまで突き止める精度で時刻<修正できる>のになぜかもっと簡単な未来予測を外すww
しかも同エントリの中で未来予言を外したのに疑いも撤回もせず自分の時刻修正が正しいの一点張りww
こんなの一例だからな。10年も積もり積もったナンセンスが奴のサイト・ブログに無数にあるわww
なんなら秀吉が今までどれだけの予言、時刻修正を外してきたか示してやろうか?
公正な判断基準のもとで予言部分のみ採取、正否を判断。
やるとしたらブログを立ち上げることになるが。
てか清水先生、あなた人格者すぎるわ。奴のポップ鑑定を英文にしても100%Rejectにもかかわらず、そこを傷つけることなくやんわりと言ってあげるんだなあ。
俺が清水先生だとこんなもんじゃなくボロカスにこき下ろすけどww
あと奴のサイトの記事かブログで「ラオ先生の占星術には特に星座占いが出てこないがそれは機能しているのである」という趣旨の記述を見たことあるぞ。
*はいはいソース出せでしょ。近いうちに時間があったら探して貼り付けてやるわ。
BV Raman先生と双対クラスの先生が、70年のキャリアもある中で「星座占い」の有効性を見過ごしてきたとでも主張したいのかいな?ww
それが本当なら「KN Raoって単なる間抜け」って主張してるのと一緒だけどね。
こいつの異常な自信過剰からすれば自分がラオ先生以上と思ってても驚かないけどw
それにド素人曰く熱意は世界一(つまり上って事)らしいからねwwwwww
いやあ何といってもド素人が秀吉に共感を抱いたりendorseするという事実は腐った木星持ちは同じ腐った木星持ちに惹かれるという事実が最大の収穫wwww
引き寄せの法則とかいう似非スピリチュアルが一時期はやったが、そんなのを持ち出さなくても類は友を呼ぶというのが真理として存在してるんだね。
自己コメの以下部分の証拠
あと奴のサイトの記事かブログで「ラオ先生の占星術には特に星座占いが出てこないがそれは機能しているのである」という趣旨の記述を見たことあるぞ。
http://www.kanteiya.com/column/07/0306.htm
まさに彼女の自己表現(演技)が蠍座で定座にある火星と金星の表現そのものである。
ジョーティッシュではあまり星座の象意は問題にしないと言われている(特にラオ先生の本の中ではあまり言及されていないが) が、ここで確認できるのは星座の象意そのものである。
<<<ラオ先生は70年のキャリアで星座の象意すら確認すらできなかった。(秀吉談)ww>>>
ポップスターのレクティファイのナンセンスさについて
じゃ、ちょっと紹介
http://star7.org/%E5%BE%A9%E6%B4%BB%E3%81%99%E3%82%8B%E5%A0%80%E6%B1%9F%E8%B2%B4%E6%96%87-3497.html
ホリエモンを蠍座ラグナと断定。しかしコメ欄にあるように自身のブログで23時頃と記載。チャートを作成するとラグナは蟹座。いくらなんでも離れすぎww
http://www.astro.com/astro-databank/Woods,_Tiger
ADBでAAレーティングのTiger Woodsはラグナが獅子座か乙女座かで論争があった。
以下が奴のもの
http://www.kanteiya.com/column/09/1207.htm
え、射手座?しかもリーディングできちゃってるしww
これは時刻修正以前の問題。データ取り扱い杜撰すぎww
清水先生の仰っていることが理解できるなら俺の言わんとしている事が分かるよな、ん?
ド素人曰く
「鑑定家さんも、有名人鑑定していますが、恐ろしい労力をかけて、ラグナの同定、・出生時刻のレクティファイをしています。」wwwwwwwww
おお~!これはこれは清支会・会長様!
こんなブログにようこそおいでくださいましたm(__)m
っていうか、Juinviさんですか?
同じ匂いがするのですけど・・・^^;
もしJuinviさんなら、前回の投稿のあなたからの返信は期待してないので、別に名前変えなくてもいいですよ。
私の勘違いなら、すみませんm(__)m
すみません。会長さんの2つ目の投稿はあまり見てないのですが、とりあえず、返信しておきます。(※あとで、しっかり見させていただきます)
たしかに、鑑定家さんは、最近は舛添氏とか、小池氏とかあまり的中率は良くないですね。
個人期には、トランプ、クリントンも外すと見てます。
でもね、私は「的中率」とは書いていません。「熱意と労力」と書いたのです。
子供のトランジットを全部調べるとか、どこまで占い好きなの?って思います。
これ以上の熱意と労力、見たことあります?(海外サイトを含めて)
なんか一生懸命バカにして頂いて大変申し訳ないのですが、これは私が正しいと思いますよ。^^
また、たしかに、ちょっと強引な主張もありますが、ヴィムとチャラとトランジットから検証し、出生時間を割り出すのは、技法的にそれほど間違っているとは思えません。
というか、この3つの纏め方は非常に参考になりました。
また、外れたものを強調していますが、当たっているのもかなりありますよ。
間違ったものだけピックアップするのは、ちょっと不公平なのでは?
例えば、橋下知事だと
『然し、敗北したとしても、基本的にマハダシャー火星期は2015年夏頃まで続くのであり、この時期までは、パンチャ・マハープルシャ・ルチャカヨーガが発動して、彼は政治力、影響力を維持し続けると思われる。
然し、その後は、マハダシャーラーフ期に移行し、ラーフは10室支配の太陽と絡んでいないため、この2015年夏までで彼の政治活動は終わりを告げると予想される。』
この辺りは、完全に当たってます。(2012.2の記事です)
なかなか、こういうピンポイントの予言はできないと思います。
また、ある意味、ブログ等で未来予測をするのって、勇気がいることです。
これだけの量を、しかも大胆に予測する人は珍しいです。
外れたら、自分の名声に傷がつくからです。
これだけ頻繁に予測をし、外れた時は外れたと報告する鑑定家さんって、やはり人間的にすごいと思いますね。
少なくとも、自分は何のブログも持たず、腕の開示も、鑑定例も出さず、その安全な場所から、他人のブログという陰から大物ぶって批判して優越感に浸っているどこかの誰かさんとはえらい違いですよね^^
おっと、いけね・・・また、hikariに叱られるわ^^
という訳で(?)・・・私にはやはり、尊敬すべきお方です。
>いやあ何といってもド素人が秀吉に共感を抱いたりendorseするという事実は腐った木星持ちは同じ腐った木星持ちに惹かれるという事実が最大の収穫wwww
え?秀吉さんも木星腐ってるのですか?同じ星回りの人は惹かれあう?
へぇ~!それは、なかなか面白い仮説ですね。
同じ星回りなら、価値観も似てるってことですもんね。
ぜひ、彼の星回りを見てみたいものです。
そう言えば、hikariさんと私も、星回りがどことなく似てたなぁ・・・^^
意外に当たってる仮説かも・・・
さて、清支会・会長さん、これはお願いなのですが・・・
それだけ鑑定家さんをディスられるなら、さぞ、すごい鑑定をなされることと思います。
今度、無料鑑定室で腕前を見せて頂けませんか?^^
きっと皆様の勉強にもなると思います。
どうか、よろしくお願いしますm(__)m
清水先生
コメント、ありがとうございますm(__)m
う~ん、なるほど。
おそらく、清水先生の言われることは完全に正しいと思います。
もちろんデータの怪しい有名人を避け、本人から正確な出生時刻を手に入れ、検証して使うというのは、真に理想的です。おそらく、誰もがそれが正しいと思っていると思います。
間違ったデータ使っても、間違ったデータしか出てこないのですから・・・
しかしながら、問題は、どこまで現実をその理想に近づけることができるかですね。
ちょっと以下に問題点をあげてみます。
まずは、鑑定できる人数の問題ですね。
有名人を避け、親族・親しい友人のみということになると、おそらく数人しか鑑定できないことになります。
占いに自分の情報を使うなんて、他人からすれば気味悪いので、おそらく、親族と言えども教えてくれない人も多いでしょう。(※ちなみに、私の姉からは拒否されました)
もう有名になって、多くの依頼者の鑑定ができれば問題ないですが、まだ無名の頃は依頼者はほとんどいないでしょう。
そうすると、絶対的に、(実戦の)経験不足になってしまいます。
(※まぁ、うちの無料鑑定掲示板などもありますが、それほど、多くの鑑定者が集まっているわけでもありません。)
そうすると、どうしても有名人に頼らなければならなくなってきます。
また、清水先生は②で、「有名人の背景となる情報の正確性」について、疑問を呈されていましたが、戦前ならいざ知らず、比較的最近の芸能人やスポーツマン、政治家等の有名人は、ある意味、情報がかなり正確だと思います。(←有名になった以後の情報。子供の頃とかは×)
結婚、出産、成功の時期、親族の死・・・有名人ならほとんど報道されます。その時代の人々すべてが目撃者たるので、改ざんのしようがないです。よって、(近代~現代の)有名人のその手の情報は、Wikiでも相当正確だと思います(←間違っていると、ファンが訂正する)。
逆に、一般の方々の方が、データ的には不安である気がします。
無料鑑定室見ればわかりますが、仮に依頼を受けても、その依頼者が多くの情報を提供してくれるというのは稀です。(※たまに良き例外もありますが・・・)
相手の負担・個人情報ということを考えると、おそらく、3つ・4つ教えてもらうのが精一杯ではないでしょうか?
有名人とは、データ数が比較になりません。
また、個人の鑑定は、本人の記憶をたどるので、間違いが多いです。
海外旅行なんて、「このあたり」みたいにしか、覚えてない人が多い気がします。
良い時期、悪い時期も、日記つけている人なんて珍しいので、うろ覚えの人が多いです。イベント等も忘れている人も多いです。(特に年配者は覚えてない)
そういう意味では、すべてがマスコミで報道され、データ的に情報量の多い有名人は、ラグナの同定やレクティファイの練習には、むしろもってこいのような気がしますが・・・
しかし、有名人鑑定で、同定やレクティファイ用ではなく、そのまま出生時刻を使う場合は、たしかに注意が必要ですね。
ただ、厳密さにこだわるあまり、鑑定できるデータが一個もないでは、腕や経験を磨くことはできないと思います。
ただ、清水先生のおっしゃられるように、できる限り厳密さは追求するべきというのは、非常にもっともな話です。
妥協案としては・・・
①アストロデータバンクでは、かなり信頼度の高い人を使用する(出生証明)
②検証用となるデータに信頼性がおけるよう、戦後の人で、かなりの有名人に限って使用する
③必ず、出生時刻の整合性をダシャーや星回りで検証する。
これを守れば、有名人と言えど、かなり使えるのではないでしょうか?
私もアストロデータバンクの怪しいものをよく使用してますし、無料鑑定でも、特にラグナが星座の境目付近でもない限り、出生時刻を検証せず、そのまま使用してしまってますので、清水先生の言葉は耳の痛い話です・・・今後、出来る限り、気を付けていきたいと思いますm(__)m
次の問題は、鑑定にかかる時間的な問題ですね。
誰もが大学のような研究機関みたいなことができるわけではありません。
ichiさんもおっしゃってましたが、働きながら鑑定しているような人には、占星術に取れる時間が限られてきます。
現実的に、どこかで妥協をしなければなりません。
ラオ先生は背景データに半年ということですが・・・それは、凄すぎるというか、私たちにはまねできませんね。
例えば、有料鑑定している方もいるかと思いますが、一人に何週間もかけてレクティファイしていたら、おそらく採算は取れないでしょう。
たぶん、依頼者からの情報と星回りに矛盾が特になく、結婚とか海外旅行などの時期など、1~3つの事例を見てみて、ダシャー的に特に矛盾が無ければそのまま使用ぐらいが現実的じゃないかなと思います。
これは私の推測ですが、うちゃさんが、ラオ先生に鑑定を受けたと報告がありましたが、おそらくラオ先生も、即興で鑑定をやる場合には、出生時間をそのまま使用するのではないでしょうか?
根掘り葉掘り聞いて、レクティファイまではしないでしょう。
たぶん、ラオ先生も通常の鑑定の時は、ある程度妥協しているのではないでしょうか?
私が行う科学的研究でも、通常の簡易実験と学術論文に載せるためのデータ取りの実験では、丁寧さ・正確さが違います。
全部丁寧・厳密なデータをもとに鑑定できたらそれは理想的ですが、実際には状況(時間・重要度など)との折り合いになるのではないでしょうか?
もちろん、清水先生のおっしゃられることは、非常に理想的であり、完全に正しいのですが、それを行うことによる問題点・困難も発生することはご理解いただきたいと思います。
上記の問題点まとめると、こんな感じですね。
①鑑定できる数の問題(=親しい友人・親・兄弟に限られる)
②時間的問題(=一人に非常に時間がかかる。時間が取れない。数がこなせない。)
③情報の正確性の問題(=本人の記憶から過去の情報を頂くのは、正確性に難あり)
ISOPさん
> もう有名になって、多くの依頼者の鑑定ができれば問題ないですが、まだ無名の頃は依頼者はほとんどいないでしょう。
> そうすると、絶対的に、(実戦の)経験不足になってしまいます。
たしかにインドは別として、日本ではこの種の問題はありますね。
そのジレンマは常にあるでしょうね。
>そうすると、どうしても有名人に頼らなければならなくなってきます。
有名人鑑定をやるのはかまわないと思います。
ただ、まじめにやろうとすると手間暇かかるし、決して満足の得られる結果は得られないんじゃないかと思うし、そういう状態で一般に公表するのはいろいろ弊害があろうと思います。
だからひそかにやっていればいいのだろうと思います。
わたしもこれまでに何回か有名人鑑定をやってみたことがありますが、いつまでやっても納得が得られなかったのでやめました。
ちょうどラオ先生もやるなと言っているし。
やってみて「はは~ん、これ(有名人鑑定)に必要なのは鑑定力ではなくてわりきりだなぁ~」と思いました。
納得できるのであれば、やればいいと思うんだけど。
自分ならなかなか納得できないなぁ~とは思います。
> ①アストロデータバンクでは、かなり信頼度の高い人を使用する(出生証明)
> ②検証用となるデータに信頼性がおけるよう、戦後の人で、かなりの有名人に限って使用する
> ③必ず、出生時刻の整合性をダシャーや星回りで検証する。
①はけっこういけるんじゃないかと思います。
>ラオ先生は背景データに半年ということですが・・・それは、凄すぎるというか、私たちにはまねできませんね。
>例えば、有料鑑定している方もいるかと思いますが、一人に何週間もかけてレクティファイしていたら、おそらく採算は取れないでしょう。
これはポートレート分析をする場合ですが、そうでないパターンももちろんありだとおもいます。
結局何をやりたいのかによりますよね。
あるテーマについてアストロデータバンクから信頼性の高いものを中心に集めて研究するというのは、結構いけるんじゃないかとわたしは思います。
有名人鑑定よりよっぽど筋がいいような気がします。
そういう地道な研究をしてもし何か発見があるなら、それは素晴らしいことだと思います。
> これは私の推測ですが、うちゃさんが、ラオ先生に鑑定を受けたと報告がありましたが、おそらくラオ先生も、即興で鑑定をやる場合には、出生時間をそのまま使用するのではないでしょうか?
> 根掘り葉掘り聞いて、レクティファイまではしないでしょう。
>たぶん、ラオ先生も通常の鑑定の時は、ある程度妥協しているのではないでしょうか?
ラオ先生は最近は昔ほど丁寧な鑑定はしないので、2~3の簡単な質問をしてラグナを検証し、それで問題なければ鑑定をするというパターンですね。
2012年にラオ先生が来日されたときは違いました。
数名の詳しい鑑定をしましたけど、一回目のセッションでは質問をし、もし問題があればホロスコープを作り直してから日を改めて鑑定していましたね。
> 上記の問題点まとめると、こんな感じですね。
>
> ①鑑定できる数の問題(=親しい友人・親・兄弟に限られる)
> ②時間的問題(=一人に非常に時間がかかる。時間が取れない。数がこなせない。)
> ③情報の正確性の問題(=本人の記憶から過去の情報を頂くのは、正確性に難あり)
そうですね。
常に悩ましい問題です。
清水先生
返信、ありがとうございますm(__)m
清水先生のブログの方も拝見しました。
まぁ、炎上と言うほどのものではないと思いますが・・・
嫌な思いをさせて申し訳ありませんm(__)m
うちゃさんのブログでの議論も面白かったです。
(この記事は読んでいませんでした。ちょうど、私がインド占星術を始めた時期になります。)
また、会長さんへの返信でも少し書きましたが、たしかに鑑定家さんには、かなり強引な解釈はありますね。
その判断も、断定口調で書かれている場合が多いです。
「それは少しいい過ぎでは?」とか「それは、可能性の一つなんで、断定するのはどうなの?」と突っ込みたくなるところは多々あります(^^;
非常に努力家で熱意のある方ですから、そういうところが無くなれば、的中率はもっと高くなるのではないかと思います。
あと、ブログに掲載されていたラーマのチャートですが、間違っていませんか?
太陽は牡羊座で高揚だった気がしますが・・・(ケンドラすべて高揚)
http://indian-vedic-astrology.com/bbs-consultation/c-board.cgi?cmd=one;no=16;id=#16
ところで、清水先生は、ウッチャバンガって、どの程度採用します?(ラーマは、4惑星ウッチャバンガしてますが・・・)
経験上、ウッチャバンガを形成する2惑星のダシャー期って、かなり悪くなる印象があるのですが・・・(例えば、Ju-Ma期、Sa-Su期、Ve-Me期など)
清水先生の経験上どうですか?
(※ラーマにも様々な困難がありましたが、それってウッチャバンガの時期じゃなかったのかなぁとか、ひそか思っています・・・検証のしようがないですが^^;)
>あるテーマについてアストロデータバンクから信頼性の高いものを中心に集めて研究するというのは、結構いけるんじゃないかとわたしは思います。
>有名人鑑定よりよっぽど筋がいいような気がします。
>そういう地道な研究をしてもし何か発見があるなら、それは素晴らしいことだと思います。
研究には、多くの鑑定例が必要ですから、自分への依頼者だけだとどうしても、データ不足になりがちですからね。
そういう意味では、有名人に頼るしかなくなるのかもしれません(※もちろん、無料鑑定室等ののデータも利用できますが・・・)
また、有名人鑑定では、一般人の鑑定では得られないものもありますね・・・
例えば、
・有名人はチャートに(仕事的に)成功、または才能の要素をはらんでいる。
・一般人の比較的平坦な人生より、成功・没落の時期がはっきりして、分かりやすい。(ダシャー、トランジット研究がしやすい)
・有名人は、一般の鑑定ではほとんど来ない職種が多い(政治家・芸能人・ミュージシャン・スポーツマン・芸術家・・・)
まぁ、いわゆる「面白いチャート」が多いわけです!^^
研究には、もってこいかもしれませんね!
さて、少し議論も収束しましたね・・・
もうすぐ、火星も蠍座を抜けますので、そろそろ終わりですかね・・・
約1ヶ月、ありがとうございましたm(__)m
大変、勉強になりましたm(__)m
あと、清水先生への返信ですが、最初のコメントの回答が一周したところで終わってたので、二周目の返信をちょくちょく書いていきます。
筆が遅くてすみませんm(__)m
特に返信の必要はありませんが、たまに来て見てやってください^^
よろしくお願いしますm(__)m
>うちゃさんのブログでの議論も面白かったです。
>(この記事は読んでいませんでした。ちょうど、私がインド占星術を始めた時期になります。)
そうそう、この議論は6年前にも行われていて、わたしも今回改めて読み返してみて、「あれっ、同じ事いってるやん」とわれながら成長のなさを恥じております。
しかし、わたしの主張が一貫しているということは、状況に変化がないことの現れでもあります。
ラオ的なものに関する定義をすでに6年前にわたしはうちゃさんのブログのコメント欄にはっきり書いていたのですが、それを多くの方々が読んでいたはずなのですが、わたしの不徳のゆえに、ほとんど採用されることなく閲(けみ)した6年でありました。
いうまでもないことなのですがもう一度繰り返しますと、ラオ式占星術を臭わすのであれば、ラオ式にしたがうしか選択肢はありません。
ところが最近は、ラオ先生さえも気づいていない法則があるかのごとき大胆な主張がちらほら散見されるそうです(わたしはあまり詳しくは知りませんが…)。
いつのまにか生徒になったかと思っていたら、いつのまにか先生を追い抜いてしまった…ということなのでしょうか。
選択肢は二つです。
①ラオ式占星術を臭わすのであれば、ラオ式にしたがう。
(生徒が先生にしたがうのはあたりまえであります)
②ラオ式にしたがわないのであれば、ラオ式占星術を臭わすことはしない。
実に簡単であります。
ちょっと厳しいかも知れないたとえ話をしましょう。
ハンドバッグが売られています。
ルイヴィトンにそっくりです。
しかし、ルイヴィトンのブランドを使用する申請もしていなければ、許可も取っていません。さらにルイヴィトンが定めるクオリティーの基準も守っていません。
こういうのは、世間ではパチモンと呼ばれるのではないでしょうか?
オリジナリティーを主張し、独自性にこだわりたいのであれば、正々堂々と独自ブランドをたちあげればよろしい。
そういうはなしなんだと思います。
わたしはといえば、残念ながら、そんな実力も実績がないので、ラオ先生にしたがうしか能がありません。
そういう才能がおありの皆様が、わたしはうらやましい。
わたしは、細々とラオ・ブランドを守り、育てて行きたいと思っております。
2014年、わたしがラオ先生の学校を離れて帰国するとき、ラオ先生からこう言われました。
“Start from a small group so that you don’t lose control of it”
「小さくはじめなさい。コントロールできる範囲からはじめなさい」
それは、ラオ先生がバールティーヤヴィディヤーバヴァンをはじめたときもそうだったからでした。
どうかその邪魔をしないで頂きたい。
清水先生
すみません。
金曜~土曜はメルマガ執筆中、日曜は夕方までサイセンターなので、他のコメントの返信は日曜夜か月曜日に返信しますm(__)m
こちらだけ、先にコメントしておきますm(__)m
>選択肢は二つです。
>①ラオ式占星術を臭わすのであれば、ラオ式にしたがう。
>(生徒が先生にしたがうのはあたりまえであります)
>②ラオ式にしたがわないのであれば、ラオ式占星術を臭わすことはしない。
これはインド占星術を講義・セミナー等で教えている人を対象にした言葉でしょうか?
私は状況を良く知らないのですが、ラオ式ということを前面に出して教えている人は私は知りません。(この前、無料鑑定室に宣伝に来た人は、ラオ式を謳っていましたが・・・)
このサイトに「ラオ式で教えています」等の謳い文句はないと思いますが、もし気になるところがありましたら対応いたしますので、いつでも仰ってくださいm(__)m
また、私はメルマガを書いていますが
この技法はラオ先生の本からの引用・・・
この技法はラーマン先生の本から引用・・・
これはチャラク先生の本からの引用・・・
みたいに紹介しているだけです。
ラオ式を謳っているわけではありません。
以下は清水先生の以前のコメントの返信になりますが・・・
私のHP・ブログは、ラオ式を教えるサイトというわけではありません。
大森さんのしていることに感銘を受けて、またみんなからの要請もあり、同様のサイトを立ち上げましたが、どの流派に属しているわけでもありません。
~式とか、~流とか、そんなたいそうなものでなく、使えそうな技法を紹介しているだけにすぎません。
私についていえば、当然、ラオ先生の弟子ではありません。
ラオ先生の書籍は大いに参考に致しますし、紹介もいたしますが、当然、他の方の書籍等からも紹介いたします。その辺りは、ラオ先生オンリーのように特別扱いするつもりはありません。
ラオ先生は、尊敬すべきインド占星術師ですが、弟子ではないので、彼の主張や教えを守らなければならないという義務はありません。(例えば、宝石処方では、考えが異なります。)
ヴィトンを例に挙げるなら・・・
ラオ先生やBVBはヴィトンの本社でしょう。
清水先生はヴィトンのプロモーター、営業・宣伝・販売員でしょう。
仰るように、ラオ式を語り、実際はラオ式でない物を教えている人は、ヴィトンのパチモン製造・販売員でしょう。
じゃあ、私たちは?というと、おそらくヴィトンのユーザーでしょう。
紹介されたもの(本・講義)を買って、使用しているだけです。たまに口コミで、皆に紹介したりします。
もちろん、シャネルやグッチ、プラダも買って使い、良ければ皆にも紹介します。
たまに騙されて、パチモンをヴィトンと思って買って、真のヴィトンと紹介していたら、それは問題ですので、そういうところがあれば、ご指摘いただければと思います。
>どうかその邪魔をしないで頂きたい。
これは私に仰られているのか、一般の方々に向けて仰られたのか、ちょっと分かりませんが、私が邪魔になっていると思われるところがありましたら、ご指摘いただければと思います。
私は清水先生のラオ式のプロモートを邪魔するつもりは全くありません。
むしろ、もっと本を出して、いろんな技法を紹介して頂ければと思います。
私以外の多くの人もそれを願っていると思います。
ただ、私がブログでラオ先生以外の技法・主張を紹介して、それを「邪魔」と言われるのでしたら、それは正当な抗議ではないと思います。
あるユーザーがシャネルを買ってブログで紹介したら、ヴィトンが「うちらの販促の邪魔するな!」と文句言えるかと言えば、そんなことは当然できません。
逆に「この技法はラオ式ですよ」として、ラオ式でない物を紹介していたら、大きな問題です。その時は遠慮なくご指摘ください。すぐに、削除・変更致します。
よろしくお願いします。m(__)m
>ユーザーです
なるほど、そうですね。
でも、わたしの主張はISOPさんに対するものではなく、まぁ、一般的なものです。
なぜなら、最近とくにいろいろと混乱が生じているように感じる事例が多くなったように感じています。
混乱は、発信する側というよりも、とくに受信する側に、です。
それは、発信する側にそういう意図があったり、不注意で説明が不明確であったりするところからきているようだと理解しています。
その辺をご注意願えればと思います。
実は昨日、ラオ先生の家でもこの種の問題でディスカッションがありました。
おもにロシアの問題でしたけどね。
日本はどうだ、という話にもなりました。
たとえば、ある技法を公開する。
するとすぐにプロモートに使われる。
(研究や発展に使われるというよりも)
まあ、そういう現象ですね。
この辺にしておきましょう。
PS
まぁ 杞憂で終わればいいいなという話をひとつ書いておきましょう。
インドに来て知りました。
BVBの先生にコンタクトを取って日本に呼ぼうとしている人たちがいるそうです。
ラオ先生はその動きをすでに察知しています。
もちろん、ラオ先生は反対です。
占星術のプロモートではなく、かれらのプロモートに使われる可能性があるからです。
そしてラオ先生は、かれらの占星術に対するスタンスには賛同していません。
こうやってインドのBVBにまでちょっかいをだすかぁ~ということですよね。
これは、BVBにとって一種の混乱要因となりかねない懸念事項でもあります。
なぜなら、同種の問題はすでに何年も前からロシアでも起きているからです。
「とうとう日本もか?」とラオ先生にいわれました。
わたしはISOPさんのことではなく、そのことを暗に指摘していました。
誤解を招いたようであれば謝罪しますが、このようなことは実は日々山のように起きています。
ラオ先生はそういうことにうんざりしているのですが、まさにカリユガであります。
PS-2
わたしがラオ先生を2012年に日本に招聘したのは、ビサリアジの進言にしたがったものでした。
もちろんラオ先生を日本に招聘したいという思いはありましたが、そう簡単には応じてくれないんじゃないかと遠慮していたのですが、あっさりと実現することになりました。
それには、今後BVBの教官を招聘して日本で占星術をプロモートすることに対するオーソライゼーションも意味していたからでした。
アメリカもそうだったし、ロシアもそうでした。
まずラオ先生がその地を訪れてレクチャーし、その後、BVBの関係者や理解者がその地でBVBの教育・研究システムに沿った内容を伝える役割を担う。
そうやって占星術を、①伝え、②守り、③発展させていくという流れです。
これは、①占星術にとっても、②占星術を学ぶ側にとっても、そして③占星術を伝える側にとっても利益になるやりかたです。
いま、そういった流れに対する猛烈なチャレンジが各国で起きているんですね。
②「守る」という役割が問われているのですが、まぁ、いま現在のホロスコープがそういう配置になっているから、これはしかたがないんだろうなぁ…とは思います。
PS-3
誤解のないようにもうすこし説明しておきましょう。
もしわたしがBVBの教官を招聘しようとするなら、
①まずラオ先生にお願いします。
②そして主催団体・組織、活動内容を説明し、賛同を得られるように努力します。
③場合によっては、活動内容の成果をプレゼンする努力も惜しみません。
ところがそういうことをせずに、ロシアの事案も日本の事案もそうですが、本来ならラオ先生の許可を得なければいけないところなのに、ラオ先生に知られないようにこっそりと事を為し、既成事実を積み上げていこうとしているところが問題なのです。
それは、ラオ先生に依頼しても断られると最初からわかっているからなのでしょうし、そういう理由を実は本人が一番よく理解しているからなのです。
そういうのをラオ先生は一番嫌います。
「嫌う」と書きましたが、これはpreference(好み)ではなく、consideration(配慮)です。
好き嫌いから来る感情的なものではなく、配慮による判断です。
インドの伝統的な文化や知識を継承する人たちを、lineage(系統)と総称することがあります。
伝統的文化である占星術を学ぶとき、どこの系統に属しているかが重要になってきます。
その理由は、
①一代では築き得ない膨大な知識と知恵を体系を、系統は継承してきている
②しかしその知識と知恵は常にアップデート(更新)され続けている
③その恩恵に継続的に浴するためには、その系統に属し続けている必要がある
などであろうかと思われます。
そしてその系統の恩恵に浴すためには、系統に貢献をすることも求められるという自覚が必要です。
わたしが毎年インターナショナルセミナーに参加したり、ビサリアジを年二回も東京に招聘したり、アバシャルマに遠隔で講義をお願いしているのは、この系統にできるだけ多くの人を招き、所属させることにあります。
系統とはよくいったもので、デリーのBVBが心臓だとしたら、東京のわたしは末端のBVB支局のようなもので、系統(lineage)を通してわたしに心臓から血液が送り込まれているわけです。
BVBの教官をラオ先生に知られないようにこっそり招聘するというのは、この系統を無視して組織を切り取って移植しようとする行為なのですが、しかし移植しても系統を通して血液が流れてこなければ、その組織は壊死してしまいます。
同様に、ラオ先生が公開している知識やテクニックも、この系統を無視してコピペしただけでは、なかなか本質は理解出来ないだろうし、おそらく使いこなすことも難しいのではないかと思います。
>むしろ、もっと本を出して、いろんな技法を紹介して頂ければと思います。
私以外の多くの人もそれを願っていると思います。
ありがとうございます。
ご期待に添えるようにこれからも頑張って参ります。
ラオ先生や最近上梓した「マルマセラピー」の著者SKジョーシ先生の著書を読んで感じることは、「この人たちは確信している」ということです。
強い使命感をもって書籍を書いておられることがわかります。
しかし同時に、それが上手く伝わらない、あるいはねじ曲げて伝えられる、場合によっては悪用されていることに、たいへん憂慮されていることも、彼らとの交流を通じて強く感じます。
ISOPさんも、ISOPさんのやり方でがんばってください。
応援しております。
追記
>あるユーザーがシャネルを買って紹介したら、ヴィトンが「うちらの販促の邪魔するな!」と文句言えるかと言えば、そんなことは当然できません。
もちろん、上記についてはできませんが・・・
例えば、ヴィトン側が、シャネルやプラダの商品の劣っているところ・欠点を指摘したり、自分の商品の優位性を主張・説明するのは、正当なプロモートだと思います。
頑張ってくださいm(__)m
>太陽は牡羊座で高揚だった気がしますが・・・(ケンドラすべて高揚)
ラオ先生のインタビューはその点に関するディスカッションも含まれています。
https://www.youtube.com/watch?v=QSrL8fNWAmk
『ヴァールミーキ・ラーマーヤナ』の記述に沿って解釈するなら、太陽は魚座になるはずだという説をラオ先生は唱えています。
そして太陽が牡羊座とする説を排除しています。
その辺の議論はかなり面白いのでビデオをご覧ください。
>ところで、清水先生は、ウッチャバンガって、どの程度採用します?(ラーマは、4惑星ウッチャバンガしてますが・・・)
はっきりいってよくわかりません。
ただし、木星と火星は友好どうし、太陽と土星は敵対どうし、そういうことも考えていかなければいけません。
占星術のポテンシャルはすごく高いと思いますが、「わかっていることはまだ2割に満たない」とラオ先生は言っているそうです。
そのように、先日のアバ・シャルマの遠隔授業でわたしは通訳しました。
>また、有名人鑑定では、一般人の鑑定では得られないものもありますね・・・
そうですね。
でも、有名人の場合はわかりにくい情報もありますよね。
家族に関するプライバシーです。
わたしは時刻修正では外見や性格よりも biological facts (肉親に関する事実関係)を重視します。(外見も性格も変わりますが、これは変わりません…)
家族に関する詳細な情報です。
これは本人から直接聞くのが一番早いし正確です。
コンポジット・メソッドとは、多角的に分析することですが、それは
①複数のダシャーを使う
②複数の分割図を使う
③複数のホロスコープを使う
ということです。
③は肉親のホロスコープも援用するということも含まれます。
わたしは鑑定のとき、肉親のホロスコープも無料で見るようにしています。
重要なことは家族のホロスコープにも出てくるからです。
そういうことができるのは、一般人のホロスコープだからです。
清水先生
コメント、ありがとうございましたm(__)m
>『ヴァールミーキ・ラーマーヤナ』の記述に沿って解釈するなら、太陽は魚座になるはずだという説をラオ先生は唱えています。
>そして太陽が牡羊座とする説を排除しています。
ほうほう!それは初耳でした。
ラオ先生がそこまで言うのなら、おそらく間違いないのでしょう・・・
でも、ダシャーやトランジットが出ないのに、どうやって検証したんだろ・・・
星回りから行けば、10室太陽・高揚の方が、ラーマ王らしい気がしますが・・・^^;
添付して頂いたビデオが見れないので、ちょっとつらいです(^^;
>その辺の議論はかなり面白いのでビデオをご覧ください。
すみませんm(__)m
リーディングは結構読めるのですが、ヒアリングはかなり苦手です(^^;
私がBVBに留学できないのは、そういった事情もありますね。
ユーチューブにも、いろいろ面白そうなインド占星術情報があるのですが、聞けなくて、くやしい思いをしています。
清水先生が羨ましいです(^^
>わたしは時刻修正では外見や性格よりも biological facts (肉親に関する事実関係)を重視します。(外見も性格も変わりますが、これは変わりません…)
>家族に関する詳細な情報です。
>これは本人から直接聞くのが一番早いし正確です。
>コンポジット・メソッドとは、多角的に分析することですが、それは
>①複数のダシャーを使う
>②複数の分割図を使う
>③複数のホロスコープを使う
>ということです。
>③は肉親のホロスコープも援用するということも含まれます。
これは勉強になりましたm(__)m
そう言えば、ラオ先生は、良く家族とのチャートでクロスマッチングしてますね!(※たしか、ネルー、インディら・ガンジー、ラジブ・ガンジー、サンジャイ・ガンジーあたりでやってた気がします。)
あと、ミチユウさんが、よく家族のチャートを見て、ラグナの推定をしていたと思います。
http://jyotish.michiyuu.info/blog/c01/entry52.html
これについては、「そこまで断定していいものかのか?」「少なくとも、ダシャーやトランジットでも合わすべきでは?(←例えば、この息子の出生などについて)」「かなり強引なのでは?」とちょっと疑問に思いましたが・・・^^;
>わたしは鑑定のとき、肉親のホロスコープも無料で見るようにしています。
>重要なことは家族のホロスコープにも出てくるからです。
>そういうことができるのは、一般人のホロスコープだからです。
ふむふむ・・・参考になりますm(__)m
私も、その手法を取り入れてみようと思います。
でも、親の世代の出生時刻って、昔すぎて、あまり残ってない場合が多い気がします(^^;
もし、有名人でもやるなら、その人の息子や、親、兄弟なども有名人の人がいいですね。
例えば、ブッシュとか、石原元都知事とか、ケネディとか・・・
今日からインドに来ています。
> 添付して頂いたビデオが見れないので、ちょっとつらいです(^^;
あぁ、そうか。
失礼しました。
たしか…ポイントは次の通りだったと思います。
(いまビデオを見て確認できる環境にないので)
①ナヴァーミー(9番目)のティティの日に生まれた。
②月と木星は蟹座にある。
③月はプシャヤのナクシャトラにある。
④5つの惑星が定座以上の配置にある。
②と③から月は蟹座の最初のパダにあることにある。
①から、太陽と月の距離が96°~108°になるはず。
以上から、太陽は魚座にあることになるはずです。
> あと、ミチユウさんが、よく家族のチャートを見て、ラグナの推定をしていたと思います。
> でも、親の世代の出生時刻って、昔すぎて、あまり残ってない場合が多い気がします
兄弟や配偶者も含まれます。
今日はラオ先生に会って、
「有名人鑑定が日本でも盛んですがどう思いますか?」
と直接質問をしました。
そして、これまでに書いていないことを答えてもらいました。
ラオ先生は中央政府の高級官僚であり、占星術家としても有名だったこともあり、たくさんの政治家や有名人の鑑定をしてきたそうです。
「VIP御用達の占星術家」と皮肉られたこともあったそうです。
その経験から「断言できる」とおっしゃっていたのは、一般に有名人に関する情報は光の部分しか露出していないそうです。
影の部分、すなわち悲惨なプライバシーはほとんど隠されているそうです。
ラオ先生は有名人の影の部分をさんざん見てきた経験から断言していました。
つまり
有名人の場合、ホロスコープの全体像は直接本人から話を聞かない限り決してわからないと言うことですね。
そして全体像がわからない限り、バランスのとれた正確なリーディングはできないということなのでしょう。
ラオ先生は常々、良いところと悪いところの両方を見てバランスを取るようしなさいと言っておりますからね。
修正です
③プシャヤ → ③プナルバス
追加
インタビュアのスニールジョンがこう質問しています(うろ覚えですが…)。
「太陽牡羊座説の背景にはなにがあるでしょうか?」
ラオ先生はこう答えているはずです(これもうろ覚えですが…)。
「それは崇敬の念(reverence)から出たものだろう」
清水先生
返信、ありがとうございましたm(__)m
>①ナヴァーミー(9番目)のティティの日に生まれた。
>②月と木星は蟹座にある。
>③月はプナルヴァスのナクシャトラにある。
>④5つの惑星が定座以上の配置にある。
>②と③から月は蟹座の最初のパダにあることにある。
>①から、太陽と月の距離が96°~108°になるはず。
>以上から、太陽は魚座にあることになるはずです。
なるほど~!よく分かりました。
実に論理的な説明ですね^^
丁寧に解説して頂いて、ありがとうございますm(__)m
講義料、お支払いしたいぐらいですね^^
お手数をおかけしましたm(__)m
>「太陽牡羊座説の背景にはなにがあるでしょうか?」
>ラオ先生はこう答えているはずです(これもうろ覚えですが…)。
>「それは崇敬の念(reverence)から出たものだろう」
太陽牡羊座なら、ディグバラと高揚で超強くなるし、10室太陽も、王のラーマなら当然そちらと思うのでしょう。
その思い込みがそうさせていたのでしょうね。
一方、太陽9室だと、父親の二重象意で父方との不和か・・・(たしか、ラーマを森に追放したあと、悲しみで死亡)
2L→9H・高揚の金星とコンジャクトで、富・財産は多そうだけど、金星も傷つけるし・・・コンバーストしてたら、せっかくの金星が台無し!^^;
やっぱり、太陽は10室の方がしっくりくるなぁ・・・
『ヴァールミーキ・ラーマーヤナ』の記述が気になるので、また今度見てみます。(※まだ、ちょっと疑っていたりします^^)
>影の部分、すなわち悲惨なプライバシーはほとんど隠されているそうです。
>ラオ先生は有名人の影の部分をさんざん見てきた経験から断言していました。
その問題は常にありますね。
政治家なんか、表では完全な人格・聖人みたいなことを言っていても、裏で何やってるか分かりませんね。
おそらく、舛添なんてかわいい物なのでしょう。
芸能人も、茶の間で見るのは作られた性格でしょう。
スマップも、今回のように解散で明るみに出なければ、メンバーの不和などは表に出なかったでしょう。
まぁ、一般の依頼して来る人も、悪いところは結構隠したりしますが・・・^^;
というか、実際の鑑定では、依頼内容が先行して、依頼者側からの情報提供が少ない場合が多いですね。
まぁ、家族や仕事、結婚などに問題を抱えて依頼に来る人が多いので、他人に言いにくいのは当然ですが・・・
そこらへんは、いかに信頼関係が築けるかですね。
ちゅうか、名前は出さなくても、一般に情報公開される無料鑑定室ではなおさら言いにくいでしょうね(^^;
清水先生
階層がMAXだったので、仕切りなおしてこちらに返信します。
>もしわたしがBVBの教官を招聘しようとするなら、
>①まずラオ先生にお願いします。
>②そして主催団体・組織、活動内容を説明し、賛同を得られるように努力します。
>③場合によっては、活動内容の成果をプレゼンする努力も惜しみません。
私は、BVBがどのような組織か詳しくは知りませんが、
BVB教員として、招聘するなら、その手続きを取るのが普通でしょう。
ただ、組織としての体をなすなら、申請はいきなりラオ先生にではなく、専用の受付・窓口掛を設定する必要があると思いますが・・・たぶん、そういうものがないのだと思います。
そのあたりの社内(?)規定・手続き等が整備されてないことは、BVBの問題かもしれません。
また、おそらく社内(?)規定に、BVB教員の 「承認を得ない対外活動の禁止」・「副業の禁止」などはないのでしょう。
BVBの教員たちも、どこまで自分たちの判断で自由に行っていいか、分からない人もいるのではないでしょうか?
対外活動について明確にするため、そういう整備が必要かと思います。
また、その人を呼ぼうとした日本の人たちは、引き抜き・ヘッドハンティングをしたかったんじゃないでしょうか?
ヘッドハンティングなら、その所属する組織に承諾を取るなどということは絶対にしません(←敵対行為だから)
こういう問題は、清水先生がプロモートするほど出てくるでしょうね・・・
なぜなら、清水先生ががんばるほど、インド占星術を学ぶの人口は増えるし、ラオ先生のブランド価値はもっと高くなるし、そういった意味でパチモンや引き抜きが出やすくなるからです・・・ジレンマですね^^;
まぁ、強いブランドであるからこその悩みではありますが・・・
清水先生
いまいち良く分からないのが、上記で議論の中心となっている「ラオ式」の定義です。
もちろん、ラオ先生の独自の手法であるところは、「ラオ式」として扱うのは当然です。
例えば、ラオ式のジャイミニやチャラダシャーは、他の占星術師とは異なるものでしょう。
しかし、他の基本的なところは、かなり重なっています。
例えば、参考書の「チャート式数学」見ても、学校の数学の教科書見ても、その大半は書かれていることは同じでです。同じ数学なのですから・・・
インド占星術も基本はパラシャラ仙(BPHS)をもとにしてるので、そりゃかなりの部分が同じになるのは当然です。(※多少、他の流派はあるが)
ラオ先生の本に書かれていることも、技法についてはその多くが、他の占星術師も行っていることです。
例えば、クロスマッチングや、コンポジットにしても、ラオ先生の専売特許と言うわけでなく
他の占星術師たちも行っている人が多いと思います。
PACDARESも、言葉としてはラオ先生の創作したものだと思いますが、その言葉を使わなくても、他の占星術師も、同様の手法を使っているでしょう。
そう考えると、「ラオ式とは何ぞや?」と言う話になります。
例えば、バッグや財布でも、各ブランドで形は他と似ていますが、ヴィトンはそのマークと、模様・色使いが特色でしょう。
「ラオ式」とは一体何なのでしょう?
上記の議論や本から、ラオ先生の行っている技法・主張をまとめると・・・
・PACDARESでの手順での鑑定
・ラオ式ジャイミニ占星術
・コンポジット・メソッド、クロスマッチング
・処方は、奉仕(善行)と祈り・マントラのみ
・POP化(簡略化・大衆化・低俗化)に反対
・有名人鑑定に反対
・トランスサタニアンに反対
・12星座占星術に反対
・ナクシャトラ占いに反対
・Vedic Astrologyの呼び名に反対
・食い物はサットヴァな物
・お金に厳格(過度の宣伝や法外な鑑定料、詐欺的行為に猛反対)
こういうものを総合・一貫して教える手法を「ラオ式」ということでよろしいでしょうか?
何か、誤解・間違いがあればご指摘くださいm(__)m
hikariさんの返事のところでも縷々書きましたが、わたしもようわからんのよね。
でも、以下のリストはいちおうカバーしているとは思います。
> ・PACDARESでの手順での鑑定
> ・ラオ式ジャイミニ占星術
> ・コンポジット・メソッド、クロスマッチング
> ・処方は、奉仕(善行)と祈り・マントラのみ
> ・POP化(簡略化・大衆化・低俗化)に反対
> ・有名人鑑定に反対
> ・トランスサタニアンに反対
> ・12星座占星術に反対
> ・ナクシャトラ占いに反対
> ・Vedic Astrologyの呼び名に反対
> ・食い物はサットヴァな物
> ・お金に厳格(過度の宣伝や法外な鑑定料、詐欺的行為に猛反対)
これはラオ先生が生徒に対していっていることだから、みなさんがある程度独り立ち出来るようになったら、もっと自由にやればいいとは思うのよね。
書籍のなかや教室でラオ先生がいうことは、あくまでも生徒のスムーズな成長と占星術の発展のためを思ってのことなので、ある程度みなさんが成長したらもっと柔軟にやればいい。
皆さんのレベルが上がれば、占星術も発展していくでしょう。
しかし上記のことにハマれば、スムーズな成長は阻害されるだろうし、それにより占星術も毀損されるんでしょうね。
しかし、そういういわゆる自由自在のレベルに達している人は、日本ではまだいないでしょうから、とりあえずしたがってみるのはありでしょう。
それに「プロフェッショナルになるとリサーチができなくなる」とも言っていますね。
だから趣味でやっていけるなら、それがベストなんだろうとは思います。
補足ですが、木星が8室にある人はスピリチュアルな人生を送ると、今日の講義では言っておりましたね。
有名人鑑定についていうなら
もちろん何でもダメだということではありません。
ある程度確かな情報が得られるなら、やればいいと思う。
ただ、現在の潮流はちょっと…。
①データの不確かさ:
・Wikipediaの誕生日は数日ずれていることがある(とくに芸能人の場合)。
・正確な個人情報(プライバシーに関する情報)はふつうそう簡単には得られない。
・最初からある程度時間が絞れているなら時刻修正は可能だが、24時間のなかから時間を絞りこむのはリスクがある。(ラオ先生)
②品格の問題:
・透明人間になって他人のプライバシーを暴いているかのような万能感が漂っている。
・プライバシーの扱いに関してもう少しデリカシーがあるべき。公人とはいえかれらの人権についてもう少し配慮があってもいいはず。とくに芸能人の場合、事務所からクレームがこないのだろうかと、読んでいる側が余計な心配をしてしまうくらい。
結局、こういう記事を書くときの目的と姿勢がもっと問われていくのだろうと思います。
そういうわけで、今後はインド占星術をやる人たちが二分化していくのではないかと思います。
すでに上のところでも書きましたが
①シリアス・タイプ: アカデミックなアプローチ
②エンタメ・タイプ: 「当たるも八卦」的な、ポップなアプローチ
に大きく二分されていくような気がします。
今後、①のアプローチに属する人たちが増えていくことを望んでいるのですが…。
清水先生 こんばんは
わたしもKNラオ式というところでご質問ですが、ラオ先生はお金に非常に厳格ですよね。よく作中でプロには絶対ならんと言っています。海外でしゃあなしに鑑定料を受け取る以外はお金を受け取らないことを自身の誇りとしているようにも感じ取れます。凄いストイックさですよね。
ラオ先生は、弟子や生徒がプロとして生計を立てていることについては、良識の範囲内であれば問題ないというスタンスなのでしょうか?
清水先生も有料で鑑定・セミナーのご活動されていると思いますが、ラオ先生は料金設定にも口を出されるのでしょうか。(それくらいの値段ならKNラオ式を名乗っても問題ないみたいな、KNラオ式を名乗るための認定制度のようなものはあるのでしょうか)
それとも、KNラオ式というのは技法の話であって、思想は含まないという考えなのでしょうか。
あと、ラオ先生は日本でのラオ式インド占星術の普及についてどう思われているのでしょうか。
授業料を対価とした普及活動として、ラオ先生はどう普及して来いと清水先生におっしゃっているのかがとても気になります。
資本主義の中で商品として普及しろとおっしゃるのか、それとも別の切り口で普及しろとおっしゃるのか。わたしは、値段がついてる時点で資本主義という枠組みに組み込まれ、他の商品と嫌がおうにも競合すると考えますが、ラオ先生はどうお考えなのでしょうか。
誤解ないよう追記しますと、お金を儲けることの是非についてではなく、K.Nラオ式とは何なんだろうという疑問と、普及の際のスタンスが気になっています。
お金もらっちゃダメは流石に厳しすぎるし、ラオ先生も他人に押し付けるものではないのでしょう。
普及のところの聞き方を少し変えると、ラオ先生はインド占星術はKNラオ式しか全く有効じゃないから、他のインド占星術を名乗るものを完全にエリミネイトしろとおっしゃっているのか、KNラオ式をヴィトンのような1ブランドとして普及してこいと言っているのかも気になります。
これによって、清水先生の活動内容もかなり変わってくるのではと思うのですが・・・
hikariさん、お久しぶりです。
> わたしもKNラオ式というところでご質問ですが、ラオ先生はお金に非常に厳格ですよね。よく作中でプロには絶対ならんと言っています。海外でしゃあなしに鑑定料を受け取る以外はお金を受け取らないことを自身の誇りとしているようにも感じ取れます。凄いストイックさですよね。
決してなにかを請求することはしません。
でも、謝礼を手渡そうとすると、「なんだこれは?」と聞いてきますが、ちゃんと受け取ってくれます。
そういうインドの伝統なのだと思います。
ただ、謝礼をあてにして鑑定をしているのではありません。
この文化は、理解されにくいかも知れません。
1996年だったか1995年のアメリカのヴェーダ占星術会議でラオ先生が「もう二度とアメリカには来ない」と宣言したとき、アメリカ人はあわてました。
「謝礼がすくなかったかな?」と反省したそうです。
「もう少し渡しておけば良かった」といまでも思っているそうです。
アメリカ人らしいはなしです。
>ラオ先生は、弟子や生徒がプロとして生計を立てていることについては、良識の範囲内であれば問題ないというスタンスなのでしょうか?
ラオ先生はあまり人のプライバシーには干渉しません。
かつてリサーチクラスには宝石商もいました。
占星術が商売に役立つという視点で占星術を学んでいました。
リサーチで扱ったケースのなかで,ウパーヤで高価な宝石を買わされたという事例があったときは、「ほら、ちゃんとはなしを聞いとけよ」とラオ先生が言っていたのを憶えています。
しかし、ラオ先生は基本的には人を変えようとはしません。
‘Don’t ask a dog not to bark”(犬に吠えるなといっても無駄)と考えるタイプのようです。
むしろそういう人から離れていくタイプです。
だから、アメリカから離れ、いまはロシアからもだいぶ心は離れてきているようですね。
わたしは、ラオ先生がわたしから離れていかなようにいつも必死に追っかけているだけです。
占星術を学ぶのにベストなのは無償で行うことです。
無償で人に奉仕する行為はスピリチュアルな実践になります。
そういう人には貪りが生じないので、平らなこころで占星術に集中することができるので、自然とディアーナに導かれると言います。
そして有料になった時点で占星術はビジネスになります。
それは、むさぼりが出るからだと思います。
かつてギーターのある箇所の解説で「女性の胸に手を当てながらも心がまったく動かない状態」がもっとも高い意識の状態だとラオ先生は言っていたことがありましたが、そういうたとえにあるように、実はお金を取るかどうかではなく、貪りが生じるかどうかが問題なのだと思います。
ラオ先生はそういうところをよく観察しています。
しかし無償で占星術のサービスを行っても、でたらめな占星術ではかえって人を恐怖させて悪業になってしまいます。
したがってなによりも大切なのは、お金を取るかどうか以前に、じっくり時間をかけて占星術をまじめに学ぶことであろうと思われます。
問題の多くは、性急に結果を出そうとする心から生じます。
それは貪りの現れです。
そういう人は、占星術を学ぼうとせず、盗もうとします。
ラオ先生はそういうところをよく観察しています。
さて、わたしに関しては、ラオ先生からなにも言われたことはありません。
ラオ先生はなかなかのリアリストです。
マハトマ・ガンディーの最初のyouth devoteeだったので、ラオ先生は完璧な非暴力不服従主義者だとわたしは思いこんでいましたが、あるとき「核武装をしないで日本はどうやって中国に対抗するんだ?」と聞かれて驚いたことがありました。
そういう人なので、インドに何度も通い、インドに長年滞在し、そして日本に戻ってからも研究・啓蒙活動を継続するは、有料で行うしかないことは、ラオ先生はじゅうぶん理解されているようです。
結論、「良識の範囲内であれば問題ない」でいいと思います。
> 清水先生も有料で鑑定・セミナーのご活動されていると思いますが、ラオ先生は料金設定にも口を出されるのでしょうか。(それくらいの値段ならKNラオ式を名乗っても問題ないみたいな、KNラオ式を名乗るための認定制度のようなものはあるのでしょうか)
鑑定料や講習会の料金のチェックはありません。
儲けすぎていなければ問題ないと理解しています。
日本においては、おそらく海外と比較しても、わたしはおそらく良心的な値段設定にしているのではないかと自分では思っておりますが、どうなんでしょうかね?
名乗るかどうかですが、ラオ先生が正式に認定したことはありません。
しかし、BVBを卒業しているかどうかというのはけっこう大きいと思います。
それは、知識とテクニックに関してラオ先生が求める最低限度の知識を有していることの証明になります。
しかしそうはいっても、卒業生のなかにも詐欺まがいのことをしている人がいるそうなので、それは必要条件であっても十分条件ではないでしょう。
あとは、ラオ先生からの協力が得られるか、ラオ先生がそういう活動を認知しているかどうかは、決定的なほど重要ではないかと思います。
アバの遠隔講義やビサリアジのセミナーでは、毎回、間接的にラオ先生から助言を得ているし、いうまでもなくラオ先生はこれらの活動について認知しています。
電子書籍の翻訳についても、ラオ先生に報告し、ロイヤリティーを支払っています。
> それとも、KNラオ式というのは技法の話であって、思想は含まないという考えなのでしょうか。
ラオ式というのは、狭義にはラオ先生が公開したテクニックなどを指しますが、しかしラオ先生がなにをどれだけ知っているかはラオ先生しか知らないので、まったく定義不可能です。
常に新しい知識やテクニックがラオ先生から出続けています。
まるでドラエモンの四次元ポケットのような存在です。
> ラオ先生は日本でのラオ式インド占星術の普及についてどう思われているのでしょうか。
とくに日本についてどうのこうのというのはありません。
> 授業料を対価とした普及活動として、ラオ先生はどう普及して来いと清水先生におっしゃっているのかがとても気になります。
ラオ先生のクラスで学んだことを中心に伝えることができればいいと考えているのだろうと思います。
実際、それしかできないし、それしかラオ先生もわたしには期待できないでしょう。
あとは、インドで学んだことを日本でどうやってローカライズ(ジャパナイズ)させていくかということはもっぱらわたしの課題だろうと考えています。
対価については、現在わたしが参加しているインターナショナル・セミナーは500ドルの講習料をとります。BVBで授業を受けるのにも授業料を支払います。
なので、常識的な範囲内の対価はどこでも常に必要でしょう。
要は、実現可能な目標が掲げられており、そして多くの人が継続可能な程度の対価に設定されていて、その目標を達成することができるか、ということだろうと思います。
占星術の学習には時間がかかります。
長時間にわたっ占星術を学び続けることができるようなシステムが整っているかどうかは重要だと思います。
高い授業料を取って基礎だけ教えて終わり、というのはよくあるパターンです。
それは、自己啓発セミナーと同じです。
ずっと先を目指していけるか、将来インド占星術家として自立していけるのか、あるいは占星術は生涯学び続けていかないといけないので、そういう環境が整えられているのか、ということが重要となってくるでしょう。
> 資本主義の中で商品として普及しろとおっしゃるのか、それとも別の切り口で普及しろとおっしゃるのか。わたしは、値段がついてる時点で資本主義という枠組みに組み込まれ、他の商品と嫌がおうにも競合すると考えますが、ラオ先生はどうお考えなのでしょうか。
商品ではありません。
ルイヴィトンの例を上で書きましたが、ルイヴィトンとは違うのは、売り物ではないところです。
たしかに、入り口は売り物のように見えます。
受講料を支払った人はひとしくセミナーに参加することができます。
そいうセミナーで購入した知識を今度は参加者が他のところで売買しています。
しかしお金がものを言うのは、そこまでです。
そこから先へ進むには、お金とは別の価値観が重要になってきます。
系統と言う言葉を上のところで使いましたが、ある程度学習が進んできて、もっと先へ進んでみたくなってくると、系統のなかに組み込まれていくようになります。
それは役割分担と言ってもいいかもしれません。
占星術は膨大かつ広範な体系なので、ひとりではとうていカバーし切れません。
参加者がいろんな役割を担うなかで互いに補完し合う関係が形成されていきます。
これは家族のような共同体的な関係で、ここから先はお金よりも信頼関係がものをいいます。お金もある程度は必要ですが、お金に対する過度な依存はむしろそういう信頼関係を破壊しかねない危険要因となっていきます。
そういうわけで
お金で売買出来るのは、店舗のファサードに面したショッピング・ウインドウに陳列された一部の商品だけです。
ところがおっちょこちょいは、占星術に関するものはすべて売買可能だと思い込み、そういう道に突き進んでいきます。
しかし、上に書いた理由から、そういう道はすぐに行きづまってしまいます。
しかしそれでも、情報弱者を対象に自己啓発セミナーを繰り返すビジネス・モデルで当分の間はしのげるかも知れません。
この部分は、一般にはまったく理解されていません。
>ラオ先生はインド占星術はKNラオ式しか全く有効じゃないから、他のインド占星術を名乗るものを完全にエリミネイトしろとおっしゃっているのか、KNラオ式をヴィトンのような1ブランドとして普及してこいと言っているのかも気になります。
常識的に考えてもそうだと思いますが、「KNラオ式しか全く有効じゃないから」とはまったく思っていませんし、「KNラオ式をヴィトンのような1ブランドとして普及してこい」というわけでもありません。そんなことはありません。
ラオ先生はそもそも他人に干渉しようとはしません。
実際には、ラオ先生の名前を名乗られたり、名前を使われるのを嫌がっています。
しかし、名乗るなといっても名乗る人が後を絶ちません。
名前を使うなと言っても、いたるところで名前が使われています。
ネットでKNラオと検索するといろんなページや動画が画面を埋め尽くし、「このだれもわたしは知らない、もうお手上げだ」と昨日ラオ先生は嘆いていました。
だから
もし名乗るのであれば、ラオ式とは反対のことをするのは止めてほしいし、名前を使うのであれば、自分を正当化したりプロモートするためにラオ先生の名前を使ってほしくない、そういう主張はできようかと思います。
でも、本音は、名乗るな、使うな、であります。
そういうものにいっさい責任は持てない、と言うことであろうかと思います。
常識的な反応だと思います。
系統(Lineage)について
すぐ上で系統とか共同体について書きました。
廃れかけていた占星術がBVBで復興されていく過程は、共同体のような信頼関係のなかで行われていくことをわたしは目撃してきました。
それは文字通り奉仕活動であり、商業活動とはほど遠いものです。
しかし現代という世界はお金がないとなにもできないので、ラオ先生たちの活動を社会のなかで広げていこうとすると、必ずお金が絡んできます。
日本においても、伝え、守り、育成していくのにはお金が必要です。
なので、経済活動に関しては、この信頼関係を損なわない範囲で収まるようにわたしはいつも配慮しているつもりです。
さらにいえば、「ラオ先生は嫌がるだろうなぁ」と思えることには、手を出さないように心がけています。
そう、わたしのとってのラオ式とは、この感覚です。
「もしかしたらこれはラオ先生がいやがるんじゃないかな」という感覚です。
こういう感覚は、この信頼関係のなかで育まれました。
それは、親に大切に育てられた子どもが、親が悲しむようなことにはけっして近寄らない、けっして手を出さないのに似ているかも知れません。
たとえそういうことに手を出しても、すぐに悔い改めて軌道を修正することができます。
日本でも伝統とか文化はコミュニティーのなかの温かい人間関係を通しての伝承されていきます。
伝統や文化の本質が本やビデオを通してだけでは学びきれないのは、そういう先生と生徒とのあいだのハイタッチな信頼関係を通して多くのものが伝承されてきたからでしょう。
この信頼関係を損なわないということが、わたしの場合のモラル(code of conducts)の基準となっています。
さて、奉仕活動によって見出された占星術の研究成果を学ぶことができる場を、BVBは様々なかたちで提供しています。
それは2年間のコースだったり、セミナーだったり、あるいは書籍だったします。
コースやセミナーに参加する人には、次の二通りがあるようです。
①占星術を「学ぼう」とする人
②占星術を「盗もう」とする人
①の「学ぼうとする人」とは、占星術をプロモートする様々な奉仕活動に従事していくなかで多くを学んでいく人たちです。かれらはけっして目立った動きはしません。占星術的に高いレベルに到達し、最も多くの利益を得る人たちは、こういう人たちの中から現れます。
②の「盗もうとする人」とは、短期決戦型、使える結果だけを持ち帰り、それをもとに商売のネタにしたり、あるいは新に商売を興そうと考えている人たちです。占星術をプロモートすることよりも、自分をプロモートすることにしか関心がありません。拙速なのが特徴で、誤った鑑定を行って人を傷つけても、誤ったテクニックを公開して占星術を毀損しても、一向に気にならない人たちです。技術的に稚拙なので、情報弱者をターゲットに自己啓発セミナーのような、高額な短期集中コースで集客するビジネス・モデルを採用することが多いようです。They will get nowhere.
①と②の区別は一見してわかりません。
①だった人が②になることもあるし、その逆もあります。
最初から①の人はむしろまれで、だんだん学んでいく中で①の人が育っていくといえるかも知れません。
したがってある意味、①に対する②の比率は歩留率と言えるかも知れません。
占星術の場合、この歩留率が高いのが特徴であり、問題でもあります。
それは規制がないからであろうと思われますが、それはまた長い話になりますから…。
さて、②の人たちは、すぐにセミナーを開催したり、教室を開いたりしますが、実際には参加者や生徒をどこに導いていっていいのかを知りません。そして信頼性を醸成するために、ラオ先生の名前を使ったり、教材や授業の中でラオ先生の名前を連呼することが多いのですが、ラオ先生が教えるとおりに実践するつもりはないようです。
ラオ先生は②の人たちにさんざん利用されてきた経緯があり、こういう人たちをたいへん警戒しています。
修正
①に対する②の比率は歩留率 → ②に対する①の比率は歩留率
歩留率が高い → 歩留率が低い
盗むという行為は、実はBVBにおいてもしばしば発生します。
BVBの卒業生が、医療占星術の書籍を書いたことがありました。
ラジャスタン出身の生徒だったそうですが、卒業してすぐにBVBで習ったことをもとにその書籍を出版したそうです。
そのなかにはBVBの教官のオリジナルな研究成果も含まれており、これをラオ先生は盗作と断言し、非難していました。
BVBの卒業生といえども、授業で学び得たことをすべて公開していいとはならないのです。
オリジナルな部分に関しては、その創案者が公表するまで、外に漏らすことは倫理上好ましくありませんし、それをラオ先生は盗作であるという強い表現で非難します。
それは、ラオ先生が盗作の最大の被害者であり続けてきたからです。
その点に関しては、わたしも注意するように心がけています。
わたしが企画するセミナーでは、内容の公開を原則禁じていますが、その主な理由はオリジナルなものが多く含まれていることによります。
最低でもそのテーマに関する著書が出そろうまで口外無用を貫くように参加者にお願いしています。
わたしは2011年と2012年に行ったセミナーは一般に公募していました。
しかし、2012年にラオ先生を招いたセミナーの直後、そのセミナーと同じ内容を自分のクラスで公表している人がいるという情報が入り、その後、セミナーは内輪だけで行うことにしました。
セミナーには、学びに来る人よりも盗みに来る人が多く来る傾向があります。
多くの場合、それは問題意識が欠如していて、無自覚なことに起因するのかも知れません。
現在、デリー進行中のインター・ナショナルセミナーはその典型かも知れません。
インター・ナショナル・セミナーが終わるたびに、ロシアでラオ先生の名前を冠した看板が屹立していきます。
日本でも似たようなことがありました。
このままではインター・ナショナル・セミナーの存亡は危ういとわたしはひそかに危惧しています。
清水先生 こんばんは
返信ありがとうございます。
非常にわかりやすくまとまっていてとても読みやすいコメントでした。
ISOPさんのコメントを読んでも感じますが、お二人とも頭いいんだろうなと思います。
なんか凄い丁寧にご対応いただけるなと不思議に思ってふと閃いたのですが、hikari=女と認識されて紳士対応をいただけてるんじゃと・・・
もし誤解されたままだとフェアじゃないので、hikari=男ですm(__)m
誤解されずにこんな丁寧にご返信いただけていたのであれば本当にありがとうございます。
清水先生のコメント全般を読んでいて、BVB系統に属していないとインド占星術を勉強・発信してはいけないのかなと途中から疑問に思っていたのですが、そういうことが言いたいわけではないという理解でよろしいでしょうか?
自分をプロモートするためにラオ先生の名前を出す人に主に敵愾心を持っていらっしゃると最終的には認識しました。
わたし自身、気軽に清水先生のセミナーを受ける程の金銭的余裕がないこと、自分のペースで勉強したいという理由で独学をしている部分もあるので、あまりBVBに所属していることをインド占星術を学ぶ前提にされると辛いなーと思っていました。
まぁ、ある一定ラインに達してからはそのような系統に属する必要性を認識するのかもしれませんが・・・
あと、清水先生のセミナーの料金設定については、個人的には常識的な範囲だと思います。そこから高いか安いかは、セミナーを受けた人しかコメントしてはいけないでしょう。
インド占星術は、①経済(鑑定、セミナー)、②学問、科学、③スピリチュアルのすべての要素を含むので、バランスを取るのは難しいのでしょうね・・・特にこれだけ資本主義が発達してしまうと①の勢力はかなり強いでしょうし。安易にKNラオ看板を掲げたくなる人もいるのかもしれません。わたしが知らないだけなのでしょうが日本にもいるのですか。
話が全然かわりますが、清水先生って英語能力が非常に高い(英検1級お持ちですよね)と思うのですが、インド占星術を学ぶ前からそのような素地があったのでしょうか?
>もし誤解されたままだとフェアじゃないので、hikari=男ですm(__)m
あらっ、誤解しておりました。
じゃあ、対応はもっと簡単かつ簡潔に…(笑
>清水先生のコメント全般を読んでいて、BVB系統に属していないとインド占星術を勉強・発信してはいけないのかなと途中から疑問に思っていたのですが、そういうことが言いたいわけではないという理解でよろしいでしょうか?
まったくそのとおりです。
発信をするときの裏書きとして「ラオ先生」を使うのは極力避けてくださいね、とお願いをしているだけでございます。
>自分をプロモートするためにラオ先生の名前を出す人に主に敵愾心を持っていらっしゃると最終的には認識しました。
敵愾心──なるほど、そうですね。
うんざりしているのは確かです。
>わたしが知らないだけなのでしょうが日本にもいるのですか。
さぁ、どうなんでしょうー。
>インド占星術を学ぶ前からそのような素地があったのでしょうか?
語学の素地は平均値以下であろうと思われます。
いまでも上手いとは思ったことはありませんし、むしろ英語のレベルは年々落ちてきています。
ただ、耳(comprehension)だけは慣れてきているようです。
清水先生
やはりそうでしたか、ハンドルネーム変えたほうがいいかもですね。
騙してたみたいになって申し訳ないです(__)
清水先生としても直接師事した師匠を陰でいいように使われるのはそりゃ嫌だろうなというのは想像できます。
謙遜されてますが翻訳書は非常に読みやすいですよ。インド占星術に導かれて自然に英語もということですね。
色々ご返信ありがとうございました。
清水先生の丁寧なコメントはわたしだけでなく、他の方にも有益ではなかろうかと思いますので、勘違いの部分はご容赦ください。笑
ありがとうございました。
>インド占星術に導かれて自然に英語もということですね。
そういえば思い出しました。
英検2級は、高校2年のときに取得しておりました。
英検1級は、大学1年のときに1次試験を通りました。
しかしいかんせん当時は外人と話したことがなかったので2次試験は落ちました。
そして大学院で英語に触れる機会が増え、再挑戦したらまぐれで合格しました。
TOEICは一回しか受けたことがないし、TOEFLは一度も受けたことがありません。
英検1級の試験も、2回受けただけです。
あまりそういうのに興味はないほうでしたね。
>わたしが知らないだけなのでしょうが日本にもいるのですか。
見分け方。
①先生に感謝しているか、あるいは②恩を仇で返しているかで、ある程度わかるんじゃないでしょうかね。
占星術をひとつひとつ納得し喜びを感じながら丁寧に学んでいる人は①のタイプでしょう。
占星術の知識を盗んでいるだけの人は②のタイプでしょう。
泥棒は、盗んだ相手に感謝なんかしません。
今回のインターナショナル・セミナーでは、かつてのセミナーの参加者が同時期にロシアで別のセミナーをぶつけてきました。
これははっきりいって明かな妨害行為で、恩を仇で返す行為とはこのことで、関係者一同開いた口がふさがらない状態にあります。
ラオ先生の名前を使いながら、ラオ先生とは真逆のことをするのも、どちらかといえば②でしょうね。すくなくとも恩を感じているとはいえませんね。
清水先生 こんばんは
返信ありがとうございます。
参考になります。
他にもお聞きしたいことは何個かありますが、長くなりますのでまた機会があればお願いします。
あと、個人的な感想ですが、清水先生のコメントを読ませていただくと、だれに対しての論調なのかが最初わかりませんでした。ISOPさんが自分ですか?と書かれていたように、BVBに属していないでインド占星術を学び・発信する人間全般を諭すような論調に感じられました。
清水先生はラオ先生にラオ式以外のインド占星術を排除して来いというミッションでも与えられているのかと思っての昨日の質問でもありました。
今回のコメントでようやく納得できた部分もありましたので、しばらく引っ込んでます。
ありがとうございましたm(__)m
>大学でのご専門
え~と、たしか理工系でしたね。
今日のクラスは、おそらくラオ先生の次に優秀と言ってもいい先生が担当したのですが、有名人鑑定について先生の意見を聞いてみました。
“If you want to properly learn astrology, use the horoscope of some one you know very much. You can know his psychology also.”
「もし占星術をきちんと学びたければ、よく知っている人のホロスコープを研究しなさい。その人の内面も知っているからです。」
参考になれば幸いです。
AstroDiaryへのリンクです。
ラオ先生の助言に忠実にしたがってきた成果が、昨日確認できたことに関して記事を書きました。
http://astrodiary.blog114.fc2.com/blog-entry-795.html#more
みなさんのご参考になればと思います。
清水先生
リンクの方、ありがとうございましたm(__)m
レクティファイの技法の方も、機会があれば、ブログでご紹介くださいm(__)m
清水先生
> え~と、たしか理工系でしたね。
回答、ありがとうございましたm(__)m
ブログでは、歴史や時事問題、社会問題を扱った記事が多かったので、もしかしたら文系かなぁと思ってたのですが・・・^^;
>「もし占星術をきちんと学びたければ、よく知っている人のホロスコープを研究しなさい。その人の内面も知っているからです。」
前にも議論の題材に上がりましたが、それだと数人に限定されてしまいますね・・・^^;
友人や親戚が多くて、しかも、誕生時間を教えてくれるような人が大勢いるような人ならいいのですが・・・・(私はゼロかも)
無料鑑定掲示板でも、依頼者の内面まで良く知るのは不可能ですね。
研究対象を見つけるのも、なかなか難しいですね。^^;
>研究対象を見つけるのも、なかなか難しいですね。^^;
メール鑑定はやめて相対の鑑定やスカイプによる鑑定だけにしたらどうでしょうか?
わたしの場合、メール鑑定は苦手だしできないと思っているので、最初から受け付けていませんが…。
そのかわり、鑑定には相対でも2時間以上かけることが多いです。
相対の場合、スカイプ鑑定よりも情報量が多いので、その分鑑定が成功する率がたかまります。
鑑定はつまるところ相談者との共同作業ですから。
“If you want to properly learn astrology, use the horoscope of some one you know very well. (Because) you can know his psychology also.”
と語られた先生は、
“You need to honestly face the horoscope”
と何度も繰り返していました。
虚心坦懐に、心を無にしてホロスコープと向き合え、ということだとわたしは理解しました。
~であってほしいとか、~に違いないとか、~のはずであるという憶測や予断は、その対極にある姿勢だとわたしは思います。
だから、当て物の鑑定(有名人のラグナ探し)にはいまのところ手を出さないようにしています。
もちろん、もっと実力がついてきたら、ラオ先生のように必要に応じてそういうこともやるかもしれませんが…。
清水先生
>メール鑑定はやめて相対の鑑定やスカイプによる鑑定だけにしたらどうでしょうか?
以前はメールで有料鑑定をしていましたが、約1年前にやめてしまって、今はしていません。
有料鑑定を行っていた期間も2、3ヶ月間だけです。(無職で困窮していた時にやっていました)
やっていくうちに、有料鑑定にはいろいろ問題があることが分かりました。
①手間の多さ
清水先生が苦手とおっしゃるように、メール鑑定はかなり大変ですね。
何回かやり取りしていると、1人に数十時間かかります。
他のインド占星術師の方も、たいてい、メール鑑定はやめちゃいますね。
大森さんも最初、無料のメール鑑定やっていたみたいですが、途中でやめたと思います。
あべさんも、有料鑑定をやめました。
最近は、無料メール鑑定をナーラーヤナさんがやっていたのですが、やめちゃいましたね。
やはり、メール鑑定は誰にとっても大変なようです。(^^;
②お金を取ることの違和感
有料鑑定は、自分の中での気持ちの整理がつかない部分があります。
私は、「占い師は聖なる職業だから、お金を取るな」とは言いません。
占い師が、お金を取ることは全く否定しませんし、正当なことであると思います。
占い師だって、霞を食べて生きていけるわけではないのですから。
ただ、自分程度の腕で、お金を取っていいのかという疑問があります。
外した場合や依頼者が満足いかない場合にもお金を取るのかという問題もあります。(※だから、有料鑑定は依頼者の任意の金額でやっていました。また支払いもボランティア団体など多数から選べました。)
また、見方によっては、ichiさん等が頑張ってくれている無料鑑定で客を呼んで、自分の有料に利用しているとも見えなくもありません。
また、他の人が無料で行っているのに、自分だけが取ることに後ろめたい気持ちもあります。
だから、自分にお金の余裕がある間は・・・
または、自分の鑑定の腕が上がり、自分が納得するまでは・・・
それまでは、お金を取らないでやって行きたいなと思います。
まぁ、どうしてもって方は有料でも見ますが・・・(^^;
③プレッシャーによる鑑定精度の低下
これはメール鑑定に限ったことではないですが、やはりお金を取るとなると、責任と言うか、外すのが怖くなりますね。
そういう雑念は、鑑定の精度を低下させるような気がします。
まだやったことないですが、たぶん、スカイプや対面鑑定はさらに緊張します・・・特に女性の場合は!(^^;
というわけで、私は掲示板での無料鑑定の方が性に合っているようです。
ちなみに、無料鑑定掲示板では、まだ発言回数はトップです。
http://indian-vedic-astrology.com/bbs-consultation/c-board.cgi?cmd=rnf&id=
最近はメルマガ等で忙しくて投稿が減っているので、ichiさんに抜かれるのは、時間の問題ですが・・・^^;
hikariさんも、最近猛烈に伸びてきています。(きっと良い占星術師になれます)
清水先生も、お暇なときは、お忍びでどうぞ・・・^^
続きますm(__)m
続きですm(__)m
>“You need to honestly face the horoscope”
>と何度も繰り返していました。
>虚心坦懐に、心を無にしてホロスコープと向き合え、ということだとわたしは理解しました。
この一ヶ月、一連の議論でもっとも得られた収穫は、清水先生の真摯な姿勢に、私も多少なりとも感化されたことですね。
清水先生のインド占星術への思い入れや取り組む姿勢は、大変厳しさ・誠実さがあります・・・
データの取り扱い、正確性・信頼性の確保、疑わしい技法への態度、金銭・マーケット・詐欺の問題、簡略化・低俗化への懸念・・・
清水先生の主張は、一貫してどれも慎重でいい加減さを排除し、また倫理的・誠実な態度であると思います。
清水先生ほど厳格にできるかどうか分かりませんが、私も少しは見習いたいと思いますm(__)m
また、清水先生のラオ先生への尊敬と信愛が非常に大きいということも知らされました。
それほどの師に会えるというのは、羨ましくもあります。^^
>~であってほしいとか、~に違いないとか、~のはずであるという憶測や予断は、その対極にある姿勢だとわたしは思います。
これは、陥りやすいですね。
研究の場でも、指摘されてようやく、自分の思い込みにすぎないと気づいたりすることが多いです。
人は、物事を見たいように見ますからね。
データを曲解したり、自分の都合のいいように解釈したりします。
これは気をつけなければいけないことですね。
ただ、占いという分野だと、一般の科学と違い、どこまでを憶測・推測とし、どこまでを知見・証明とするのかは、人により様々な気がします。
例えば・・・
同じ象意が何度も繰り返し出てくる・・・
分割図でもその意味をサポートしている・・・
ダシャーアシュタカヴァルガでも、それを示唆している・・・
でも、100%にはなりません。
どれだけ根拠があっても、絶対ということはありません。
(※科学なら、A・B・Cの条件を満たせば、~と証明されるとなりえますが、占いだとそうはいきません)
占いというのは、どこかで、最終的には、「~に違いない」「~のはずである」という言葉を使わざるを得ないのかもしれません。
(※例えば、「これだけ、繰り返し同じ象意が出るのだから、~に違いないでしょう」とか・・・)
>~であってほしいとか、~に違いないとか、~のはずであるという憶測や予断は、その対極にある姿勢だとわたしは思います。
あと、論理と直感をどのように分けるか・使っていくのかという問題もあります。
インド占星術は論理的な占星術と言われます。
でも、完全ではないです。
もし完全に論理的なら、出てくる答えは誰がやっても一つなはずです・・・数学や物理のように。
でも実際はそうはならず、人により解釈の違いが生まれます。(※単に腕がないというのもありますが^^;)
そもそも、完全に論理的なら、コンピューターで計算可能なはずです。
でも、おそらく、そうはならないでしょう(※ある程度のところまではいくかもしれませんが)
例えば、ハウスや惑星一つとっても、象意は非常に多くあります。
依頼人のそのハウスや惑星が何を示しているかについて、星まわりや分割図、さらには親族のチャートや聞き取りから推測しようとしますが、必ずしもはっきりするわけではありません。むしろ、明確には分からない場合の方が多いと思います。
そういう意味では、論理ではいつか壁に当たります。
どうしても、最後は直感や六感に頼る時が来るのではないかと思います。
そして、それは思い込みとか、憶測、予断というものと、明確に区別できるわけではありません。
言い換えるなら、そうした判断が、直感・インスピレーションで得られたものか・・・自分の勝手な推測か、単純には分からないわけであります。
私には、そのあたりをどう取り扱っていいか、よく分かりません。(^^;
>だれに対しての論調なのかが最初わかりませんでした。~ BVBに属していないでインド占星術を学び・発信する人間全般を諭すような論調に感じられました。
たいへん失礼しました。
今後気をつけます。
清水先生
ちょっと横入り、失礼ですm(__)m
>英検1級は、大学1年のときに1次試験を通りました。
>そして大学院で英語に触れる機会が増え、再挑戦したらまぐれで合格しました。
ちょっと気になったのですが、大学でのご専門は何だったのですか?
(たぶんみんなも興味があると思います)
個人情報になるんで、この質問はスルーしていただいても全然結構ですm(__)m
hikari様へ
失礼します。
ハンドルネームは変えなくても良いのではないかと思います。
理由は、
Hikari様の指摘は的確なこともあり、今回の議論にはなくてはないらないコメントをしておりますので、途中で名前を変えられるのは、議論に参加せずに読んでいる方々を混乱させてしまうからです。
(私も混乱しそうですし、できれば、変えずにお願いしたいです)
蛇足ですが、
失礼を承知で申し上げれば、女性と勘違いされたのは、名前のせいではなく、文章が女性的な柔らかさを持っているからだと思います。
言葉の選び方とか、配慮とかも。
名前を見ずに文章だけ読んでいても、女性だと思っていました。
勝手な勘違い、申し訳ございません。
ここでの議論、とても勉強になります。
これからも、コメント楽しみにしております。
ちゃびびさん
なるほど。顔の見えないコミュニケーションなので、できるだけ丁寧にということを心がけているだけですが、興味深いご意見ありがとうございます。
普段は、オレ、僕、わたしをTPOによって使い分けています。ネット、取引先はわたしですね。
もちろん、このコメント欄には混乱が生じないように統一してhikariで書き込みますのでご安心下さい:-)
ISOPさん
階層がいっぱいになったのでここに書きます。
>ただ、自分程度の腕で、お金を取っていいのかという疑問があります。
>外した場合や依頼者が満足いかない場合にもお金を取るのかという問題もあります。(※だから、有料鑑定は依頼者の任意の金額でやっていました。また支払いもボランティア団体など多数から選べました。)
その感覚、たいへんよくわかります。
わたしはインドでBVBに通っていたときは、修行中の身だと言うことで日本人相手のスカイプ鑑定を最初は5000円でやっておりました。インド現地で鑑定するときは500ルピー(1000円未満)だけ頂いてやっていました。
いまは諸般の事情から値上げしましたが、それでも支払い拒否を受け入れることを前提でやっています。
年に1~2回、支払いを拒否されることがあります。
理由は様々ですが、誕生時間が違うのではないか?というのがほとんどだと自分では理解しています。
講座でも、自分だけで行うことはずっと避けてきました。
最初はヴォーン・ポール・マンリーを毎年招聘してセミナーを開催しましたが、いまはビサリアジを招聘してセミナーを開催しています。
それは、わたしにもISOPさんと同様の感覚があって、「間違っているんじゃないか?」という不安とプレッシャーが常にどこかにあるからです。
考えてみると、占星術というのはかなりやばいサブジェクトだと思います。
占星術に携わりながら正気を保つというのは、実は針の穴にラクダを通すくらい難しいことなのではないかと思います。
ラオ先生は、最初はまともに見えてもだんだんおかしくなって最後には破滅していく占星術家を何百人も見てきたといいます。
ラオ先生の助言は、そういう経験を踏まえた上でのものだと理解しています。
おかしくなっていく理由はいろいろあるでしょうが、共通しているのは性急さにあるように思います。
性急さは、つまるところ貪りの表れで、その背景には、無知と怠惰さがあります。
努力せずに成果を得ようとする怠惰さと、それでも上手くいくだろうと思う無知が、貪りを増大させ、そして性急さに拍車をかけます。
貪りはだれの心の中にあるもので、それをなくせといっても無理な話です。
わたしたちは貪りゆえに生まれてきたといってもいいくらいです。
“Don’t ask a dog not to bark.”
対策は
①正しい方向に向かっているかどうかの確認を怠らないこと。
それにより無知を減らすことができます。
そして、②勤勉に努力し続けること。
それで怠惰さを克服していくことができます。
そうやって、せめて貪りが燎原の炎のように心を焼き尽くしてしまわないようにコントロールするしかないでしょう。
①の正しい方向性については、
1)第三者の、比較的高い見地からの意見に耳を傾けるようにする
・わたしの場合、ラオ先生を始めとするBVBの諸先生方です。
2)検証を常に心がけ、客観性を担保する
・リサーチの必要性はここにもあります。
3)逆に言えば、検証出来ないものには手を出さない。
・精神性もインド占星術の得意な分野ではありますが、それは内的な体験です。
客観化して検証するのは難しい分野です。
・たとえば、どこから生まれてどこに生まれかわるのか?
・宇宙意識、カルマ、アーカーシュレコード?
・有名人などのホロスコープも,多くの場合このカテゴリーに入ると思われます。
そいうのは、しっかりと土台ができるまでは手を出さず、後の楽しみとして取っておくといいでしょう。
方向性が正しければ、あとは努力を重ねていくと結果が出ます。
結果が出ると確信が生まれ、さらに努力しやすくなります。
こうやって良循環に入っていくことが大切です。
そして気がついたら、鑑定が当たるようになる。
そいうたしかな道をKNラオが提示し、これまでに多くの人たちが実践し結果を出しています。
しかしそれ以上の多くの人たちは、なかなかそれに気づかない。
そのようにわたしは感じています。
清水先生
>わたしはインドでBVBに通っていたときは、修行中の身だと言うことで日本人相手のスカイプ鑑定を最初は5000円でやっておりました。インド現地で鑑定するときは500ルピー(1000円未満)だけ頂いてやっていました。
>いまは諸般の事情から値上げしましたが、それでも支払い拒否を受け入れることを前提でやっています。
>年に1~2回、支払いを拒否されることがあります。
>理由は様々ですが、誕生時間が違うのではないか?というのがほとんどだと自分では理解しています。
なるほど・・・支払い拒否ですか。
そういう制度はあった方がいいですね。
依頼者が求めるのは、正確な鑑定であり、私たちの努力ではありません。
私たちが努力しても、ちっとも当たってなければ、依頼者様には何の得もありません。
私も、清水先生と同じく、鑑定が当たってなくてがっかりさせてしまった依頼者様からお金を取ることには、どうしても抵抗がありましたので、任意の金額にしました。(私たちはタダ働きになってしまいますが・・・^^;)
ある占いビジネスの本には「当たってなくても、絶対にお金を取ること!」と書かれてましたが、これは私は賛成できませんね。
ただ、占い師というのは、良心的な占い師ほど、収入が少なくなるという因果な商売ですな。^^
また、鑑定の値段については、私自身は、多くのお金を取ることはしてませんし、今後するつもりもないですが、
逆に、多くの鑑定料を取っている人を非難するつもりもありません。
こんな考え方があります(↓)
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20160831/Heaaart_186885.html
http://cadot.jp/topics/30155.html/2
積み上げてきた努力・経験の価値・・・
ほとんど無償、またはお金を払ってまでひたすら勉強し、ずっと腕を鍛えてきた努力について、その時間や労力は考慮はされないのは、ちょっとおかしいのかもしれません。
私個人は法外なお金を取ることにもちろん反対ですし、これからも取るつもりはありませんが、こういう考え方もあるのかと少し考えさせられました。
まぁ、腕もないのに、詐欺的に大金を取るのは、また別の話ですが・・・^^;
もしかしたら・・・
その人が若いころから血の滲む努力をし、そして現在、実際に腕がよくて当たるのなら、多少、金額は高くなっても、それはそれで正当なことなのかもしれません。
そのあたりのことは、自分の中でも、まだ明確な基準ができていません。
ISOPさん
このシリーズはとてつもなく長くなってしまいました。
そろそろ終わらせた方がいいですね。
最後に、結論めいたものを書いておきます。
長文になります。
回答無用です。
~~~~
KNラオを中心とするバールティーヤ・ヴィディヤー・バヴァン(BVB)の関係者は、失いかけた占星術のテクニックを現代によみがえらせ、公開してきました。それは1987年以降、29年間にわたって継続的に行われてきた奉仕活動です。
その意図を踏まえた上で、これまでの議論をまとめ、補足し、さらに気づいた点を2~3記して締めくくろうと思います。
①BVBが発信する知識は無償の奉仕活動を通して生産されている。
②それらは、占星術コース、インターナショナルコース、出版を通して開示・伝播されてきた。
③その目的は、占星術の啓蒙と発展に資することにある。
④それは、いずれ近い将来、占星術が科学の一分野として認知され人類の幸福・平和・進化などに貢献するはずであろうというKNラオの信念に基づいている。
それらの知識(知見とノウハウ)は伝えられ、理解され、使われ、様々な人々の好奇心を刺激し、大きな流れを形成するにいたりました。
30名足らずで始まったBVBは現在1200人を超える規模にまで発展しました。
しかしその一方で、それらの知識が本来の目的とは正反対の方向に用いられる傾向も強まっています。その傾向はネット人口の拡大にともない、年々加速されています。
問題点を要約すると次のようになるのではないかと思います。
①商品化
②簡略化
③低俗化
しかしそれぞれについて説明をするまえに、BVBのこれまでの経緯について書いておきましょう。
占星術の知識は、本来、寺子屋のような濃密な師弟関係のなかで、
1)長い年数をかけ、
2)師弟の信頼関係が醸成されていくなかで、
学ばれてきました。
その関係において金銭の授受があったかどうかは別として、すくなくとも、どの弟子になにをどこまで教えるかは、先生が采配し、コントロールしてきました。
それにより知識は、1)ふさわしい弟子に、2)正しく伝承され、その一方で、3)その悪用・乱用は極力回避さられてきました。
しかし、時代が変わり、伝統的な教育システムがイギリス式の英語による教育システムに取って代わられ、占星術を含むサンスクリット文化の伝承が廃れ、そしてインド古来の伝統文化自体が退廃していきました。(それはイギリス政府の意図でもあったのですが、戦後日本におけるアメリカ式教育システムの導入の経緯にも似ていて興味深いものがあります)
そいう時代背景の中でKNラオが図らずも登場し、荒廃しかけていた占星術に息を吹き込み、請われてその復興の任を担うことになりました。
KNラオは、自身がいなくなっても継続できるようなシステムの構築を目指しました。
それは伝統的な寺子屋形式の一対一による教育ではなく、系統(lineage)の創造であり、具体的には複数の教官による集団指導体制でした。
占星術の祖ともいえる聖仙パーラーシャラは、占星術は万人が学ぶに値する知識であると書いています。
サンスクリットを解さないインド人でも、そして外国人でも、インド占星術が学べるようになったのは、多くのサンスクリット文献を英訳したBVラーマンのお陰でした。
そしてインド占星術の諸法則を検証し、現代の文脈に置き換えて使えるように(モダナイズ)したのはKNラオです。
実は女性が占星術を学ぶことができるようになったのも、KNラオの貢献です。
BVBで占星術コースを開設するとき、男女に分け隔てなく教えることについて伝統的な占星術家たちから猛烈な反対がありました。
しかしそれを押し切ったのはKNラオでした。
女性でも、そしてわたしたち外国人でも、占星術の蒸留された最も精妙な部分を学ぶことができるようになったのはKNラオのお陰です。
そして1987年、BVBに占星術コースが開設されました。
10年遅れてリサーチ・コースが併設され、後にリサーチの成果が雑誌や書籍となって出版されました。
そして2010年からはインターナショナル・セミナーも開催されるようになりました。
意欲さえあれば世界のどこに住んでいても、とりあえずKNラオが公開する実用的な占星術のテクニックを学ぶことができる環境が整えられました。
しかしインド占星術がこのように広く普及する環境が整えられる過程で、弊害も生じてきました。
なにごとにも正の側面があれば負の側面もあります。
なにを行うにしても弊害はどうしても避けられません。
しかし問題の所在について指摘し、認識を共有化しておくことは、被害を最小化させる上で有効であろうと思われます。
とりあえず以下の問題について書いておきましょう。
①商品化(パクリ)
②簡略化
③低俗化
①商品化(パクリ):
無償の奉仕によって生産された占星術の知見やノウハウは、クラスやセミナー、書籍を介して伝播される過程で一時的に商品化されます。
ほんらいは購入者がその知見やノウハウを学び、実践し、そして成長していくための便宜上の商品化だったはずですが、なかにはその知見やノウハウを転売目的で購入する者が出てきます。
買ったものを売ってなにが悪い、というのがマーケットの論理なのでしょうが、これは知的所有権の侵害行為にあたる可能性があります。
たとえば、コースやセミナー、書籍を通して学んだ占星術の知見やノウハウを、個人の目的で使用するのではなく、自分で企画・運営するコースやセミナーで教えたり(許可なく販売)、コースやセミナーの信頼性を醸成するために(ビジネスの裏書きとして)使用する行為が後を絶ちません。
それはパクリと言われても仕方がないオフェンシブな行為です。
たとえバールティーヤ・ヴィデャー・バヴァンの卒業生であっても、学校で習得した知識を許可なく書籍に著したり、許可なくコースで開示するのは、同様の理由から問題視されてもしかたがありません。
そういう意図を持って入学してくる生徒が毎年一定数いるとわたしは聞いています。
KNラオは、それを警戒しています。
今回のインターナショナル・コースのなかでもそういう事例を聞きました。
・ラジャスタン出身のBVB卒業生は、某教官のオリジナルな研究成果を医療占星術に関する自著のなかで無断で掲載していました。
・チャンディガールのBVB卒業生は7冊もの占星術に関する書籍を著しましたが、それらはBVBの研究成果のオンパレードでした。
自分の書籍を出さないかという助言をわたしは頂くことがありますが、書籍を著すことについては上記の理由から慎重に考えています。
それは、さんざんお世話になっきたBVBの諸先生方の恩に仇で報いることになるやも知れないからです。
②簡略化:
インド占星術の体系は膨大で深遠です。
もしあなたが占星術を正しくかつ深く学ぶことができるなら、人生に関する様々な疑問に対する答えを得ることができるだけでなく、転生やカルマの意味についても深く考え理解する機会に恵まれるでしょうし、その結果、やがて深い瞑想状態(ディアーナ)へと導かれていくだろうと言われています。
しかし占星術の習得には、最低でも七回生まれ変わる必要があるとされています。
もしあなたがまじめに占星術に取り組むなら、次の生ではもっと占星術を学びやすい環境のもとに生まれるでしょう。
しかしもしあなたが占星術で人をだましたり、傷つけたら、次の生では占星術でだまされ、傷つけられ、そして占星術から遠ざかることになるでしょう。
そのように教えられます。
占星術に本当に惹かれるような人は、過去生のカルマが共鳴してスイッチが入るのか、こういうはなしをすなおに受け入れ、身を引き締め、そしてあせらず、しかしたゆまず占星術に誠実に取り組んでいこうとします。
わたしたちのグループには、10年以上かけて一緒に占星術を学んでいる人が3名、5年以上になる人たちが20名以上います。
そしてそのなかには、占星術をあくまでも趣味として実践し、鑑定をしてもいっさい金銭を受け取らないと決めている志の高い人たちも若干数います。
かれらには、おそらく占星術に関して優れたカルマが過去生から積み残されてきているのでしょう。
ところがその一方で、すぐに目先の利益に結びつけたいと思っている拙速な人たちがいます。
かれらは短期間のコースやセミナーに出席し、すぐに占星術の看板を掲げ、コースを開設します。
そうやってプレディックションのできない即製インド占星術家が大量生産されていきます。
(あっ、これはインドや欧米でのはなしです。日本はどうなんでしょうねぇ~??)
このような速成コースやセミナーでは、どういうわけだか西洋占星術のテクニックが積極的に教えられています。
インド占星術のテクニックは一般に難解で複雑なために、習得には時間がかかります。速成コースやセミナーでは扱いきれません。それに、そもそも講師はそういうテクニックを知りません(日本の場合、日本語に翻訳されている書籍はまだ限られています)。その一方で世間一般に広く流布されているようないわゆるモダン西洋占星術のテクニックは多くの点で簡単です。そういったノウハウは、書店やAmazonに大量にあふれています。
しかしかまいません。
ターゲットはインド占星術のことをよく知らない一般人、いわゆる情報弱者です。
かれらがそのことに気づく頃までには時間を要します。
それまでにコースを終えるような設計(ビジネス・モデル)になっています。
そうやって、もっぱらビジネス上の都合や利便性が優先され、インド占星術の簡略化が進んできました。
インド占星術のための「インド占星術の簡略化」は、ある意味で進化とか改良と言えるのかも知れません。しかし、現在起きている「インド占星術の簡略化」は、コーチの都合、ビジネスの都合がもっぱら優先されて起きている現象ではないかと思われます。
この流れはなかなか止まりません。
※インターナショナル・コースの参加者の一定数は、このタイプに属します。コースに1~2回参加して箔を付け、KNラオの看板を掲げ、コースやセミナーを開催する。しかしかれらはインド占星術をまともに知らないので、かれらの知っている「占星術」を「ドクター・ラーオ(K.N.RAO)のインド占星術」と語って教えています。ロシアではすでにKNラオの看板が20も掲げられているそうです。
以上は、スードー(擬似)インド占星術において起きている簡略化の流れですが、いわゆるオーソドックスなインド占星術においても、簡略化の勢いが一部で強まっているようです。
たとえばナクシャトラ・リーディングやブリグ・プリンシプルと呼ばれるものです。
これらは、最近、Saptarishi Astrologyという占星術マガジンを発行しているスニール・ジョンがしきりにYouTubeや遠隔講座、書籍の出版を通してプロモートしているジャンルです。
ナクシャトラ・リーディングは日本でもすでにはやっています。
これらのテクニックの特徴は、ずばり簡略化です。
ラオ先生が言うプッシュ・ボタン式リーディング、あるいはスナップ・ショット・リーディングです。
これらのテクニックは使えないものも少なくないのですが、使えるものもあります。
しかし、なぜそうなるのかというロジックが不明です。
したがってこれらのテクニックにハマると、オーソドックスなリーディングができなくなるリスクがあります。だから、手を出さない方がいいとラオ先生は警告しています。
使用するとしても、その前にパーラーシャラやジェイミニによるオーソドックスでクラシカルな分析をしっかり行い、その上で仕上げの段階で使うべきだとしています。
しかし簡単に結果を出すことができるので、学びはじめて間もない人や学習に行き詰まっている人たちが喜んで受け入れる傾向があります。
そして、そういう人たちへの福音であるかのように宣伝されています。
こういうテクニックをスニール・ジョンが熱心にプロモートしている理由は、かれが占星術をきちんと学んだことがないからではないかとわたしは考えています。
もちろん新規の市場開拓という収益上の魅力もあるのでしょう。
ある程度高いレベルに到達した人はこの種のテクニックのリスクを熟知しています。
オーソドックスなテクニックを差し置いてこの種のテクニックの有効性を強調することはおそらくありません。
したがって、わたしの結論は、Saptarishi Astrologyのような情報ポータルサイトを運営するときは立場をわきまえ、専門家の意見にもっと耳を傾けるべきではないだろうかと考えます。
そうでないと、影響力が大きい分多くの人を誤った方向に導きかねないし、最近の傾向について言うなら、実際にそうなっているように思います。
同様の問題は、以下のサイトについても言えます。
https://www.youtube.com/channel/UCAhSM44HoLZQrjGFttqvI5A
しかし、この傾向は今後益々強まっていくでしょう。
③低俗化:
これについて最初はいろいろ書こうと思っていましたが、みなさんのご想像にまかせることにしました。
パクリと簡略化により本来の能力(プレディクティブ・パワー)を削がれた占星術に残された道は、おそらくこれしかありません。
~~~~~
以上、議論してきましたように、みなさんがおそらく理想として思い描いているインド占星術と現実に流布されているインド占星術とのあいだには、大きなギャップ(隔たり)が存在します。
そのギャップ(隔たり)の原因になっているとわたしが考えるいくつかの点について、上記のように整理・指摘させて頂きました。
このような問題は決してなくなることはないし、むしろこれから益々大きくなっていくでしょう。
したがって今後の問題は、むしろもっぱら利用する側にあります。
とりあえず問題の所在を認識・理解することからはじめるしかないのでしょう。
しかしその一方で、インド占星術について詳しく知っているわけではないし、調べるつもりもないし、しかしなんだかおもしろそうだ、ちょっとだけ興味がある、という人たちがインド占星術ファンの大半を占めているのも事実です。
そういう方々の需要に応えていく必要性をわたしはとくに感じていませんが、その需要をあえて喚起して満たしていこうとする動きは今後益々大きくなっていくでしょう。
したがってインド占星術は
①シリアス系
②エンタメ系
にどうしても二極化していくことになるのでしょう。
以上、みなさんがインド占星術を学んでいく上で参考になれば幸いです。
最後に、ここ数日のラオ先生の講義から引用しておきます。
“On Tuesday you saw the presentation of Anju. Today you will have two more students of my senior most researh class. In Bhartya Vidya Bhavan we have five research classes. I take the junior most and senior most.I invite the senior most students to come and present their research before you. Anju presented the one the day before yesterday. Today these two will present. Some of the senior most research class. When they tested the research, they say the reseaches are coming out well. I decided to present it in the international class because they are tested research, remember. No one else in the world, will anyone be presenting tested research? YouTube and Facebook are ruining astrology. And most of the people taking so-called workshop all over the India, Delhi, Bombay and everywhere, they are untried astrologists and unsuccessful astrologists. But they are making it business to earn money.Give them horoscope and ask them to give five predictions,they can not do. I know all of them. But here what is presented is what you have already tested in all research class. We have that advantage at Bhartya Vidya Bhavan. (K.N.Rao on 23rd September 2016)”
“You must understand astrology is the most difficult subject in the world.By attending seminar here and there you learn nothing. Here only I give you some hints. And you go back and work hard on these points.I tell you I learned Indian history, British history, ancient history all that; literature of so many countries,Hindi, English; and in 1948 I studied Russian also,…all that; International law, political science, sociology. But no subject is more difficult than astrology. After fifty years you understand 20% of astrology.” (K.N.Rao on 27th September 2016)
“In astrology if you do not produce statistical research, that is invaluable. I show this principle applying 1st horoscope, 2nd horoscope, 3rd horoscope, 4th horoscope, 5th horoscope then only that research is done well. Not giving any instance or one instance and producing YouTube, that is nonsense. People learn something from YouTube come to me, I say “Go away. Don’t come here.” Or they attend some useless workshop and they give some formula, I say “Go away. Don’t come here.” Only statistical research being produced in the world is being produced at Bhartya Vidya Bhavan.” (K.N.Rao on 27th September 2016)
”Everyone is interested in making money only including so-called astrology workshops. They give you some formula. But astrology is an art of synthesis. …. As I said you do classical astrology otherwise you can ruin astrology by taking formula this and that. These days YouTube and Facebook, and small little workshops are ruing astrology. They’re only giving formula and go and learn it and your astrology is destroyed. You have to do classical astrology. …… Don’t follow Nakshatra principles and Nadi principles. Do classical astrology.”(K.N.Rao on 27th September 2016)